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ドM降臨

第5話です。

今回はまったりですね。

新ヒロイン(笑)ですね

サーシャはある男に一目惚れしていた。


それはこの間サーシャがギルドの受付をしていた時の事だ。


「やっぱあの娘彼女なのかなぁ?」


呟くサーシャは声が出ていた事に驚き口を塞ぐ。


(でも仲間っていう可能性もあるわよね!でもあんな華奢な身体で冒険者ってのもねぇ)


サーシャは彼の横にいた、まるで天使のような少女について考えていた。




あの時ギルド内でざわめきが起こっていたので、サーシャが入り口を見ると美男美女とはまさにこの事を言うんだろうと言わんばかりの2人の男女がこちらに歩いてきていた。


そしてサーシャは男の顔を見て心臓の中が熱くなっていた事を思い出し呟く。


「あの顔であの強さって反則よねぇ…」


サーシャはセインが男達3人を数秒で片付けたのを真近で見ていた。


その時サーシャ決めたのだった。

この人の妻になろうと…。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

朝、セインは宿に昨日の分の代金を払い、ギルドに向かっていた。


(早く仕事見つけねーとこんな良い宿にも止まれねーな)


この世界の通貨単位は簡単な物だ。

銅貨100枚で銀貨1枚

銀貨100枚で金貨1枚

金貨100枚で白金貨1枚

という具合だ。


ヘブンが神から預かってきた金は、金貨10枚銀貨20、銅貨30だった。


正直、魔刀がタダになったのはセインにとって、とてもありがたかった。


そしてセインはもう七日後に死ぬ事が無い事は分かっていた。



あの日セインは宿に帰ってからデスライズの掛かっている呪いを《武器改造》のスキルで除去し、さらに魔法使用可能など色々な付加価値をつけていた。


だかその後に食料を大量に買ったため金がもうほとんど無いのだ。

さらにセインの泊まっていた宿はこの街の中でもトップランクに入る宿に泊まっていたのでセインの財布はスッカラカンであった。



とりあえず俺は何としてでも今日中に金を稼ぐ必要がある。

だから何とか仕事みつけなきゃなとセインが思っているうちギルドについた。




ギルドに入るとこの間ボコボコにした男達がこっちを見ていたが俺は勿論無視する。

無視して受付に向かう途中にまた声を掛けられた。


「にーちゃんよー!」


(またかよ…しつけーな)


「なんだよ?俺は今急いでんだよ。」


「この間はすまなかったと思ってる!」


男は続ける。


「にーちゃん!いや師匠!俺を…いや俺たちを弟子にしてくれぇ!」


セインは呆れたを通り越して苛立ちを覚えていた。


「失せろ。俺は今気分が悪い、殺されたくなかったら舌を切り落とすか俺の前に2度と現れんな!この単細胞デブが!」


すると男達はこの間の事を思い出したのか

勢いよく回れ右をし出て行った。


(死ね!カスどもが)


そしてセインはやっと受付につけた事に安心すると、この間見たような受付嬢に話しかけた。


「仕事が欲しい何か良い仕事はあるか?」


受付嬢は頬を赤くしながらこちらを見つているが質問に答えてくれない。


「おい!女!聞いてんのか?」


すると受付嬢はハッ!としたように、顔を真っ赤にしながら


「も!申し訳ございません。仕事ですね?セイン様はまだG級の冒険者なのであまり稼げる仕事はありませんが、この仕事だと力量次第で稼げるとおもいます。」




サーシャはドMであった。

それも真性のドMであった。


「失せろ!俺は今機嫌が悪い。殺されたくなかったら、舌を切り落とすか俺の前に2度と現れんな!この単細胞デブが!」


サーシャはこの台詞を自分が言われてると錯覚し興奮してボーッとしていた。

そこにいきなり罵声を浴びせられた。


「おい!女!聞いてんのか?」


サーシャは目を見開く。自分が一目惚れした男が幾つかある内の受付の中で自分を選んでくれた事に素直に喜んでいたが、すぐに冷静になり仕事モードに入るのだった。



(何だ?この女きもちわりーな)


俺は今、受付の女と仕事の話をしているが

この受付嬢はずっと頬を赤らめている。

しかも目もなんかウルウルしてるし…


でもよく見ると可愛らしい顔だな。

下から見るとボンキュボンのお姉さんって感じだけど顔が幼いのと声が可愛らしい声なのが、またギャップだ。


髪は綺麗な金髪で側から見たらかなりいい女だと思うが、何か変な違和感あるな。


そうセインが女を観察している内に仕事の内容が決まっていた。


「では、これが今回の仕事の内容となります。」


仕事内容はブナー草原に行き薬草を決まった数採取し戻ってくるという内容だったが、そこで討伐したモンスター分の金が上乗せされるらしい。


「わかった、説明ありがとう。」


女が少し残念そうな顔をしたが無視をする。


「ではまた次来るとき頼む。次もここで受付してもらっていいか?」


すると女はパッ!と笑顔になり

すぐに返事した。


「はい!喜んで!私はサーシャと申します。これからはセイン様専属の受付嬢目指しますのでよろしくお願いします!」


「あぁ…よろしくサーシャ。」


(専属って…)


放心してるサーシャを放置しセインはギルドから出ると、光の玉に戻っていたヘブンを起こす。


「おい行くぞヘブン!いつまで寝てんだアホ妖精」


ヘブンはフラフラしながら人の姿になり目をパチクリさせていた。


「あ、おはようございます!セイン様、今日はどちらへ?」


「今日は俺様の初仕事だ!色々試したい事があるしな、森の主でも狩るか」


セインはニヤニヤが止まらないでいた。



そして二人はラ・ミラージュの門を抜け、森へと向かっていった。










































































お読みいただきありがとうございました。

次こそ必ず戦闘書いていきます!


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