第55話 異変②
数日後、ボクとシェリはジェフに会いにいった
ボクはジェフに人生を前向きに生きるための計画を提示した
(;´・ω・` )「ジェフ、ボクはいつかの案を持って来た………聞いてくれ」
彡(゜)(゜)「…………うん」
(;´・ω・` )「ジェフ、君はまっとうに働くなり、学ぶなりをすべきだ」
(;´・ω・` )「たとえば自分ひとりで出来る訪問販売業をやるとか」
彡(゜)(゜)「………それはよさそうや」
(;´・ω・` )「ほかにも特殊技能を身に着けるために…………」
(;´・ω・` )「技術を学べる専門学校へ通うとか」
彡(゜)(゜)「…………それもよさそうや」
(;´・ω・` )「もしくは君は庭の掃除を楽しそうにやっていたから…………」
(;´・ω・` )「そういった庭いじりの仕事に就いてみたり」
彡(゜)(゜)「…………それがいいかもな」
(;´・ω・` )「それとも君の適性を見るために…………」
(;´・ω・` )「職業カウンセリング施設に通ったらどうか」
彡(゜)(゜)「…………それもいいな」
ジェフの答えは全て上の空だった
結局、ジェフは専門学校に行くことを決めた
ボクは入学の手続きを終え、授業料を払った
(;´・ω・` )「今度こそ、今度こそ上手くいくさ」
(;´・ω・` )「ジェフだって学校に通った方が良いってきっと分かってる」
ξ゜⊿゜)ξ「それはどうかしら…………」
(;´・ω・` )「え…………」
ξ゜⊿゜)ξ「水を差すようなことを言ってごめんなさい」
ξ゜⊿゜)ξ「でも、ジェフはあなたの望むことに…………」
ξ゜⊿゜)ξ「折り合いをつけようとしているとしか思えないの」
ξ゜⊿゜)ξ「それも、いやいやね…………」
(;´・ω・` )…………
シェリの考えは正しかった
数週間後、ボクは母にジェフが学校にいっているか電話した
母によるとジェフは学校にまったく通っていないとのことだった
学校にも確認を取ったが、登校していないとのことだった
ジェフには失望した…………
もう彼の言い分を鵜呑みにできない
彼の言葉は信用できない
それでもボクはジェフと話し合いの場を設けることにした
(;`・ω・´)「なぜ授業に出ないんだ?」
彡(゜)(゜)「ワイはまた働き始めたんや」
彡(゜)(゜)「働き始めたんやさかい、学校なんて行かんくてもええやろ」
(;`・ω・´)「働いているなんて嘘をついているんじゃないか?」
彡(゜)(゜)「疑うんなら職場に連絡すればええ」
彡(゜)(゜)「ワイはかまへんで」
(;`・ω・´)「仮にそこで働いているとしてだ」
(;`・ω・´)「働く選択をしたと…………」
(;`・ω・´)「ボクに知らせる必要があると思わなかったのかい?」
彡(゜)(゜)「…………そうやな、本来ならしらせるべきやった」
彡(゜)(゜)「でもその時はちらりとも考えなかったわ」
彡(゜)(゜)「次からは気をつけるさかい」
(;´・ω・` )「…………わかった、今日はもう帰っていいよ」
ボクはその後、ジェフが示した連絡先に確認した
ジェフは真実を語っていた
ジェフはその職場で働いていた
ボクはこのことに少し驚いた
ジェフはすべてのことに嘘をつき誤魔化そうとしていると思っていた
でも、違った
彼は人を非常に上手く騙せるようになっていた
でたらめの中に真実を混ぜるというやり方で
(;´・ω・` )「そんなウソをつけるようになったって………」
自分が傷つくだけなのに
この時、ボクはジェフは自分自身以外だれも傷づけていないと思っていた
それがとんでもない思い込みだったなんて想像する余地もなかった




