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第118話 凪のやきもち?

 翌朝、起きて凪を抱っこしてお店に行った。お店にはすでに聖君がいて、みんなの朝食の準備を手伝っていた。

「おはよう、聖君」

「………おはよう」

 あ。ものすご~~~く機嫌が悪い!


「聖君、ごめんね?あ、凪、パパに抱っこしてもらう?」

「俺、今、手伝ってるから」

「私が変わる。凪のことお願い」

 無理やり凪を聖君に渡した。そして私がキッチンに入った。


「凪~~~~!おはよう~~~!今日もめちゃ可愛いね」

 聖君はそう言いながら凪のほっぺにキスをした。あ、やっぱりね。凪だとすぐに、機嫌が直っちゃうんだよね。


「桃子ちゃん、おはよう」

「おはようございます。あ、手伝います」

 おばあさんに朝のあいさつをされそう言うと、

「ありがとう。じゃあ、これをテーブルに持って行ってくれる?」

とロールパンの入った籠を渡された。

「はい」


 ロールパンからは、すごくいい匂いがしていた。どうやら今、オーブンであっためたばかりのようだ。

 テーブルの上にはすでに、ジャムが置いてあった。このジャムはおばあさんの手作りなんだそうだ。


 それから、聖君のお母さんがコーヒーを挽きだして、お店全体にコーヒーのいい香りが漂いだした。そこに、櫂さんや、聖君のお父さん、そしておじいさんがやってきた。お店は一気ににぎやかになった。


「空、凪ちゃん、おはよう」

 おじいさんも、お父さんも目じりを下げてそう言うと、空君と凪の頬をつついたり、あやしたりした。空君も凪もご機嫌で、きゃたきゃたと笑っている。


 クロとクロもご機嫌だ。尻尾を振ってお店の中を行ったり来たり。ああ、なんともこのまりんぶるーは、明るくって楽しくって、あったかいよなあ。


 そんな中、聖君も凪を抱っこしながらにこにこ顔。ああ、良かった。すっかり機嫌直って…。っていうのは、私のあさはかな考えだったことを、あとで思い知るんだけど。


 みんなで席に着き、朝ごはんを食べだした。そして、

「今日は何する~~?」

と元気に杏樹ちゃんが聞くと、

「杏樹ちゃんの彼、明日の朝来るんでしょ?楽しみね」

と春香さんに言われ、杏樹ちゃんは真っ赤になった。


「じゃ、杏樹、明日のために春香さんとケーキでも焼けば?やすくん、喜ぶぞ」

 お父さんの提案で、今日は、私、春香さん、杏樹ちゃんの3人でケーキ作りをすることになった。


 聖君は、お父さんと海に潜りに行くらしい。凪は家で、お母さんとおばあさんが面倒を見てくれる。あ、空君もだ。

 そんなこんなで、私はその日、聖君とは別行動をしていた。


 凪と空君は、お母さんとおばあさんが交互に見ていてくれたが、でも、ほとんどはクロとクロが世話をしていたようなものだった。


 今日は夜だけお店をあけるらしい。昼間はお休み。お店の中の一番あったかいところにマットを引き、そこで凪と空君は遊んでいる。その横にはしっかりとクロとクロがいて、2人がごろごろと寝返りをうちだすと、

「ワンワン」

と吠えて教えてくれた。


「あらあら。凪ちゃん、プレイマットで遊んでいて。そこから出たらだめよ」

 クロの声で気が付き、おばあさんが凪のそばに行く。そんな感じで、やっぱりお守り役はクロとクロだった。


「クロは、海に行かないでもいいの?」

 私がクロのそばに行って聞いてみた。

「クロは、凪ちゃんのそばにいるのがいいんじゃない?とっても嬉しそうだもの」

 聖君のお母さんも隣にやってきてそう言った。


「そうですね。なんだか、嬉しそうですね」

「うん。クロはね。でも、聖は朝からむくれてたわよ」

「え?」

「海に潜りに行って、機嫌直っていたらいいんだけどねえ」


「そんなにへそ曲げてました?」

「もう、すんごいへそ曲げまくってた。笑えるほど」

 うそ。


「俺はまた、部屋から追い出された。もう桃子ちゃん、俺がいなくってもいいんだ。って、口とがらせて、いじけまくり」

 うそ~。

「桃子ちゃん、聖、帰ってきたら慰めてあげてね」

 お母さんはそう言って笑っていた。


 そんなに機嫌悪くしちゃってたの?いじけたり、すねたりしてたかもって思ったけど、かなり落ち込ませちゃったのかなあ、私。


 夕方になり、ケーキも焼き上げ、私と春香さんは空君と凪を抱っこしながら、お店の端のテープルでのんびりとしていた。杏樹ちゃんは、おばあさんとやすくんの話で盛り上がっている。


 そんな中、聖君がお父さんと戻ってきた。すると、日に焼けた髪の長い、スレンダーな女性も一緒にお店に入ってきた。

「あら、せっちゃん。一緒に潜っていたの?」

「はい。もう偶然ばったり会っちゃって!!」

 おばあさんがその女の人に声をかけ、その人は嬉しそうにそう答えながら、席に着いた。


 そのテーブルにお父さんと聖君も一緒に座った。そこへ聖君のお母さんが近づき、

「せっちゃんじゃない。久しぶりねえ」

と話しかけた。


「くるみさん、お久しぶりです」

「元気だった~?」

 知り会いなんだ。聖君も一緒に仲よさそうに話している。

「聖君、2年ぶりよね?去年も一昨年も来なかったから」


「あ、そういえばそうかな。じゃ、そんなにせっちゃんとも会ってないんだ」

 聖君まで、せっちゃんって呼んだ。もしかして仲いいとか?

「聖君、もう伊豆に来なくなっちゃうかと思った。沖縄の大学に受かって、沖縄に行ったのかとも思ったよ。会えてよかった~~」


「あ、そうか。沖縄に行くって俺、3年前話したっけね」

「そうだよ。それ以来会ってなかったから、もう本当に会えなくなっちゃうかって、悲しくなっちゃって。それにしても、まだ少年っぽさすらあった聖君が、大人っぽくなったよね」

「え?俺?」


「うん。見違えた。今日はドキッてしちゃったもん」

「あはは。何言ってんだか。素敵な彼氏はどうしたの?一緒に伊豆に来たんじゃないの?」

「もうとっくに別れたよ~」

 そんな話をしながら、せっちゃんっていう人は、聖君ににこりと微笑み、

「ほんと、かっこよくなったね、聖君」

とうっとりと見つめている。


 もしかして、聖君に惚れた?

 聖君よりも、けっこう年が上に見えるけど、まさか、惚れちゃったとか?

 聖君もなんだか、すごく嬉しそうに話してない?女の人苦手なくせに、なんだってそんなに仲よさそうなの?

 あ、そうか。海が好きな人とは、仲良くなっちゃうんだ、聖君。


「ふ…ふ…」

 私が聖君をお店の隅から、凪を抱っこしてやきもきしながら見ていると、突然腕の中でおしゃぶりをしていた凪がぐずりだした。

「凪?どうしたの?」


「う…。うぎゃぴ~~~~!!!」

 うわ!いきなり大声で泣き出したよ?何?お腹空いた?それとも何?


「凪?」

「凪ちゃん?」

 聖君も聖君のお父さんやお母さんも、そしてキッチンにいた杏樹ちゃんやおばあさんまで、凪の泣き声に驚いてこっちを見た。


「凪、どうしたの?」

 私がゆらゆら揺らしたり、背中をぽんぽんしても泣きっぱなしでまったく泣き止まない。

「ふ、ふ、ふえ~~~ん」

 凪の泣き声につられ、春香さんの腕の中にいた空君までが泣き出してしまった。


「凪?どうした?」

 聖君が席を立ち、私のほうに来た。すると凪は、聖君のほうに手を伸ばした。

「眠いの?」

 聖君は凪を抱っこして、凪の顔に顔を近づけた。

「まさか、また熱でも出したのかな」


「ひっく、ひっく」

 凪は、聖君の胸に顔をつけて泣いている。でも、ちらっと聖君の後ろでこっちを見ている、せっちゃんっていう女性を見た。


「だあれ?その子、可愛い子だね」

 せっちゃんが聖君に近づいた。すると凪はまた、

「びえ~~~~~!」

と泣き出してしまった。


「あれ?凪、まさか人見知りでも始まっちゃった?」

「凪ちゃんっていうの?女の子だよね?可愛い!親戚の子?」

 せっちゃんっていう人が、凪の顔を覗き込もうとすると、凪は聖君に思い切りしがみつき、思い切り泣き出してしまった。


「ごめん、せっちゃん。凪、人見知りなんてしたことなかったんだけど、知らない人、ダメになっちゃったみたい」

 聖君はそう言って、せっちゃんに背を向けた。そして凪の背中をぽんぽんしながら、

「大丈夫だよ。凪」

と優しい声で言っている。


「めずらしいわねえ。凪ちゃんが大泣きするなんて」

 聖君のお母さんがそう言って、凪のことを見た。その横にせっちゃんは行き、

「親戚の子なんですか?」

とお母さんに聞いた。


「あら、違うわよ。聖の娘。私の孫よ」

 お母さんがそう言うと、せっちゃんは、一回目を丸くしてから、

「また、そんな冗談ばっかり」

と言って笑い出した。


「せっちゃん、冗談じゃなくって、本当に俺の娘なの。去年は奥さんがつわりひどかったし、それで伊豆にも来れなくって」

 聖君はせっちゃんを見てそう言った。でも、

「びえ~~~ん」

とまた凪が泣いたから、慌ててせっちゃんから聖君は離れた。


「凪、もしかして眠いのかな。それともお腹空いてるのかな。桃子ちゃん、おっぱいの時間?」

「ううん。さっき、飲んだばっかりだよ。お昼寝もしたし…。どうしちゃったのかな。どっか痛いとかじゃないよね?凪」

 私も心配になってきて、凪の顔を覗き込んだ。すると凪はひっくひっくと泣きながら私の顔を見て、それからまた、せっちゃんの顔を見た。


 私も凪の目線に合わせ、せっちゃんの顔を見てみた。すると、真っ青になっていた。

「そ、その人、奥さん?」

「あ。うん。紹介するよ。俺の奥さんの桃子ちゃん。で、娘の凪」

 聖君は凪をゆらゆら揺らしながらそう言った。


「桃子ちゃん、この人は節子さんっていって、この近所に住んでいたんだけど、何年か前に東京に行っちゃって、夏の間だけ実家に遊びに来てて…」

「ぎゃぴ~~」

「あ、あれれ?凪、また泣き出した」


 聖君はせっちゃんの紹介をやめて、また凪をあやしだした。

「…わ、私、もう帰るね」

「え?もう?せっちゃん、ご飯でも食べて行かない?」

 おばあさんがそう言っても、せっちゃんは顔を青くしたまま、

「すみません。また今度」

と足早にお店を出て行ってしまった。


「ひっく」

 凪がおしゃぶりをしながら、その後ろ姿を見て、そして、

「あ~~~~」

と突然、聖君の顔をぺちぺちしだした。


「あ、機嫌直った」

 聖君が凪の顔を見てそう言った。凪の機嫌が直ると、空君もぐずるのをやめてしまった。


「あ~~う~~」

 凪は、聖君の隣にいた私のほうに手を伸ばしてきた。

「ママのほうに来る?」

 私がそう聞くと、凪はもっと私のほうに手を伸ばしてくるので、聖君から凪を受け取った。


 すると凪は、私を見てにこりと笑い、それから機嫌よさそうにおしゃぶりをして大人しくなってしまった。

「凪ちゃん、なんだったのかしら」

 春香さんがそう言いながら、私の横に来た。


「人見知りかな。こんなの初めてなんだけどな」

 聖君はそう言ってから、

「空はあるの?人見知りで泣くこと」

と春香さんに聞いた。


「あるけど、ここまで激しく泣かないわよ。ちょっとぐずって、私にひっつくくらいで」

「そうなんだ。凪はなんだったんだろうなあ。ね?凪、どうしちゃったの?」

 聖君が凪に顔を近づけた。凪はまた聖君の顔を、ぺちぺちとたたいた。


「せっちゃんにやきもちでも妬いたんじゃないのか?パパ、他の女の人と仲良くしちゃいやだって」

 お父さんが笑いながらそう言って来た。

「ええ?まさか。そんなこと、まだ思ったりしないだろ?」

 聖君がお父さんに向かってそう言ってから、凪のほうを向いた。凪はなんとなく、聖君をじっと見てから、私の顔を見た。そして、またにこっと笑う。


「あ~~う~~~?」

「え?」

「あ~~~」

 なんだか、その時の凪がまるで、

「ママ、ライバルは追っ払ってあげたからね」

と言わんばかりのドヤ顔…。まさか、そのつもりで泣いたんじゃないよね?まさかね?


「そうか、凪、パパが他の女の人と仲良くしたから、妬いちゃったのか~~~」

 聖君はデレデレの顔で、凪にそう言った。凪はまったく別のところを見て、聖君の言うことは無視していた。


 聖君はそんなこともあったからなのか、機嫌を直してしまい、私に普通に話しかけてきた。今日の海はすごく綺麗だったとか、桃子ちゃんも一緒に潜れたらいいねとか。

 そして凪を抱っこして、凪の頬にキスをしたり、頬ずりをして目じりを下げていた。


 夜、お店には近所の貸別荘に泊まっている女性客がやってきた。聖君がお店の手伝いをしていたので、その女性客は、

「こんばんは。このお店でバイトしてるんですか?」

と早速話しかけていた。


「あ、バイトっていうか、手伝いです。ここ、俺のばあちゃんの店なんで」

「え?そうなんですか~?今、おいくつ?大学生くらい?」

「はい。大学生ですけど」

「私たちも!」


 あ、女性客、目が輝きだした。聖君も、いつもの営業用スマイルだ。

「う…」

 その時、クロとクロがお守りをして、マットの上で空君と遊んでいた凪が、ぐずりだした。そして、

「うぎゃぴ~~~!」

と、また一気に泣き出してしまった。


「凪?」

 私が慌てて凪のもとに駆け寄ったが、凪は私の手を払って、また大泣きしてしまった。

「ま、ママじゃ駄目なの?」

 今、かなりへこんだ。


「凪?どうした?」

 聖君が凪のそばに来ると、凪は聖君に手を伸ばした。聖君はひょいと凪を抱っこして、

「眠い?もう寝る?2階行こうか?」

と優しくそう言った。


「誰?」

 テーブル席から、女性客が2人でこそこそと話している。

「桃子ちゃん、俺、凪のこと寝かしつけてくるね。ばあちゃん、ごめん。店抜ける」

「わかったわ。お店なら平気だから、そのまま凪ちゃんのそばにいてあげて。きっとこっちに来て興奮しちゃったんじゃない?二日間、にぎやかな夜が続いちゃったし」


「ああ、そうかな?」

 聖君はそう言いながら、ひっくひっくと泣いている凪の背中を優しくぽんぽんしている。

「桃子ちゃんも一緒にもう部屋に行っていいわよ?今日は親子みずいらず、3人で過ごしたら?」

 聖君のお母さんがそう言ってくれた。


「お、親子って今言いました?」

「ええ。聖の奥さんと娘なの」

 女性客の質問に、お母さんがにこにこしながら答えると、その女性客は、

「え?でも、大学生でしょ?」

と思い切り驚いていた。


 凪はそんな女性客のほうをちらっと見て、それからまた私の顔を見た。そして、聖君が階段を上り始めると、すっかり泣き止み、おしゃぶりをしながら私を見て、またにこっと笑う。


 あ、さっきと同じドヤ顔…。


 部屋に入ると、凪はすっかり機嫌を直し、あ~~う~~とおしゃべりを始めた。

「あれ?機嫌直ってる?」

 聖君はそう言うと、

「布団敷いちゃうから、桃子ちゃん、凪お願い」

と私の腕に凪を渡した。


 凪は私の腕の中でも、ご機嫌だ。そして、布団を敷き終わり、凪を布団に寝かせても、ぐるっと寝返りをうって、機嫌よさそうにしている。

「……眠くなさそうだね、凪」

「うん」


「なんで泣いたのかな?」

「あのね。聖君」

「ん?」

「凪、聖君が女性と仲良くしてると、泣くみたい」


「え?やっぱり、妬いてるの?」

「…ううん」

「え?じゃあ、何?」

「まさかとは思うんだけど」

「うん」


「泣いて、聖君が女性から離れるでしょ?そうすると、私の顔を見てドヤ顔するの」

「ドヤ顔?」

「なんていうのか、ママ、女の人からパパを離してあげたわよっていう、そんな顔」

「………へ?」


「ね?凪。もしかして、ママのために泣いてくれてる?」

「あ~~~」

 あ、そうだって今、言った?


「あははは。まさか、そんなことできるわけない」

 聖君は思い切り笑った。

「もう、桃子ちゃんって、やっぱりすごい妄想力してるよね?」

 そうかな。私の妄想じゃないと思うんだけどなあ。


 凪は、それからしばらくは機嫌よく起きていたが、そのうち眠そうな顔をして、聖君に抱っこして寝かしつけてもらい、すやすやと気持ちよさそうに寝てしまった。


「桃子ちゃん」

「え?」

「俺、昨日も一昨日も、悲しい思いをしたんだけど」

「ご、ごめんね?」


「だから、今日はさあ」

 そう言うと聖君は、私のことを布団に押し倒し、

「俺、オオカミになっちゃうからね。覚悟して」

とそんな可愛いことを言って、キスをしてきた。


 ああ、もう。そんな聖君も大好き。ギュって聖君を抱きしめた。

「二日間、悲しい思いをさせてごめんね?」

「………。今日、いっぱい愛してくれたら許す」

 ええ?また、そんな可愛いこと、可愛い顔で言うんだから。


 聖君にいっぱいキスをした。聖君もいっぱい、キスをしてきた。

「他の女の人と、仲良くしたら嫌だよ?凪じゃなくって私が、妬いちゃってた」

「そうだったの?じゃあ、もしかして凪は、そんなママの気持ちを読み取ったのかもね?」

 ああ、そうか。もしかしたら、そうなのかもしれないね。


 もし、そうだとしたら、凪、他の女性を追っ払ってくれて、本当にありがとうね。

 

 凪は、すやすやと寝ている。ああ、やっぱり凪は、親思いのいい子だよね。



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