第65話 殺人②
警察は電話を切った
(;´・ω・` )「え?…………え?」
ジェフが人殺しを…………そんなはずはない
消極的で、滅多に怒らない………あのジェフが?
人殺し?
(;`・ω・´) .。oO(そんなことありえないだろ!!!)
あんなにも内気な人間が凶器を振り回して
人を殺すなんて狂気じみたことを………
ありえない!!ありえない!ありえない!
(;´・ω・` ) .。oO
そうだよ…………ありえないよ…………
どうなってるんだ…………どうしたら……………………そうだ!」
(;`・ω・´)「シェリだ!シェリに連絡を!!」
プルルルル……プルルルル
(;´・ω・` )「でない…………どうしよう…………」
(;´・ω・` )「そうだ!弁護士の先生ならなにか知っているかも」
ボクは弁護士に電話した
「ライオネルか?ちょうどよかった!」
「さっきからあなたに連絡を取ろうとしていたんだ」
「今朝からいろんな人が電話をしてきている」
(;´・ω・` )「いろんな人って?」
「メディアの人間たちだ、マスコミだ」
(;´・ω・` )「マスコミが?いったいどうして?」
「連中はジェフリーについてなにもかもを知ろうとしている」
(;´・ω・` )「ジェフのことを…………」
(;´・ω・` )「いったい何が起こったんだ、誰もちゃんと説明してくれない………」
「警察から私のところに電話があった」
「ジェフは殺人未遂で逮捕されたんだ」
(;´・ω・` ) .。oO(未遂………)
ボクはこの言葉にちょっとほっとした
殺人未遂なら、ことの重大性は殺人よりもはるかに低い
(;`・ω・´) .。oO(そうだ!警察官は言い間違えたんだ、誤解だったんだ)
「殺人事件だ、ジェフは人を殺したんだ」
(;´・ω・` )「えっ…………」
ボクの淡い期待はへし折られた
誤解なんかじゃなかった
弁護士のボイルが言い間違えただけだった…………
「彼のアパートから人体の一部が見つかった」
「…………違った人たちのな」
(;´・ω・` )「え?違った人たち?」
「被害者は複数人いるものと思われる」
「どれくらいの人数になるのかは分からない…」
「だが少なくとも3人以上だ」
「彼のアパートで被害者の身分証も見つかった………」
「被害者は全員若い男のようだ」
(;´・ω・` )「は?」
(;´・ω・` )「そんなバカな!ジェフがそんなことするはずない!」
(;´・ω・` )「そうだ!ジェフの保護観察官と話したことは?」
「あるよ」
(;´・ω・` )「観察官はジェフがこんなことをする可能性を口にしたことは?」
「とんでもない、そんなことは聞いてはいない」
(;´・ω・` )「そうでしょ!だったら!」
「分かった、それじゃ、あと1時間くれ」
「警察からもっと情報を聞き出してみる」
それから2時間
弁護士のボイルから数回電話があった
しかしジェフがどんな状態におかれているかの追加情報はなかった
すると、シェリから電話がかかってきた
「レオ、どうしたの?なにかあったの?」
(;´・ω・` )「ああシェリ……大変なんだ………ジェフが…………」
「ジェフが?もしかしてまた性的ないたずらを?」
(;´・ω・` )「いや、違うんだ…………ジェフがジェフが…………」
「落ち着いて…………なにがあったの?」
(;´・ω・` )「警察がジェフを殺人容疑で取り調べしている」
「え!?自殺?ジェフが自殺しようとしたの!?」
(;´・ω・` )「いや、違うんだ」
ボクは今度はゆっくりと答えた
(;´・ω・` )「殺人なんだ」
「……………………え?」
(;´・ω・` )「ジェフが人を殺したと」
(;´・ω・` )「それも一人だけじゃないんだ」
(;´・ω・` )「…………少なくとも三人は殺したらしい」
「そんな…………人を…………三人…………」
この時、シェリは出張していてすぐには帰ってはこれなかった
「わかった……いや、わかってはいないんだけど………なに言ってるのかしら…」
「ひとまず急いで帰るようにするわ…………うん…………」
「と、とりあえず戻るは…………それから、お母さまの所にいきましょう」
(;´・ω・` )「うん…………」
シェリとの会話も終わり
ボクは1人になった
三人…………三件の殺人…………すくなくとも
そんなことを聞かされたら、父親はいったいどうすればいい?
怒る気にはならなかった
悲しみに打ちひしがれることもなかった
奇妙な沈黙状態に入った
感情が麻痺している
なんとも説明しようのない空虚な状態
ただ圧倒され
頭の中に渦巻くいろいろな思いをどうしたらいいか分からない
そんな状態のボクが…………出した答えは
(;´・ω・` ) .。oO(…………仕事にいこう)
こんな時に仕事に向かおうだなんて変なのかもしれない
ボクは動揺していた
ジェフの犯罪にたいする答えのないあらゆる疑問
警察が大挙して母の家に群がっている非現実的な光景
そういった様々なことに動揺していた
でも、そういったことは頭の隅に追いやった
お決まりというかなんというか…………
ボクは予測できることだけが起こる場所
つまり職場という昔からの避難所に否応なしに向かった




