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異世界ライフ  ~自由気ままに過ごす~  作者: ペンギン
2章 ダンジョン攻略編
17/44

発見! 試練の塔

ストックが切れ始めました。

話を大きく変えたため、急きょ奮闘中です。

僕の心が俺ないように、応援お願いします。


10/10 ルールを一部変更しました。

次の日の午前中の間に俺たち5人は師匠が示した場所のの近くへとたどり着いた。

周りは森に囲まれているが、一部広場のように空間がある。

この広場に到着した後俺たちは、魔力、風属性、土属性といった3つの方法で探知をしてみたがなんの結果も得られなかった。

俺が次の提案をしよとしたところ、ソフィーがそれで?といった感じでこちらを見てくる。


「まずは俺が魔力探知を行うから、それと同時にソフィーが風属性の魔術で探知、レイアが土系統で、マリアとエリーはそれぞれ魔道具で二人の探知をアシストしてくれ。」


俺の指示に4人がうなずき、お互いが距離をとる。

魔力を拡散させ、当たりを探知してみるが、反応はなし。

ソフィーの周りの空気は震え、レイアの足元の地面は振動している。

マリアとエリーは魔道具をもち、魔力を通している。

4人を見るとソフィーの顔に何か反応がみられた。


「なにか反応があった?ソフィー?」

「言葉で表現するのが難しいのですが、周囲に放った風の一部が跳ね返って戻ってくるような感じがします。」

「なるほど、よし次は送る風を何回かに分けて送ってみて、反射してくるものに集中してくれ。」

「わかりましたわ。」

「それじゃ、さっきと同じように探知してみよう。」


2回目の合同探知の結果、広場中央にある岩の周りに台座のような物があることがわかった。

ソフィーに場所を聞いた俺はそれを触ろうとそれがあるべきところに手をおくが、手ごたえがない。


「確かに、そこにありましたのよ。」


うろたえながら言うソフィー


「わかってるよ、大丈夫だいたい予想通りだから。もういちど5人で探知してみようか。」


俺は魔力探知を行いながら先程ソフィーが示した場所へ手をかざす。

すると、そこには確かに何かが存在し、触ることができる。

そのまま手探りで手形の様なものを見つけ、そこに手を置くとあたりに振動が走る。


「なにがあったのクロノ?」


いきなりのことにうろたえたのか、レイアが声をだす。

他のメンバーもあたりをきょろきょろと見ている。


「大丈夫だよ、みんな。きっともうすぐダンジョンが現れるはず。」


手が触れていた台座が目に見えるようになったので、手を置いた場所に目を落とすとそこには


『全力で魔力をながしこみなさい』


と書いてあった。心配な一文だが、師匠がやれというならまぁ大丈夫だろうと思って全力で魔力を流し込む。すると、突然台座が地面へと消え、代わりに大きな振動があたりを襲う。


「クロ君、本当に大丈夫なの?私はちょっと心配だよ。」

「クロノ、どうなの?お姉ちゃんといっしょで、私も心配だよ。」

「うーん、たぶん大丈夫だよ。そのうちダンジョンが地面から出てくるって。」


うん、俺の知ってるRPGならこのパターンなら地面からダンジョンの入り口が出てくるはず。

お約束ってやつだろ!?

さらに揺れが一層大きくなり、そろそろかと思っていたら振動は突然止まった。なんでだろう?


「上ですわ!!」


ソフィーの声で上をみると、なんかでっかいものが落ちてくる。これはやばいよ。


「みんな、退避だーー。」

俺が叫ぶと同時、いやその前にみんな広場から大きく距離を取り始めいた。


大きな物体が、どんどんと距離を縮めこちらに迫ってくる。

この速度で落ちてきたら、当たりやばいよな。

隕石とか、小石程度でもやばいぐらい被害出るらしいし。


「レイア、ソフィー、俺と一緒にあの物体の速度を殺すのを手伝ってくれ。風の魔術で速度をころし、ゆっくり着陸させるぞ。マリアとエリーはさっきと同じサポートに。いくぞ。」



「風よ、抱け、かの城を」

ソフィーの詠唱に合わせ、俺とレイアが魔術を放つ。

普通魔術を合わせるというのは難しいのだが、俺とレイアは無詠唱が可能なので、ソフィーに合わせるのは簡単だ。


俺たち3人は風の魔術を纏わせそれを制御することで落下物の速度を殺す。

近づくとそれは大きな塔であることがわかった。

だいたい、15階ぐらいだろうか。細い円柱状で、ピサの斜塔?みたいな感じである。

もちろん傾いてはいないが。。。


塔を無事広場におろすと、俺の正面には入り口が見えた。

入り口の近くには立札がありそこに



『やぁ、クロノス。よくここが見つけれたね。見つけれたということは頼りになる仲間を何人か見つかったんだね。師匠としてはうれしいよ。と、無駄話はこれぐらいに。本題に入ろうか、これは試練の塔というもので塔を制覇した者にさらなる力を与えてくれる。今回の修業の目標はこの塔を攻略することだ。この塔を攻略できないようなら僕には到底勝てないからね。それじゃ試練の塔のルールを発表するよ。』


これはやるしかないな。師匠に勝つのは俺の目標でもある。

でも、俺はともかく他の4人は大丈夫だろうか?

師匠の修行にはきっとついていけないはず、最悪命を落とすかもしれない。

それなら俺一人で・・・。


『試練の塔ルール


① 試練の塔は全部で20階。20階にいるボスを倒せばクリア

② 5階ごとにボスが出現するこれらはその階を出ると復活する

③ 魔物は自動でポップする

④ アイテムは通常通り使用可能

⑤ 試練の塔の中では通常の攻撃(打撃・魔術)は無効になる。

⑥ 試練の塔の中でダメージを与えれるものは特定の魔力攻撃のみ

⑦ 特定の魔力攻撃とは魔力を制御しその魔力質を≪塔≫に変かさせたもののみ。

⑧ 出ることはいつでも可能だが再入場は不可能

⑨ 宿・アイテム・武具に関しては各階に店を設置してある


* 塔の魔力質については第一階層のスライムが放つのでそれをまねれば問題ない』


とのこと。


なるほど、これなら現在の能力値には関係なく戦える。ダメージに関しても俺の予想なら問題ないはず。このあたりはそのスライムをみて判断しよう。だめそうならすぐ脱出でOK。


「さて、みんな準備は大丈夫?行くよ。」


と、俺たちは塔の中へと歩み始める。

後ろでなんか、「え?」「大丈夫?」とか声が聞こえたけど、無視だ。説明がめんどくさい。




師匠へ 地下迷宮だと思ったのに、まさかの塔でしたね?これはあえて外したのですか?

      定番なら地下でしょう!! まぁ、どっちでもいいんですけどね。


次回は12日17:00 更新予定です。

がんばります。

ブクマ、感想があるともっとがんばれます。

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