我々の象徴である
ガチホモの象徴。それは「陰茎」である。「ちんこ」と呼んでいいのは小学校低学年までである。「ペニス」などという敵性語を使う者は自身に自信を持たない者であるか「陰茎」と書けない、もしくは「いんけい」と読めない愚かな者である。
「陰茎」は「一物」と表される。読み方は「イチモツ」である。が、我々は、より風雅に「いちもつ」と敢えてひらがな表記を用いる。
陰嚢は陰茎と対を為す。陰嚢はその優れたメカニズムにより我らに最高の状態での男性ホルモンを供給するべく働く人体の中で最も優れた臓器の一つである。
陰嚢には睾丸が収められている。俗にいう金玉である。読み方は「キンタマ」である。これも我らは侘び寂びの心で「きんたま」と表する。
そして尻である。尻は千差万別である。つるっとした尻も、硬く鍛えられた尻も、ジャングルを思わせる尻毛に包まれた尻も、全て尻である。
前述の通り、ガチホモは自然体を尊ぶ。なので欧米のサッカー選手のようにファッションで陰毛を剃ることに対し、正直なところ、あまり良い感情は持っていない。しかしガチホモは海外で活躍するゴールキーパーが大好きであるので、あまり主張はしない。また、病を治療している最中の者や、AV男優のように相手を引き立てるためにあえてつるぴかにするなど、必要にかられている場合もあるので、一概に剃毛を否定するものではない。これはガチホモの懐の深さを示す一例である。