表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
第1局 うっかりお手並み拝見編(2013年5月6日月曜)
6/295

5手目 罠を張る少女

「7五角……?」

 サエジマ先輩は、よく分からないと言った顔をする。

 私もよく分からない。一応、5六歩〜3九角成の狙いにはなってる……かな。

 当惑する私をよそに、サエジマ先輩は29秒まで考えて6六銀と指した。

 ですよねぇ。私は泣く泣く4二角ともどる。

 

挿絵(By みてみん)


 この局面、私が2手パスしたのと同じになってる。

 こっちの角が変な動きをしてるあいだに、先輩は7六桂、6六銀と指せたのだ。

 形勢は私が不利。もうダメかも。

 ……いやいや、諦めちゃいけない。将棋は終盤ッ!

 この人の終盤が弱ければ──の話だけど。

 私はちらりと先輩を盗み見る。

「……」

 すっごい怖い顔して考えてる。

 もしかして私の悪手に気づいてない? なにか狙いがあると思ってるとか?

 どちらにせよ、この気が滅入る局面を考えるしかなかった。

 私の第一感は4四歩。同歩に3三銀、同金、同歩成、同角、4三金。

 そこで……2二角かしら? 3二金、3一角、同金、同飛。

 あれ? これはこっちが持ち直してるかも。断言はできない。

「とりあえず玉頭に味つけすっか……」

 ピーッという音と同時に、先輩は8四歩。

 ぱちんとボタンが押された。


挿絵(By みてみん)


 また29秒か。ここまでくると凄いわね。

 8四歩か──4四歩は攻めが単調と見た手だ。

 でもこれ、私の勘が「あんまりよくない」って言ってる……読もう。

 8四同歩、4四歩、同歩、3三銀、同金、同歩成、4三金、2二角までは同じ。

 3一角、同金、同飛も一緒だけど……あれ? じゃあ8四歩っていったい?

 7五角、3九飛成、8四桂とでもするつもり?

 でもそれって8七銀、同玉、6九龍、7二桂成、同玉。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ。

 

 ああッ!?

「とうッ!」

 変なかけ声をあげて、私は同歩と取った。間に合えッ!

 ぱちんと音がした。私は恐る恐るチェスクロを見る。

 29秒。セーフ。これ心臓に悪い。

「ま、同歩だよな……そこでだ……」

 サエジマ先輩は指を鳴らし、慎重に読みふけっている。

 顔色がさっきより冴えない。やっぱり8四歩って微妙だったんじゃない?

 私は4四歩の筋をさらに掘り下げようとした。そのとき──

初志貫徹しょしかんてつだッ!」

 そう言って先輩が指した手は、4四歩じゃなくて……8四同桂ッ!?

 えッ!? これ成立してるのッ!?

 7一金だとどうするの? そのとき4四歩? 同歩、3三銀、同金、同歩成、同角、4三金、2二角、3二金、3一角、同金、同飛……やっぱり同じ……じゃないッ! 今度は歩が2枚あるから、8三歩、同玉、3二歩、同飛、6五角が王手飛車取りッ!

 ……って、あれ? 3二歩に飛車を逃げると?


 ピーッ!


「歩ッ!」

 私は左手で歩をつまみ、8三に置いた。同時に右手でボタンを押した。

 そうだ、こうすればもっと速く押せ──

「待った」

 は? 待ったはナシでしょ、さすがに。

「待ったはナシじゃないですか?」

「ちがう、それは反則だ」

「……8三歩がですか? 二歩じゃありませんけど?」

「チェスクロのボタンは、指したのと同じ手で押さなきゃダメだ」

 ……え? なにそのルール? マイルールってやつ?

 私は駒込こまごめ先輩に助けを求めた。けど、彼女もしぶい顔をしていた。

「ごめんなさい、説明してなかったわ。まどかちゃんが言ってるのは、正式な決まりごと」

 反則負けッ!? そんな幕切れなのッ!?

「こら、その円ちゃんってのはやめろッ!」

「いいじゃない。私とあなたの仲だし」

「どういう仲だよッ!」

「ま、負けました……」

 肩を落とした私に、先輩たちは口論をやめた。

 まさか反則負けになっちゃうなんて。

 たしかに指すのは嫌々だったけど、やるからには勝ちたかった……悔しい。

 私がしょぼくれていると、サエジマ先輩は気まずそうな顔をした。

「ま、初めてだしな……このまま続けるか?」

 ん? これは同情かしら……売られた同情は買うわよ。

「本当ですかッ!?」

 私はわざとらしく潤んだ瞳で、サエジマ先輩を見つめかえす。

 サエジマ先輩は目を逸らし、絆創膏ばんそうこうのある左頬を掻いた。

「オ、オレもこういう決着のつけ方は、好きじゃないからな……」

「ありがとうございますッ!」

 よっしゃッ! 二言なしよッ! 私はチェスクロに手を伸ばす。

 ……あれ、再開ってどうやるんだろ?

「貸せ。オレがやる」

 サエジマ先輩はチェスクロを器用に操作し、私のがわのボタンを押した。

 するとサエジマ先輩の液晶画面が、秒読みを開始した。

「じゃ、続けるぜ」

 望むところ。絶対逆転する。

 ……とは言え、この8三歩も冴えないなあ。全然読んでない手だし……。

 普通に考えると次は7二桂成よね。同玉までは必然。

 先輩は案の定、7二桂成とした。すぐに同玉と取り返す。

 

挿絵(By みてみん)

 

 さてさて、これで持ち駒は銀1枚、桂馬2枚、歩が1枚。色々できそう。

 なんだかよく分からないけど、4二角と引いた局面よりは希望が持てる。

「んー、こいつはちょっと単調過ぎたな……」

 サエジマ先輩のぼやき。私もそう思います。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

 先輩は29秒まで考えて、4四歩と指してきた。


挿絵(By みてみん)


 これでもやっぱり厄介か……先輩は金銀を持っている。

 とりあえず同歩。

 先輩はさらに29秒読んで3三銀。これも同金。

「……おまえ、もうちょっと時間使ったらどうだ?」

 そこは仕方がない。

 時間に追われてパニックになるくらいなら、余裕を持って指したほうがいい。

 先輩はまた29秒考えて、同歩成としてきた。これもノータイムで同角。

 さあさあ、サエジマ先輩はなにを指すのかな、っと。

 4三金、2二角に、今度は5二金と打てる。7一飛車と逃げるしかない。

 そこで3二金なら、なにがなんでも3一角。同金、同飛は、ちょっと怖いけどまだなんとかなりそうね。先輩の飛車が攻めに参加してないし。


 ピッ


 先輩はゆびを飛車にそえた。

「一枚足すか……」

 そうつぶやいて3六飛。今回の記録は28秒。


挿絵(By みてみん)


 ……まずい。この手、今までの思考で1秒も読んでない。

 時間制限がこんなに厳しいなんて……おじいちゃんとは自由に指せるのに……。

 えーいッ! とにかく読むッ! パッと見3二歩だけど、これは4三金、2二角に、今度は3二飛成。そこで3一銀なんて受けたら8二金で目玉が飛び出るわ。3一飛のぶつけも意味がない。

 ん? 3一飛とぶつける……あッ、この手が成立するかも……?


 ピッ

 

 もう、せかさないでッ!

 私は角を4二に引いた。叱りつけるようにバシリとボタンを押した。

「こ、こらッ! それ1万はするんだぞッ!」

 え……? 私はチェスクロをまじまじと見つめる。

 そんな高級品なんだ……これ……。

「す、すみません……」

 私はすなおに謝った。口答えしてるヒマはない。

 サエジマ先輩もそれ以上はなにも言わなかった。でしょうね、この局面──

 

挿絵(By みてみん)


「単に角を逃げるとは……読んでなかったぜ」

 先手が読まなきゃいけない手は、おそらく2つ。

 3二飛成か、4三金。

 パッと見、3二飛成としたくなる。けどそれは3一銀が予定の受け。竜角交換なら大歓迎だし、3八龍と逃げるなら、7六桂から勝負する。足りないかもしれないけど、先輩も相当怖いはず。

 問題は4三金ね。

「チッ、成れねえか」

 サエジマ先輩は舌打ちをして、4三に金を置いた。

 私はノータイムで6四角とした。


挿絵(By みてみん)

 

 考えるのを放棄したんじゃない。先輩に考える時間をあげたくないのだ。私が30秒考えると、先輩は合計60秒考えられる。この罠が見抜かれちゃうかもしれない。

 頼むから、掛かってちょうだい。お祈りモード。

「……」

「……」

 先輩の軽口が減ってきた。迷ってる。だったら、間違う可能性も──

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


「分かんねえッ!」

 サエジマ先輩は飛車をつまみ、3二に成り込んでボタンを押した。

 ……来た、来た、来たッ! これを待ってたのよッ!

 私はノータイムで3一飛と寄った。


挿絵(By みてみん)


「はえ?」

 サエジマ先輩が奇声をあげる。

 私は息を殺した。先輩は持ち駒から金をひろった。

「そりゃ、8二金で終わって……」

 サエジマ先輩は指を8二に伸ばし、ビニール盤に音もなく押しつけた。

 やったッ! よろこんだのもつかの間、先輩は指をはなさない。

 指をはなさなければ指したことにならない。それはおじいちゃんも言ってた。

「……お、終わらねえッ!」

 先輩は金を回収して、頭をかきむしる。

 さすがにバレたか……8二金は同玉、6二龍で終わってるように見える。でも、7二金と受けてノープロブレム。3一に飛車がいるから、7一銀と追えないし、かと言って6一銀の引っかけは、6二金で終了。

 ぼりぼりと頭をかく先輩。ぱらりと毛髪が舞い降りた。ハゲますよ。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


「あーッ! 取るぜッ!」

 先輩は飛車龍交換に応じた。またまたノータイムで同角。

 まだこっちが不利。とにかく時間攻めにしないと……4手前の局面だって、本当は3二飛成に代えて、5二金打でこっちの負けだった。サエジマ先輩も、30秒じゃ完璧には指せないわけね。

 これならまだ希望が持てる。もうひとつ間違えてちょうだいッ!


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


 パシリという音とともに、4一飛が打たれた。

 私は思わずほくそ笑む。

 チェスクロを押した先輩の手が硬直した。

「……な、なにやってんだオレはッ!? 打つなら3二だろッ!」

 もう遅いッ! 私は飛車を手にして、3九の地点をにらんだ。

 ここはノータイムじゃない。徹底的に読むわ。30秒が許す限り。

 3九飛、5二金、8七銀、同玉、6九飛成。これで私の玉が詰むかどうか。

 6一飛成、8二玉、6二龍、7二桂(銀かしら?)、7一銀、9三玉、8二銀打、8四玉で、そこから……8五歩、同玉、7七桂、7四玉に6五金、8四玉、8五歩は打ち歩詰めだから助かって……ないッ!

 6五金じゃなくて、7五歩、同角としてから6五金だッ! 8四玉、7五金で負け……最初の8五歩に7四玉と寄るのも同じ筋で詰んでる。

 そ、そんなッ! この局面でもこっちが悪いのッ!?

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


「!?」

 私は目にもとまらぬ速さで6四角と出て、ボタンを強く叩いた。

 サエジマ先輩も叱ったりはしない。全神経を将棋に集中させている。

 しかし6四角……これはまた私がやっちゃったかも……。

 3九飛の筋はもう間に合わない。玉頭から殺到する筋を読む。

 先輩が次に5二金として、7六桂に6一飛成、8二玉、6二龍、7二銀、7一銀、9三玉と上がる。先輩は銀を1枚しか持ってないから、今度は8二銀と打てない。だったら7二龍くらいしかないか。

 そこでどうするの? あ、そっかッ! 8八桂成、同玉、7六桂、7八玉、8八飛、7九玉に8七飛成ッ! これで8二龍、8四玉なら、8五歩に同龍と取れるッ! しかも次は8八銀の1手詰めッ!

 ん、でも8四玉に、7五銀打、同角、同銀、同玉、6六角なら?

「うおーッ! 分かんねえッ!」

 先輩はピーッという電子音とともに5二金と上がった。

 これは読み筋。私はさっきの6六角以下を考える。

 8六玉は7七金、同龍、同角で龍が消えるから却下。

 7四玉は7五金の一手詰み。却下。

 8五玉は? ……9七桂打、8六玉、7七金か。却下。

 左辺に逃げるしかないわね。6四玉だと──

 

 ピッ、ピッ


 私は桂馬を手にし、それを7六に叩きつけた。


挿絵(By みてみん)


 ここまで難しくなったら、時間切れ負けは絶対イヤ。

 ピッ、ピッで指しましょ。

「くそーッ、もっと楽に勝てただろ」

 先輩は29秒考えて6一飛成。

 私は27秒考えて8二玉。

 以下、同じ時間の使い方で、6二龍、7二銀まで進んだ。


挿絵(By みてみん)


 私はさっきの局面、6四玉からの逃げをずっと読んでいた。

 そして、ある結論に達した。私の玉は詰まない……はず。

 私の王様は大海原へ逃げられる。先輩は袋小路。勝機はある。

 先輩は29秒で7一銀。私は27秒で9三玉。

 チッ、チッ、チッと舌打ちし、先輩は7二龍で銀を取った。

 私は8八桂成と飛び込む。長考タイムは終わり。

 少しだけ余裕のできた私は、ちらりと先輩の顔を見た。口元に手を当て、ぶつぶつとなにかをつぶやいている。不明瞭で聞き取れないけど、多分詰むかどうかの確認だろう。

「ど、同玉は詰んでんじゃねぇか? こ、こうなったら……」

 ワンボリューム上げたかと思うと、先輩は玉に指先を伸ばす。

 なんだかんだで奇麗な指していた。

 私は玉が成桂を払う瞬間を待った。

 

 パシリ


挿絵(By みてみん)


「6……八……玉?」

 私は呻くように、先輩の指し手を口にした。血の気が引いていくのが分かる。

 ……しまった。あれだけ考えて、逃げる手を読んでなかった。というか、30秒だと2通りの長手順が読めない……私の棋力じゃ無理……。

 だけど先輩も苦しそうな顔をしている。私は気合いを入れなおした。とにかく読む。

 これは……一目詰まない。少なくとも私が30秒で読み切るのは不可能。

 これって8筋が広くなったから、入玉も視野に入れないといけない。

 攻める? 受ける? 逃げる?

 私が迷っていると、ピッという忌まわしい電子音がした。

 と、とりあえず王手ッ! 私は桂馬を7六に置き、ボタンを押した。

 先輩はノータイムで5九玉。

 

挿絵(By みてみん)


 ど、どうする? 方針が定まらない。攻めちゃったけど、受けた方が良かった?

 ああ、そんなこと考えてる場合じゃない。2九飛、4九歩、2六角、4八……銀? それとも金打? と、とにかくそこで8四玉なら脱出できるんじゃない? 8四玉、8五歩は、7四玉で6五に残ってる金か銀を打つ。8五玉と逃げれば、もう持ち駒が──

「あッ……」

 私は口元に手をあてた。

 8三龍、8四歩、7七桂、8六玉、8四龍で詰んでるじゃない……うそ……。

 桂馬がうざ過ぎるッ! こ、これをなんとかしないと。


 ピッ、ピッ

 

 攻めるの止めッ! 入玉よッ!

 私は飛車をつまみ、8七に放り込んだ。

 先輩の口元から「くッ」という声が漏れた。

 先輩にも予想外だったか。私も先を読む。8二龍、8四玉に8五歩なら、今度は同飛成と取れる。7五銀打、同角、同銀、同玉、6六角。少しまえの読み筋と似てるけど、今度は龍が8五にいるから、6四玉に7五金で龍を消せる。

 でもそれは先輩がムチャクチャ駒損してる。長引けば私にも勝ち目がある。

「えーいッ! 詰まねえときはッ!」

 先輩はそう怒鳴どなって、持ち駒に手を伸ばした。

 8二龍じゃないッ!? な、何をする気ッ!?


 パシリ


 私は先輩の指し手を見つめた。

 ……7五銀打? ……次に8二龍で詰むから、これは取るしかない。

 同角、同銀。


挿絵(By みてみん)


 あ、あれ? 次の8二龍が防げない……ひ、必至(ひっし)だッ!

 ろ、6八銀、同金直、同桂成、同金に9二金は? は、8二角があるッ!

 手が……ない……なにもできない……。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


「ま、負けました……」

 私はしぼり出すような声で投了した。

 先輩は大きく息をついた。

「ふぃい、危ねえ……ギリギリの勝負だったぜ……」

 ギリギリ……そうかしら? 終始、私のほうが悪かった気がする。

 先輩はグイッと背伸びをした。駒込先輩に向きなおる。

「今、何時だ?」

「4時過ぎよ」

「なッ!?」

 サエジマ先輩はあわてて腰をあげ、鞄を肩にかついだ。

「感想戦はまた今度な。遅刻しちまう……おい、歩美あゆみ、盤駒の片づけは頼んだぜ」

 先輩は私たちに背中をむけた。

 ただ、去りぎわに一言。

「おまえ、なかなか強いな。リベンジはいつでも受けて立つぜ……じゃあな」

 私はずっと盤を見つめていた。

 負けた……しかも全く読んでいなかった手で……。

 私はその事実に呆然ぼうぜんとし、しばらく声を出すことすらできなかった。

場所:学校の裏庭

先手:冴島 円

後手:裏見 香子

戦型:ゴキゲン中飛車


▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛

▲4八銀 △5五歩 ▲6八玉 △3三角 ▲3六歩 △4二銀

▲3七銀 △5三銀 ▲4六銀 △4四銀 ▲5八金右 △6二玉

▲7八玉 △7二玉 ▲6八銀 △8二玉 ▲7七銀 △7二金

▲6六銀 △5一飛 ▲1六歩 △6二銀 ▲3七桂 △3二金

▲9六歩 △9四歩 ▲4五桂 △4二角 ▲5五銀左 △同 銀

▲同 銀 △3三桂 ▲4六歩 △6五銀 ▲3五歩 △7六銀

▲2六飛 △5四歩 ▲3四歩 △4五桂 ▲同 歩 △8七銀成

▲同 玉 △5五歩 ▲7八玉 △6四角 ▲7六桂 △7五角

▲6六銀 △4二角 ▲8四歩 △同 歩 ▲同 桂 △8三歩

▲7二桂成 △同 玉 ▲4四歩 △同 歩 ▲3三銀 △同 金

▲同歩成 △同 角 ▲3六飛 △4二角 ▲4三金 △6四角

▲3二飛成 △3一飛 ▲同 龍 △同 角 ▲4一飛 △6四角

▲5二金 △7六桂 ▲6一飛成 △8二玉 ▲6二龍 △7二銀

▲7一銀 △9三玉 ▲7二龍 △8八桂成 ▲6八玉 △7六桂

▲5九玉 △8七飛 ▲7五銀打 △同 角 ▲同 銀


まで95手で冴島の勝ち

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=454038494&size=88
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ