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第12話 榎本家の空気

 凪が生まれて2週間以上が過ぎた。その間も夜中は3時間おきに起こされ、聖君は朝、9時近くまで寝るようになっていた。という私も、聖君と一緒に9時までは寝ている。


 人間、続けて3時間以上寝れないのは、かなりきついことだとわかった。それが毎日のように続いていると、日中にも支障が出てくる。聖君の大学が春休みで、本当によかったと思った。

 聖君はお店では、まったくいつもと変わらず、しっかりと仕事をしているらしい。その辺はさすがだ。


 そして、今日は聖君の家族が我が家にやってくる。杏樹ちゃんも絶対に凪に会いたいと言い張って、杏樹ちゃんが春休みに入るまで、榎本家は凪に会いに来ていなかった。


 ひまわりは久しぶりに杏樹ちゃんに会えるので、昨日からわくわくしている。でも多分、杏樹ちゃんのほうは凪に会えるので、喜んでいるだろう。聖君が言っていたけど、杏樹ちゃんは凪のことを抱っこしたくって、ずうっとうずうずしているんだとか…。


 そのへんがひまわりとは違う。何しろひまわりは、いまだに凪を抱っこしたことがないのだ。凪が可愛いとは思うらしいが、抱っこしたり、あやしたりってことまではしたいとは思わないらしい。っていうか、どう抱っこしていいのか、どうあやしていいのかがわからないようだ。


 まあ、あやすっていっても、凪はまだ笑うわけでもないし、目もまだ見えていないようだから、あやしようがないって言えば、それまでなんだけど。

 だけど、聖君や父を見ていると、凪が笑ったわけでもなけりゃ、反応したわけでもないのに、あやしては勝手に喜んでいる。


「凪、機嫌いいね~~」

とか、

「凪ちゃん、おじいちゃんのことがわかるんだ。そうか、そうか」

と目じりを下げて喜んでいる姿は、ほんと、親ばかと爺ばかだよなあって思うんだよね。それをはたで見ているひまわりはたまに、

「この二人、怖い」

と言っている。


 父の凪への可愛がり方は、ひまわりにとってはたいしてショックじゃないようだが、聖君のにやけた顔、締まりのない顔は、かなりショックを受けたらしい。目じりの垂れ下がった顔、締まりのない口元、私は見慣れていたが、ひまわりはそんな聖君の姿を今まで、あまり見ていなかったようだ。


 そっか。ひまわりの前では、聖君、かっこつけていたのかなあ。だけど、凪の前じゃ、かっこもつけられないってくらい、メロメロだもんなあ。


 聖君は朝9時に起きたとしても、家の掃除や洗濯を手伝っている。本当にマメな夫と言うかマメな婿だ。母はそんな聖君が自慢の婿のようで、ご近所でもしょっちゅう自慢しているらしい。

 そんなマメな聖君は、買い物だけは手伝おうとしない。というのも、家から一歩も出たがらないからだ。


 家にいる分には掃除をしてても、洗濯物を干していても、すぐに凪の顔が見れるし、凪が泣いたら抱っこができる。だけど、買い物に行くと凪の顔が見られないから、それで聖君は一歩も出ようとしないのだ。


 こんなに娘に入れ込んでいる父親ってどうよ。と、ひまわりとこそこそと今日もダイニングで話していると、横で聞いていた母が、

「じゃ、娘も嫁もほっぽらかして、外で遊んできちゃう旦那のほうがいいわけ?」

と逆に聞かれてしまった。


「そうだよ、お姉ちゃん。凪ちゃんに夢中だから家にいてくれるんだよ?だから、お姉ちゃんのそばにもいてくれるんじゃん。もし、お兄ちゃんがひょろひょろと外に出て行ってみ?ここら辺の奥さん方や、隣の家の娘さんの餌食にされちゃうかもしれないんだよ?」

「ふふふ、ひまわり。餌食はないでしょ、餌食は」

 ひまわりの言葉に母が笑った。


「だって、特に隣の娘さん、お兄ちゃんのこと狙ってたじゃん。きっと今でも、狙ってると思うもん」

「そう~~?だったら凪を抱っこしている聖君でも見せてみたら?でれでれになっている聖君はかなりのイメージダウンだと思うわよ」

「あ、そうかもね!」

 ひまわりと母はそんなことを言って笑っている。


 そうなんだ。やっぱりそう普通は思うんだ。じゃ、私だけなのかな。でれでれの聖君ですらかわいく見えるのは。

「さて、12時には聖君のご両親や杏樹ちゃんが来るんだから、お昼ご飯を作り出さないとね」

 母はそう言うと、キッチンに入って行った。


 聖君はというと、さっきからずうっと凪を抱っこして、リビングに行ったり、和室に行ったりしている。しっぽと茶太郎がめずらしく和室にやってくると、聖君は2匹に凪のことを見せ、

「可愛いだろう?しっぽも茶太郎も可愛いって思うだろう?」

とにやけながら、話しかけた。


「やれやれ。親ばかもあそこまでいくと、すごいよね。さ、私は部屋を綺麗にしてこようっと。杏樹ちゃん、遊びに来るかもしれないし」

 ひまわりはそう言って、2階に上がって行った。

 杏樹ちゃん、ひまわりの部屋行くかなあ。きっとずっと凪に夢中になると思うけどなあ。


「ほ、ほぎゃあ。ほぎゃあ」

「桃子ちゃん、凪、お腹空いたみたい」

「うん」

 和室に入り、私は凪におっぱいをあげた。聖君がマッサージをしてくれたおかげで、最近は右のおっぱいもスムーズに凪は飲んでくれている。


 聖君は凪がおっぱいを飲み終えると、また肩にひょいと乗せゲップをさせ、凪がブリッとウンチをすると、さっさとオムツも替えてくれた。

 そう。すっかり聖君はオムツ替えもうまくなり、あっという間に替えてくれちゃうし、沐浴も今では凪が気持ちよさそうに入るくらいになっている。


 聖君、生まれる前に子育てが楽しみだって言っていたけど、本当に楽しんでいるし、嬉しそうなんだよね。

 父もよく凪のことは抱っこしているし、母も抱っこをしてくれる。だから、私が凪を抱っこしている時間は少ないかもしれない。


 私にとっては凪におっぱいをあげる時間が、一番の至福の時だ。その時だけは聖君も、何も言わずただただ、目を細めて凪と私を見ている。でも、その目がすご~~く優しくてあったかい目だから、私はいつも幸せに思い切り包まれている。

 凪におっぱいをあげ、隣には聖君がいる。ただそれだけのこと。でも、ものすご~~く幸せなんだ。


 ピンポ~~ン。12時になり、チャイムが鳴った。

「は~~い」

 母が玄関に出迎えに行った。私もその後ろから、聖君の家族を出迎えに行った。

「こんにちは」

 聖君のお父さん、お母さん、そして杏樹ちゃんが玄関に入ってきた。


「どうぞ、どうぞ。上がってください」

 母がそう言って、玄関にスリッパをぽんぽんと並べた。とその時、ドタドタドタとけたたましい足音と一緒に、ひまわりの、

「杏樹ちゃん!」

と叫ぶ声が聞こえてきた。


「ひまわりちゃん!」

 杏樹ちゃんもひまわりの姿を見て声をあげた。その音や声がでかかったからか、一回聖君の腕の中で寝かかった凪が、起きて泣き出してしまった。


「ほんぎゃ~~~~~!」

「あら、凪ちゃんの泣き声?」

 聖君のお母さんとお父さんが目を輝かせた。そして二人して、早足でリビングに入って行った。

「聖、凪ちゃん泣いちゃってるのか?」

 聖君のお父さんはそう言いながら、泣いている凪の顔を覗いた。


「どれ、爽太パパがあやしてあげよう」

 そう言って、聖君のお父さんは凪を聖君から受け取ろうとした。

「何?その爽太パパって」

 聖君はそう言いながら、凪をお父さんの腕に乗せた。


「だってこの年でおじいちゃんは変だろう?だから、爽太パパ」

「パパじゃねえだろ!パパじゃ!」

 聖君は怒った声を出した。そのせいで凪はますます、大声で泣いてしまった。

「あ、ごめん、凪」

 聖君が優しい声で凪に謝った。


「凪ちゃん。大丈夫でちゅよ~~」

と赤ちゃん言葉で、聖君のお父さんがあやしだした。うわ。赤ちゃん言葉だよ?こっちもすごい爺バカぶりを発揮しちゃった。

 いや、この若さで爺って言ったら、やっぱり悪いよね。確かまだ、聖君のお父さんは40歳くらいだったよね?


「聖君のお父さんだったら、赤ちゃんがいてもいいくらいの年齢でしょう?」

 母も凪をあやしている聖君のお父さんを見てそう言った。聖君はその言葉にも反応して、

「だけど、おじいちゃんはおじいちゃんなんですから!」

と口をとがらせた。


 聖君のお父さんは、凪のことをゆらゆら揺らして、背中をぽんぽんとたたいた。そして時々、優しい声をかけている。すると、凪は泣き止み、目を閉じてしまった。

 うわ。聖君のお父さんも魔法が使えるんだ。


「可愛いね。寝ちゃった」

 杏樹ちゃんが凪の顔を覗き込み、ぽつりと言った。

「杏樹、抱っこしてみるか?」

 聖君のお父さんがそう言うと、杏樹ちゃんは嬉しそうにうなづいた。


「杏樹、気を付けてよ」

 聖君のお母さんが心配そうにしたが、

「大丈夫だよ。杏樹だったら」

と聖君はにこりと笑って、杏樹ちゃんのそばに寄った。


 凪を杏樹ちゃんは抱っこした。頬を高揚させ、杏樹ちゃんは嬉しそうにしている。

「可愛い~~~~」

 杏樹ちゃんは凪を起こさないように小声でそう言った。

「杏樹、写真撮ってあげる」

 聖君のお父さんはそう言うと、デジカメを構えて写真を撮った。


「本当に可愛いわね。色白で桃子ちゃんそっくりだわ」

 聖君のお母さんは、凪の顔を覗き込んで優しい目をした。

「どうぞ、お茶入れましたから、リビングでくつろいでください」

 母がそう言うと、

「あ、すみません」

と聖君のお父さんとお母さんは、ソファに座った。


「杏樹、まだ凪のこと抱っこしてる?」

 聖君が優しく聞いた。

「うん。もうちょっと抱っこしていたい」

「じゃ、疲れるからここに座って抱っこしたら?」

 聖君はそう言って、杏樹ちゃんもソファに座らせた。


 ひまわりはというと、凪に杏樹ちゃんを取られてがっかりしている。そのひまわりの腕をつついて、母がひまわりをキッチンに連れて行った。きっとあれこれ手伝いをさせるつもりだろう。

 私は聖君の座っている隣に腰かけた。


「お兄ちゃんが凪ちゃんに夢中なの、わかるなあ」

 杏樹ちゃんがぼそってそう言った。

「わかるだろ?ずうっと抱っこしていたくなるだろ?」

「うん」


「本当だよな。赤ちゃんって、本当に可愛いもんなあ。杏樹や聖が赤ちゃんだった頃を思い出すよ。な?くるみ」

「ええ、ほんと。つい昨日のことのようだけどね」

「二人とも元気な赤ちゃんだったよなあ」


「くすくす。泣き虫は聖よね」

「ああ、聖はよく泣いたっけ」

「ええ?お兄ちゃんのほうが?」

「杏樹はやんちゃだったな。ハイハイしてからはほんと、目が離せなかった。でも、聖がよく面倒を見ていたからな」


「聖、杏樹のこともすごく可愛がっていたものね」

 聖君のお母さんの言葉に、杏樹ちゃんは聖君をちらっと見て、

「そうなんだ」

と照れくさそうにつぶやいた。


「可愛かったもん、杏樹も」

 聖君は優しい目で杏樹ちゃんを見ながらそう言った。

 我が家のリビングが一気に、れいんどろっぷす、ううん、榎本家のリビングの空気に変わった。優しくてあったかくって、ゆったりとしている空気。とても心地がいい。


 もちろん、我が家も好きだ。特に結婚してから、それに凪が生まれてからの我が家は、いつも賑やかで、いつもみんなが笑っている。ただ、ちょっとだけ慌ただしさもある。そんな椎野家も好きだけど、この榎本家独特の優しい空気は、何とも言えない心地よさがある。


 すう…。その空気を感じているのか、凪は安心しきって杏樹ちゃんの腕の中で寝ている。

「凪ちゃんが寝ているうちに、みんなでお昼にしましょう」

 母がそう言って、みんなをダイニングに呼んだ。

「杏樹、凪を布団に寝かしてこよう」

 聖君がそう言って、杏樹ちゃんを和室に連れて行った。


 私はそっと和室の入り口から二人を見ていた。聖君は優しく、

「ここに凪をそおっと寝かせて」

と杏樹ちゃんに言っている。杏樹ちゃんはそっと凪を昼寝用布団に寝かせた。凪の上に聖君は優しく布団をかけた。


「小さい可愛い布団なのに、凪ちゃんが寝ると布団が大きく見えるね」

「うん。そこがまた可愛いよね」

 そんな会話をしながら、2人は和室を出てきた。

「お姉ちゃんが赤ちゃんの頃も、あんなだったのかな」

 杏樹ちゃんが私に聞いてきた。


「お父さんが言うには、桃子ちゃんの赤ちゃんの頃そっくりだってさ」

 聖君が目じりを垂らしてそう言った。

「ふうん」

 杏樹ちゃんはちらっと凪のほうを見ながら、相槌を打った。


 そして和やかにみんなで昼食をとった。凪はその間、ずっとすやすやと寝ていてくれた。

 ご飯を終えると、榎本家のみんなは和室に移動して、寝ている凪のことを優しく見守った。ひまわりはまた、母に片づけの手伝いをさせられていた。


 私はというと、あまり水仕事も体をひやすし、手伝わないでもいいわよ、と母に言われているので、聖君の隣に座り、一緒に凪のことを見ていた。

 榎本家が移動すると我が家の和室がまた、榎本家のリビングの空気に変わる。ゆるりとした優しい空気が漂いだす。


「可愛いわねえ、本当に」

 聖君のお母さんがそう言うと、その隣でお父さんも目を細めてうなづく。杏樹ちゃんは目をずっときらきらと輝かせ、凪を見ている。

「父さん、本気で爽太パパって呼ばせる気?」

 聖君が小声で聞いた。


「私は、くるみママって呼ばせようかしら」

 聖君のお母さんまでがそんなことを言っている。

「ああ、いいね、それ」

「じゃ、私はおばさんじゃなくて、杏樹お姉ちゃん」


「ちょっと待って。その勢いだと俺が、聖お兄ちゃんにならない?で、父さんと母さんが凪の親みたいじゃんか」

「ああ、いいね、それ。でも、世間で通っちゃうんじゃないの?俺とくるみの子ってことでも」

「聖の年の離れた妹って言っても通りそうよね」


「かんべんして。凪のパパは俺だけなんだから!」

 聖君の声がでかかったからか、凪がぴくんと動いた。

「聖、声大きい、凪ちゃんが起きちゃうだろ?」

「…」

 聖君はお父さんにそう言われ黙り込んだ。


「あの…」 

 私は話に参加していなかったけど、気になって聞いてみた。

「私はそうすると、なんになるんでしょう。桃子お姉ちゃんですか?」

 すると、みんながいっせいにブッとふきだした。あれ?私、的外れなことでも言ったかな。

「あはは。桃子ちゃんはママでいいんだよ」

 聖君のお父さんが声をあげて笑った。


「そうよ。桃子ちゃんそっくりだし、どっからどう見ても桃子ちゃんがママよ」

 聖君のお母さんもそう言って笑い出した。聖君までが、

「桃子ちゃん、なんだか、タイミングがずれてる。笑える!」

と言って大笑いをしている。


「みんな、凪ちゃんが起きちゃうよ」

 杏樹ちゃんがそう言って、みんなを黙らせた。だが遅かりし。凪はみんなの声にびっくりしたようで、目を覚ましてしまった。

「あ、ごめんね、凪ちゃん」

「凪、大丈夫だよ」

 聖君のお父さんと聖君の声を同時に聞き、凪はほえ~~って顔をして、目を丸く見開き手を動かしだした。


「なんだ。ご機嫌だ」

 聖君が凪の顔を見て、嬉しそうにそう言った。

「そうなんだ。凪ちゃん、ご機嫌なんだ」

 聖君のお父さんも、聖君とまったく同じ表情をした。


「ね、今度は私が抱っこしてもいいかしら」

 聖君のお母さんが聖君に聞いた。

「いいよ。ほら、凪。おばあちゃんだよ」

 聖君が一回凪を抱っこしてから、お母さんの腕に凪を渡した。


「ああ、やっぱりそれはやめて、聖。くるみママって呼ぶようにさせるんだから」

 聖君のお母さんがそう言うと、

「凪、絶対にそのうち、困惑するんだろうな。パパやママがいっぱいいて」

と聖君が苦笑いをした。


 凪は聖君のお母さんに抱っこされても、ご機嫌な様子で手を動かしたり、口をすぼめたりしている。

「可愛いわね~~~~、凪ちゃん」

 聖君のお母さんは目を細め、すごく嬉しそうだ。

「ああ、いいわね。赤ちゃん、ほんといいわね」

 抱っこしまま、ゆっくりとその辺を歩いて、聖君のお母さんはそう言った。その姿を聖君のお父さんがすごく優しい目で見つめている。


「くるみが赤ちゃんを抱っこしている姿、久しぶりに見るなあ」

 お父さんが感慨深そうにそう言うと、お母さんはお父さんを見て、

「ふふ。まるで新婚時代に戻ったみたいね、爽太」

と頬を赤くして嬉しそうにそう言った。


 杏樹ちゃんと聖君は、そんな二人をやっぱり優しい目で見ている。

 和室の外から榎本家の姿を、母とひまわりがのぞいて見ていた。そしてちょっと驚いていた。きっと、あまりの仲の良さや、あったかい空気、優しい空気に驚いたんだろう。


 凪は本当にずっと機嫌がよくって、その場はずうっと優しい空気が漂っていた。これ、聖君からかもしだされる、あったかいオーラと同じだ。

 私は一気に癒され、隣の聖君の肩にもたれかかった。聖君はそれに気が付き、優しく私の肩を抱いてくれた。


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