第53話 平穏な日々
3か月後
ボクとシェリはジェフを訪ねに母の家にきた
(´・ω・`)「母さん、ただいま」
ξ゜⊿゜)ξ「お久しぶりです、お義母さま」
(・∞・)「いらっしゃい、よくきてくれたわね」
(´・ω・`)「ジェフは?」
(・∞・)「あなたたちが来るから買い物を頼んだの…………」
(・∞・)「もうそろそろ帰ってくると思うのだけど」
彡(゜)(゜)「ただいまやで」ガチャ
彡(゜)(゜)「お!父さんたち、もうきてたんか」
(´・ω・`)「久しぶり、元気にしてたかい?」
彡(゜)(゜)「うん、元気やで」
彡(゜)(゜)「ほな、ワイは買ってきたものを冷蔵庫に入れてくるわ」
(´・ω・`)「うん」
(´・ω・`)………
(´・ω・`)「母さん、ジェフとはどんな調子だい?」
(・∞・)「とてもいい子よ、ジェフにはたくさん助けられてるわ」
ジェフと祖母の関係はとても良好なようだった
祖母はなにくれとなく孫の世話を焼き、料理や洗濯を引き受けていた
代わりにジェフは庭の芝刈り、花壇の世話、買い物、掃除を手伝っていた
(´・ω・`).。oO(預けておいてなんだけど………)
ジェフがこんなに祖母との生活に馴染んでいるなんて
ちょっと意外だった
それほどジェフは幸せそうに見えた
昼食時
(・∞・)「私たちは一緒に教会に行っているの」
(´・ω・`)「へー教会に、それはいいことだ」
(・∞・)「その信徒の中に若い女性がいてね」
(・∞・)「その娘がジェフに興味があるみたいなの」
(´・ω・`)「お!よかったじゃないかジェフ」
(´・ω・`)「その娘に電話してみろよ」
彡(゜)(゜)「………うん」
彡(゜)(゜)「でも、ワイ、こういうことが苦手なんや」
(´・ω・`)「なに言ってるんだ男は度胸、当たって砕けろさ」
ξ゜⊿゜)ξ「砕けたらダメでしょ」
(´^ω^`)「ハハハ、そりゃそうだ」
夜
(´・ω・`)「そういやジェフ、働くようになったんだって?」
彡(゜)(゜)「うん、血液センターで採血士として働いとるで」
彡(゜)(゜)「軍隊におったときに習ったんや」
(´・ω・`)「その時の経験が活きたんだね」
(´・ω・`)「休みの日はなにをしてるんだい?」
彡(゜)(゜)「最近は聖書を読んどるで」
(´・ω・`)「聖書を……それはいいことだ」
彡(゜)(゜)「さすがイエス・キリストや、いいことが書いてあるわ」
彡(゜)(゜)「まあ、教えの中には受け入れられないのも混じっとるけどな」
(´・ω・`)「そうだね、さすがに全部を守るのは難しいよね」
彡(゜)(゜)「ちょっとタバコを吸いに外に行ってくるで」
(´・ω・`)「ここで吸えばいいじゃないか」
彡(゜)(゜)「ばあちゃんと約束してるんや」
彡(゜)(゜)「タバコは外で吸うってな」
彡(゜)(゜)「ほな」テクテクテク
(´・ω・`)…………
(´・ω・`)「母さん………ジェフの……その………」
(´・ω・`)「お酒についてなんだけど…………」
(・∞・)「大丈夫よ、まだ完全に断つのは難しいみたいだけど…………」
(・∞・)「アルコール中毒の治療カウンセリングを受けてるし」
(´・ω・`)「そうか………それはよかった」
(´・ω・`)「母さん、これからもジェフのことよろしく頼むよ」
(・∞・)「ええ、ジェフは愛しい孫なんですもの」
(・∞・)「あなたも頑張るのよ」
(´・ω・`)「ありがとう母さん」
祖母との暮らしはジェフにいい影響を与えていた
ボクの母は優しく、社交的で、人助けも好き
礼儀正しくふるまえば相手も礼儀正しくふるまってくれると考える
宗教心にもとづく善良な心の持ち主だ
(´・ω・`).。oO(きっとジェフもそのよい影響を受けているのだろう)
それから6年
ボクたち全員にとってもっとも平穏な6年だった
ジェフの仕事が長く続かなかったりと
なにもかもが順風満帆ではなかったけど
幸せな日々をボクたちは過ごしていた
だが、この平穏があることをきっかけで加速度的に崩壊していくことになる
彡(゜)(゜)「図書館に行ってくるで」
(・∞・)「気をつけてね」
彡(゜)(゜)「うん、ほな」




