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こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
第12局 なんだか秋の団体戦(1日目・2013年11月3日日曜)
82/295

75手目 長手数な少女

「……こうだな」

 残り時間が10分を切りかけたところで、菅原(すがわら)先輩は7一飛成とした。

 

挿絵(By みてみん)


 単に成り……6五銀、同銀、7三飛成の方がいいと思ったけど……。

 まあ、これは読みの範囲内だし、1六歩と取り込みましょう。

 私が端を取り込むと、菅原先輩はノータイムで2六歩。ん、2六歩? ……端攻めを放置した? 2六歩は桂馬を取り切る意図だから、完全放置は言えないけど、1七歩成から潰れてるんじゃないかしら。これも、さっき読んだわよね。

 私は1七歩成とし、同香、同桂成、同桂、1六歩、1八歩、1七歩成、同歩と一気呵成に攻める。さて、ここで攻撃の手を緩めちゃダメなわけで、1二香打。

 

挿絵(By みてみん)


 2段ロケットの出来上がり、と。

 菅原先輩は桂馬しか持ってないから、1筋はもう受からないわね。

 私が1筋を睨んでいると、菅原先輩は桂馬を手にした。

 桂馬? 1六桂馬のつもり? それは1五歩で今度こそ駒得……。


挿絵(By みてみん)


 あッ……両取り……。

 しまった……端ばっかり見てて、7筋を警戒してなかった……。

「さあ、どうする?」

 菅原先輩はチェスクロを押し、私に問い掛けてくる。

 格言では、両取り逃げるべからず……だけど、これは逃げるでしょ。

 まあ、先に1七香成を入れて、と。ん? 3七玉? 戦場に近い方へ逃げた? 何で? 3九玉で良さそうだけど……8三飛、6四桂、同銀。

 これで銀桂交換の、端が完全に破れた形ね。どう包囲するか……。

 考える暇もなく、菅原先輩は再びノータイムで……。


挿絵(By みてみん)


 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 あ……れ……ちょっと待って。

 私の陣、何でこんなに危なくなってるの?

 よ、読むポイントを間違えた?

 とりあえず、3三玉として……。

 

挿絵(By みてみん)


 よ、4四歩ッ!?

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 お、お茶でも飲んで、落ち着きましょう。うん。

 ……ふぅ。ちょっとだけ、すっきりしたわ。

 えーと……この4四歩は、多分利かせ。対応は、同玉、同金、5三金寄、あるいは無視して他の手。同玉は敵陣に突っ込んでるから、同金が第一感だけど、4五歩、4三金引が利かせになって、その後……。

「あッ」

 私の喫驚に、菅原先輩の風船ガムがパンと弾ける。

「何だ?」

「い、いえ、何でもないです……」

「……そうか」

 菅原先輩は、またぷぅとガムを膨らませた。

 ……めちゃくちゃ何でもあるわよ。この局面、6五銀が詰めろじゃない。

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)

 

 同銀なら2五桂の一手詰み。まさか、ここで詰めろがかかる何て……。かと言って、4五金に放置も6五銀に放置もありえないし……。

 よ、4四同金は却下。仕方ないから、同玉と取りましょう。同玉、4五歩で……3三玉と引くと、やっぱり6五銀が詰めろ。だから5三へ逃げて、7四龍、9三飛、5四歩、同玉、6五銀(詰めろ)、同銀、同龍……これは勝てないか。思い切って、7四龍に7三飛とぶつけちゃう? ……5四歩があるか。同玉は6五銀で終わりだから、同金、6四角、同金、7三龍、7三歩……ギリギリ……本当にギリギリ耐えてる感じ……。

 最後に、5三金寄と比較しましょう。これが案外にいいんじゃない? 6五銀、同銀としても、詰めろになってないはず。2五桂、4四玉……これが一番良さげ……じゃない。全然ないわ。7二龍が痛過ぎでしょ。

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)


 この状態で金飛両取りは終わりだわ。却下。

 同玉しかないみたいね。4四同玉。

 私は4四の歩を払い、王様を敵陣へと近付けた。

 うわぁ……指してみると、生きた心地がしないわね……。

 4五歩、5三玉……先輩は、また長考に入る。残り時間は、私が9分、先輩が10分。均衡してるけど、先輩は急所で時間を使ったから、効率で言えば、私の方が悪い。悪くなってから考えるとは、ほんとこのことよね。とほほ……。

 まあ、気を取り直して、7二龍以下を読みますか。7三飛、同龍、同銀……。

 どれも苦しい。ただ、先輩の王様の位置が良くないし、囲いから引っぱり出せれば、ワンチャンある局面だと思う。問題は、その引っ張り出し方だけど……うぅ、いいアイデアが思いつかないわ。

「こうするか……」

 私が苦悩する中で指された手は……。

 

挿絵(By みてみん)


 ぐッ……これは……真綿で首を絞めるような手……。7七桂成に、同龍でもいいし、放置して6五歩でもいい。どっちかって言うと、放置して6五歩。7三銀なら5四歩、同金、7三角成、同飛、同龍、6三歩、6二銀、4三玉、6三龍、5三歩、5五歩……これで金の死亡が確定……だけど、同金、同銀、同角が王手か。うん、やっぱり3七の位置は、流れ弾に当たり易くなってるわ。これは、若干逆転気味かも。左右挟撃型になってるし。

 ただ、これは勝手読みっぽいのよね。むしろ7三龍、6三歩に6一飛と詰めろをかけて、これを解除するには4三玉と早逃げするか、5二金と寄るか、5二角と打つかの3択。4三玉はわざと6三龍とさせて、5三歩と受ける作戦だけど、危な過ぎるか……。次に4四銀と打ち込まれるくらいで、崩壊しそう。却下。5二角は角がとぼけてる上に、6二飛成が防げてないから……5二金かしら? ……あ、それは3二銀成がある。

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)


 これで角が死んで……ん? 5五角打は? 同銀、同角が王手龍取り……。ただ、厳しいのは変わらないわね……龍取りを防いで4六角くらいで……。

 私はチェスクロを確認する。残り5分。終盤に時間を残したいけど、今回はここが最後の勝負所な気がする。間違えたら、何分あってもアウトかな。納得いくまで読みますか。

 まず、4六角と受けられそうだけど、私は銀を持ってるから2八銀。4八玉の一手に6六角と出れば、これがまた王手。考えられるのは、5七銀の受けと、5七歩の受けね。5七歩なら角に当たってないから、5五桂と打って……ダメか。3一角が激痛。4二歩なら同角成と切って、同金、6三龍まで。詰み。4三玉と逃げても、4一飛成、4二歩、同角成、同金に同龍で詰み。要するに、角を渡した時点で、私の玉には詰みが発生してるわけね。

 ふむ……5五桂と打たないで、先に5一歩と打ちますか。金底の歩だけど……あ、これもダメだわ。3一角、4三玉に6三龍がある。同金なら4二角成で詰み。

 ……どんだけ詰むのよ。6一飛の時点で、厳しいのは分かってたけど……。ってことは、これはもう龍を抜かないとダメってことね。5五角打、同銀、同角、4六角、7三角、同角成が本線か。

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)


 これで、詰み筋が解けてくれてればいいんだけど……ダメか。やっぱり3一角からの詰みがあるわね。6三龍が6三飛成に変わっただけ。ただ、こっちも銀飛車持ってるから、先に2八銀と打って、4八玉、6八飛、5八歩と受けさせて、6五飛成と引き上げるのはどう?

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)

 

 これは意外といける気がする。3一角からの詰みは消えてるし、先手玉もかなり危ない。うん、読んだ甲斐があったわね。この路線で行きましょう。7七桂成。

 私は駒音高く、桂馬を成り込んだ。これで6五歩なら、さっきの読み筋で……。

 パシリ。菅原先輩は、30秒ほどで軽く応じた。

 

挿絵(By みてみん)


 同龍……読みを外された……。

 しまった……6五歩からこっちが潰れると思ってたから、6五歩を中心に読んじゃった。潰れないなら、成桂を取るに決まってるわ。私のバカバカバカッ!

 ピッ。うッ……1分将棋になった。と、とにかく、龍を引き上げてくれたから、一気に潰れる順はなくなったわ。冴島(さえじま)先輩が言った通り、粘らないと……。

 このままじゃ、7二龍と戻られて、ただの桂損なのよね。だから、7五歩と止めて、6五歩、7三銀、7五龍、7四歩。ここで菅原先輩の棋風が出そうだけど……うーん……。

 ピッ。あうち、とりま7五歩ッ!

 私が龍の通り道を止めると、先輩はまた長考に入った。さっきから、急所急所で考えてるわね。これは30分60秒の将棋に、相当慣れてる感じだわ。私の方は、実質10分くらいしか考えてないような状態だし。

 菅原先輩は、持ち時間のうち3分使って、6五銀と上がってきた。

 歩じゃないんだ……攻めが細いと見たのかしら……。とりあえず、同銀、同歩に、もう一度7筋を受けないと受けないといけないんだけど……もう受からないでしょ。7四銀なんてしても、5七龍と回れて、そのまま潰れちゃいそう。でも、他に手が……。

 あ、待ってよ。5六の銀がいなくなったから、3三桂と……。

 ピッ。3三桂ッ!

 

挿絵(By みてみん)


 放置なら、4五桂と王手して、傷になるわ。

 これで何とか食らいついて……。

「王手なら、こっちが先にできるぜ?」

 え? 今、何て……。

 菅原先輩の手が、盤の中央に伸びる。

 

挿絵(By みてみん)


 ……しまったッ! これを見落としてたッ!

 同玉は危な過ぎるから、同金しかないか……同金……。

 9一角成、5五歩に4六香。ちょ、4五桂と跳ねれないし。どういうこと。

 えーい、こうなったら強硬突破あるのみッ! 4四歩ッ!

 7五龍(もう無視無視)、4五歩、6四銀、4三玉、7二龍、4六歩、8三龍、5三香。

うわ、凄い攻め合いになっちゃった。でも、次に4七歩成とできれば相当……。

「勝負ッ!」


挿絵(By みてみん)


 ぐッ……同金、同馬に、同香とできない。龍の横利きがある。

 だけど、4七歩成は間に合ったわ。4七歩成ッ!

 同玉に4五桂。次に5五角と出られれば、王様の懐が広がって逆転よ。

「……やるじゃねえか」

 いえいえ、それほどでも。

「だが、こいつはどうだ?」


挿絵(By みてみん)


 くぅ……確かに厳しい……。3三玉と逃げたいけど……。そこで4五銀とでもしてくれれば、5七金からこっちのターンになりそう。ただ……3三玉に5五馬、4四歩、4五銀とされると、困るのよね。結局、5五香とはできないし……。

 ピッ。えーい、勝負手ッ! 同玉ッ!

 私の一手に、菅原先輩の手が止まった。

 ああッ! ここで考えないでーッ!

 私はパニックになりながらも、一緒に読む。

 いかにも危なそうだけど……意外と逃げ道が広いかも……。

「難しくしちまったな……」

 でしょ? 私もそう思うわよ。詰まないだろうし、速度で逆転してない?

 菅原先輩は、険しい顔で盤面を睨む。私も睨む。

 問題は、菅原先輩にも、受けの手が多いってことかな……どうやって……。

「そうか……」

 ん? 何か気付きましたか?

 私がちらりと顔を上げた途端、ピッとチェスクロの音が鳴った。

 先輩も1分将棋だ。だけど、顔の険は取れて、不敵な笑みに変わっている。

「こいつだッ!」

 そう言って先輩は、7四龍と指した。

 え? これが決め手? 嘘でしょ。読んでたわよ。

 私はすぐに、4三へ王様を引く。

「へへ、こいつがなかなか見えなかったぜ」

 先輩は駒台の桂馬を摘み、それを……。


挿絵(By みてみん)


 ……? これは……あッ! 同歩に3四金ッ!?

 で、でも、5二に逃げちゃえば……7二龍なら詰まないし……。

 そう思った瞬間、背筋に冷たいものが走る。

 ……詰むわ。6二飛で。

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)

 

 同玉、7三馬、5二玉、6三馬、5一玉、7一龍、6一合駒、6二馬、4一玉、6一龍の11手詰め……7四桂まで合わせると17手……うぅ……気付かなかった……。6二飛に4一玉と下がるのも、4二飛成、同玉、4三歩、5一玉、7一龍、6一合駒、4二金まで。

 け、桂馬を取らずに、3三玉なら? ……5五馬か。合駒は意味ないから、2四玉、2五金、1三玉、1四飛まで。こっちの方が簡単な詰みね。

 あうあう……17手詰めを読み切られたんじゃ、負けか……。

 ピッ。同歩。

 それから15分の間、私は56秒までギリギリ考えて、菅原先輩がノータイムの繰り返し作業。これはもう、味方のための時間稼ぎね。ハァ……。

 6一歩の合駒に6二馬が指されたところで、私は左右を見た。

 ……歩美(あゆみ)先輩は勝ち。冴島先輩も必勝形か。

「負けました」

「ありがとうございました」

 菅原先輩は駒台の駒を掻き集め、じゃらりと手の平で鳴らす。

 うーん……強い。

「中盤で既に悪かったですか?」

 私は半分確認、半分質問で、そう尋ねた。

 菅原先輩は笑顔を止め、真面目な顔付きになる。

「そうだな……6五同桂が予想外だったが……」

 6五同桂……って……。

「この局面ですか?」


挿絵(By みてみん)


「ああ、そいつだ」

 ……そう言えば、対局中も首を傾げてたわね。

 でも、他に手がある?

「同桂以外だと、何が?」

「同銀を本線に読んでたぜ」

 えぇ? 同銀?

「7三飛成で?」

「5六銀だろ?」

 さも当たり前のように、菅原先輩は銀を進出させた。


挿絵(By みてみん)


 そっか……これが金当たり……。

「ですね」

 飛車を取られても、先手陣は薄くなるからオッケーの判断か。納得。

 対局中は、候補にすらなってなかったけど……言われてみれば……。

「同桂だと、そっちは身動きできないから、俺の方が指し易かったかもな」

 うーん……だったら若干、1手ばったりな面も……。

「まあ、そう言っても、最後間違えちまったな。詰んでなかったら事件だったぜ」

 うんうん、それはそうよね。形勢が急接近したし。

 私が疑問に思ったのは……。

「6五銀よりも、6五歩の方が嫌でしたね」

「ふん……やっぱそうか……」

 私たちは、その局面まで進める。

 

挿絵(By みてみん)


「だよなあ……なんで働いてない銀を相手にしちまったのか……」

 ま、6五銀出も、分かるんだけどね。6五歩以下の変化は、私が粘って、先輩が持ち駒の少ない中、攻めを繋ぐって展開。優勢なときは、どうしても派手に決めたくなるし、そのへんは菅原先輩も心理的に銀を出ちゃったのかな、と。

「7四龍からの詰み、全然見えてなかったです」

 私は正直に白状した。

「んー、3五桂が見えれば、後は並べ詰みだけどな」

 ……そう? 6二飛の大駒捨てから7三馬の引きつけは、結構難しいと思う。慣れてない人なら、7二龍と入って、6二歩に手がなくなって大逆転じゃないかな。

「ま、3五桂が指せりゃ、俺としては満足だな」

 そりゃそうでしょうね。17手詰め詰ませて勝ちは、気持ちいいでしょう。

 私たちが感想戦を続ける中、1番席の男子がぶらぶらと先輩の後ろに回った。

 先輩は手を休めて、肩越しに振り仰ぐ。

「どうだった?」

「1—4っす」

 後輩の返事に、菅原先輩はニット帽を脱ぐ。

「ハァ……うちはほんとによええなぁ……」

 1—4……ってことは、数江(かずえ)先輩も部長も勝ち……私だけ負け……。

 何か釈然としない。

「そう言えば、1七香成に3七玉だったのは、何でですか?」

 私が尋ねると、菅原先輩は顔をこちらに戻した。

「ああ、あれか……あれは4四玉と出られたとき、どっかで角を引いて4六金の狙いを見せてたんだが……本譜だと危なくしただけだったな」

 ……なるほど、そういうことか。無思慮に上がったわけじゃないんだ。

「第3局もあるし、感想戦はここまでにしとくか。サンキュ」

「……ありがとうございました」

 菅原先輩は椅子を引いて、他の部員と一緒にブースへと戻って行った。

 千駄(せんだ)会長、姫野(ひめの)さん、甘田(かんだ)さん、歩美先輩に冴島先輩だけかと思ったら、まだ他にもいたんだ……強い人……。

 2年生陣、恐るべし。

場所:2013年度秋季団体戦2回戦

先手:菅原 道真

後手:裏見 香子

戦型:先手ゴキゲン中飛車


▲5六歩 △3四歩 ▲5八飛 △6二銀 ▲5五歩 △4二玉

▲7六歩 △3二玉 ▲4八玉 △4二銀 ▲1六歩 △1四歩

▲3八玉 △6四歩 ▲2八玉 △6三銀 ▲3八銀 △8四歩

▲4六歩 △8五歩 ▲7七角 △5二金右 ▲9六歩 △6五歩

▲6八銀 △6四銀 ▲5四歩 △4四歩 ▲5三歩成 △同銀上

▲5七銀 △4三金 ▲5六銀 △4二金上 ▲5五歩 △7四歩

▲5九金左 △9四歩 ▲4八金左 △8四飛 ▲4七金 △7三桂

▲3六歩 △7五歩 ▲同 歩 △7六歩 ▲5九角 △7五銀

▲4五歩 △同 歩 ▲3七角 △6四銀引 ▲4五銀 △5七歩

▲同 飛 △3三桂 ▲5六銀 △7七歩成 ▲同 桂 △2五桂

▲4六角 △7六歩 ▲6六歩 △7七歩成 ▲同 飛 △1五歩

▲6五歩 △同 桂 ▲7一飛成 △1六歩 ▲2六歩 △1七歩成

▲同 香 △同桂成 ▲同 桂 △1六歩 ▲1八歩 △1七歩成

▲同 歩 △1二香打 ▲7六桂 △1七香成 ▲3七玉 △8三飛

▲6四桂 △同 銀 ▲2一銀 △3三玉 ▲4四歩 △同 玉

▲4五歩 △5三玉 ▲6六歩 △7七桂成 ▲同 龍 △7五歩

▲6五銀 △同 銀 ▲同 歩 △3三桂 ▲5四歩 △同 金

▲9一角成 △5五歩 ▲4六香 △4四歩 ▲7五龍 △4五歩

▲6四銀 △4三玉 ▲7二龍 △4六歩 ▲8三龍 △5三香

▲5五銀 △4七歩成 ▲同 玉 △4五桂 ▲5四銀 △同 玉

▲7四龍 △4三玉 ▲3五桂 △同 歩 ▲3四金 △5二玉

▲6二飛 △同 玉 ▲7三馬 △5二玉 ▲6三馬 △5一玉

▲7一龍 △6一歩 ▲6二馬


まで135手で菅原の勝ち

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