Theories of type
2022年7月中旬
渋谷になんだか野暮用があり、新しく入社した会社を午後半休してやってきた。
入社2週間目で午後半休。
平成初期なら、仕事を舐めていると言われても反論できないな。
野暮用は2つ。
初めの野暮用は、大失敗。正確には、打ち合わせなんだが。
先方の時間含めて、大変申し訳ございません!としか言えなかった。情けなさすぎる。
会社の名前という鎧を捨てて、生身の自分だけで、勝負することの恐怖を学んだ。今更か。
まー、気分は絶不調。あー。申し訳なさでいっぱいだ。
とりあえず、近くの喫茶店でコーヒー飲んで落ち着いてから2つ目の野暮な用事へ。
野暮って言ってしまえば、そうなんだが、なんとなく買ってしまったチケット。あまり興味がわかない、というか、なんとなく共感してしまいそうで非常に嫌だと思った「ギタリスト」の追加公演チケットである。
場所は渋谷公会堂。
先月、丁度、変な美容師のわけわからん話で何故か調べていたこともあり、魔が差したというか、つい買ってしまったんだ。この追加公演チケット。
新しくなった渋谷公会堂近くに行くと結構人がいる。
ただ、入口では当日券も販売していた。
相変わらず、人気なんだか、人気ないんだかよくわからない。まあ、10,000人って考えると凄いけど。
少なくとも、パラリンピックなどである程度人気は持ち直しているのだろう。そもそもの人気は考えない。
一時期は、ほとんど話題にすらならなかった気がする。
現在、売れてるのかどうかすら、わからない。なんだかんだで露出は多いが、発言が「ビジネス」に寄りすぎていて、「TED」を連想させる。
会場の中に入ると、ご本人のタペストリー。
直筆かな?「ようこそ!宇宙一のR&R SHOWへ!」とサインが記載されている。
なんというか、還暦過ぎても楽しそうだな。この人。
ついつい、会場内の浮ついた雰囲気に飲まれて、キーホルダーとハンカチを買ってしまう。
それにしても、みんな楽しそう。ファンクラブとかに入っていないので、思いっきり端席だが、コンサート会場特有のこの浮ついた雰囲気は嫌いじゃない。
段ボール箱で潜入しようかとまじで悩んだあの「音楽家」のコンサートよりは、ファンの方の年齢層が俺と同じぐらいか少し上ぐらいなので入りやすかった。