ー前書き
献辞
管理者のウメさんに
軟式テニスをプレーする全てのプレイヤーに
そして
作者の前衛を務めてくれた3名との思い出に
本作を捧げる
べすとげーむ
おぶ ざ らいふ
ー前書き
まず読み始められる前に、お断りです。
本作はタイフーンアイ クライムズクライシス 君はあの日のまま帰ってきた 神様はきっと見ている を読まれてない方には、解らない部分が有ります。
また、ある程度の軟式テニスの知識が無いとゲーム場面では、イメージできない恐れがあります。
主人公の"私"が取材を行って、ノンフィクションを書いた校正前元原稿と云う形式になってます。
よって、本作は竹山透のキャラクターに沿って書かれています。つまり、語り手自身もフィクションのキャラクターである事を、踏まえて頂きますようお願いします。
本作は、全ての登場人物に特定のモデルは存在しません。
ただし、高宮愛が切り札として使う、弾まないサービスは、作者が中学生の時に、実際に軟式テニスの試合で使ったサービスです。レシーブゲームで、全てのボールを打ち込んだのも、作者が実際に使った戦法です。高宮愛同様、作者は一回戦をそれで勝ちました。ただし、相手は中学生日本チャンピオンでは有りません。また、本作のような人間模様はありませんでした。
2回戦で、まったくファーストサービスが入らなくなり、ストレート負けしたのも事実です。
また、軟式テニスのルールがいつ改訂されたか不明瞭な為、本作の試合が行われた年を明記して有りません。ルール改訂前に行われたとご理解ください。
オープニングテーマとして、つじあやのさんの゛愛の真夏゛を。エンディングテーマとして、同じくつじあやのさんの゛クローバー゛を聴いてみて下さい。
では。
発端となる写真を竹山透が見る事になる…クライムズクライシスから3年後の8月。
灼熱のJR岐阜駅5番ホームから、物語を始めます。
ー次話。
第1話高宮家への取材