第10話 西町分室・最後の事件
松岡室長は、全員を呼んだ。
「みんな聞いてくれ、西町分室は今月いっぱいで閉鎖し、各部署に異動してもらう事になった。」
「えっ。」
「本当ですか。」
「ああ、正式に辞令でる、これで西町分室も最後事件になりそうでしょう。」
「わかりました。」
次の日、殺人事件が起きた、呉羽のビルで強盗放火事件が起きたのだ。
被害者は1人の役員をマシンガンで殺害し、事務所を火をつけ逃走したのだ、1人の男は事務所に侵入するためにハッキングしていたのだ。
「これはプロの犯行ですかね。」
「ああ、これは恐らく強盗団・ゾロの仕業とみて間違いない。」
「ゾロ!。」
「ああ、富山本部で手配中の強盗団だ。」
「主任、捜一の話だとこれで武装強盗は4件です。」
「よしっ、西町分室が引き受けよう。」
「絶対に逮捕してやるぜ。」
事件の聞き込みをした結果、手掛かりはなかった。
「手口は、武装して拳銃とマシンガンを発砲し、そしてガソリンの付いた布に火をつけ逃走図る。」
「なるほど、システムをハッキングし、非常電源も停止させることも可能ですね。」
「ああ。」
「うち1人は、ハッカーだな。」
「恐らくな。」
そして、次の日川井と梶村と杉木と加藤は高校生に成りすまし、潜入捜査した。
「よーし、行くぞ。」
「おう。」
そこへ、川井たちが待ち伏せしていたのだ。
「その武器、俺達がいただこうか。」
「誰だ、てめぇは。」
「動くな、富山市警察だ。」
「くそーっ。」
後の仲間は、既に車で逃走した。
「追うぞ。」
川井たちは、覆面パトカーで犯人の車を追った、だが途中で見失ってしまった。
「さぁ、立つんだ。」
「くそー。」
川井たちはゾロの手下を逮捕した、後の調べで奴は金による犯行と分かった、その後の調べでボスは仲間と共に強盗したものを隠し場所に向かっていたのだ。
「へへへ、これが俺達の宝だな。」
「苦労したかいがあったぜ。」
「全くだ。」
そこへ、南と水野たちがやって来た。
「それがお前達の宝か。」
「誰だ。」
「警察だ、もう逃げられねぇぞ。」
「なんで俺達の宝の隠し場所がわかった。」
「仲間が自供したんだよ。」
「アハハハハ。」
3日後、ゾロのメンバー赤木 藤丸は不正アクセス禁止法違反の容疑で逮捕された。
そして、次の日西町分室は閉鎖となり、メンバーは警察署と県警本部の部署に異動した。その後私は東富山にある富山安全教育センターに異動になりました、私は小学生から一般の人に自転車の交通指導をしていたのです。
本日をもって、連載を終了しますご観覧ありがとうございました。