第9話 南と水野 銀行強盗を追え
総曲輪通りに1台の車が止まっていた、近くの銀行に停車していた。
「ぐずぐずするな、早くこの中に入れろっ!。」
2人組の男は、ガバメントとワルサーP38を持っていた。
バキューン!
ワルサーP38を持った男は1発発砲した、そして1人の行員を発砲したのだ。
「おいっ、ずらかるぞ。」
「へいっ。」
2人は、銀行前に止めていた日産・オースターに乗り、逃走をした。
「へへっ、うまくいったぜ!。」
「ああ。」
そこへ、南と水野が乗った日産・スカイラインの覆面パトカーが警ら中銀行強盗事件発生の入電が入った。
「こちら、西町302どうぞ。」
「明和銀行富山支店において、強盗致傷事件発生、犯人は車で逃走した模様、車は日産・オースター、ナンバーは富山 35 たの6055、犯人は呉西方面へ逃走している模様。」
「了解。」
スカイラインはパトランプを乗せ、サイレンを鳴らしオースターを追った。
「あの車がそうかな。」
「ああ、間違いない。」
水野は手配中のオースターを発見し、追跡した。
「あれ、見当たらんぞ。」
「どこへ、逃げたのかね。」
そして、分室へ戻った南と水野は班長に報告した。
「ええ、犯人は車の運転が上手だという事です。」
「そうか、とにかく南と水野は犯人を追ってくれ。」
「わかりました。」
銀行強盗の運転手は何者なのか、南と水野は呉羽峠の走り屋に聞き込みをした。
「えっ、呉羽のダウンヒラー。」
「おお、奴はな早川ってやつたぜ。」
「わかった、ありがとう。」
そして、次の日南と水野はスカイラインに乗り、手配中の強盗犯の車を発見した。
「あれだ。」
「逃がすな。」
「わかってるって」
スカイラインとオースターの追跡は、高岡で確保し、犯人矢野信彦と杉崎清地を逮捕した。
西町分室
「南と水野はよくやった。」
「ありがとうございます。」
南と水野は岡本班長に褒められ、銀行強盗を逮捕した。
次回で、最終回です