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異世界ライフ  ~自由気ままに過ごす~  作者: ペンギン
1章 転生そして仲間との遭遇
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そろそろ、修業しようか

がんばって毎日投稿しています。日々少しづつですがブックマークが増えてうれしいです。

励みになります。応援のほどよろしくおねがいします。

能力を確認した後東の森へ行く道中、ふと朝ご飯を食べた時のことを思い出した。

白米に味噌汁に鮭の塩焼き、などという和風料理を朝食に食べ満足な俺。

そして満足はているけどどこか不思議な様子のレイア。

和食はあまり一般的でないみたいだからびっくりしたのかな?


「そういえば、レイア、朝ご飯はおいしかった?」

「うん、不思議な感じがしたけどおいしかった!!」


口に合わなかったら別の食事を買う必要があるかと思ったけど心配いらないみたいでよかった。


「それで、今日はギルドの依頼を受けつつ、訓練をしに森に行こうと思うけど大丈夫?」

「ちょっと怖いけど、クロノといっしょなら大丈夫。」

「うん、レイアの防御力は十分にあげてるから問題はないが、それでもレイアに怖い思いはさせたくないからさ。俺を信じてて。」

「レイアも戦えたらいいのにぃ。」


若干の不安はあるみたいだが、それでも気持ちは前向きだ。本人は戦いたいみたい。それは俺のためなのかな?そこはわからない。けれど、俺はレイアに戦わせるつもりはない、もちろん本人がしたいと言えば戦闘には参加してもいいとは思っているけれど、例えそうであっても回復や補助魔術でのサポートをしてもらうつもりだ。

今回は道具屋で買ったポーションをいくつかレイアのポーチに渡してある。

まぁ、使う機会はないと思うけど。


「そうだね、もう少し大きくなったらね、それまでは魔術の勉強しないとね。」

「うん、レイア魔術の勉強がんばる、クロノのお手伝いしたい。だから学校に行きたい。そこでいっぱい勉強してクロノを助けるの。」

「そっか、それは楽しみだな。」

「えへへへ。」


レイアの気持ちはうれしいし、この子と一緒になることを選んでよかったと、暖かい気持ちが胸にしみる。それと同時に、学校の入学金という悲しい現実も胸に突き刺さる。

まぁ、魔物たくさん狩れば問題ないはず。



かれこれ街の門を出て1時間ほどが経ち、俺たちは森の入り口に到着した。不思議と今回は道中魔物とは遭遇していない。以前白い翼と町へ向かった時は何回か遭遇したけど、時間やタイミングがあるのかな。まぁ、そのあたりもそのうちわかってくるだろう。特に大きな問題ではない。

そして、付近にかけて魔力探知を行うといくつか反応がするので、そちらに向かうことに。


視界の先の方にウインドウルフ1体の姿がある。いつも通り戦えば瞬殺であるが、それでは素材も魔石もの残らず、生活もできないし、俺の修行にもならないので実はこんなものを考えてみていた。


まず双剣を手にもち、魔力で回路を紡ぐ。紡ぐ先は土の精霊、そして精霊の力を導き解き放つと、双剣に停滞させるように魔力でコントロールする。本来であれば導いた力はすぐに開放される、それを維持。・停滞させるのは高度な制御が必要となる。しかし、これは魔術であり、ゆえに扱う魔力が少ないので俺もなんとか制御できている。ゆくゆくは魔力量を増やし、自分の魔力で同じことをするのが目標だ。


ただの鉄の剣に土の魔力が付加され、あたかも極上の魔法剣のような輝きをはなつ双剣。


「レイアはここで見てて。なにかあったらすぐに呼ぶんだよ。」

「うん、がんばってね、クロノ」


双剣を手に、地面を力強く蹴り、ウインドウルフの横に高速移動を開始する。しかし、ウインドウルフはこちらの動きにすぐに気づき、吠えるような動作をしたと思ったら、俺を撃退するべく風の刃をはなってきたように感じた。目に見えない攻撃なので、避けにくいが魔力を見てれば問題なく避けれる。そして躱す足で距離を縮め、その攻撃の隙に敵の前足に左右からの2連撃をおみまいしてやる。攻撃が終わると同時に距離をとり、再び構えて相対する。

今度はウインドウルフから近づいてくるが、前足にダメージを追い、機動力が落ちたのか、ゆっくりとした速度である。油断は禁物だと、いつでも動けるように剣を構える。ウインドウルフが俺の射程の半歩外でいきなりこちらに飛びかかってくる、と同時に10を超え得る風の刃をあたりに展開してくる。すべて躱すのは難しいと判断し、こちらに向かう刃のみを魔法剣で相殺し、返す刃でそのままウインドウルフの心臓を狙う。風の刃を相殺されると思っていなかったのか思いのほか、簡単に敵を貫くことができた。勝ったと思った瞬間、右腕に衝撃が。すぐに意識を向けると風の刃が後方から飛んできたいたことに気づく。

先程の風の刃がいくつか特殊な軌道、カーブやブーメランのような、を描いて飛んでいたのであろう。そして、その刃達が時間差で俺を襲ったのである。


なんだか勝負には勝ったが試合には負けた気分だ。

訓練のため能力値をある程度しぼっていたのだが、防御だけは念のため残していた。

結果無傷の勝利ではあったが課題の多い戦いには違いない。

けれど、やってみてわかったことがある。それは思っていた通りこの戦い方は修行にもってこいであるいうこと。まず、魔力剣の維持、索敵、力加減などあらゆる場面で魔力制御の訓練ができる。

さらに魔術は一般的なので使っていても怪しまれない。

そして、師匠とに戦いは接近戦になるから、接近戦で経験を積むことはプラスになる。

戦闘に手ごたえを感じていると


「大丈夫?はい、ポーション使って。」

「ありがとう、でも、、、。あ、うん、腕に掛けておくね。」


一瞬いらないと言いそうになったけど、レイアの心配そうな顔と、気持ちを無駄にしたくなかったので一応ポーションをかけてダメージを負った腕を治療しておいた。

無駄遣いだと心の中で泣く。


その後も森で魔物を狩っては素材や魔石を手に入れたが、ウインドウルフより強い魔物には会えなかった。そして、今日の戦いすべてにおいてレイアはただ見ているだけであった。

途中レイアもなにかしたいと言われ何回か返答に困ったのはここだけの話だ。

魔力はあるし、なにかマジックアイテムを作って、戦闘に参加させてあげた方がいいかと考え、宿に帰ったら錬金術の書を見てみることにしよう。



師匠  魔法剣とかかっこよすぎっす。

    師匠に自慢し・・・・。いやした瞬間にもっとすごいものに昇華されそうで怖い・・・。

次回も明日17:00更新予定です。

クロノどうよう私も修行して文章力を上げていきたいです。

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