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毒親と気づいたのは40歳から


 普通というのはくっきりそんざいしないものだが通常、反抗期、思春期は青年の年に訪れる。では、私にはどうだったか?と振り向くと不登校、家出、精神科に入り浸る、というものだ。とりわけ精神科に依存した日々が一番長かった。


娘達は順調に実家で成長していた。その間、私と母の間に色々な出来事があった。ここにきたがけ母はまず庭にいる私に呼びかけ

コンビニに行くのなら渡したいものがある、と玄関の中から呼びつけた。お小遣いの千円を渡したいのだろう。しばらく一緒に暮らしそうなのに毎回千円渡されてはしんどい。うちは実家ごと貧しい方なのだ。しかも渡すから取りにくるようにと言う意味だ。母は年齢のせいもあるが足が悪い。その足を痛めたのはわたしが長期入院していた為見舞いに来過ぎた為そうなった。

そんなのは子供に渡したら?などと私は誤魔化しながら逃げた。母は機嫌が悪い顔に見えた。

またある時はバスで出かけようとすると小銭が不安だったので聞いてみた。母はたくさんの小銭を飯台の上にばら撒いた。多すぎる。困って一旦かき集めてみたが、このお金を貸したいと言う。そんな急いでいる時にいくらか数えれない小銭を貸すだなんて‥そんな面倒なものいらんいらんと、突き返した。まるで出かけるのを邪魔する子供みたいだ。


離婚については

子供がかわいそうだと思わないのか、と私の顔を見ずに言う母。そこで私は感情が破裂した。今言わなくていいことまで言った。

家に家族が揃っていたって幸せでは無かった。と。実家のことである。他にも興奮したせいで過去に戻ったことを言った。母はそんなつもりで言ったんじゃ無いと逃げ腰だったかと記憶する。


相手の立場に立って気持ちを慮るのは両親共に下手だった。

母の言い分は世間体が悪いに尽きる。心の内部には触れようとしない。しかしいつもそんななので私の逆鱗に触れた。



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