登場人物の紹介 その3
次は、桃子の妹のひまわりです。
椎野ひまわり。桃子より2歳年下。桃子よりも背が高く、とっても元気で明るい性格をしています。聖のことも大好きで、結婚して桃子をとられたと一時は悲しみましたが、今では兄として頼りにしています。
彼氏は、かんちゃんこと神林君。バイト先で出会い、付き合うようになりました。なかなか素直になれず、けんかをしたり、もう別れると言って、聖や桃子をハラハラさせますが、いまだにお付き合いが続いています。
かんちゃんは、聖のことを尊敬していて、聖が椎野家に住みだしてからは、時々家に上がって聖と話をしていくこともあります。
次は聖の妹の、杏樹の紹介です。
榎本杏樹。聖よりも4歳下。今年高校に入学。中学3年の時、好きな人ができました。お付き合いもするようになりましたが、彼氏が受験に集中したいから、デートは控えようと言い出し、その後、別れてしまいます。
ですが、友達の関係を保ち、なぜかいまだに仲良くいい関係を保っています。
性格は明るく、元気。ひまわりととても気が合い、仲良しです。
聖のことは大好きで、自慢の兄でしたが、だんだんと聖が口やかましくなってきて、今はちょっとけむたがっています。
桃子のことは大好きで、姉ができたと大喜び。すごく慕っています。
続いて、桃子の両親、祖父母、親せきの紹介です。
父、椎野耕平。サラリーマン。聖のことを気に入りましたが、桃子を沖縄に連れて行きたいという話を聞き、切れてしまいました。
桃子にも手を挙げてしまいましたが、聖が桃子にお父さんと仲直りをすることを勧めたおかげで、仲直りをします。そして、それ以来、聖を信頼するようになりました。
桃子が妊娠した時にも、反対もせず、聖が息子になることを喜び、結婚することをすぐに許しました。聖が家にいることを心から喜び、本当の息子のように可愛がっています。
母、椎野結花。家でエステの仕事をしています。双子の姉がいて、姉とは性格が正反対で、とても楽天的で、行動的。聖のことは、会ってすぐに気に入り、可愛がっています。ちなみに姉の名前は、実果。
実果には一人息子がいます。名前は幹男。子供の頃は、桃子の近くに住んでいて、桃子が近所の子にいじめられているのを助けたり守ったりしていました。桃子が小学生の時、実は幹男とキスをしていて、桃子のファーストキスの相手でもあります。
今は彼女もいて、同棲もしていますが、桃子のことが好きで、聖には対抗意識を燃やしていた時もありました。
桃子の祖父母。祖父は絵の先生をしている芸術家。聖の絵の才能を見いだしました。
桃子の通う高校で、美術の講師をしていたこともあり、桃子が妊娠した時には、高校に話をしに行くなど、協力していました。
桃子の祖母は、桃子に似ていて、おっとりとしていて可愛らしいおばあちゃんですが、人のこととなると強くなるので、桃子が妊娠していると分かった時には、かなり聖のことを責め、反対しました。
祖父が能天気で、変わり者なのに対し、祖母は真面目で常識人間でもあります。
次は榎本家の紹介です。
聖の父、榎本爽太。フリーでIT関係の仕事をしています。21歳でくるみと出会い、すぐにくるみが妊娠していることを知り、結婚を決意。たとえ、血がつながっていなかろうと、聖のことをとても大事に育てました。
今では、聖とは兄弟か友達のように仲良しです。
杏樹のこともとても可愛がっていて、目に入れても痛くないくらいの可愛がりようです。
奥さんであるくるみのことも、とっても大事にしていて、ずうっとラブラブでした。
聖の母、榎本くるみ。爽太よりも7歳上です。れいんどろっぷすを爽太の母である瑞希から受け継ぎました。
若い頃は男にも負けないくらい、仕事を頑張るキャリアウーマンでしたが、爽太や瑞希、圭介と出会って、生き方が変わり、今では涙もろく弱さも見せるようになりました。
可愛らしい桃子のことが大のお気に入りで、可愛い服を買ってあげたり、パジャマを作ってあげちゃうくらい可愛がっています。
爽太の父、聖の祖父、榎本圭介。21歳の時、脳腫瘍になりあと半年の命と告げられました。恋人の瑞希とそれから結婚をして、瑞希は妊娠します。その子が爽太ですが、瑞希と圭介は、瞬間瞬間を大事に生きるようになり、奇跡が起こり、ガン細胞がすべて消滅してしまいます。
その物語は「今 このときを 愛してる」です。よろしかったら、読んでみてください。
前は江の島に住んでいましたが、今は伊豆に引っ越して、サーフィンやヨットを楽しんでいる元気なおじいちゃんです。
爽太の母、聖の祖母、榎本瑞希。れいんどろっぷすのオーナーでしたが、今は伊豆で娘である春香と一緒に、カフェをしています。春香は爽太の妹で、パティシエです。
春香の旦那さんは櫂。伊豆でサーフィンショップを経営しています。
榎本家はパーティ好きで、何かというと集まってパーティをします。聖の祖父の圭介の癌が消えてしまった時からの、習慣になっているようです。