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こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
番外編 2014年度 全国高等学校将棋トーナメント(2014年7月20日日曜)
284/295

(2)ライオンになる少女

挿絵(By みてみん)


「ガオー、ガオー」

 桐野(きりの)さんは爪を立てて、ライオン(?)の鳴き真似をする。

 えーい、初対面だったら運営に通報ものよ。だまらっしゃい。

「6七金」

 とりあえず王手回避だ。

「3六歩としまぁす」

 桂頭を攻めてきた。

 これは金交換をして上部が空いたからかわせる。

「2五桂」

 桐野さんは、速攻で3七歩成。

 2五同桂、同歩、3六銀は、遅いとみた?

 4六飛、5四歩(痛い)、3三桂成、同銀。

「6六桂」


挿絵(By みてみん)


 次に7四桂と跳ねて、7二玉、6四歩を目指す。

「王様を逃げまぁす」

 桐野さんは、9二玉と寄った。

 そっち? 自分から棺桶に入りに行ってるような……7四桂が詰めろ……。

「6四銀」

 まずは、こうでしょ。銀を逃げて一石二鳥だ。

「えへへぇ、やっぱり肉食系ですぅ。突っ込んできましたぁ」

 変な表現しない。

「7一銀なのですぅ」


挿絵(By みてみん)


 まーた、よく分からない手だ。

 っていうか、5一金がみえるんだけど、誘いの隙?

 5一金に7二角なら4三飛成、2六飛、3三龍、5五桂……ん? 5五桂は詰めろ? 仮に4二龍として、6七桂成、8八玉、7八成桂、9八玉、8八金、同銀、同成桂、同玉、7八金、9八玉……詰んではいないか。ただ、速度負けしてるわね。7七成桂と銀を取るのがいきなり詰めろで、同桂は8九銀、8八玉、7八角成で詰む。かといって、同桂と取らないで有効な手があるわけでもない。

 となると、5五桂以下、一直線の攻め合いは先手負けか……さっきは途中で2六飛を挟んだけど、それも必要ないわけね。後手の飛車は寄せと関係していない。ますますこっちが不利だ。

 じゃあ、5一金、7二角、4三飛成、5五桂、同銀だと?

 

挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)

 

 当然の同歩に3三龍、2六飛、6四桂、4五角右……あ、これが詰めろか。4二龍、8二銀、4五龍、同角と、角を1枚抜くことはできるけど、7二成桂、2八飛成、6八金上、2九飛(詰めろ)、6九銀、4七とが厳しい。8二成桂、同玉、7四桂、7二玉のとき、後手玉に詰めろは掛からない気がする。一応、6二桂成、同玉、1七角、同龍、同香と、龍を消すことはできる。でもそれは、3四角打が詰めろ+5二飛の防止になるから、根本的な解決になっていない。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 え? 1二角+9二玉って、そんなにいい手なの?

 どっちもトリッキーに見えたんだけど……そんなバカな……。

 私はいろいろ読み直した。だけど、どれも先手の方が遅い。

 というか、5五桂が速過ぎるのだ。

 チェスクロを確認すると、残り2分。

「……5六歩」


挿絵(By みてみん)


 5五桂を防止する。

「うにゅぅ? 5一金としてくれないんですかぁ?」

 しません。

 桐野さんはゆらゆらしながら考える。桐野さんは長考していないようにみえて、意外と時間を使う。変な動きをしていることが多い。残り5分。

「……4七金ですぅ」

 それは予想済みッ! ここで5一金ッ!


挿絵(By みてみん)


 7二角なら4三飛成で、4七の金が空振りになる。

 桐野さんもそれは承知で、4六金、6一金の取り合いになった。

「5六金ですぅ」

 ぐぅ、これが詰めろ。

「同金ッ!」

「同角ですぅ」

「6七金ッ!」

 その瞬間、桐野さんの顔がパッと明るくなった。

「これを見落としてるのですぅ。ごーななひしゃあ」


挿絵(By みてみん)


 ……ああッ!

「と、取れない……」

「5六金なら6七金、8八玉、5九飛成が詰めろですぅ」

 うぅ……こんな好手があったとは……。

 6八金上、6七角成、同金、5八飛成、6八角、6九金。

 な、7一金の暇がない。っていうか、7一金が詰めろになってない。

「……7九角打」

 最後まで粘る。左右はまだ指しているのだ。

 同金、同玉、7八金(!)、同玉、6九角、7九玉、6七龍。


挿絵(By みてみん)


 6九玉と取っても、7八金、5九玉、4七桂、4九玉、6八金が詰めろ。

「……負けました」

「ありがとうございましたぁ」

 急転直下の敗戦。桐野さんの寄せが鮮やか過ぎた。

 まさか金捨てても寄るなんて……速度計算間違えたっぽい。

「最後、先に5一金の方が、粘れたかもですぅ」

 桐野さんは、感想戦を始めた。

 私も気を取り直して、お茶で一服。

「5一金は、7二角、4三飛成、2六飛、3三龍、5五桂の予定?」

「だいたいそんな感じですぅ」

「どこがおかしかった? 6六歩が悪手?」

 私が尋ねると、桐野さんは思い出すように天井を見上げた。

「うにゅにゅ、あそこは難しいのですぅ」

「6六歩から1二角までは一直線でしょう?」

 途中で変化できる気がしない。

「8二玉と寄らなくても勝てるかどうかは、分かりませぇん」

 んー、確かに。

 本譜をみる限りでは、8二玉は好手。

 ただ、必要かどうかと言われると、判然としない。

「いきなり5五歩は?」

 私は、局面を戻した。


【参考図】

挿絵(By みてみん)


 同金、同金、同銀、1二角、6七金、3六歩、2五桂、3七歩成、4六飛。

 さて、6五歩の有無と王様の位置の違いが、どう出るか。

「5四歩ですぅ」

「3三桂成、同銀……あれ? 6四銀とできない?」

「それは6三歩でバイバイなのですぅ」

 銀挟みの典型になっている。

「3三桂成とせずに、すぐ5四同銀だと?」

「2五桂、4三銀成、4五金で、成銀を抜けまぁす」

 ぐぅ、そうなるのか。

 4三銀成のところで2五同歩は、5五桂と打たれて終わりっぽい。

「じゃあ、なんで8二玉って寄ったの?」

「石橋を叩いて渡ったのとぉ、5五歩に6七銀が気になったのですぅ」


【参考図】

挿絵(By みてみん)


「8二玉としておけば、6七銀には7二角がありまぁす」

 7二角〜3六歩か。なるほど、これは先手がキツい。

 8二玉は単なる早逃げかと思ったけど、違うのね。

「もっと前から悪かった? 5九金寄がヌルかったとか?」

「5九金寄しないとぉ、4九角の隙が生じるのですぅ」

 実際に検討するため、私たちは局面を戻した。

「すぐ4六金打は?」


【参考図】

挿絵(By みてみん)


 2四銀、1六歩、3三桂、5六銀、5四歩、3六歩。

 6四歩と突いてないのがポイント。影響や、いかに。

「本譜と同じようにやってみるのですぅ。5三金ですぅ」

 3七桂、4四金、4八飛、4三歩。


【参考図】

挿絵(By みてみん)


 んー、よく分からない。

 5九金寄は4九角の打ち込みを防止した手だけど、この順では発生しないわね。

「6六歩かしら?」

「5五歩ですぅ」

 同金、同金、同銀、1二角、6七金、3六歩、2五桂、5四歩、3三桂成、同銀。

 私は5五の銀に指を添えて、軽く首をかしげた。

「ん……逃げる場所が……」

「4六銀と引くくらいですぅ」

 2六飛と走られて終わりか……6五歩がないと、攻めが成立しないっぽい。

「そっちに1手指してもらったほうがいっか……じゃあ5九金寄は必要ね」

「途中の変化もいろいろあって難解だと思いまぁす」

 桐野さんは、断定を避けた。

「他には……」

「負けました」

 1番席から声がした。

 振り返ると、椿油(つばきゆ)のキャプテンらしき子が頭を下げている。

「負けました」

 ほとんど同時に、3番席の椿油選手も投了。

 おっと、これは。

「ふえぇ……負けちゃったのですぅ……」

 桐野さんは、なんだかよく分からない顔をした。

 悲しそうでもあり、どうでもよさそうでもある。

「2回戦がありますので、終わったところから休憩に入ってください」

 運営の声。1日4回戦だと、慌ただしいわね。

「私たちの分も頑張るのですぅ」

「ありがと」

 こうして、感想戦は自然とお開きになった。

 冴島(さえじま)先輩と歩美(あゆみ)先輩も、しばらくして席を立つ。

「いやぁ、勝った勝った」

 冴島先輩は上機嫌。

「次はどこなんですか?」

 私の質問に、八千代(やちよ)先輩は眼鏡を上げ下げする。

「次は鎌鼬(かまいたち)高校です」

 神崎(かんざき)さんのところか。知り合いと連続で当たってるわね。

「強いんですか?」

「椿油よりは、よほど強豪です」

「ま、ソールズベリーなんかに当たらないだけマシよね」

 と歩美先輩。あいかわらずチーム戦は飄々としている。

 明日の個人戦に備えて手抜くとか、止めてくださいよ。

駒桜(こまざくら)の面子は、ここにいたか」

 独特の口調。これは間違いなくアノ人ですね。

香子(きょうこ)殿、お久しぶりだ」

「忍ちゃん、こんにちは」

 次に当たる学校とばったり出会ったのは、なんだか気まずい。

 私が言葉を探していると、神崎さんのうしろから2人の女の子が顔を出した。

 ひとりは、マスクをした怖そうな少女で、手にレザーグローブを嵌めていた。

 もうひとりは、少年かと思うほど凛々しい天然ウェーブの子。

 ふたりとも、鎌鼬のセーラー服を着ている。

「紹介しよう、こちらが雨宮(あまみや)(じゅん)殿、1年生だ」

 神崎さんは、先にマスクの子を紹介した。

「オッス」

 雨宮さんは、両手でチェーンのようなものを握り締め、胸元で引っ張った。

 な、なんですかこの人は……レディースかなにか? 番長って感じ。

「は、はじめまして」

「こちらは、前空(まえぞら)(しずか)殿、同じく1年生だ」

「……」

 前空さんはニッコリ笑って、それっきり。

「はじめまして、私は裏見(うらみ)よ」

「……」

 返事をせんかい。

「すまぬ、(しずか)殿は無口でな、3年に1度くらいしか喋らぬ」

 どういう人なんですかッ!? 学校生活が送れないでしょッ!?

「類は友を呼ぶ……」

 と飛瀬(とびせ)さん。あなたも十分変でしょ。

 私が内心突っ込んでいると、前空さんは飛瀬さんに向き直った。

 あ、ヤバい、怒らせた?

「あ……え……はい……」

 飛瀬さんは、いきなり声を発した。

 前空さんは、あいかわらず黙っている。

「……」

「えーと、それはね……まあ、そういう……」

「……」

「私は補欠だから……また今度……」

 ??? 飛瀬さんのスーパー独り言タイム。

「あと5分で2回戦を始めます。準備をお願いします」

 運営の声に、神崎さんは「ふむ」と漏らした。

「そろそろだな。(じゅん)殿、(しずか)殿、参るぞ」

「ういーっす」

「……」

 3人は、そのままブースに帰って行った。

「飛瀬さん、さっきの一人芝居は、なに?」

 私が尋ねると、飛瀬さんは首を捻った。

「一人芝居、とは……?」

「初対面相手に、へんな独り言呟いちゃダメでしょ」

「え……先に話しかけられたのに……?」

 前空さんが、いつ話しかけたのよ。

 テレパシーじゃあるまいし。

「とにかく、他校の前では、もう少しネタを押さえ気味に……」

「選手の人は、着席してください」

 くッ、説教の最中なのに。

「よっしゃ、気合い入れていくぞ」

「ほどほどにね」

 対照的な冴島先輩と歩美先輩は、先にブースを出た。

 私も慌ててあとを追う。

「それでは、選手発表と参ろう」

 神崎さんは、先に着席していた。

 私も椅子を引き、オーダー表を取り出す。

 ただ、順番はもう分かってるのよね。八千代先輩による偵察の成果。

「拙者から参るぞ。鎌鼬の一番席は拙者だ」

「1番席、冴島」

「二番席、雨宮潤殿」

「2番席は私」

「三番席、前空静殿」

「3番席、駒込」

 これは、うまくハマったんじゃない?

 1番強い神崎さんに、冴島先輩を当てることができた。

 私と歩美先輩で2勝の構図。

 ひとつ問題があるとすれば……。

「うっす、よろしくお願いしやす」

 この雨宮って子の実力だ。

 鎌鼬市の個人戦代表は神崎さんだから、それより強いってことはないはず。

 ま、用心するに越したことはないでしょう。

 私たちは2番席に移動して、駒を並べる。

 ……ちょッ! なんで右手にメリケンサック嵌めてるんですかッ!?

「ごめん、それ危ないから外してくれない?」

「あとで外します。対局中は邪魔になるんで」

 だったら最初からしてくるなッ!

 チェスクロをセットしたところで、雨宮さんは凶器を仕舞った。

 なんかなぁ……肉弾戦とか仕掛けてこないでよ……。

 鎌鼬が体育会系の学校なのは有名だけど、さすがにこれはない。

「振り駒をお願いします」

 運営の指示。

「では、拙者が振ろう」

 さっきから全部自分でやってますね。やりたがり。

 神崎さんは歩を掻き混ぜて、華麗に空中へと放った。

「……鎌鼬、偶数先だ」

「駒桜市立、奇数先」

 私が後手か。

 八千代先輩情報によると、相手は居飛車党。

 戦法の選択肢は私にある。

「対局準備の整っていないところはありますか?」

 会場内は、開始直前の静寂に包まれる。

「では、対局を始めてください」

「よろしくお願いします」

「おなしゃーす」

 私がチェスクロを押して、ゲームスタート。

「7六歩」

「8四歩」


挿絵(By みてみん)


 角換わりか矢倉に誘導する。横歩は拒否。

「受けて立ちます。2六歩」

 雨宮さんは、角換わりを選択した。

 8五歩、7七角、3四歩、8八銀、3二金、7八金、7七角成、同銀。


挿絵(By みてみん)


 めちゃくちゃ普通の角換わり。一手損ですらない。

 2二銀、3八銀、7二銀、4六歩、6四歩、1六歩、1四歩、9六歩、9四歩。

 お互いに端歩を突き合う。

 6八玉、6三銀、3六歩、4一玉、3七桂、5二金、4七銀。

 ちょっと変則的になったかな。最終的には腰掛け銀に合流しそうだけど。

 3一玉、5八金、5四銀、5六銀、4四歩、7九玉。


挿絵(By みてみん)


 ほらね。このあたりはだいたい形だから、お互いに指し手も速い。

 3三銀、6六歩……入城しときますか。2二玉。

 私は顔を上げて、お茶のペットボトルに手を伸ばす。

 すると、駒桜の応援メンバーと目が合った。

 他人に将棋を観られるのって、変な感じ。

 おじいちゃんとマンツーマンで指す癖がついてたからかな。

 ま、集中し始めたら、そのへんはまったく気にならない。

「同じく入城します」

 雨宮さんは、8八玉と入る。

 4二金右、7五歩。


挿絵(By みてみん)

 

 7四歩不突きを咎めにきましたか。それも想定の範囲内。

 ここから6二飛と回りましょう。6七金右や6八金右には、すぐさま6五歩と仕掛けて、同歩、同銀、同銀、同飛、8二角に4七角の返し技がある。以下、9一角成と香車を拾われても、3六角成、2五桂、2四銀のあとが続かない。8一の桂に紐がつくのもグッド。

「6二飛」

 私の飛車回りに、雨宮さんは目を細めた。

「そう来ますか……」

 なにか文句でも?

「うち、殴り合いはあんまり好きじゃないんですよね」

「え? そうなの?」

 思わず訊いてしまった。マズいマズい。

「こう見えても公僕なんで……」

 ??? こうぼく? 木かなにか?

「とりあえず7六銀と受けます」


挿絵(By みてみん)


 あ、受けてくれるんだ。

 じゃあ8二飛。今度は8六歩を狙う。

「それも受けます。7七角」

 これは当然か。

 角を手放させたのはポイントだけど、こっちから攻める手もなくなった。

 ここまでは五分って感じかな。どうしたものか。

「……3一玉」

 私は手待ち+角筋からの回避を選択した。

 雨宮さんは、4八飛と回る。今度は私が受ける番だ。4三金直。

「簡単には攻めさせてくんないっすよね……5九金」

 これは……6八飛の準備か。3九角は5八飛〜4九金で角が死ぬ。

 さっきから、飛車がちょこちょこ動いて騒々しい。

 ……6八飛なら、3一玉は逆に位置が悪いわね。

 ただ、ここでいきなり2二玉と戻ってもいいものか。4五歩、同歩、同銀、同銀、同桂、4四銀、3五歩、3七角、4九飛、2六角成、3四歩、4八歩……大丈夫そうね。4三金直で厚くした分、守備力が増しているようだ。3五歩の代わりに6五歩でも同じだと思う。

 だったら、6八飛と回られないように挑発してみる価値はありそう。

「2二玉」

「6八飛」


挿絵(By みてみん)


 挑発は意味がなかったみたい。

 なかなか冷静ですね……頭に血が昇りやすいタイプではないわけか……。

 さーて、どうやって受けたもんかしら?

場所:2014年度 全国高等学校将棋トーナメント 団体戦女子の部1回戦

先手:裏見 香子

後手:桐野 花

戦型:佐藤流ダイレクト向かい飛車


▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀

▲4八銀 △3三銀 ▲6八玉 △2二飛 ▲6五角 △7四角

▲4三角成 △4二金 ▲6一馬 △同 玉 ▲7八玉 △6五角

▲7七銀 △3五歩 ▲4六歩 △2四歩 ▲5八金右 △4三角

▲4五歩 △7二玉 ▲4七銀 △7四歩 ▲5六銀 △2五歩

▲4四歩 △6一角 ▲2五歩 △同 飛 ▲2六歩 △2二飛

▲4五銀 △6二銀 ▲5九金寄 △6四歩 ▲4六金 △2四銀

▲1六歩 △3三桂 ▲5六銀 △5四歩 ▲3六歩 △5三金

▲3七桂 △4四金 ▲4八飛 △4三歩 ▲6六歩 △8二玉

▲6五歩 △5五歩 ▲同 金 △同 金 ▲同 銀 △1二角

▲6七金 △3六歩 ▲2五桂 △3七歩成 ▲4六飛 △5四歩

▲3三桂成 △同 銀 ▲6六桂 △9二玉 ▲6四銀 △7一銀

▲5六歩 △4七金 ▲5一金 △4六金 ▲6一金 △5六金

▲同 金 △同 角 ▲6七金 △5七飛 ▲6八金上 △6七角成

▲同 金 △5八飛成 ▲6八角 △6九金 ▲7九角打 △同 金

▲同 玉 △7八金 ▲同 玉 △6九角 ▲7九玉 △6七龍


まで96手で桐野の勝ち

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