表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

こころのらっぱ

作者: 秋葉竹



どうして

これほど素晴らしい世界に

悲しみや苦しみが

絶えないんだろう



今朝カーテンを開けると

水色の空がとても嬉しい気持ちに

させてくれたんだ

綿菓子みたいな白い雲もね


甘ぁーい気分に

してくれたんだ


好きなひとに

告白するときのドキドキを

想い出してみることも

行ったこともない異国の街を

夢みることもありかな

って


なんてこの世界は

眩しいんだろう

どうしてこの世界は

キラッキラに

輝いているんだろう


明るい朝に

そんな爽やかな心になれた


けれども知っているじぶんもいて

こんなに素晴らしい世界にも

棘みたいな悲しみや

傷みたいな苦しみも

けっして無くなったりしない

それは人が創り出した街ではなく

むかしからある自然のように

けっして絶えることなく

在りつづけるものなのだと

知っているんだ

知っているんだよ


だからこそ

こんな爽やかな明るい朝の

たいせつさが

わかるし

だからこそ

この愛を伝えるための

こころのらっぱを

吹き鳴らすんだ


言葉にすると

こんな感じかな?


『だからこそ

みんな

愛しているよ

愛しているんだよー』


それは

甘ぁーい

いちごシロップみたいでも

こころをやさしくする

レトロなメロディーかも

しれない








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  悲しみや、苦しみは人間あってこそではなくて、自然物。  人間という生き物の咎ではないのですね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ