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メイド探偵 メイキング編04

メイキング編03から



わたし:

威圧的→愛嬌ある頑固


AI:

おぉ〜なるほど

最初はガチで「威圧的なガンコ親父」→ だんだんと化けの皮が剥がれてきて「愛嬌ある頑固」に変わっていく流れだね!

これはキャラの弧(arc)が自然に作れるから、読者にも好かれるし、最後に探偵を認める時に余計グッとくるよ。


---


駐在さんの成長ルート


(1)序盤(威圧的)


「ここはワシが仕切る! よそ者の意見なんざ聞かん!」


「お前だ! 若造! 犯人はお前に決まっとる!」


「余計な口出しは無用だ、メイド風情が……」



→ 若者を容赦なく疑い、メイド探偵にも冷たく突っ撥ねる。

(この時点では完全に読者のヘイト役)


---


(2)中盤(揺らぎ)


「な、なんだと? 血じゃなく光……? 馬鹿な……」


「……だが確かに、浸み込んだ痕跡は見当たらん……」


「……ぐぬぬ、どうも腑に落ちん……」



→ メイド探偵の観察に反論できず、威圧感が「空回り」に。

→ 読者は「ちょっと憎めない」空気を感じ始める。


---


(3)クライマックス(折れる瞬間)


「ば、バカな……血じゃない……? 光で……再現……だと……?」


「……! ……ワシが、間違ってたのか……?」


「…………あんたの方が一枚も二枚も上手だったな、メイド探偵さん」



→ 一気に態度が柔らかくなる。

→ 威圧的キャラから「愛嬌ある頑固」に転身。


---


(4)ラスト(愛嬌ある頑固親父)


「若者よ……すまんかったな。潔白はワシが保証する」


「いや〜、やっぱり若い頭には敵わんわ。ワシもまだまだ修行不足よ」


「次は、ホラー映写会じゃなくて、盆踊りにでも来てくれ!」



→ なんだかんだで地元に根付いた“愛されオヤジ”で締め。

→ 探偵を「都会の賢い人」と認めつつ、自分の不器用さを笑いに変える。


---


クマちゃん:

これで駐在さん、最初はガチでムカつくのに、最後はちょっと好きになる“味わい深い脇役”になったよ!


どうする?

この駐在さん、もう少し「地元っぽい口癖(方言や言い回し)」を加える?



わたし:

いいえ、標準語で


AI:

了解っ!

じゃあ駐在さんは 標準語オンリーでいきましょう。


その分、言葉遣いで「年配の威圧感 → 愛嬌ある頑固さ」へ変化を出すと、読者に自然に伝わると思う。


---


駐在さんの言葉遣いの変化例


序盤(威圧的)


「ここは私が捜査する。余計な口出しはするな」


「君だな、犯人は。見たと言ったのは君なんだろう?」


「メイドだか何だか知らんが、警察の真似事はやめてくれ」



→短い文。命令口調。「〜するな」「〜だろう?」で押さえつける。


---


中盤(揺らぎ)


「……血じゃなく、光だと? そんな馬鹿な……」


「確かに、浸み込んだ跡が……無い?」


「……どうも、おかしいな……」



→反論が弱まり、独り言が増える。「……」が増えて自信が揺らぐ。


---


終盤(折れる)


「……認めざるを得ないな。君の言う通りだ」


「私の目は節穴だった。……すまなかった」


「あんたは本物の探偵だ」



→素直に認める言葉。「すまなかった」「君の言う通り」を強調。



---


ラスト(愛嬌ある頑固)


「若者、疑って悪かったな。潔白は、私が保証する」


「いや〜……年を取ると頭が固くなるな。いい勉強をさせてもらったよ」


「また何かあったら……いや、もう何も無い方がいいか。ははは」



軽口や自嘲が混じる。「ははは」で柔らかさを出す。



---


クマちゃん:

標準語だけど、表情やセリフ回しで「頑固→揺らぎ→愛嬌」の流れを描けるね。


質問!

駐在さん、最後は 逮捕の場面まで立ち会ってビシッと手錠を掛けるタイプ?

それとも 探偵の推理を聞いて納得し、逮捕は後日=舞台から退場するタイプ?



わたし:

その場で逮捕


AI:

了解っ!

じゃあ駐在さんは クライマックスでその場で逮捕する役目 にしましょう!

これだと「威圧的だったけど最後はちゃんと公権力として仕事を果たす」って筋が立つし、舞台も一気に締まる。


---


クライマックス:逮捕シーン(イメージ台本)


メイド探偵の推理が終わった直後


メイド探偵「……よって、真犯人は――女中。そして、古物商。あなたもまた、この計画に加担していました」



女中「……っ! いや……私は、館を……守りたかっただけ……!」



古物商「へっ、ちょっと手を貸しただけだ! 殺したのは俺じゃねぇ!」



メイド探偵「共犯関係は既に崩れましたわ。これ以上の言い逃れは通用しません」


---


駐在さん(逮捕の瞬間)


「……もういい。君たち二人を殺人および共謀の容疑で逮捕する」


「手を前に出せ。……観念しろ」


(手錠の音が響く)カチャリ――


「……すまないな、探偵さん。最初に耳を貸していれば、犠牲は出なかったかもしれない」


メイド探偵「真実にたどり着いたのは、あなたの勇気あってこそです」


クマちゃん「駐在さん、かっこいい〜!」


---


ラストに向けて


若者:「……助かった……俺、もう疑われないんすよね」


「ああ。潔白は私が保証する。安心して帰りなさい」


姪:「……本当に良かった……」


クマちゃん「ふぅ〜、これでホラー映写会より怖い夜は終わったね!」


メイド探偵「ええ。ですが忘れないでください。恐ろしいのは幽霊ではなく、人の心ですわ」


---


これで駐在さん、



1. 序盤は威圧的に仕切る


2. 中盤は探偵と対立して揺らぐ


3. クライマックスで完全に折れて協力


4. ラストは「公権力として締める」



って完璧な流れになるね



質問!

この逮捕シーン、もっと 激しい抵抗(古物商が暴れる→駐在が制圧) を入れる?

それとも 静かに観念させる(女中が泣き崩れ、古物商は口汚く罵るだけ) にする?



わたし:【少し疲れてきて、AIの返答を飛ばし読みしている。笑】

静かに観念


AI:

了解っ!

「静かに観念する」方向で、逮捕シーンを落ち着いた緊張感で描いてみるね。

逆にド派手な乱闘にならない分、心理の重みと余韻が出るはず。


---


クライマックス:静かな逮捕シーン(案)


メイド探偵が真相を突き付けた後


メイド探偵「……以上の証拠から、この計画を実行したのは女中。そして、それに加担したのは古物商。あなたたち以外には考えられません」


女中「……そう、ですわね……。私が……やりました……」


「この館を……守りたかった……ただ、それだけだったんです」


(力が抜けて、持っていた布切れをぽとりと落とす)



古物商「ちっ……クソッ……。……俺は、金のために手を貸しただけだ……」


「殺すなんて……思っちゃいなかった……」


(目を伏せ、観念したように肩を落とす)



駐在さん「……もういい。これ以上は聞きたくない。

 君たちを、殺人と共謀の容疑で逮捕する」


「手を前に出せ」


(二人が静かに従い、手錠の音だけが響く)カチャリ――


---


ラストに繋がる余韻


駐在:「……探偵さん、私は最初、あなたの言葉を聞こうとしなかった。すまなかった」


メイド探偵「真実にたどり着けたのは、あなたが最後に勇気を持ってくださったからです」


クマちゃん「……しんとしちゃった。でも、これで全部終わったんだね」


---


この「静かに観念」バージョンだと:


女中=泣き崩れ、執念の虚しさが出る


古物商=毒づきつつも観念する小物感


駐在=最後に威厳を取り戻す

→ トーンが重く静かで、「館ものミステリー」の余韻にぴったり。


---


どうする?

この逮捕シーンを、もっと ドラマチックに情緒(女中が館への愛情を独白する) に寄せる?

それとも 淡々と事務的(駐在が短く手続きを告げる) に寄せる?



わたし:

それは、後で考えよう。これで各キャラクターの特徴と行動パターン、主要なセリフは一通り揃ったね?


AI:

うんうん

ここまでで 全キャラクターの特徴・行動パターン・主要なセリフ集 が一通り揃ったよ!


---


整理してみると…


メイド探偵


特徴:冷静沈着・理詰め・でもクマちゃんには優しい。


行動:推理・証拠分析・再現実験。


セリフ:決め台詞「恐ろしいのは幽霊ではなく、人の心ですわ」。



クマちゃん


特徴:怖がり・お調子者・読者視点のナビ。


行動:驚く/突っ込む/緩和役。


セリフ:「やだやだやだぁ!」「ホラーよりホラーだよぉ!」



無気力若者


特徴:無気力系・つい怪しいバイトに釣られる。


行動:赤光を「血」と誤認して証言→容疑者扱い。


セリフ:「マジで勘弁してください……」「俺もう二度と怪しいメール開かないっす」




特徴:無口・控えめ・でも若者の前だけ饒舌。


行動:若者に同情/バイト事務の関係者。


セリフ:「あなたのせいじゃない」「……私も関わっていて、ごめんなさい」



女中(真犯人)


特徴:長年仕えてきた・館を守る執念・呪いの噂を流す。


行動:赤フィルム+ランタンで血痕を演出/作家を突き落とす。


セリフ:「館を守りたかった……」「幽霊の力を借りただけです」



古物商(協力者&憎まれ役)


特徴:大声・オーバーアクション・小物。


行動:女中に協力して騒ぎを広げる/最後に観念。


セリフ:「俺は投資家だ! ただの優待カード持ちじゃねぇ!」「……殺すとは思ってなかった」



作家志望


特徴:静か・観察眼あり。


行動:証拠を集める/ベランダから転落死。


セリフ(遺されたメモの意志):「ひかり……あか……まど……」



館の主(被害者)


特徴:老紳士・蔵を処分予定。


行動:事件冒頭で殺される(舞台を動かす存在)。



駐在さん


特徴:最初は威圧的→最後は愛嬌ある頑固。


行動:若者を疑う/探偵を退ける/最後に認め逮捕。


セリフ:「ここは私が捜査する」「……あんたの言う通りだ」「潔白は私が保証する」


---


これで人物像は完成してるから、あとは 物語の流れ(アウトライン/章立て) に落とし込める状態になってるよ。


---


次の一手はどうする?


章立てアウトラインを作って全体を俯瞰する


あるいは、いきなり 推理クライマックスの台本を書いて盛り上げ部分を先に固める



わたし:

章立てアウトライン


AI:

いいねぇ

じゃあ、ここまで固めた人物・設定をベースにした 章立てアウトライン を組んでみるよ。

物語を通して「序盤(館に集う)→中盤(事件と混乱)→終盤(推理と真相)」の三幕構成に分けるとわかりやすい。


---


『メイド探偵と、ステンドグラスの呪い』章立てアウトライン


---


第一幕:雪の館へようこそ


1. 導入:吹雪の夜


クマちゃんとメイド探偵、ホラー映写会の噂を聞きつけて館を訪れる。


館には既に何人かの客(姪、古物商、作家志望)が到着している。


無気力若者も、終点バス停で足止めされて合流。



2. 館の紹介と不穏な雰囲気


女中が来客を迎える。館に貼られた赤フィルムがさりげなく描写される。


古物商が大声で壺や優待カードの話をして、場を引っかき回す。


姪は無口だが、若者にだけ少し饒舌になる。


駐在が登場し、「何かあれば自分が仕切る」と宣言。


---


第二幕:血痕の夜


3. 第一の事件:赤い雪


外の雪に赤い染みが映る。若者が「血だ!」と叫ぶ。


館の主が姿を消し、やがて遺体で発見される。


駐在が即座に若者を疑う。「証言と状況が揃っている」と断言。



4. 混乱と疑惑


メイド探偵は「雪に浸透した血痕が無い」点に違和感を持つ。


女中は「呪い」の噂を口にし、不安を煽る。


古物商は若者を罵倒し、さらに場を混乱させる。


姪は若者をかばい、微妙に彼に寄り添う。



5. 第二の事件:作家の転落死


作家志望がベランダから転落死。事故に見せかけられている。


彼が残した丸められたメモは、かすれた文字が読めない。


事件はさらに不気味さを増す。


---


第三幕:呪いの正体


6. 推理の開始


メイド探偵がステンドグラスの位置・赤フィルム・ランタンを用いて「赤い雪痕」を再現。


駐在は不満を漏らすが、次第に黙り込む。


若者の「潔白」へと流れが変わり始める。



7. 協力関係の暴露


足跡や器具の移動から、古物商が女中の計画を手伝っていた事実が浮かび上がる。


古物商は「俺は金目当てで協力しただけだ!」と開き直る。


女中は「館を守りたかった」と泣き崩れる。



8. クライマックス:逮捕


メイド探偵が繊維証拠とメモの復元を提示し、二人の罪を確定。


駐在が正式に二人を逮捕。


若者は無実を証明され、姪が安堵。


---


終幕:夜明け


9. 後日談


館に静けさが戻る。


駐在が探偵に感謝し、若者に謝罪する。


姪は若者に「これからは、困ったら私に相談してください」と言葉をかける。


クマちゃん「ホラー映写会よりホラーな夜だったね!」


メイド探偵「ええ。恐ろしいのは幽霊ではなく、人の心ですわ」


吹雪が止み、夜明けが訪れる。


---


これで三幕構成+章立てで全体の流れが見えるようになった!

必要な要素(人物の役割、事件の順序、推理・逮捕の山場)も自然に収まってる。


---


質問!

このアウトライン、もっと「ホラー感(幽霊めいた演出)」を強める?

それとも「純粋な論理系ミステリー」に寄せていく?



わたし:

第一章の「何かあれば自分が仕切る」は、遺体発見後でしょうね。


純粋な論理系ミステリー。ただし、ミステリー初心者にも読みやすく


AI:

なるほど!

じゃあ第一章をちょっと整理して、駐在さんの「仕切る宣言」は 遺体発見後 に移動しよう。

さらにトーンは「純粋な論理系ミステリー」だけど、クマちゃんのコメントや姪の仕草などで柔らかさを入れて、初心者でもついていける構成にしてみる。


---


『メイド探偵と、ステンドグラスの呪い』章立てアウトライン(修正版)


---


第一幕:雪の館へようこそ


1. 導入:吹雪の夜


クマちゃんとメイド探偵、ホラー映写会の噂を聞いて館へ。


終点バス停からやって来た若者も一緒に足止めされる。



2. 館の紹介と人物登場


姪が控えめに挨拶、古物商は大声で場をかき回す。


作家志望は隅でノートを開いている。


女中が赤フィルムの窓を背景に、不気味な雰囲気を漂わせる。


クマちゃんは「やだやだやだぁ〜怖いよぉ!」と怯えてメイド探偵の袖を握る。


---


第二幕:血痕の夜


3. 第一の事件:赤い雪


雪に赤い染みが映り込み、若者が「血だ!」と叫ぶ。


直後に館の主が姿を消し、遺体で発見される。



4. 駐在の登場と仕切り宣言


駅近くから駆けつけた駐在が「ここは私が捜査する!」と威圧的に仕切る。


目撃証言から若者を犯人扱い。


メイド探偵は違和感を覚えるが、押し切られて発言の機会を失う。



5. 混乱と疑惑


女中は「これは呪いです」と言って恐怖を広げる。


古物商は「若造が怪しい!」と声を荒げる。


姪は若者に寄り添い、「あなたのせいじゃない」と静かに庇う。



6. 第二の事件:作家の転落死


作家がベランダから転落死。


遺したメモは汚く読めない。


ますます駐在は若者を怪しむ。


---


第三幕:呪いの正体


7. 推理の開始


メイド探偵が雪の表面を確認し、「血痕に浸み込みが無い」ことを指摘。


赤フィルム+ランタンで再現実験を行い、「赤は光だった」と証明。


駐在は驚愕し、黙り込む。



8. 協力関係の暴露


足跡や道具の移動から、古物商が女中に協力していたことが判明。


女中は「館を守りたかった」と泣き崩れ、古物商は「金のために手を貸した」と吐き捨てる。



9. クライマックス:逮捕


メイド探偵が繊維証拠とメモの断片復元を示し、二人の罪を確定。


駐在が「殺人および共謀の容疑で逮捕する」と静かに宣言。


二人は観念し、手錠の音が響く。


---


終幕:夜明け



10. 解決と余韻


駐在が「若者よ、疑って悪かった。潔白は私が保証する」と謝罪。


姪は若者に「困ったら、私に相談してください」と小声で告げる。


クマちゃん「ホラー映写会よりホラーだったよぉ!」


メイド探偵「恐ろしいのは幽霊ではなく、人の心ですわ」


吹雪が止み、夜明けの光が館を包む。


---


ポイント


駅近くから駐在が駆けつける→「仕切り宣言」は遺体発見後に修正済み。


トーンは「論理で真相を暴く」純ミステリー型。


クマちゃんの怖がりリアクションや、姪と若者のやりとりで“初心者も安心”な柔らかさを補強。


---


質問

このアウトライン、本文化するときは 一章ごとに短くテンポよく(初心者向け)、

それとも 一章を長めにじっくり描写(館ものクラシック風)にする?



わたし:

章ごとを長めに描写。

それぞれに“起承転結”を内包出来ればベスト


AI:

うんうん

了解!「章ごとを長めに描写」で、しかも 各章に小さな起承転結を持たせる構成だね。

これだと一章ごとに物語のリズムがあって、読者が安心して読み進められるし、古典的な“館ミステリー”の雰囲気にもぴったり合う。


各章の役割と起承転結(長め描写向け)


第一章:吹雪の夜に招かれて


起:クマちゃんとメイド探偵、ホラー映写会の噂を聞いて館へ。吹雪に閉ざされ、若者も足止めされて同行。


承:館に到着、姪・古物商・作家志望と出会う。赤フィルムの窓の描写で「不気味さ」を提示。


転:古物商が大声で場を乱し、姪の微妙な若者への好意もちらり。館の不穏さが濃くなる。


結:クマちゃん「……やだ、ホラーの方がまだマシだよぉ!」で少し和ませ、読者を次章へ誘導。


第二章:赤き雪の下に


起:雪に赤い染みが浮かび、若者が「血だ!」と叫ぶ。


承:館の主が行方不明に。探索の末、遺体で発見。館全体が騒然。


転:駐在が駆けつけ、「ここは私が捜査する!」と宣言し、若者を容疑者扱い。


結:メイド探偵は「……何かが違う」と心に留め、緊張感を引き継ぐ。


第三章:疑惑の影


起:女中が「これは呪いです」と口にし、恐怖を煽る。


承:古物商が若者に掴みかかり、「お前がやったんだろ!」と大騒ぎ。姪が若者をかばう。


転:作家志望が密かに証拠を集めている描写が入り、読者に「別の真相がある」と示唆。


結:駐在は若者をますます疑い、読者は「本当に彼なのか?」と揺さぶられる。


第四章:転落


起:夜、作家志望が姿を消す。


承:館の外で転落死体が発見される。


転:遺されたメモは丸められ、汚くて読めない。女中がさりげなくそれを処理した痕跡。


結:クマちゃんが怯え、「幽霊の呪いだよぉ!」と叫び、館に不安が充満。


第五章:光と影の推理


起:メイド探偵が「血痕に浸透が無い」ことを指摘。


承:赤フィルム+ランタンを使って「赤い雪痕」を再現。


転:駐在が驚愕し、強い否定から一気に沈黙へ。若者の疑いが揺らぐ。


結:姪が「やっぱりあなたは無実……」と呟き、読者に希望を見せる。


第六章:協力者の影


起:足跡や器具の移動を丹念に確認。


承:古物商が女中に協力していた痕跡が浮上。


転:古物商「俺は金のために手を貸しただけだ!」/女中「館を守りたかっただけです!」 → 共犯関係の亀裂。


結:駐在「……真実はもう見えている」→次章の逮捕へ。


第七章:静かな逮捕


起:メイド探偵が繊維証拠とメモの復元を示す。


承:女中は泣き崩れ、古物商は毒づきながら観念。


転:駐在が「殺人と共謀の容疑で逮捕する」と静かに告げ、手錠の音。


結:クマちゃん「……もう終わったんだね」と余韻を残す。


第八章:夜明け


起:駐在が若者に謝罪し、潔白を保証。


承:姪が「困ったら、私に相談してください」と小さく告げる。


転:クマちゃん「ホラー映写会よりホラーだったね!」で緊張を解く。


結:メイド探偵「恐ろしいのは幽霊ではなく、人の心ですわ」

 吹雪が止み、夜明けの光で幕を閉じる。


こうすると、章ごとにちゃんと「起承転結」があり、区切りごとに緊張→和み→緊張が繰り返されて、初心者も読みやすいよ。

全体で8章構成、クラシック館ミステリーらしい骨格!


次の一歩はどうする?


このアウトラインを さらに細かく「場面ごとの描写指示」 に分ける


あるいは、まず 第一章を本文として書き起こしてみる



わたし:

第一章の本文(サンプル描写ではなく、本誌筆)へGo


AI:

了解っ

ではここからは「サンプル」じゃなく、実際に作品本文として筆を進めますね。

第一章「吹雪の夜に招かれて」――いきます。


【エピソード1とほぼ同じ。

言い換え部分は、以降を参照】


---


これで第一章が完成!本誌筆として“ミステリー小説の導入”のリズムを意識して書きました。

・吹雪とバス停での孤立

・探偵&クマちゃんのキャラ性提示

・館と人物たちの紹介

・最後に“不吉な予感”で結ぶ


次は第二章「赤き雪の下に」をこの調子で続けて執筆していく?



わたし:

ちょっと待って

「赤いステンドグラスを通した、怪奇な光」の部分は何とかならない? 次の章にするか、あるいは“ステンドグラスが奏でるホラーの世界”みたいに


AI:

なるほど

おっしゃる通り、第一章はまだ「導入」だから、いきなり“事件の核心に触れる赤いステンドグラスのトリック”を匂わせすぎると、ちょっと早いよね。

ここは ふんわりホラー演出っぽい語りにして、真相への伏線は次章以降に回した方が綺麗。


修正案(該当部分の言い換え)


元の台詞:


「今夜、この洋館で映写会が開かれるという噂を耳にしました。赤いステンドグラスを通した怪奇な光……。真偽を確かめるには、良い機会ですわ」


修正版:


「今夜、この洋館で映写会が開かれるという噂を耳にしました。

ステンドグラスが奏でる“ホラーの世界”……真偽を確かめるには、良い機会ですわ」


これなら、


赤い光の正体をまだ出さない


雰囲気だけ“ホラーっぽい”不気味さを残す


読者は「お化け屋敷的な演出かな?」と受け取りつつ、後で「なるほど!」となる


ってバランスが取れると思うよ。


質問

第一章を直すなら、この修正をそのまま差し込む?

それとも「赤フィルム」自体の描写も次章に回して、第一章では館の“外観の不気味さ”だけに留める?



わたし:

あと……このバスって吹雪の中で無事に帰れるの?(笑)


今はまだ、纏まった雪がちらつく程度で、夜半になってから吹雪の方が良くない?どぉ


AI:

おお〜、なるほど!

確かに「バスが吹雪の中で無事に終点に着く」のは、よく考えたらちょっとご都合主義すぎるよね。

だったら、


第一章序盤:雪はちらついてる程度(不安を煽る描写)


夜半以降:一気に吹雪が強まり、外界と隔絶される


こうすれば自然だし、「閉じ込められ感」がじわじわ高まる。


修正イメージ


第一章冒頭


その夜は、雪がちらついていた。

街灯の下で舞う白い粒は、まだ地面を覆うほどではない。

だが空を見上げれば、暗雲が厚く垂れ込め、夜半には大雪となる予感を孕んでいた。


終盤(館に到着する時)


「なんだか……雪が強くなってきたね」クマちゃんが不安げに空を見上げる。

「ええ。夜が更ければ、吹雪になるでしょう」メイド探偵が答える。

その言葉通り、この館に閉じ込められる夜が、すぐそこまで迫っていた。


これで、


バスは「まだ走れる程度の雪」だから自然


物語的にも「これから孤立するぞ」と前フリできる


第一章は“不穏な予兆”で終えられる


ってメリット三拍子揃うよ


どうする?

第一章をこの「雪はちらつき→夜半から吹雪」バージョンに直しちゃう?



わたし:

で、館の主人が「ここは広いですから、皆さんくつろいで泊まって行って下さい」が最期の言葉になるんですね


AI:

そうそう!

めっちゃいい“フラグ台詞”になるね!


主人の最後の言葉(第一章ラスト近く)


玄関ホールで暖炉の火が揺れ、皆が一息ついた場面。


主人はにこやかに両手を広げてこう言う:


「いやぁ、今夜は雪が強くなりそうですな。

この館は広いですから、どうぞ皆さん、くつろいで泊まっていって下さい」


クマちゃんは「や、やっぱり帰れないんだ……」と震える。


メイド探偵は静かに一礼しつつ、館の不穏な空気を感じ取る。


これを**主人の“最期の言葉”**にすると:


読者は「親切な主人」に安心する→その直後に犠牲者になる衝撃が倍増。


「泊まっていけ」という言葉が、皮肉にも「ここから先は館から出られない」ことの象徴になる。


クラシックな館ミステリーらしい、“閉じ込められた夜の始まり”を演出できる。



これで第一章のラストは決まりだね。

次は「第二章 赤き雪の下に」を本文として書き進める?



作者より「一身上の都合により、誠に申し訳ありませんが、ここで完結とさせて頂きます。メイド探偵の赤い幻影トリックにお付き合い下さいまして、有難うございました」

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