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西町警察エリア23分署  作者: 新庄雄太郎
5/11

第4話 強奪・ニューナンブ38口径

「ううっ。」


とある公園で職務質問をしようとした警官が1人の男に刺され、重傷を負い拳銃を奪って逃走した。


「どうも、ご苦労様です。」


数分後、西町分室も現場に到着した。


「状況は。」


「公園にホームレス風の男に職質しようとしたところ、ナイフで刺し、永田巡査長のニューナンブ38口径を奪って逃走したと。」


「永田巡査長は犯人は見たの。」


「ええ、帽子とサングラスだけだったので、年齢は23歳から35歳ぐらいの男だと。」


「うーむ。」


あちこちの市内で聞き込みをした結果、23歳から35歳ぐらいの男は見つからない、そして強奪した

ニューナンブが火を噴いたのだ。


バキューン!


「キャーッ!、強盗だーっ。」


西町分室は、コンビニ強盗の入電が入り現場へ向かった。


「犯人は現金50万円を奪って、アルバイト店員の安川に発砲して逃走した。」


「ええ、犯人は呉羽方面へ向けて逃げたと。」


「呉羽方面に逃走したんですね。」


「はい。」


事件から2時間後、犯人が乗った車が発見された。


「犯人が乗り捨てたんですかね。」


「ええ、恐らく。」


撃たれた安川店員は、一命をとりとめた。


「班長、安川は一命をとりとめました。」


「そうか、その強盗はホームレスの犯行か。」


「多分、可能性があります。」


杉木と梶村は、市内のホームレスに聞き込みした。


「えっ、この男を知ってる。」


「おお、去年頃から来てるんだけど、50ぐらいかな。」


「そうか、犯人は23歳から35歳の男に見えるが、実際は51歳ぐらいね。」


そして、次の日、小学校の通学路で連れ去り事件が起きた。


「うわっ、放せーっ!。」


少年は叫びながら、車に乗せ逃走した。


分室に連れ去り事件の一報が入った、南達は覆面パトカーに乗り犯人の車を追跡をした。


その時、南と水野が乗った紺青の覆面パトカーが犯人の車を発見し、追跡をした。


「やろーっ。」


男は、南の覆面に気付いたのか、前から応援のパトカーが先回りしてきたのだ、男は近くの資材置き場に逃げ込んだのだ。


「水野、犯人はあそこだ。」


南と水野と警官は、犯人の隠れ家に入った。


「動くなっ、こいつがどうなってもいいのか。」


男はニューナンブを取り出した。


「お前は、上川啓介だな。」


「そいつを誘拐して何になる、もう逃げられないぞ。」


「どうせ助からないからな、こいつが助かりたいならわしのいう事きけっ。」


そこへ、香川が44マグナムを取り出し、1発発砲した。


「ぐはっ。」


南達は、犯人上川を確保し、小学生を救出した。


「上川、強盗致傷及び未成年者誘拐の容疑で逮捕する。」


と、水野は上川に手錠をかけた。

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