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こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
第10局 はらはら秋の個人戦編(2013年9月8日日曜)
59/295

54手目 負け惜しみを言う少女

挿絵(By みてみん)


「銀を見捨てた……?」

 鞘谷(さやたに)さんは背中を引き、顎に手をあてて首を捻った。

 残り時間は、私が3分、鞘谷さんが5分。完全なシーソーゲームになっている。

 鞘谷さんは時間が惜しいと思ったのか、20秒ほど使って、4三金と取った。

 私は3一角成と突っ込む。同銀、同龍、2二銀。私は9一龍と、香車を拾う。その手を見た鞘谷さんは、かすかに唇を動かす。私の駒台と自分の駒台を、何度も見比べていた。

 これは……3一角成から斬り合いになると読んだのかしら? 直感的には、そう見えるかもしれないけど、違うのよね。ここからじわじわと行くのが、私の作戦だもの。

 鞘谷さん、時間の使い方、間違ってたんじゃない? 2、3分考えるところだったはず。それに、2二銀のところで、2二角もあったわよね。9一龍なら、9九角成……。もう、過ぎたことだけど、そっちの方が嫌だったかも。

 とりま、3二銀を受けないといけないわけですが……。3一角か3一桂もありそうなのよね。頭は丸いけど。そのまま3二銀と打って、3三金、3一銀成、同銀、同龍、2二銀、8一龍。一応、駒得は拡大できてるのか……。あるいは、すぐに2五香と打って、3三角、4五桂、9九角成、3二銀……。これは、馬が強過ぎるかしら。

 ただ、どっちでも、先手有利は変わらないと思うのよね。どっかで王手龍とか、そういううっかりをしない限りは……。例えば、4六角、同金の形で、7三角を気を付ける必要がある。角を持ってるうちは、8二角で防げるけど。

 ピッ。鞘谷さんの時計が鳴る。持ち時間を使い切り、1分将棋だ。

「これしかないか……」

 鞘谷さんは、ちらりと私を睨んでから、4六角と切ってきた。

 わお、切りますか。同金ですよ。私がチェスクロを押すと、鞘谷さんは59秒まで考えてから、3一銀と打つ。穴熊を補強しますか。私は4四歩、同金、4五歩、4三金と安全にしてから、4四桂と放り込む。

 鞘谷さんは、再び50秒まで考えて、角を手にした。

 え? 角? どこに打つの? 私が疑問に思った瞬間、その答えが指された。

 

挿絵(By みてみん)


 ??? 金龍両取りだけど……。

 8二角で受かってるわよね? 龍の位置をずらしたかったとか?

 私は混乱しながら、8二角と合わせた。同角成で……。

 違うッ!? 鞘谷さんは、4六角と、金の方を取る。同角成に4二金打。

 あうあう……そこに打つ金を調達したんだわ……。

 こうなってみると、4四桂がヌルかったかもしれない。できれば、当初の予定通り、2五香としたいけど……。2四桂、同香、同歩、2三桂、同銀、3一龍、2二香……。

 足りてないかあ……。じゃあ、先に7五角、8九飛成を入れてから、2五香。ただ、8九飛成なんて、暇そうな手は指してくれないかも。

 うーん、落ち着け裏見(うらみ)香子(きょうこ)ッ!

 絶対こっちの方がいいはずッ! 四枚穴熊だからって、怯むことはないわッ!

 私は自分に喝を入れながら、盤面を睨む。ピッ。ああ、これで私も1分将棋……。

 手がないなら、やっぱり7五角として……。

 そのとき、私はある寄せを思いついた。残り10秒。確認する間もなく、私の右手は香車を掴み、2五に打っていた。

 あうッ! 無意識に打っちゃったッ!

 自分の指し手にびっくりする中、鞘谷さんはチャンスとばかり、2四桂と合わせる。

 こ、ここで7五角とすれば、まだ軌道修正が……。

 待って、さっきの筋、本当に寄らないの? 2四香、同歩、2三桂、同銀、3一龍、2二香に、2四馬ッ!

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)


 一見メチャクチャだけど、同銀に2三金と打つ。同香は2二銀の一手詰み。放置も2二龍で詰み。3二金は、同桂成で意味なし。

 受けるとしたら……1三角? でも、同金で……。

 ピッ。くッ、とりあえず2四香車ッ!

 鞘谷さんは、ノータイムで同歩。私はさっきの局面に立ち返る。1三角なら、即詰みは逃れている。だけど、3二桂成(詰めろ)、同金に同金とすれば、必至のはず。2一金の詰めろが、絶対に解けないから。こっちは100%詰まない格好。

 ピッ。2三桂ッ!

 同銀、3一龍、2二香。私はもう一度56秒まで読んで、2四馬を指した。

「……ッ!?」

 最初はぽかんとした鞘谷さんだが、10秒ほどで顔色が変わった。

「と、取れない……」

 鞘谷さんは、右目を硬く瞑って、眉間に皺を寄せた。

 決まった。私がそう考えていると、鞘谷さんは3三金寄とする。

 ……ととと、読んでなかった。同馬、同金は紛れそう。

 確実なのは、4二龍……いや、もっと強く……。30秒……40秒……50秒。

 ピッ、ピッ、これだッ! ピーッ!

 私はぎりぎりで2三馬と入り、チェスクロを押した。


挿絵(By みてみん)


 恐る恐る時計を見る。……59秒。セーフ……心臓に悪いわ……。

 2三馬に、鞘谷さんは動きを止めた。同香とできないから、同金の一手。そこで、3二銀と打つ。同金、同桂成。……必至だ。詰めろ、詰めろ、必至の手順だから、変化はない。

 私は、勝ちを確信した。というか、ぎりぎりまで考えなくても、4二龍、2四金、3二金と打って、同銀、同桂成も必至だったわね。時間切れにならなくて良かったわ……。

 鞘谷さんは大きく息を吐き、同金。3二銀、同金、同桂成、5五角、3七角、同角成、同銀、6八飛成、5八歩……。

 私が4筋に二歩を打たなかったことを確認して、鞘谷さんは投了した。

「負けました……」

「ありがとうございました」

 沈黙が漂う。こういうときは、負けた方が先に何か言ってくれないと……。

 私は、鞘谷さんの言葉を待った。

「……最後、どこから寄ってた?」

「……2四馬からは、こっちが勝ってるかな、と」

 私は、正直に答える。

「もうちょっと前かもね。6四角と打たれて、それで負けだと思ってから」

 確かに……。別に、本局みたいに鮮やかに決める必要なかったかも……。

 でも、この勝ち方、かっこいいでしょ、多分。

「4六角、同金、3一銀打としないで、単に3一桂の方が、嫌だったかな」

 私の指摘に、鞘谷さんは局面を戻し始めた。私も協力する。

「こう?」

 

挿絵(By みてみん)


 鞘谷さんは、3一桂馬を置き、30秒ほど指を離さなかった。

「……3二銀でダメじゃない?」

「3三金と寄った後が、イマイチ見えなかったというか……」

「3三金……」

 鞘谷さんは、金をひとつ寄る。

「3一銀成、同銀、同龍、2二銀、9一龍で、そっちが桂馬得じゃない」

「9一龍は、7三角があるから危ないかな……」

 私がそう言うと、鞘谷さんは龍の位置をひとつずらした。

 うん、8一龍が正解っぽい。まあ、9一龍、7三角、7一龍、4六角右、同金、同角、3七香でも、先手が勝ってるかな。同角成には同玉として、6七飛成、4七歩。こっちは次に2五桂〜3三桂打と、寄せに困らないし。

「ま、これも負けよね」

 鞘谷さんはそう言うと、局面をもっと前に戻し始めた。

「7七歩成、同飛、同飛成、同角に、単に7九飛車だった?」

 鞘谷さんは、飛車交換のあたりを気にしているらしい。私も気になる。

 あそこは、お互いに読み筋が合ってなかった印象だし……。

 

挿絵(By みてみん)


「5三桂成かしら……7一飛車もありそうだけど……」

 私は迷いながら、とりあえず5三桂成とした。同金に7一飛車。手順的には、あんまり変わらないか。

「2四……3三かな」

 鞘谷さんは角を3三に上がる。

 感想戦ということで、私は手なりで4三銀と打った。

「同金寄、同歩成、同金、3二金?」

 鞘谷さんの質問に、私は頷き返す。

「3三角は取らないよね。同金で、3二に駒を打てなくなっちゃうから」

「3一桂、同金、同銀、同龍、2二……金? 銀?」

「2二金だと、3三角成、同金寄、8八角って打つかな」

 8九飛成と逃げたら、3三角成でゲームセット。

「7二飛成、3三角成、同金……2五桂?」

「それは3二金と引かれるから……」

 私は、後手玉の周りを観察する。……意外と堅いか。龍がよく利いてるわ。

 あれ? じゃあ8八角が間違いなのかしら? いい手だと思ったけど。

「こうするんだったかしら」

 鞘谷さんは、さばさばした感じで、そう呟いた。

 何か装ったような雰囲気なのよね……内心、はらわたが煮えくり返ってるんじゃないの?

 私はそんなことを思いながら、自分の気になった箇所を述べる。

「7七歩成じゃなくて、7三角かなあ、って思ってたんだけど」

「7三角? 飛車交換せずに?」

 私が首を縦に振ると、鞘谷さんは局面をそこまで戻した。

 

挿絵(By みてみん)


「狙いは?」

 狙いはですね……よく分かりません。

「……玉のこびん狙いかな」

「ふーん……」

 何よ、その呆れたような返事は。

 7七歩成が成立しないなら、こう指すしかないと思うんだけど。例えば、7三角、5七飛と寄って、後手も5二飛と回る。そこから中央で捻り合い。

「こっちのブロックは、姫野(ひめの)先輩がいるし、しょうがないか」

 ……はあ? あんたねえ……私に負けてるでしょうが……。

 もう、私の中で、鞘谷さんの株は0円よ。金出されても買わないわ。

 感想戦も終わり、私たちは形式的に挨拶した後、席を立った。他の対局は、どうなってるのかしら。とりあえず、同じ長机に座っていた、冴島(さえじま)先輩の対局を……。

 あれ? いない。もう終わってる? 辺りを見回すと、先輩は駒桜(こまざくら)の控えブースに座っていた。何だか、不機嫌そうな顔をしている。

 ……負けたんですね。まあ、姫野さんが相手じゃ、しょうがないか。

 他の対局は……。むむ、横溝(よこみぞ)さんと数江(かずえ)先輩のところも、終了してるわね。誰もいない。結果は横溝さん勝ちでしょうし、そこは訊かなくてもいいか。

 私は、最後に残っている、歩美(あゆみ)先輩と甘田(かんだ)さんの試合を覗き込む。

 

挿絵(By みてみん)


 これは……歩美先輩、大優勢なのでは?

 甘田さん、いつものにやけ顔が消えて、苦しそう。6三龍を防がないといけないから、7二銀打かしら? それでもきついかなあ……。

 私が適当に考える中、甘田さんは首を捻りながら7二銀打とした。

 歩美先輩は、ノータイムで8二銀不成。

 わお、いい手がありましたね……。同玉なら、7一角成、9二玉、9三金で詰み。

 甘田さんは「うーん」と唸って、59秒ぎりぎりで9四玉と立つ。8四玉じゃないんだ。7三銀不成が、王手になるのを気にしたのかしら。でも、9四玉も9一龍が王手で……。

 私が9一龍、9二桂まで読んだところで、歩美先輩は6三龍と切った。

 え? 龍切り? もうちょっと安全に行った方がいいような……。

 まあ、これでも穴熊勝ちか。同銀、7三銀成、5九飛、3九歩と止めて、自陣龍を作られても、どうせ先手は安泰だし……。

 秒読みは続く。甘田さんは同銀、歩美先輩は7三銀……不成?

 成らない意味は? 6三成銀とできなくなっちゃったけど……。

 甘田さんも意外に思ったのか、盤面をきょろきょろ眺め回した。受ければいいのか攻めればいいのか、よく分からないことになっているっぽい。

 ピッ、ピッ、ピーッ!

「あうッ!」

 甘田さんは変な声を上げて、5九飛車と打った。

 ここで3九歩でしょ。5二飛成とされても、5三金で勝ち。

 だけど歩美先輩は、そうは指さなかった。8六桂馬と捨てる。

 

挿絵(By みてみん)


「え……」

 っと、ギャラリーが声を上げてはいけません……。

 危ない、危ない。私は口元に手を添える。

 8六桂……あ、そっか……。

「あ、詰み……」

 甘田さんは、ぼかんと口を開けた。

 そうだ、詰みだ。同歩、8五金、同玉、8六歩、9四玉、8五金、9三玉、7一角成。途中の9四玉で7六玉と逃げるのは、7七金、7五玉、7六金打で詰み。

 ってことは、7三銀不成が詰めろだったんだ……私もうっかりしてたわ……。

 歩美先輩、やりますねえ。

 実際の対局も、その通りに進む。7一角成のところで、甘田さんが投げた。

「負けました」

 歩美先輩は、チェスクロを止めた。

「……ありがとうございました」

 何か、歩美先輩って、勝っても負けても表情が変わらないのよね。

 いっつも不機嫌そうな顔してるというか……能面というか……。

「いや、これ酷かったね。ボロ負けだよ」

 甘田さんは、いつもの愛想笑いを浮かべる。ちょっと自嘲気味。

「最後、8四玉と逃げた方が良かったかな? 9四玉は詰んじゃったね」

「8四玉なら、6三龍、同銀、6二角成の予定だったわ」

 歩美先輩はそう言って、局面を戻した。


挿絵(By みてみん)


「これは……詰めろ?」

 甘田さんの質問。私も一緒に読む。7三馬、9四玉、8三馬、同玉、7三金、8四玉、8三金打、9四玉……。ん、ぎりぎり逃れてるっぽい? まあ先手が詰まないから……。

「詰めろね。例えば5九飛車なら、7三馬、9四玉、8三馬、同玉、8四金」

 8四金……あ、そっか。同玉なら、7三銀打、8三玉、8四金、9二玉、9三金までか。取らずに8二玉なら、7三銀、7一玉、6二金、8一玉、7三香、9二玉、8二香成。詰んでるわね。

 私としたことが、ギャラリーとは言え、うっかりだわ……。

「んー、6二角成が詰めろじゃ、きついよねえ……」

「ただ、7二銀左が、ちょっと面倒だと思ってたわ。予定では、8六歩だけど」

 8六歩? それ危なくない?

「桂馬置いちゃうよ?」

 甘田さんは、8七桂と王手する。そうそう、これがあるから……。

「同銀、7九龍なら、8五歩と取り込むわ。同玉は、8六金、9四玉、8五金打、同桂、9五馬まで。9四玉の逃げに、7八金打、1九龍、7二馬。同銀なら8四金の一手詰み。放置も8四金だから、8五玉だけど、8六香、9四玉、8三馬までね」

 歩美先輩は、すらすらと寄せを口ずさむ。

 これ……1分将棋で読み切ってたの? マジ?

「8六歩に単取りだと?」

「単に8六同歩は、8五歩、同玉と吊り上げて、7三馬と桂馬を外すわ」

「7三馬? 同銀だと……あ、詰んじゃうか」

「7七桂馬とパンツを脱いで、7六玉、6七金打、7五玉、7六歩、8四玉、8五金ね」

 甘田さんは、またまた自嘲気味にイヒヒと笑う。

「あたしの王様、何回詰まされてんのかね。感想戦でも負かされちゃったよ」

 甘田さんは、テーブルの上に置いていたペットボトルを取り、キャップを開けた。中身はコーラだ。一口飲んで、ぷはッと息を吐く。

「中盤、3九飛成じゃなくて、3八飛成だったかな。1七角見落としてたし……」

「その前に、後手は桂馬が捌けなくなってるから、どこかで4六歩を……」

 ふむ……盤面が動かされないので、何が何やら分かりません……。

 邪魔しないように、控えブースへ戻りますか。

「っと」

 私は人とぶつかりそうになる。

「す、すみません」

 先に謝ってから相手を確認すると、何と姫野(ひめの)さんだった。

「こちらこそ、失礼致しました。……少し読みを入れていたもので」

 読み? 何の? ……ああ、私と一緒で、歩美先輩の対局観てたんだ。

 私が言葉を探していると、姫野さんが先に口を開いた。

「2回戦、楽しみにしておりますわ。……では、後ほど」

「よ、よろしくお願いします……」

 姫野さんは私に背を向けて、藤女(ふじじょ)のブースに戻って行った。

 私も駒桜のブースへ向かう。テーブルに近付くと、冴島先輩が顔を上げた。

「お、どうだった?」

「……勝ちました」

 私の報告に、冴島先輩はガッツポーズを決める。

「よっしゃ、これで駒桜全敗は回避だな。……駒込(こまごめ)は?」

「歩美先輩も勝ちです」

 勝ちって言うか、圧勝でしたね。

「ふん、さすが駒込だな」

 感心したような素振りで、冴島先輩は椅子を傾ける。

 スカートでその姿勢は、まずいと思うんですが……。

「じゃ、駒込が感想戦終えたら、飯喰いに行くか」

「そうしよう、そうしよう!」

 隅っこにいた数江先輩が、嬉しそうに右手を上げた。

 この人は、ほんと食欲ありますね……。

 それから駒込先輩が戻って来るまで、私たちは30分も待つハメになった。

場所:2013年度秋季個人戦女子の部

先手:裏見 香子

後手:鞘谷 涼子

戦型:四間飛車vs居飛車穴熊


▲7六歩 △8四歩 ▲6六歩 △3四歩 ▲1六歩 △6二銀

▲6八飛 △1四歩 ▲7八銀 △4二玉 ▲4八玉 △3二玉

▲3八銀 △5四歩 ▲3九玉 △5二金右 ▲2八玉 △5三銀

▲5八金左 △8五歩 ▲7七角 △3三角 ▲4六歩 △4四歩

▲3六歩 △2二玉 ▲3七桂 △1二香 ▲6七銀 △1一玉

▲6五歩 △2二銀 ▲6六銀 △7四歩 ▲5六歩 △4三金

▲4七金 △3二金 ▲2六歩 △9四歩 ▲6九飛 △5一角

▲5五歩 △同 歩 ▲同 銀 △7五歩 ▲4五歩 △7六歩

▲6六角 △4五歩 ▲4四歩 △4二金引 ▲4五桂 △5四歩

▲4六銀 △7二飛 ▲6七飛 △7七歩成 ▲同 飛 △同飛成

▲同 角 △7六歩 ▲6六角 △6九飛 ▲5三桂成 △同 金

▲7五角 △6四歩 ▲4一飛 △2四角 ▲4三銀 △3一金

▲8一飛成 △4四金 ▲6四角 △4三金 ▲3一角成 △同 銀

▲同 龍 △2二銀 ▲9一龍 △4六角 ▲同 金 △3一銀打

▲4四歩 △同 金 ▲4五歩 △4三金 ▲4四桂 △7三角

▲8二角 △4六角 ▲同角成 △4二金打 ▲2五香 △2四桂

▲同 香 △同 歩 ▲2三桂 △同 銀 ▲3一龍 △2二香

▲2四馬 △3三金寄 ▲2三馬 △同 金 ▲3二銀 △同 金

▲同桂成 △5五角 ▲3七角 △同角成 ▲同 銀 △6八飛成

▲5八歩


まで115手で先手の勝ち

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