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異世界ライフ  ~自由気ままに過ごす~  作者: ペンギン
1章 転生そして仲間との遭遇
3/44

とりあえず、お金は必要だよね

投稿2日目となります。このまま続けていけるよう頑張っていきます。応援お願います。

街までの道中、何回か魔物との戦闘もあったが、5人で危なげなく乗る切ることができた。

コカトリスとの戦い以外は白い翼の4人で十分対応できており、俺も少しばかり剣で援護をするだけであった。どうもコカトリスは彼女らにとってもイレギュラーでの戦闘であったらしい。

この道中、数時間ではあるが移動や戦闘を通しお互いすこしは打ち解けることができたと思う。



余談だが、自分の能力を鑑定してみると   


クロノス LV 2 NAG 測定不能  NEWスキル:マジックエンゲージ 


とでた、細かく見れば攻撃力とかもわかるのだが、どうせ魔力で強化してしまうから意味がない。

スキルは今はまったく役に立つものではないので無視しておくことにする。



街につくと、時刻は夕暮れになており、イレーネとともに約束のごはんをごちそうしてもらうため食事処へ。ほかのメンバーは疲労がピークでありそれどころではないと拠点へと帰ってしまった。帰り際、何度も俺に礼を言ってたので別に悪い気はしない。


席につき、オーダーをし、しばらくすると目の前の机にはステーキやサラダ、スープ、そしてビールのようなものが所狭しと置かれる。


「今回は本当に助けてくれありがとう、気持ちばかりであるけどめしあがってちょうだい。」

食事をとりながら、先の戦いの中で気になったことをいくつか聞いてみることに


「最初に出会った時、僕の放った炎を魔術と言いったけど、魔法ではと聞かなかったのはなぜ?」

「ふーん、あまり、そのあたりに詳しくないのね、まず魔術と魔法の違いは知っている?」


興味深いという目で俺をみるイレーネ。俺は師匠に教えられた通りに


「まず、魔術は魔力で精霊との間に回路を紡ぎ精霊の力を導き、具現化することで、事象を起こす。回路を紡ぐには詠唱が必要になるが使用する魔力は魔法に比べて少ない、といったところかな」


「正解ね、それじゃ、魔法はどう?」


「魔法は自身の魔力を制御することにより、自由自在に事象を具現化することができる、自分で制御するので決まった型や属性というものがなく汎用性が高い、しかも回路を紡ぐ必要がないため詠唱も必要ない、あとは魔法を行使するにはとんでもない魔力が必要になる、でしたかね。」


「そう、よくわかってるじゃない。」


イレーネの顔に再び疑問の色見える。さもそれだけ知識があるのに、なぜそんなこともがわからないの、と言いたいのか。

わからないものはしょうがない。


「魔法が珍しいのはその膨大な魔力を保有する人間がいないから。理論は確立されていても、必要な魔力を持つ魔術師がいないの。いたとしても伝説上の人ね。」


なるほど、そういった理由からか、そうとなると魔法が使えるということは隠しておいたほうがよさそうだな。

幸いにも俺が鍛えたいのは近接戦闘だ、問題はない。


その後食事が終わるまで間、この世界のこと、冒険者のこと、いろいろな情報を得ることができた。そして最後に、森からの帰りに5人で狩った魔物の報酬を受けるために明日一緒に冒険者ギルドに行く約束をして、食事会はおひらきとなった。





翌朝、イレーネ紹介してもらった宿の一室で目をさますと、ギルドに行く準備をする。

昨日一日を通して、今の俺のこの世界の認識としては、文明的には中性ヨーロッパぐらい、そこに魔術の恩恵が追加されているので若干違うところもある。そして、政治はというと各領地を貴族が治め、そのトップに国王がいるということらしい。魔法・魔術に関しては師匠のものに比べるまでもない。そんな感じだ。これなら、生活するには困らないかな。


ふと物思いにふけ、ロビーで待っているとイレーネが顔をだす。


「お待たせ、遅くなってごめんね。」

昨日とは違い、軽装で宿屋にやってきた。もちろん、腰には剣が携わっているが。

冒険者のたしなみと言うやつであろうか?俺はと言うと、武器の双剣は宿屋においてある。

あってもなくても。俺には関係ないからね。ただ、それを不自然と思われるとまずいので次から気をつけよう。


「いや、まだ時間前だし、問題はないよ。それよりも早速ギルドに行こう。」


ギルドは宿のすぐそばにあった。けれど昨日の俺はいろいろなものに目を歌らせていたからか、気づかなかったらしい。割と大きい、市や区にある会館ぐらいの大きさのにだ。

ギルドに入ると、中は冒険者らしき人でいっぱいだ。依頼の貼ってある壁の前ではクエストについて真剣に話し合うグループも多く見かける。いつもこんなに多いのかと驚き、そして冒険者が割と一般的な職業であると受け入れる。やっぱり俺も生活するには冒険者にでもなるのがいいのかな。


「昼間になるともう少し人は減るわよ。隣に併設されてる酒場兼食堂に人がいるぐらいで、味はまぁ、そこそこね。と、とりあえず、換金しにいくわよ」


と、思考を遮るようにイレーネが声をかけ受け付けまで案内される、受付には2人の女性がおり、どちらも綺麗なお姉さんといった感じだ。片方は元気なで明るい感じの、他方は落ち着いた感じの、受けるイメージは違えどどちらも美人であることには間違いない。


「あら、イレーネさん。おはようございます。今日はどのような依頼を?」

と、明るい感じの美人さんの方が対応してくれる。

「いや今日はそうじゃない。昨日、森に狩りに行ったのでその成果の換金だよ。」

「そうなのですね。はい、承りました。それでは換金する魔石と素材をお願いします。」


席を移し、作業台に昨日得たものを置く。マジックポーチのようなものから多くの素材、魔石から見るに20体ぶんぐらいかを取りだす。俺は結構な量だと思ったが、イレーネ曰く普通らしい。主にCランク、Dランクの魔物の魔石と素材である。コカトリスは俺が消滅させてしまったからなにも残ってない。あと、はそうマジックポーチはこの世界では一般的なのか?このあたりも後でそれとなく聞いてみよう。


「査定を行いますので、しばらくお待ちください。」


査定が終わるまで時間があるので、食堂で朝ご飯をとりながら話を聞くことにする。


用意されたものはパンとサラダに少し苦い飲み物(コーヒーみたいなものか)で、二人で銅貨1枚ほどであった。

「イレーネ、冒険者についていろいろ教えて欲しいんだけどいいかな?」

「もちろん、私が知っている範囲でよければ大丈夫よ。」

「冒険者としてやっていくにはどうしたらいい?ほぼ無一文でこれから暮らしていかないといけなんだけど、ご存じのとおり情報がなさすぎで。」



師匠へ 冒険者ライフにわくわくが止まりません。

    あ、仕事始めたら仕送りは必要ですか?

明日も更新できるようがんばります。

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