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異世界ライフ  ~自由気ままに過ごす~  作者: ペンギン
3章 王都編
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迷宮

「なんだこれ・・・・」


 迷宮に入ったとたんそこら中に魔物の姿を見つける。


 人口密度、いや魔物密度が半端なく高い。一度戦闘を開始したら一瞬で四方を囲まれてることが容易に予想できてしまう。


 「どうやって他の冒険者は地図を作成したんでしょうか?さすがにこの数は厳しいかと思いますわ」


 たしかに、普通に考えて物理的に倒して進むのは賢い選択ではないな。となると、一つは隠密行動タイプ、もう一つは広域魔法をひたすら放ち一気に畳みかけるかのどちらからだろう、普通は。


 迷宮は3人が横になって戦うのが限界の広さで、高原は壁に生える草の様なものしかない。視野もよくはないがそれでも闇が漂うはるか先の空間にも魔物が群れているは想像に難くない。ならば、一気に殲滅しようかと思ったがソフィーに広範囲殲滅型で対処した時に迷宮にどんな影響があるかわからないからと言われ、とりあえずは止めておくことに。


 結局は能力のごり押しってことで普通に物理攻撃で殲滅していった。


 戦闘中に気になる魔力を持つ魔物が数体いたので、試練の時同様に魔力の質を変化させて何回か攻撃してみた。


 別段何かを狙ったわけでも、考えがあったわけでもないが結果として魔力の質によってダメージ量が違うということが推測できた。今後このような魔物が出てきたら積極的に試してみようと思う。


 さて、敵を歩振りながら歩くこと数刻、疲れはほとんどないが発見もほとんどない。ただひたすら魔物が多いということ以外は。


 沸点が少し低いと言われるかもしれないが、もう駄目だ。


 考えてみてほしい、ひたすら戦闘しながらの探索。これは慣れる前に精神がおかしくなる。帰ろう、次の群れ倒したら帰ろうと心に決め、今日一の頑張りで獲物を探す。帰るために。



 しかし現実は厳しく来てほしくないときに来る、着てほしい時は来ない。


 あたりの魔物は殲滅していてなかなか見つからない。そのことがいっそう俺の気持ちを削ってくる。


 「クロノ、あたし飽きたよ」


 ナイスアシスト、レイア。そうだよな、よし帰ろう!と説得する間もなく


 「探知で地図書いて進むか、帰ろうよ? 」


 あ、忘れてた。そうとういらいらしてたんだな俺。



 うん、ありがとうレイア。こうして俺は探知を可能な限り広げ地図を書いた。


 最初からこうしてたら楽とか言わないで。開始1秒で下に降りる階段見つけれたのにとかさ、言わないで!!


 ゴールが見つかると現金なもので俺たちは帰るよりも、進を選び下の階へ続く階段へと向かう。


次回更新は未定です。ちょっと現実でいろいろありました。

今週中には更新したいと思ってます。

すみませんが、しばらくお待ちください。

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