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騎士団長、箱入り娘に逃げられる

今回も騎士団長視点となります。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

 

「フェン兄ちゃんも出掛けちゃうの?」

 

 まだ幼い少女が寂しそうな顔をして言った。

 

「 ミラもお外に行きたいよ。みんなお外に行けるのに、どうしてミラはお家から出ちゃダメなの? 」

 

 ぐずるように服の裾を摑んで離さない妹の頭を撫でながら、兄は困った顔をした。

 

「 兄ちゃん達はお仕事があるから行かなきゃならないんだよ。お外は危ないから、小さいミラが怪我したら大変だろう?お利口さんにしていたら、またお土産を買ってきてあげるから 」

「 ミラ、もう小さくないよ?ずっと人間の形でいられるようになったもん。ミラも兄ちゃんみたいに人間のお手伝いできるよ 」

 

 目に涙をためて必死に言いつのる妹をなだめるように兄は言った。

 

「 人化できるだけじゃなくて、強くて賢くなくちゃお仕事はできないよ。それに兄ちゃん達は人間に召喚されたから行くんだ。人間に助けてくれってお願いされたから、お仕事をするんだよ 」

「 じゃあ、ミラも強くなって人間に召喚されればお外に行けるの? 」

「 …そうかもしれないね 」

「 それならミラ頑張ってお勉強する!人間が助けてって呼んだらすぐに行けるように、いっぱい頑張ってお勉強する! 」

 

 言葉を濁すように曖昧に答える兄に気付かないまま、ミラは嬉しそうに笑った。

 

  「 召喚してもらえるように頑張るよ! 」

 

 

 

  ********

 

 

 

 泣き疲れて眠ってしまったミラをベッドへ寝かせたアークは、ほっと息を吐いた。

 

 どんなに宥めても全く泣き止まないミラに、子供の扱いなど分からないアークはもとより比較的に子供に慣れているルベルでもどうすることも出来ずに、男二人でオロオロするばかりだった。

 

「 なんでそんなに契約魔獣になりたいんスかね 」


  疲れた顔をして壁に寄りかかったルベルが言った。

 アークは瞼を腫らし青ざめた顔で眠るミラを見下ろした。

 ミラの泣き声は耳を覆いたくなるような悲痛なものだった。悲鳴のような慟哭は、聞いていて胸が掻きむしられるような思いがした。

 契約魔獣になれないことが、何故そんなに辛いのだろうか。

 

「 さっきはああ言ってましたけど、団長ならミラちゃんと契約できるんじゃないんスか? 」

 

 唐突にルベルが言った。

 アークは自分でも見ないふりをしていた事を突かれて気まずくなる。それを考えなかったか、と言われれば否定できない。


 アークは人の母と竜の父を持つ、世にも珍しい混血種だ。

 人の母体では魔獣の血をひく子供の魔力には耐えられない。アークの母も子供の魔力に内から焼かれ死んだという。その時アークも共に死んだはずだった。しかし父は母の腹を裂いて子供を取りだし、自身の核を死んだ子供に移して生き返らせた。

 魔獣の核は第二の心臓であり、魔力の源だ。創世記の伝承では、神の使いが人を助けるようにと獣に核を植え付け魔獣を産み出したとされる。核により魔獣にとっての生命力となる魔力が生まれ、核を壊されれば死ぬという。そして核を失った父も死んだ。


 その後アークは父の契約者であり、母の兄であるこの街の領主に引き取られたが、その生活は明るいものではなかった。

 胸に竜の核を持つアークは人にはあり得ない程の魔力をもて余した。幼少の頃は何度も魔力暴走を起こし、周りの人や物を傷つけ、次第に周囲から避けられる様になった。

 周りの人間はアークを身の内に魔獣を飼う忌み子と呼んだ。父と母の命を喰らい産まれた魔獣の忌み子と。

 

 そんななかアークを支えてくれたのは、育ててくれた領主家族だった。 彼らは何度も魔力を暴走させるアークに傷つけられながらも、決してアークを見放さなかった。契約魔獣を亡くし急激に老いる事になった領主も、その妻も子供も、誰一人アークを責めなかった。どんなに周囲がアークを手放すように説得しても頷かなかった。ただひたすら、アークがその大き過ぎる魔力を制御できるようになるまで、周りを守り続けてくれた。

 

 だからアークは、その思いに報いる為にも己の内の獣性を押し殺し、人であろうと思った。人として生きて、領主の預かるこの土地を守って行くと決めて生きてきた。


 それなのに、ミラに出会ってから身の内に潜む魔獣の血が騒ぐのを押さえられない。よく泣く面倒な子供であるのに、目を離すことができず、怯えられれば苛立ち、さっきの様に泣かれれば共に胸刳られる思いがする。

 側で笑って居てくれればどれ程幸福だろうか。

 

 しかしそれを受け入れることは、アークの今までの生き方を否定するものだ。だからアークは、いつも通りのセリフを口にする。


「 …俺は魔獣は嫌いだ 」

「 んなこと言いながら、結局団長は優しいじゃないっスか。俺は良いと思いまスけどね、団長とミラちゃん 」

「 どこが良いんだ。昨日から泣かれっぱなしだぞ 」

「 それは団長がピリピリしてっからじゃないっスか。なんか昨日から変っスよ? 」

 

 軽薄な口調とは裏腹に、ルベルは周りをよく見ている。

 アークに物怖じせず、ずけずけとものを言うのはこいつと幼馴染みくらいだ。仕事も抜り無くこなすし、アークも側にいて楽なので補佐として重宝しているが、しかし最近では他の団員もつられて遠慮が無くなってきたのは良いことであるのか無いのか。

 

「 別に変わらん。普通だ 」

「 いや、それが普通とかマジ困るんスけど。団長いると魔獣が寄って来ないのはいつものことっスけど、うちのニルなんか今朝召喚したらソッコー帰りましたかんね。『 あの凶悪なのをどうにかしろ! 』って 」

「 ……… 」


 魔力をある程度制御できるようになったアークだが、感情が高ぶるとどうしても身体から魔力が溢れてしまう。その上竜は魔獣にとっての王であるから、竜の気配を纏うアークがイライラと魔力を放出しては、並みの魔獣では近づくことすら恐ろしいらしい。

 申し訳ないとは思うが、こればかりは自分でもどうしょうもない事なので我慢してもらう他無い。


「 正直な話、団長に契約魔獣がいたら良いってみんな思ってるんスよ。俺らは絶対団長より先に死ぬんスから。団長がどんだけ生きられんのか知らないっスけど、俺らがみんな死んだ後も一人でそうやってるつもりなんスか? 」


 契約魔獣を持つと恩恵の一つとして契約者の寿命が伸びる。契約した魔獣によってその長さは変わり、並みの魔獣でも百五十年くらいは生きられると言われている。

 竜の核を持つアークの寿命は百五十を軽く越えて、おそらく竜と同じくらいの長さを生きることになる。竜の寿命は三千年とも四千年とも言われる。気の遠くなる様な長さだ。

 アークの年齢はすでに八十を越えているが、外見は二十歳くらいで成長を止めて老いる様子はない。どんなに人として生きようとしても、同じ時間を生きることはできないのだ。ルベルが言う通り、すでに何度か知り合いを見送っているし、これから何度も見送る事になるだろう。

 

 

「 バカみてーにデッカイ魔力もて余してる団長と、バカみてーにデッカイ魔力のせいで召喚されないミラちゃん。ぴったりじゃないっスか。俺はお似合いだと思いまスけどね 」

 

 

 ルベルの言葉にアークは何も言えなかった。

 

 

 



  *********

 




 気まずい沈黙を破ったのは、部屋の扉を叩く慌ただしい音だった。

 ルベルが扉を開けると、副団長付きの補佐官であるフィムが部屋へ入ってきた。フィムは明るい茶色の髪と新緑色の瞳を持つ穏やかな性格の青年だか、今はその綺麗な顔を強張らせて何やら緊張の面持ちだ。

 ただ事ではない様子に、アークとルベルも瞬時に頭をきりかえた。


「 失礼します。先ほど急にレス様がいらして、団長を呼べと。かなり慌てた様子で、私たちにも街の警備を強化する様にと仰っています 」

 

 レスはこの街を治める領主の契約魔獣だ。現在の領主はアークの父の契約者であった前領主の息子で、アークの幼馴染みでもある。今は領地の中でも、ここより王都に近い場所にある城で政務をとっていた。

 普段連絡を取る時は鳥系の魔獣を使っているので、獅子の魔獣であるレス自身がこの街に来ることはあまりない。そのレスが直接ここまで赴き、街の警備に口を出す様な真似をするとは、余程の緊急事態か。


「 わかった、今向かう。悪いがフィムはこの部屋に見張りを一人連れてきてくれ。目が覚めてもこの部屋から絶対出すなと伝えろ 」

「 了解しました。レス様は現在、第一応接室でお休みいただいています 」


 フィムに頷きながら、アークは眠るミラを見下ろした。緊急事態の心当たりなど、この少女しかあり得ない。

 ミラの顔から視線を切り離し、ルベルを連れ急いでレスのもとへ向かった。




 応接室に入ると副団長のグレンがソファーに座り、一人の男と対峙していた。

 淡い金髪に碧眼の何時も笑っている様な顔をしたグレンは、補佐官のフィムと並んで街の女性達の憧れとなっている。アークに対しても崩す事のないその顔は、目の前の荒ぶる魔獣を相手にしてもやはり健在らしい。今もアークを見て優雅に立ち上がり一礼して、ソファーの後ろへと下がって行った。

 それを見送った向かいのソファーに座るもう一人の男は、苛立ちを隠しもせず苦い顔をして、輝く様な金髪を乱暴にかき上げた。見事な巨体は長身のアークと同じくらいの背丈で、しかしその重量は倍近くあるだろう。琥珀色の目を剣呑に光らせ、盛り上がった筋肉で窮屈そうに服を纏った姿は、アークにも負けない迫力があった。


 忘れていたが、この二人はとことん相性が悪い。


「 アーク、久しぶりだな。相変わらずお前の部下はへらへらとして気色の悪い。こんな奴を使うなど、ワシはお前の気が知れん 」

「 ひどいですね。どんなに難しい顔をしても事態は変わりませんよ。レス様もその様にしては、せっかくの綺麗な髪がぐしゃぐしゃになってしまいますよ。私が梳かして差し上げましょうか? 」

「 いらん!触るな!お前はさっさと警備の指示でも出しに行け!! 」

「 それは残念ですね。何やらお忙しい様ですから、その美しい髪を梳かすのは次の機会に致しましょう。…と言うことですので団長、私は街の警備強化の指示を出しに行って参ります 」

「 …ああ、頼む 」

「 畏まりました 」

「 次の機会など無いわ!! 」

「 レス様も名残惜しいですが、失礼致しますね 」

「 ワシは名残惜しくなど無い!とっとと行ってしまえ!! 」


 吼えるレスを物ともせずに、グレンはまた優雅に一礼して部屋を出ていった。


「 なんなんだあいつは!!ワシを馬鹿にしているのか!? 」

「 あいつは誰にでもああいう態度だ 」

「 ほらほらレス様、お茶をいれ直しましたから、これでも飲んで落ち着いて下さいよ。副団長はああいう人なんスから、イチイチ反応してたらキリが無いっスよ 」

「 ムゥ、頂こう。…まったく、時間が無いというのに、あいつのせいで調子が狂ってしまったわ 」


 ルベルから受け取ったカップを傾け一気に飲み干したレスは、疲れた様にため息を吐いて言った。豪快な性格のレスには、のらりくらりとした態度のグレンが理解出来ないらしく、突っ掛かっては誂われるのが常だった。

 正直に言えばアークもグレンが苦手だったが、仕事も出来るし人当たりも悪くないので、人に避けられがちなアークを助けて貰っている。ある意味これでバランスが取れているのだ。


「 で?お前が直接乗り込んで来るとは、何があったんだ? 」

「 うむ、さっそくだが急いで街を捜索して貰いたい。相手は人化できる竜の魔獣故、見つけるのに時間がかかるかもしれんが、騎士を総動員してでも探し出せ。ただし怪我ひとつさせるなよ 」

「 …竜 」

「 そう、竜だ。数日前に魔獣界から竜の娘が一人居なくなった。どうやら人間界へと向かった可能性が高い。出ていく前にこの街で開かれるパーティーのチラシを持っていたらしいからな。何事もなければ、おそらくこの街に向かったはずだ。竜の核を持つお前なら見つけやすいかもしれん。どうだ、何か特別感じるものはないか? 」


 なんとも身に覚えがありすぎる話だ。

 昨日から落ち着かない感情も、妙に目を引かれる不思議な感覚も。

 ベッドで眠るミラを思い出す。

 あれは竜の娘だったのか。


「 …外見の特徴は分かりまス?さすがにそれも無しに探せってのも無理がありまスよ 」


 ルベルも思うところはあるはずなのに、黙ったままのアークを気遣ってか、確認する様にレスへ尋ねた。


「 変化した姿は知らんが、青掛かった銀の髪と目をしているはずだ 」


 もう間違えようがない。その竜の娘はミラのことだ。


「 …ミラちゃん竜だったんスね 」


 アークの事情を知っているルベルがこちらを覗うように言った。

 しかしそれに反応したのは、レスの方が早かった。


「 なんだお前ら、ミラを知っているのか!? 」

「 …昨日街を歩いてるのを俺が保護した。今は客室で寝かせている 」

「 なんと!!アークでかしたな、これでひと安心だ! 」


 余程心配だったのか、心底安心したようにレスが喜びの声を上げた。


「 いゃあ、良かった良かった!これで安心して竜を迎えることができるわ。怒り狂った竜程恐ろしいものは無いからな。こんな街など簡単に壊されてしまうわ 」

「 竜がこの街にくるんスか!? 」


 アークの父が生きていた頃ならまだしも、そうそう竜を見ることはできない。アークも幼い頃に、一度様子を見に来た竜に会っただけだ。ルベルも目を見開いて驚いている。その顔はどことなく嬉しそうだ。


「 まあ、さすがにあんな小さい子供がいなくなれば、両親も心配っスよね。なんか契約魔獣になりたいって言ってましけど、もうちょっと大きくなるまで待つように、よく言い聞かせた方がいいっスよ 」


 ルベルが一人納得して頷いているいる前で、レスは何故か疑わしそうに首を捻った。


「 あれは言うほど幼くはないぞ。あの娘が今どんな姿をとっているかは知らんが、すでに子供がいてももおかしくない年だったはずだ 」

「 はぁあ!?ちょ、だって十歳ぐらいにしか見えなかったっスよ!?いくらなんでも、それは早すぎでしょう! 」

「 人化なんぞ所詮仮の姿。いくらでも見た目は変えられようが。あれはもう五百年近く生きているんだ、いつ発情期が来てもおかしくはない 」

「「 っご !!??」」

「 むしろ発情期が遅すぎるくらいだ。余程外へ出たかったのだなぁ。番いができれば、もう外へは出して貰えまいよ。竜は嫉妬深い奴らだからな。産まれた姿のせいで自由に生きることも出来んとは、哀れなものだ 」

 

 レスがしみじみと語っていたが、今のアークとルベルはそれどころではなかった。その前の言葉が衝撃過ぎる。

 

「 …五百歳…ミラちゃんがロリババアとか、マジでショックでかいんスけど 」

「 … 」

「 ちょっと団長、息してまス? 」


 ルベルがかなり失礼な事を言っているが、幸いアークの耳には入ってこない。固まった様に動かないアークを心配そうに覗き込んでくるルベルに、返事を返す余裕もない。頭の中では五百歳という言葉と幼げなミラの顔がぐるぐると回っていた。


「 子供の様に振る舞うのも、女を感じさせないためだろう。人間界に向かうことの多い竜族は基本、人の姿でいることが多いからな。周りに幼い印象を植え付けたかったのであろうよ。まあ、世間知らずなのは育ちゆえだろうが 」

「 箱入りのお嬢様っぽいとは思ってましたけど。でも、なんでそこまで人間界に来たかったんスかね。てか、外に出ちゃダメなんスか? 」


 固まったままのアークをよそに、会話を続けるルベルとレスだったが、吹き飛ばす様な勢いで開かれた扉によってそれは中断された。


「 団長、申し訳ありません!保護していた少女に逃げられました!! 」

「 何だと!?見張りはどうした! 」


 硬直から解けたアークの怒声で、おそらく見張り役だろう男は顔を青ざめさせ震えながら言った。


「 自分がフィム補佐官から指示を受けて部屋に向かった時にはもう部屋にはいませんでした!それでフィム補佐官のもとへ報告に行ったところ、急いで団長に報告しろと…! 」


 しかしその言葉もまたもや中断されることとなる。

 入り口に立つ男を押し退ける様にして、もう一人男が部屋へ飛び込んできた。


「 団長、竜です!外壁の見張りから、二頭の竜がこちらに向かっているとの報告が入りました!! 」


 その言葉にアークとレスは飛び上がるように窓へと向かう。

 しかしまだ距離があるのか、空に竜の影らしきものは見付けることは出来ない。


「 クソッ、早く逃げた娘を探し出せ!間違っても傷は付けるなよ!死ぬ気で探せと、騎士全員に伝えろ!!」


 レスの咆哮が部屋をビリビリと震わせる。報告に来た団員たちは、転がるようにして部屋を出ていった。アークもここまで焦ったレスを見るのは初めてだった。顔には冷や汗が浮かんでいる。


「 竜の気配を感じて逃げられたな。来たのがどの竜だか知らんが、まずいことになったぞ……アーク、よく聞け 」


 レスはアークの腕を握り絞める様に掴んだ。その力は強靭なアークの腕でも軋みを上げる様な力だった。


「 あれは竜の中でも特別な姫だ。だから今まで外には出さず、魔獣界の城に囲って秘められていた。あの娘に何かあれば、今度こそ人間界は竜によって滅ぼされるぞ 」

「 …なんでそんなに…ミラは一体何なんだ? 」

 

 アークとレスの金色の瞳が合わさる。レスの瞳には、緊張を浮かべたアークの顔が映っていた。

 今この部屋は、只人では耐えられないような魔力が渦巻いているだろう。 物音ひとつ聞こえない静か過ぎる部屋に、レスの言葉が落とされた。


 

「 あの娘はこの世でたった一人の龍 」

 


「 神の使いの先祖返り。全ての竜の愛し子だ 」

 

 

 

 

 

   


 

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