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掌編小説集3 (101話~150話)

悪しき習慣

作者: 蹴沢缶九郎

友人から届いた結婚式の招待状を見た男は突然激怒し、友人に電話をした。


「おい、招待状が届いたぞ!! 一体どういうつもりだ!?」


「ちゃんと届いたみたいだね。どういうつもりも何も、見てもらった通りさ。僕達今度結婚するんだ。」


「ふざけやがって!! 離婚した俺への当て付けか!?」


「誤解しないでくれ、そんなつもりはない。ただ僕は、学生時代から仲の良かった君に祝ってもらいたいと思って…」


「結婚式なら勝手に挙げろ。ともかく俺は絶対に行かないからな。」


そう言うと、男は電話を切った。


離婚率が98%を越えた世の中において、結婚式は俗悪な習慣として認知され、事実、招待状を送った友人も結婚式から三日後に離婚を決めた…。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 後から じわじわと苦笑いが‥。 [一言] 「私 今度 結婚するの。」 「え!? 今時 そんなことする人、いないよ〜」 な〜んて 時代も来るのかも!? って 思いました。
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