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家族とは

 

 2度結婚をしたはずの私だが、家族と言う言葉の意味を考え始めたのは2度目の離婚後からである。どんな家族にしたいか?とか優しい空間でパートナーと語り合う。結婚するのならそういうことはありそうだ。‥家族ってなんだろう、たまたまなのか選んでそうしているのか男性達は家庭が不遇であったり、片親であったり親と平等に話せる関係で無かったりした。

その点は私に似ていたのだ。


実家の母は孫と本気で遊んでいた。それを目を丸くして私はこう言う。そんなキャラだったんだね、、と。子供を経験したはずの私に子供と遊ぶ母が初めて見る姿だった。


小さな衝突がある度に苦しい胸を抱えて元子供部屋に戻り安心できる人に電話をかける。ひとり親支援員さんだ。今、あった出来事を説明した。会話の成り行き上自虐的に容姿について笑った私に母親も笑い出した、と言う内容だ。どこか不自然に大きな声で。何か恐怖を感じたと。内容的にも便乗して笑うと変なところだった。支援員さんは最初わかりにくかった様だけど理解を示してくれ、感情表現に迷ってなんとなくわらってみたのではないか?という提言をしてくれた。

母は笑って誤魔化すところがあります、と返す。

辛かったと泣くこと、それを誰かに話すこと、感情を整理して認めて。次第にこの電話みたいにワンクッション置かなくても反射的に怒りを表現できる様になると支援員さんに言葉を頂く。

怒りを表現する‥‥

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