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こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
第8局 はちゃめちゃ駒桜市名人戦(2013年7月23日火曜〜8月4日日曜)
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42手目 中二病な少女

 さて、お昼休みなわけですが──

 手近なファミレスに寄った私たちを待っていたのは、何とも気まずい空気だった。

 甘田(かんだ)さんは、にやにや笑いながら、

「いやー、まさか2回戦で全滅とはね」

 と言った。はい、そうです。

 横溝(よこみぞ)さんは同情気味に、

千駄(せんだ)さんと姫野(ひめの)さんの当たりが悪かったですね……まさか、ふたりとも優勝経験者とぶつかるなんて……」

 とつぶやいた。

 奥でコーヒーを飲んでいた姫野さんは、ちらりと視線を上げる。

籤運くじうんを嘆いても仕方がありません。精進が足りなかったのです」

 うッ、かっこいい。

 さすがは姫野さん。

 それに比べて、私の隣にいる松平まつだいらは、

「あれ勝ったらベスト32だったんだが……」

 と、たらればを愚痴っていた。

 どうも学生の目標はベスト32らしい。これは周囲の会話から察した。

 ベスト32か……120人くらいだから、3回戦まで進めばいい計算だ。

 うーん、(つじ)さんレベルがごろごろいるなら、それでもキツいか。

 松平はいきなりこちらを向いて、

裏見(うらみ)には、いいとこ見せられなかったな」

 と謝った。いや、別に見せなくていいし。

 私があきれていると、ふいに女の子の声がした。

「すみません……駒桜(こまざくら)高校のかたですか……?」

 ショートカットに冷たい目をした、少しばかり影のある少女が立っていた。

 全然記憶にない。というか、着ている制服にも見覚えがなかった。

 私は、

「え、あ……そうですけど……」

 と、しどろもどろに答えた。

「将棋部ですか……?」

「……はい」

 だれ? しかもなんでうちの高校に話しかけてくるかな?

 私がいぶかっていると、少女は、

「一局指してもらえませんか……?

 と言って、少女は鞄から小さな盤を取り出した。

 300円くらいで売っている、安物の金属盤だ。

 その上に、びっくりするくらい小さな駒。これは指しにくそう。

 甘田さんは、

「盤貸そうか?」

 と言って、盤と駒、それにチェスクロを取り出してくれた。

 ……あれ、対局決定なの? おかしくない? 自己紹介は?

 私は駒を並べながら、頭にいくつものハテナマークを浮かべていた。

「ちょ、ちょっと待って。名前は?」

飛瀬(とびせ)カンナです……」

「どこの学校?」

「ホグワーツ魔法魔術学校……」

 ホグワーツ魔法魔術学校……? そんなの聞いたことが……あるわよッ!

 ハリー・ポッターだ。

 この女の子……やばいんじゃない? 電波をびんびんに感じる。

 甘田さんは、

「ありゃりゃ、魔法の国から来たんだ。それとも、中二病かな?」

 と笑った。

 いや、笑ってる場合じゃないです。私は思わず、

「そ、それって、冗談?」

 と訊いてしまった。

「……冗談です」

 ぐッ……からかわれた。

 くすくす笑う声が聞こえる。鞘谷(さやたに)さんだ。

 おのれえ、サーヤめ。

 まあそもそも本当のわけがないから、確認した私も変だったけど。

 私はもういちど出身校をたずねた。

 トビセさんは私を無視して、歩を拾い集めた。

 両手でシャッフルし、盤上にばらまく。

 歩が2枚……私が先手か……って、条件反射してる場合じゃないでしょ!

「よろしくお願いします……」

 チェスクロを押す音。時計が進み始めていた。

 29……28……27……30秒将棋ですかッ!?

 パニックになる中、私は7六歩と指した。

 トビセさんは8四歩。居飛車党か。いや、そんな冷静な分析をしてる場合ではない。

 でも、ここでチェスクロを止めるのもどうかと思うし──

 ええいッ! こてんぱんにしてから訊きましょうッ! 6六歩ッ!

「振り飛車……」

 トビセさんは軽く首を捻り、3四歩と角筋を開ける。

 6八飛、6二銀、4八玉、4二玉、3八玉、3二玉、2八玉、5四歩。

 

挿絵(By みてみん)

 

 すっごく普通の展開になってる。言動は電波だけど、将棋は常識的。

 私は3八銀と立ち、美濃に囲った。トビセさんは5二金右。

 7八銀、5三銀、5八金左……あ、これ穴熊模様かも。30秒だときつい。

 私が心配する中、トビセさんは8五歩。7七角に……1四歩?

 穴熊じゃない? とりあえず1六歩ッ!

 2四歩、6七銀、2三玉……左美濃ッ! 今時、珍しい。歩美先輩が「藤井システムが登場してから、左美濃はほぼ絶滅した」って言ってたけど、そうでもないのかしら。まあ、耳学問だし。


 ピッ


 あうちッ! 30秒将棋だったッ! 4六歩ッ!

 3二銀、3六歩に、トビセさんは1二玉。

 

挿絵(By みてみん)


 米長玉か。変な形に見えて、意外と堅いという。

 とりあえず方針は維持よ。2六歩。

 2三銀、2七銀、3二金、3八金、4二銀、3七桂、4四歩、5六歩。

 速い。とにかく速い。トビセさん、ほとんどノータイムで指してる。

 かなり指し慣れた形と見たわ。手付きも奇麗だし、用心しないと……。

 3三銀、4七金左。はい、これで銀冠の完成よ。玉頭戦なら負けないわ。

「そろそろ攻めます」

 宣言しなくても結構ッ! どうせ3一角でしょ?

 

挿絵(By みてみん)


 ……やっぱり、3一角だ。私は即座に8八飛車と回った。

 4三金右、6五歩、9四歩、9六歩。

 税金を払ってから、トビセさんは6二飛と動いた。

 この手をみた甘田さんは、

「ひゃー、積極的」

 と歓声をあげた。

 気付いたら、テーブルのみんながこちらを観ていた。

 姫野さんも、カップに手を当てて、じっとこちらを睨んでいる。怖い。

 ギャラリーも多いことだし、派手に行きますか……私は、端歩を突いた。

 

挿絵(By みてみん)


 松平は、

「それはやり過ぎじゃないか?」

 とコメントした。

 松平、あんたは黙ってなさい。ギャラリーの助言禁止。

 それに30秒将棋なら潰せそうっていう感じ?

 とりま端攻めしてオッケーでしょ。適当、適当。

「舐めプですか……」

 トビセさんはそう呟いて、同歩。

 ノータイムで8六歩ッ! これで8筋は受からないでしょッ!

 同角かと思いきや、トビセさんは29秒まで考えて6四歩と突いた。

 くッ、チェスクロの使い方が、私より上手いッ! 8五歩ッ!

 6五歩、8四歩と、お互いに歩を進めまくる。

 トビセさんはいったん2二玉と寄った。れ、冷静だ。

 8三歩成に8六歩、手筋の押さえ込み。

 だけど、ここで用意しておいた手があるのよ。それは、7二と!

 

挿絵(By みてみん)


 同飛に8六角、同角、同飛、8二歩。そこで6三角が狙いの一手。

 さあ、どこに逃げる?

「……」

 トビセさんは、お地蔵さんみたいに盤を見つめ、29秒で4二飛車と寄った。

 よし、これで飛車がニートよ。私は8一角成と突っ込む。

 横溝さんは小さな声で、

「これは香子ちゃんがいいかも……」

 とつぶやいた。でしょでしょ? 指せてる感じがするわ。

 なんせ、先に桂馬を取った上に、馬までできちゃってるんだもん。

 後は、丁寧に受けていけばいい。

「少し苦しいですか……」

 トビセさんは劣勢を認めて、4五歩と突いた。

 困ったときには、戦線拡大か。同桂、4四銀、3五歩が見えるけど、ここから玉頭戦に持ち込む必要はないわね。危ないし。だったら、安全策で同歩としましょう。

 私が歩を取ると、トビセさんは1六歩と伸ばしてきた。

 1六歩? 1八歩と謝りましょうか? でも、それはさすがに癪だから……。

 飛車が8二に成れないのよね。8五飛~6五飛~6一飛成を目指しましょう。

 8五飛、と。私がチェスクロのボタンを押すと、トビセさんは4六歩と打ってきた。

 

挿絵(By みてみん)


 同金は5七角か……4八金と引きましょう。ちょっと利かされてるけど。

 私の金引きに、今度は6六歩。

 これはさすがに同銀……ん? 7四角があるか。7五飛、5六角、7三飛成、8九角成は五分っぽい。

 まあ、安全に5八銀でいいか。5八銀、と。

 私が銀を引くと、トビセさんは7八角と打ち込んだ。ずいぶん窮屈な角ね。

 5七金で受かるわよ。5五歩、6六金。ほら、歩を取れちゃった。


 パシリ

 

挿絵(By みてみん)


「え? 角成り?」

 私は思わず、そう呟いてしまった。

 ギャラリーからも喫驚が上がる。

 これは当然の同金、同歩。ここでどう攻めるかだけど──次に1七金が微妙にめんどくさい気がする。同香、同歩成、3九玉、2七と。これは先手が悪くしてる印象ね。だから、先に1八歩と謝るか、1五歩、同香に1八歩。

 どっちがいいか。歩もたくさんあるし、後者ね。1五歩。

 私が1筋に歩を置くと、トビセさんは……ん? 取らない?


挿絵(By みてみん)


 5九金? なにこれ? めちゃくちゃ重くない?

 6七銀くらいで……あ、それは5七歩成か……。

 で、でも、他に逃げ場所がない。まさかの4八金?

 え、え、え? これもう悪くなってる? そんなバカなッ!

 私はパニックになりかけた。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


 ここで松平が叫んだ。

「おい! 切れるぞ!」

 松平の大声に、私は4四歩と突いて、チェスクロを押す。

 秒読みは、29秒で止まった。トビセさんは、微妙に表情を曇らせる。

「残り時間の指摘は、反則ですよ……」

「す、すまねえ……つい……」

 あ、そうなんだ……ってことは、公式大会なら、この時点で私の負け。

 だけどトビセさんは、将棋を続行する。同金。

 もうしわけないながらも、私は4五桂馬と跳ねた。

 

挿絵(By みてみん)


 さあ、これで勝負。

 4四歩に代えて4八金は、5八金、同金、5七銀で食いつかれる。

 悪くても攻め合わないと。

 銀当たりにもかかわらず、トビセさんは5八金。3三桂成、同桂、1四桂ッ!

 同香、同歩、同銀に再度1五歩と打ち、私は一息吐いた。

「……」

 トビセさんの表情が険しくなる。

 同銀なら同飛車だ。トビセさんは29秒まで考えて、2三銀と引いた。

 さすがに飛車の横利きをうっかりはないか。5三銀、と。


挿絵(By みてみん)


 これで相当寄りが戻ったわよ。少なくとも五分のはず。

 5九金には、私も焦ったけど。あれはいい手だったっぽい。

 私が感心する中、トビセさんは4五桂打と継いだ。単に跳ねじゃないのか。

 私は迷わず、4二銀成と、飛車を取る。

 ギャラリーの声が遠ざかっていく。みんな黙り始めていた。

 ノータイムで同金かと思いきや、トビセさんは3七銀の打ち込みを選択した。

 1八玉は、そこで4二金が詰めろか……先に1六香車として、端歩を払っておいた方が良かったかも……あ、でもそれじゃ5三銀が指せなくなるし……。


 ピッ


 私は3七同金と取り、同桂成、同玉に、4七金が飛んできた。

 

挿絵(By みてみん)

 

 ぐッ……そっか……これが厳しいのか。

 いや、でもまだ詰んではいない。2八玉。

 私が玉を下がると、トビセさんは4二金と手を戻す。次に4五桂馬が見えている。放置すれば3七桂成からの詰み。

 後手玉は詰まない? 1三銀とか? 同玉、1一飛、2二玉……金がないッ!

 詰まないなら、駒を使わせましょう。8二飛成ッ!

 4五桂なら、4二龍から詰むわよッ!

 トビセさんは軽く舌打ちして、5二桂馬と受けた。

 って、年上に舌打ち禁止! 6一飛車ッ!

 私はぴしゃりと飛車を打ち付ける。トビセさんは4一銀。

 あー、めんどくさい。でも、これは勝ち筋に入ったはずよ。1六香車としましょう。

 私が歩を払うと、トビセさんはノータイムで4五桂馬と跳ねた。でも詰めろじゃない。

 1四歩が厳しいかしら? 3七桂成、1八玉、1二歩、7三龍、4八金寄、1三角、3二玉、2一銀、同玉、2三龍……詰んだッ! こっちの方が圧倒的に速いわッ!

 1四歩ッ!

 私の歩突きに、トビセさんは10秒ほど考えて3七金と寄った。

 桂成じゃないんだ。1八玉、と……む、4七歩成と来ましたか。7三龍だと、2七金、同玉、3七と、1七玉、2八銀、1八玉……ははーん、打ち歩詰めね。先手勝ち。2九銀不成と追撃されても、1七玉で逃れてるわ。

 ピッ。私は7三龍と引いた。トビセさんは2七金、同玉、3七桂成。

 さて、予定通りの1七玉、と。

 2八銀、1八玉、2九銀不成、1七玉。

「負けました……」

 トビセさんは姿勢を正して、頭を下げた。

「ありがとうございました」

 私も一礼する。勝ったけど……なんか納得いかない。

 あなたはいったい誰ですか?

「どこが悪かったですか……?」

 いや、まずは正体をですね。

 そうたずねようとしたら、サーヤが横合いから、

「4五桂には、同金と取っちゃえば良かったんじゃない?」

 と指摘した。トビセさんは、勝手に局面を戻す。

「こうですか……?」


挿絵(By みてみん)


 サーヤはこれを見て、

「同馬、同飛、同飛に5八金は?」

 とたずねた。

「駒を渡し過ぎな気もしますが……」

 私もそう思う。7二飛~4三金くらいで勝てそう。

 姫野さんも、

「7二飛、5七歩成、4三金、4七歩成は、3二金、同銀、3二飛成から詰みます」

 と、読み筋を披露した。あいかわらずの終盤力だ。

 トビセさんはうなずいて、

「足りないですか……4四歩がいい……」

 とつぶやいた。すると歩美先輩が、

「4四歩に、同銀と取っちゃうのは?」

 と横やりを入れる。なるほど、その手は考えなかった。

 姫野さんもこの手を認めた。

「そちらの方がありえます。4五桂には無視して5八金でしょうか」

 歩美先輩は、

「同銀なら、桂馬は跳ねないんじゃない? 単に6五飛とか?」

 と別の進行を示した。

 6五飛、5八金、6一飛成、5七歩成……んー、これは後手が堅い。

 トビセさんはそれで納得したらしく、

「4四同金が悪手でしたか……」

 と言った。

 姫野さんは、

「同銀としにくい心境も分かります。飛車の利きが二重に止まりますので」

 と譲歩した。これには甘田さんが、

「いやあ、飛車はもうニートでいいっしょ。攻めに使うのは欲張り過ぎだよ」

 と指摘した。

 姫野さんに口答えできるのは、彼女と歩美先輩くらいか。

「それでは、ありがとうございました……」

 トビセさんはそう言って、席を立った。

 そして、そのままファミレスを出て行く。

 カランと鈴が鳴ったところで、甘田さんはぐるりとあたりを見回した。

「……で、今の誰だったの?」

 誰も答えられない。

 なんだか、狐につままれたような、そんな昼休みだった。

場所:某所レストラン

先手:裏見 香子

後手:飛瀬 カンナ

戦型:四間飛車vs米長玉


▲7六歩 △8四歩 ▲6六歩 △3四歩 ▲6八飛 △6二銀

▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉 ▲2八玉 △5四歩

▲3八銀 △5二金右 ▲7八銀 △5三銀 ▲5八金左 △8五歩

▲7七角 △1四歩 ▲1六歩 △2四歩 ▲6七銀 △2三玉

▲4六歩 △3二銀 ▲3六歩 △1二玉 ▲2六歩 △2三銀

▲2七銀 △3二金 ▲3八金 △4二銀 ▲3七桂 △4四歩

▲5六歩 △3三銀 ▲4七金左 △3一角 ▲8八飛 △4三金右

▲6五歩 △9四歩 ▲9六歩 △6二飛 ▲1五歩 △同 歩

▲8六歩 △6四歩 ▲8五歩 △6五歩 ▲8四歩 △2二玉

▲8三歩成 △8六歩 ▲7二と △同 飛 ▲8六角 △同 角

▲同 飛 △8二歩 ▲6三角 △4二飛 ▲8一角成 △4五歩

▲同 歩 △1六歩 ▲8五飛 △4六歩 ▲4八金引 △6六歩

▲5八銀 △7八角 ▲5七金 △5五歩 ▲6六金 △5六角成

▲同 金 △同 歩 ▲1五歩 △5九金 ▲4四歩 △同 金

▲4五桂 △5八金 ▲3三桂成 △同 桂 ▲1四桂 △同 香

▲同 歩 △同 銀 ▲1五歩 △2三銀 ▲5三銀 △4五桂打

▲4二銀成 △3七銀 ▲同 金 △同桂成 ▲同 玉 △4七金

▲2八玉 △4二金 ▲8二飛成 △5二桂 ▲6一飛 △4一銀

▲1六香 △4五桂 ▲1四歩 △3七金 ▲1八玉 △4七歩成

▲7三龍 △2七金 ▲同 玉 △3七桂成 ▲1七玉 △2八銀

▲1八玉 △2九銀不成 ▲1七玉


まで123手で裏見の勝ち

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