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OVERKILL(オーバーキル)~世界が変わろうと巻き込まれ体質は変わらない~  作者: KAZUDONA
第五章 冒険者の高みへ・蠢き始める凶星達
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95  冥界突入



「ここが冥界か? 思ったより明るい造りなんだな」

「思ってたよりも綺麗な造りだね。もっとこう殺伐な雰囲気を想像してたよ」


 アヤが言った通り、地獄とも呼ばれる場所の割には豪華で綺麗な造りをした白い宮殿が目の前にある。ヴェルサイユみたいだ。

 ファーヌスの転移魔法で飛ばされた場所は、冥界の管轄をする神ハーデアイドネウスがいる、ジュデッカと呼ばれる巨大な宮殿のデッカイ扉の前。黒と紫の鎧に包まれた二人の門番が両側に立っている。目をやると、その神衣の様なものを身に纏った門番が一礼して声を掛けて来た。


「アストラリア様御一行ですね。お話は伺っております。どうぞ冥王神様の下へお通り下さい」


 開けてくれた扉から中に入り、奥にある玉座の様な場所へ向かう。宮殿の中も綺麗な造りだ。そこに座っている長目の黒髪をしたイケメンが備え付きのデスクで何やら書類の様なものにぺったんぺったんとハンコを押しまくっている、あれがハーデネスだろう。俺達は近づくとアリアが声を掛けた。まあこれは神であるアリアの仕事だしな。


「ハーデネス、天界より救援に来ました。アストラリアにそのPTの神格者達です。状況はどうなっていますか?」


 書類から目を放して、ハーデネスがその黒い瞳を此方に向けた。


「君がアリアか。初めましてだね。ファーヌスから念話で聞いているよ。なるほど、確かに手練れの者達を連れて来てくれた様だね。だが……」


 パチンッ!


 ハーデネスが指を鳴らすと、俺達の四人の背後にさっきの門番の様な鎧を着た連中が突然現れた。まあ既に俺の未来視に探知の反応もあったから気付いてはいたんだけどな。


「カーズ! アヤ、ディードにユズリハ!」

「兄貴!」

「何や何や?」


 竜王兄妹にルティ、アリアが声を上げる。


「これはどういうことですか?」


 アリアの背後には誰も来ていない。どうせ実力でも見たいとか、そんなもんだろうな。この世界を管轄してるんだ、そりゃ多少は用心深いだろうさ。ルティには誰も付かなかったな、精霊武器だと既に認識されているんだろう。それに竜王兄妹にも。世界の観測者だから見るまでもないということか?


「君は純粋な神だからいいとして、他のメンバーはどれ程やるのかわからないだろう? ちょっとした腕試しだよ」

「救援に来た私達の力を疑っていると?」

「だから試しているんだよ。お前達、かかれ!」

「「「「ハハッ!」」」」


 後ろから襲いかかって来た、恐らくこいつらが108の冥星って奴らだろう。


「みんな、殺すなよ! 天馬絢舞脚(てんまけんぶきゃく)!」


 ドゴォッ! ズガアアアン!!


「ぐはっ!?」


 回し蹴りを一閃。かなり手加減したが、鎧に亀裂が走り1人目は吹っ飛んだ。


コメット・フィスト(彗星拳)!」


 ズンッ! ドゴアアアッ!!!


「うがあっ!」


 アヤの振り向きざまの拳がボディにめり込み、衝撃追加のブレスが発動する。


「|サーペント・キャプチュアー《大蛇の捕獲》」


 ギャリィイイイン!!


「うぐっ!?」


 ディードの連接剣(ウィップソード)が相手を搦め捕る。


「アザナーシャ流槍術スキル、グリップ・ストライク(柄の剛撃)


 バキィイン!! 


「がはっ!?」


 ユズリハは振り向きもせず、グングニルの柄を相手の鳩尾に叩き込んだ。取り敢えずこんなもんか。一応アストラリアソードを抜き、ハーデネスに切っ先を向ける。


「どうした? もう気が済んだか?」


 笑顔を向けているハーデネスが合図をすると、やられた奴らは彼の右側に一瞬で移動して整列した。


「ああ、済まなかったね。非礼を詫びよう。一応実力を見てみたかったんだよ。彼らはこの冥界の108の冥星、管轄者であり最強の四人。それを一瞬で蹴散らすとは素晴らしい。特に君だ、特異点のカーズ。私も君に神格を分け与えた一人だよ。着実に成長している様だね」

「? 何のことだ? それよりいきなり試す様な真似をしてくるとは、余り行儀が良いとは言えないな」


 これ以上の敵対心は感じない。俺はアストラリアソードを鞘に戻した。


「それに関しては詫びただろう? ファーレと君の過去の亡霊が邪神の封鎖地を荒らしてくれたせいでこっちは大損害なんだよ。他の世界にも影響が出ているみたいだし、正直ここにいる神は冥界の各地獄(インフェルノ)夢界(むかい)の管理で忙しくてね。戦闘に長けた者も少ない。冥星達は一応神格もあって闘えるが、さすがに神相手には手も足も出ない。アザナーシャ、サーシャが先に向かってくれているが、一人では荷が重いかも知れない。私も仕事が山積みでね。増援感謝するよ。彼ら冥星四巨頭を案内につけよう。お前達、名乗りなさい」

「「「「ハッ!」」」」


 一番近くにいたクセ毛の金髪の男が名乗り始める。改めて見るとデカいなこいつ、190くらいありそうだ。


「俺は天猛星のラダマーン。先程の蹴りは効いたぞ、特異点のカーズ」

「はいはい、次は私よ。天貴星のミノス。貴女も凄まじかったわよ、特異点のアヤ」


 アヤと似た銀髪のロングヘアの女性が名乗った。


「次はアタシだ、天雄星のアイアース。ディードとやら、連接剣で切り刻まれるかと思ったよ」


 青い髪をポニーテールにした女性だ。こいつら名前からして神話の冥界の審判を司ると言われるラダマンティス・ミーノス・アイアコスに相当する奴らだな。まさかこの目で見ることになるとは。それにハーデスも意外とまともな奴だな。またハンコを書類に押してるけど。大体の作品では悪役にされてるんだが、実際は結構気さくだな。


「最後は俺だ。天暴星のベヌード。これまでは三強だったんだが新しく就任したことで四巨頭となった。ユズリハとやら、アザナーシャ様の流派を使えるとは本当だったのだな。我ら四人で案内しよう、よろしく頼む」

 

 黒髪の短髪の男が最後に自己紹介をした。まあ敵対心もなさそうだし、まともそうだ。


「ああ、よろしく。俺がPTリーダーのカーズだ。早速だが、さっさと現場に向かいたい。いいか?」

「あ、ちょっと待ちたまえ」


 ハーデネスが遮ると、玉座の後ろの間から黒髪ロングの黒いドレスを纏った女性と、片目が金髪で隠れた白いローブの女性が現れた。


「彼女達も紹介しておこう。黒髪の少女はパンドーラ、金髪は私の妻のペルセルフォピアだ。これも何かの縁だ。知り合っておいて損はないだろう」

「初めまして。冥界全体の取り纏めをしてハーデネス様に報告する係のパーンドーラです。以後お見知りおきを」


 黒いロングスカートの裾を掴んで一礼するパンドーラ。名前もまんまパンドラぽいな。でも普通に良い子そうだ。


「お初にお目にかかります。ウチはペルセルフォピア、ペルピアと呼んで下さいまし」


 あ、なるほどーペルセポネってことだな。雅な美人さんだ。しかし神様の名前ってなんでこんなに長いんだ? 結局あだ名で呼んでるなら最初からそれでいいのになあ。

 俺達は挨拶もそこそこに、邪神の封鎖地へと徒歩で向かうことになった。どうやらファーレのインタフェアランス(妨害結界)の影響で転移疎外が掛かっているらしい。あいつの能力は本当に厄介だな。

 冥星四巨頭達と冥界のシステムについて色々と聞きながら、俺達は冥界最深部にあるという第8地獄(インフェルノ)コキュートス(極寒地獄)へと走った。その奥に邪神封印の地があるらしい。


 冥界は死者が『地獄門』を潜って入り、内部へと続いている。『地獄門』は、この地獄の入口にかかる門であり、『神曲』地獄篇第3歌の冒頭は、門の頂に記された銘文から始まっている。別名は『絶望の門』だ。


「ΟΠΟΙΟΣ ΜΠΑΙΝΕΙ ΕΔΩ ΝΑ ΠΑΡΑΤΑ ΚΑΘΕ ΕΛΠΙΔΑ」

「ここに人る者一切の希望を全てよ」


 その後アケローン川という要は三途の川を渡って、順々に生前の罪によって簡単な裁きを受けるという8つの地獄(インフェルノ)へと引き渡されるものらしい。

 第1地獄(インフェルノ)ここの法廷で閻魔帳に書かれた、生前行ってきた悪事を暴き、その罪状に合った地獄へと堕とす。ミノスの管轄はここだ。残りの三人もそれぞれ冥界における審判者らしい。

 第2地獄(インフェルノ)は強欲の罪、盗みを犯した者が番犬ケルベロスに貪り食われる。だがあくまで幻覚でそう見せて反省させるらしい。

 第3地獄(インフェルノ)重い金貨の袋を転がすという金に纏わる罪人が苦しむ。

 第4地獄(インフェルノ)暗黒の沼で不満や怒りの罪人が沈められる底なしの沼地獄。

 第5地獄(インフェルノ)神の教えを守らなかったものが暴かれた墓の下でその身を焼かれる地獄。

 第6地獄(インフェルノ)生前暴力を振るい人を傷つけ血を流し続けた者が落とされる灼熱の血の池地獄。 

 第7地獄(インフェルノ)権謀術数をもって他者を欺いた者が、我が身を火焔に包まれて苦悶する。

 第8地獄(インフェルノ)神に謀反を企てた者が落とされる最も重い罪人が堕とされる極寒の地獄。ここがコキュートス。

 それ以外にも3つの(ヴァレイ)に10の(マルボルジェ)に4つの(スフィア)という、途轍もなく暗く果てしない冥界の世界が広がっているという様な具合だ。

 仏教などの教えでは刑期が何億年、何兆年などと言われているが、ここではそこでさっさと罪を洗い流し、その罪の重さで輪廻転生が行われる。罰が重かった者は魔物として、軽い者は再び人族としての生を得られるらしい。まあそんなに刑期が長かったらここが死者で溢れて現世に人がいなくなってしまうもんな。上手く創ってあるもんだ。どの道今の俺達にはあまり関係ない。知識として知っておこう。

 更に夢界という世界も存在し、そこでは英霊達が幸せな夢の中で永遠の時を過ごしたり、悪人が覚めない悪夢に苛まされるらしい。ぶっちゃけこっちの方が怖いと思った。そこにも夢の神々という特別な管理者がいて、彼らによって管理されているとのことだ。

 俺達神格者は寿命で死ぬことはないが、重傷を負った場合はさすがに死ぬ。気を付けないとな。悪とはいえ、俺はもう合計3体の邪神に堕天神までも葬っている。絶対ヤバいところに落とされそうだしな。


 そうこうしていると、漸くコキュートスの奥にある巨大な底が見えないほどの大穴に螺旋階段が続いている場所に辿り着いた。ここが邪神の封印地か……。酷い瘴気が立ち昇っている。階段を悠長に下っている暇はないな。


「一気に下まで飛び降りる! みんな続け! 四巨頭はついてこれるか?」

「無論だ。では行くぞ! 救世主達よ! お前達、続け!」

「「「応!!!」」」


 バッ! バババッ!!!


 四巨頭が先に飛び降りた。


「降りた先には邪神が溢れているはずです。カーズ、それにみんなも神衣を纏って行きましょう!」

「そうだな、アリアの言う通りだ。みんな神衣を纏え! ルティは武器に変化しておいてくれ」

「あいよー」


 ジャキィイイイン! ピキィイイイン!!!


 全員の身体に神衣が装着される。それを確認したところで一気に穴に飛び込む! みんなも後に続いたようだ。果てが見えない程に感じる距離の穴の底に着地し、既に開いている門を潜る。

 そこには荒野の様な荒れた大地が広がっており、更に地下に続く大穴が幾つもある。あれが邪神を封印していたと思われる封鎖地か。そしてそこかしこに穴から這い出た異形の存在が屯している。四巨頭はどこだ? 俺が探知を張り巡らせた時には、4人がファーレへと飛び掛かっているところだった。


「喰らえ! この大罪人が!」

「よくも冥界を!」

「無に帰れ! 堕天神よ!」

「ハーデネス様の管轄地で好き勝手やらせてたまるか!」

「あなた達やめなさい!」


 ラダマーンを先頭にミノス、アイアース、ベヌードが各々の武器を振りかざしてファーレへと迫る! 制止しているのはサーシャか。ファーレ相手にサシで闘っていたのか……?!


「邪魔だ! 消えたまえ、ゴミ虫の如き冥界の審判者共よ」


 カッ!!! ゴオオオオッ!!!


「うがあっ!」

「そんな!?」

「ぐはあああ!」

「がああああああ!!!」


 シュゥウウウウウ……


「威勢がいいのは結構だが、相手の力量も計れないとは。審判者達も質が落ちたのかな?」


 ファーレが左手から放った眩い極黒の魔力撃に飲まれた4人が一瞬で消滅した。この野郎、やってくれたな……。さっき会ったばかリだが彼らは親切に色々なことを教えてくれた。確かにあのファーレ相手じゃ力の差は大きいが、一瞬で消滅させられてしまうとは。やはりこいつは危険だ。ここで仕留めてやるぜ!


「来い! 神剣ニルヴァーナ!」


 ガシッ!


「来なさい! |クローチェ・オブ・リーブラ《天秤の十字架》」


 カッ! ビキィイイン!


「サーシャ大丈夫か?!」


 神剣を手にして彼女の下へ走る。アリアとユズリハも同様だ。


「ええ、問題ありませんよ。カーズにアリア、ユズリハも心配を懸けましたね」

「あの化け物とサシで闘えるとはさすがサーシャだな。だが、ここからは俺達も介入させて貰う」

「師匠大丈夫ですか!? 私も供に闘います!」

ヒーラガ(HP・体力完全回復)! あなたほどの手練れでも厳しい相手だったようですね……」

「そうね、やはり彼女の魔神器アポカリプスは強力。アリア、援護を御願いします。カーズ、ナギストリアはこの封鎖地の中。ファーレは私達が食い止めるわ。その間にカタを付けて来て」

「くっ……、仕方ないここで勝負を決めてやる!」

「ユズリハ、あなたは残った仲間と一緒にそこら中に徘徊している邪神を斃して下さい! あのまま放置しておけば他の世界に彼らが解き放たれることになる。サーシャには私が付いています。悔しいでしょうが、邪神の討伐を二人一組で確実に行って下さい」

「……はい、私にはそこの堕天神は荷が重い。じゃあ邪神は任せて下さい。二人共、負けないで下さいよ!」


 二人の指示で仲間達の下へ向かうユズリハ。彼女らはユズリハとアジーン、アヤとチェトレという2マンセルを組んで邪神討伐へと向かった。

 邪神の数は、封鎖地から出て来ているのが55体。まだ内部にも多くがいる。多勢に無勢だが、これも修行の一端だ。それにレベル的にはパズズよりも遥かに劣る。任せるしかないな。


「みんな、『命を大事に』! これが作戦だ!」

「「「「「「応!!!」」」」」」


 そして俺は結界が張ってあった内部に向かった。そこには以前の姿とは全く異なる姿をした、ナギストリアが残った最後の邪神を両断したところだった。


「ククク……、カーズか? よく来たな俺の半身よ。俺はここで邪神共の神格を大量に奪い喰らった。以前は後れを取ったが……、今回で終わりだ。念仏でも唱えるがいい」


 黒い髪が異常に伸び、ドス黒い目をしたナギストリアが振り返る。背中には左右に悪魔の羽と黒い鳥の羽が生えている。口からは牙が生え、頭からは黒い角が側頭部から伸びている。手もまるで獣のそれだ。そして身に付けているのは黒と銀の輝く鎧、魔神衣(ディアーボリス)で、以前の黒い甲冑ではない。

 なるほど、邪神の神格の影響でそんな異形になったのか……。しかも魔神衣(ディアーボリス)に手にしている大剣は輝きを増している。鑑定、神格に目覚めたせいであの暗黒剣が魔神器となったんだな。


「おもしれえ……! 邪神の神格を喰らったせいで人の姿を捨てるとはな。だがそんなことはどうでもいい。今度こそ粉々に粉砕してやるぜ。いい加減テメーの相手も飽き飽きしてたところだからな!」

「ククク……、どんな神格でも神格に変わりはない。それに人の姿に未練などない。漸くこれで世界に復讐ができるのだからな!」

「言ってろ、どうせお前はここで消える。誰一人傷つけたりさせねーよ!」


 ジャキッ! ジャキィ!


 暗黒剣と神剣を互いに構える。さあ、三度目の勝負だ。一回目、天界では俺は足手まといだった。実質二度目のタイマン勝負。粉砕してやるぜ。


「ニルヴァーナ、大剣フォーム」


 ピキイイイイン!!!


 片手剣をそのまま大きくしたような形状の大剣だ。スピードでかく乱するのは容易い。だが相手の土俵で叩き潰してこそ、心が折れるというもの。大剣は密かに練習して来た。意味なく振り回すこいつとは違う。


「大剣に変えるとは……。余程舐めている様だな。貴様に大剣が使いこなせるのか?」

「少なくとも振り回すしか能がないテメーよりはマシだ。ビビったのか? とっととかかって来やがれ!」

「後悔しても知らんぞ!」


 俺の鑑定に見えたのは『邪神剣技』という妙な流派だけ。パラメーターはこいつがここで邪神を相当な数を狩ったのだろう。余り大差はないが、負ける要素もない。さあ、決着を着けてやるぜ!




冥界編スタートです!さあ今度こそ決着といくか?

他の邪神共やファーレ相手に仲間達は勝てるのか!?

続きが気になる方はどうぞ次の物語へ、♥やコメント、お星様を頂けると喜びます。執筆のモチベーションアップにもつながります! 

一話ごとの文字数が多いので、その回一話でがっつり進むように構成しております。

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