表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/17

我々の象徴である

 ガチホモの象徴。それは「陰茎」である。「ちんこ」と呼んでいいのは小学校低学年までである。「ペニス」などという敵性語を使う者は自身に自信を持たない者であるか「陰茎」と書けない、もしくは「いんけい」と読めない愚かな者である。

 「陰茎」は「一物」と表される。読み方は「イチモツ」である。が、我々は、より風雅に「いちもつ」と敢えてひらがな表記を用いる。

 陰嚢いんのうは陰茎と対を為す。陰嚢はその優れたメカニズムにより我らに最高の状態での男性ホルモンを供給するべく働く人体の中で最も優れた臓器の一つである。

 陰嚢には睾丸こうがんが収められている。俗にいう金玉である。読み方は「キンタマ」である。これも我らは侘び寂びの心で「きんたま」と表する。

 そしてしりである。尻は千差万別である。つるっとした尻も、硬く鍛えられた尻も、ジャングルを思わせる尻毛に包まれた尻も、全て尻である。

 前述の通り、ガチホモは自然体を尊ぶ。なので欧米のサッカー選手のようにファッションで陰毛を剃ることに対し、正直なところ、あまり良い感情は持っていない。しかしガチホモは海外で活躍するゴールキーパーが大好きであるので、あまり主張はしない。また、病を治療している最中の者や、AV男優のように相手を引き立てるためにあえてつるぴかにするなど、必要にかられている場合もあるので、一概に剃毛ていもうを否定するものではない。これはガチホモのふところの深さを示す一例である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ