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こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
第40局 でれでれバレンタイン編(2015年2月14日土曜)
273/295

238手目 贈り物をする少女

 今日は2月14日……バレンタインデーです。

「みんな、好きに取っていいぞ」

 部室のテーブルには、チョコレートの山。

 冴島(さえじま)先輩の戦利品だ。

「いただきまーす」

 数江(かずえ)先輩は、両手でごっそりと持っていく。

「少しは遠慮しろよなぁ」

「今年で最後だから、いいじゃん」

 よくないと思う。

「辰吉も持って行けよ」

 冴島先輩は、箕辺(みのべ)くんに声をかけた。

「え、あ、俺は遠慮しときます」

「甘いもの嫌いか?」

「そういうわけじゃないですけど……」

 箕辺くんは、口ごもる。

 ダイエット中……なわけ、ないか。

 箕辺くんは全然太ってない。

 私が不審に思っていると、誰かの携帯が鳴った。

「あ、俺です」

 箕辺くんはメールを確認してから、部室を出て行った。

 誰かに呼び出されたっぽい。

「ところで、みんなどこか受かった?」

 歩美(あゆみ)先輩は、チョコレートバーをもぐもぐしながら尋ねた。

「受験の真っ最中に訊くかね……それを……」

 冴島先輩は、呆れ気味。

「別にいいじゃない。言おうが言うまいが、合否に関係ないんだし」

「そりゃそうだけどよ……傍目(はため)は、推薦大丈夫だったんだよな?」

「はい、おかげさまで」

 さすがは八千代(やちよ)先輩。

 というか、これで落ちてたら洒落にならない。

 部長をさせた私たちに責任が発生してしまう。

「ま、なんだかんだで、オレも滑り止めと中堅は受かってるけどな」

「私もだよ。あとは国立だけだね」

 みんな、国立が第一志望っぽい。

 どこを受けるのかは、あまり根掘り葉掘り訊いていない。

「っていうか、おまえはどうなんだよ?」

 冴島先輩は、歩美先輩に尋ね返した。

「私も今のところ、全部受かってるわよ」

「マジか……」

 勉強時間で考えると、効率ナンバーワン。

「高校は今月末だっけ?」

 と数江先輩。

「そうですよ。25日だと思います」

 箕辺くんが答えた。

 いつ受けたのか、私はもう記憶になくなっている。

「よもぎちゃんたち、みんな合格するといいね」

 数江先輩に同意。イレギュラーで落ちるのは止めてください。

「他の面子は、どうした? 宇宙人がいないぜ」

 冴島先輩は、あたりを見回す。

 狭い部室だから、どこにも隠れられませんよ。

「ここにいます……」

 ロッカーの扉が開いた。

 隠れてるんかいッ!

「おまえ、なにやってんだ?」

「ちょっと転送場所を間違えまして……」

 冴島先輩は、頭にハテナマークを浮かべる。

「あれ……このチョコレートの山は……?」

「バレンタインチョコだよ」

「ばれんたいん……?」

 また演技が始まりました。

「女が好きな男にチョコをプレゼントする日だ」

「好きな男にチョコ……冴島先輩は男だった……?」

「喧嘩売ってるのか?」

 ストップ、ストップ。

「義理であげる義理チョコとか、友だちにあげる友チョコもあるんだよ」

 冴島先輩のは、それに該当しないと思うんですが。

「まさかそんなイベントが……買いに行かなきゃ……」

 そう言って飛瀬(とびせ)さんは、ロッカーに引っ込んだ。は?

「ちょっと、そういうギャグ止めなさい」

 私が把っ手に手を掛けた瞬間、廊下が騒がしくなった。

「お邪魔するっス!」

 おっと、この特徴的な語尾は。

 扉が開いて、箕辺くんといつもの面子が入ってきた。

「ふわぁ、遅かったね」

 椅子で寝ていた来島(くるしま)さんも、ぱっちりと目を覚ました。

「5分しか遅れてないよぉ」

 と葛城(かつらぎ)くん。

 5分前行動。

 佐伯くんだけ、いないわね。

「アハハ、この人数だと、スペースがぎりぎりですね」

 部室が狭くて、悪ぅございました。

 っていうか、捨神(すてがみ)くん、なにしに来たの?

 来島さんあたりが、気を利かせて呼んだとか?

 箕辺くんは、飛瀬さんの恋愛感情を知らないはずだし……。

「ふ、ふたば、来たのか」

 冴島先輩は、急にもじもじでれでれし始めた。

 ダメですね、この人は。

「どうだ、ここにあるチョコ、全部持ってってもいいぞ」

「独り占めはダメだよ」

 数江先輩の抗議を、冴島先輩は華麗にスルー。

「すごいっスね。これ全部、冴島さんのっスか?」

「いやぁ、まだ本命から貰えてないんだよな」

 冴島先輩は、ちらちらと葛城くんの方を盗み見る。

 あのさぁ……男の娘にチョコ期待しちゃダメでしょ。

 むしろ冴島先輩からあげればいいのに。役割分担。

「飛瀬は、今日来ないのか? そんなことないよな?」

 箕辺くんは、来島さんに尋ねた。

「えーと……お出かけ中だと思うよ?」

 来島さん、チョコの話題に言及せず。

「カンナちゃん、2月14日なのに、なにやってるんっスか……」

「Hmm……きちんとアドバイスしておけばよろしかったですわ……」

 大場(おおば)さんとポーンさんは、小声でそう言い合った。

 捨神くんに聞こえないように、ひそひそ話だ。

 飛瀬さんの一件は、男子に絶対漏らさないと口裏合わせされている。

「アハハ……はぁ……」

 捨神くんは、なぜか溜め息を吐いた。

「つっくん、気を確かにぃ」

「そうだ、まだ2時だぞ、時間は十分に……」

裏見(うらみ)ぃ!」

 出たぁ!

「裏見、今年もチョコをくれぇッ!」

「人前で物乞いをするなぁッ!」

 乱入して来た松平(まつだいら)に、私はチョップを喰らわせる。

「いてて……チョコください」

 情けない。

「そんな頼み方して、恥ずかしくないの?」

「それなら、正々堂々とチョコを賭けて将棋だッ!」

 なんでそうなるかな……。

「毎年くだらないことしてるわね」

 と歩美先輩。まったくもって同意。

駒込(こまごめ)みたいな、女を捨てた奴には分からないだろうな」

「は?」

 はいはい、先輩後輩で喧嘩しない。

 私は、対局の準備をする。

「いいものが見れそうっス。遊びに来て正解っスねぇ」

 見せ物じゃありません。

「30秒将棋だぞ」

「望むところよ」

 ぼこぼこにしてやるわ。

 私は振り駒をする……歩が3枚。私の先手だ。

「よろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

 松平がチェスクロを押して、ゲームスタート。

 気合いを込めて、7六歩ッ!

「8四歩」

 居飛車か……2六歩。

 以下、8五歩、7七角、3四歩、8八銀、3二金、7八金と進む。

「7七角成」


挿絵(By みてみん)


 角換わりッ! 同銀ッ!

 松平は4二銀と、4筋の方に上がる。

 3八銀、7二銀……棒銀の可能性もあるか。

「9六歩」

「9四歩」

 お互いに端歩を突き合ってから、4六歩、6四歩、4七銀、6三銀。

 棒銀にはならなかったわね。腰掛け銀に移行。

 1六歩、1四歩、6八玉、4一玉、5八金、5二金、3六歩、5四銀。

「5六銀」


挿絵(By みてみん)


 指し手は速い。1手10秒ずつくらいしか使っていない。

「……いい加減、突いとくか。4四歩」

 6六歩、7四歩、7九玉、3一玉、3七桂、7三桂。

 松平の銀上がりが遅いわね。詰めちゃいましょ。

「2五歩」

 3三銀とさせてから、私は4五歩と仕掛けた。

「さっそく来たか……」

 もう飽和してるでしょ。8八玉と入る必要性はないはず。

「同歩」

 2四歩、同歩、1五歩、同歩、7五歩、同歩、3五歩。

 角換わりの常套手段。突き捨てまくってからの3筋攻めだ。

「8一飛」


挿絵(By みてみん)


 ん……なにそれ……4四銀じゃないんだ。

 これは7二角が効くような……7二角、4一飛、8三角成、4六歩……次に4七角の打ち込みがある……とはいえ、さすがに無理攻めな印象……。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 私は、4五桂と跳ねた。4四銀に7四歩。こっちの方が厳しい。

「4五銀直」

 松平は、桂馬を喰い千切る。

「同銀」

「4一飛」


挿絵(By みてみん)


 ふわッ!?

「これはすごい手っスね。飛車を成り込めば勝ちってことっスか」

「Genau、その順は後手が勝ちそうですわ」

 ギャラリーは静粛に。

 5四銀、4九飛成、8八玉、5四歩……これは勝てない。かと言って、変化もない。ということは、4一飛が成立している。小癪な。

 歩切れだし、このままだと4筋を突破されちゃう。

「これはチョコに手が届いたな」

 だまらっしゃいッ! 香子(きょうこ)ちゃん、怒りのボルテージMAX!

「4四角ッ!」


挿絵(By みてみん)


 松平は前のめりになる。

「そ、そんな手があるのかッ!?」

 ある……かも。

 松平は口元に手を当てて、真剣に読む。

「待てよ……これ消せるんじゃないか?」

 松平は、5五角と放った。ぐッ、これは取るしかない。

 同角、同銀、7三歩成、4五飛。飛車が世に出た。

 4九飛成を許すと、もう勝てない。玉が7九にいるのはミスだったかも。

 4七歩と打てないのが痛過ぎる。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

「4七桂ッ!」


挿絵(By みてみん)


 私は桂馬で受けた。

 ギャラリーがざわつく。

 松平も、眉をひそめた。

「それは4六歩くらいで……」

 4六歩なら、5五桂、4七歩成、5六銀で勝負。

「……待てよ、5六銀があるな」

 ぐぅ、気付かれた。

「意外と難しいのか? そんなはずは……」

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!


挿絵(By みてみん)


 狙いが4筋から逸れた。

 同銀、7七歩、同桂。

「3六桂」

 これも厳しい……飛車を逃げるしかない。

 縦……縦に逃げると、守りが薄くなって勝てないか。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

「1八飛ッ!」

 私は飛車を1筋に逃げた。

「まだ4六歩と打てないのか……2七銀」

 露骨な飛車イジメ。

 これはもう、逃げる場所がない。飛車銀交換は許容。

 反撃は……5五桂とは取れないから……3四歩あるいは……。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!


挿絵(By みてみん)


 この角打ち。

「それはヌルいんじゃないか?」

 松平のターン。

「4三金右、3四歩、1八銀成……」

 その読みは間違い。4三金右なら、即座に5五桂だ。

 4九飛成とされちゃうけど、5九銀で粘る。

 さっきと違って、後手は銀を手放してるし、殴り合いに持ち込めるはず。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

「4三角だッ!」

 うッ……これは銀取り……やらかした?

 私はくらっとしたけど、すぐに気を取り直す。

 銀取りとはいえ、7六角なら5二角成とできる。ノープロブレム。

「5五桂ッ!」

 勝負ッ!

 4九飛成、5九銀、7六角、5二角成。


挿絵(By みてみん)


「接戦になってきたねぇ」

 と葛城くん。

 さすがに先手不利とは言い切れなくなってきた。

「くそぉ、こんなはずじゃ……」

 松平は頭を掻きむしる。

 ほらほら、時間切れるわよ。

「とりあえず1八銀不成だ」

 松平は飛車を取った。これを取り返す……暇はない。1八同香、1九飛と打たれて、5八角成からバラバラにされる虞がある。後手玉に詰めろは……掛からないか、さすがに。私の王様にも詰めろは掛からないから、一手スキくらいを……。

 ピッ。時間がないッ!

「2三歩」

 私は、直感的に角換わりの急所を目指した。

「これは詰めろ……じゃないな。6九銀だ」


挿絵(By みてみん)


 タダ捨て……じゃないッ! 取ったら詰むのか。5八角成、7九玉、5九龍、8八玉、8九飛、9七玉、9九飛成、9八合駒、同龍、同玉、8九銀、9七玉、9八金までだ。長いけど簡単。松平が見落とすわけがない。

 6九銀を取らない場合は……詰まないわね。ならば詰めろを掛ける。

「3四馬」

 これが詰めろだ。

「7八銀成」

「同玉」

 松平は、3三金打と受けた。攻守が逆転する。

「2二金で決まりッ!」


挿絵(By みてみん)


 同金、同歩成、同玉、2三歩。

 これを同金は、同馬、同玉、3四銀、1三玉、1四金、同玉、2三銀打、1三玉、1四金までの詰み。ぴったり。

「寄り筋があったか……」

 松平は、同金、同歩成、同玉、2三歩に、1三玉と逃げた。

 私は2二銀と追撃して、1四玉に3三銀不成の詰めろ。

 あとは、私の王様が詰まなければ勝ち。だけど確定してない。

「7七金ッ!」


挿絵(By みてみん)


 松平は突っ込んできた。

 私は慎重に読む。8九玉は5九龍、同金、7八銀で頓死する。

 8八玉も、7八飛、9七玉、3三桂が詰めろ逃れの詰めろ。逆転。

 となると、7七同金だけか……ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

「同金ッ!」

「2八飛ッ!」

 くぅ、先に飛車打ち。これは危なくなった。

 駒を打つしかない。どこに打つか……5八か6八……。

 5八は同飛成、同銀、同龍があるか。6八だ。

 銀を1枚残す方がいいから、6八金打ッ!

 私は、力強く金を打つ。

「こ、これは……」

 松平は渋面をつくった。

「さ、3三桂」

 2二歩成、8九銀、8八玉、1六歩、同馬。


挿絵(By みてみん)


 完全に寄った。しかも龍当たり。

 松平は、がっくりと肩を落とす。

「……負けました」

「ありがとうございました」

 欲望は成敗されたわね。完全勝利。

「弱い」

 歩美先輩は、松平に追い打ちをかけた。

「3六桂がおかしかったか?」

 松平は歩美先輩を無視して、感想戦を始めた。

 局面を戻す。


挿絵(By みてみん)


「3七角、1八飛、4六銀……」

 私は黙って、4八歩と打つ。

「……ダメっぽいな」

 松平は溜め息をついて、椅子をうしろに傾けた。

「形勢判断ミスだったか。もっと前から後手が悪そうだ」

「なんかありそうではあるけどね」

「飛車を苛めないで、先に4三角とか、どうっスか?」

 大場さんは、横合いから口を出した。

「4三角……5五桂、4九飛成、5九銀、7六角……」

 松平は、そこまで並べた。


挿絵(By みてみん)


「ごめん、これはこっち自信ない」

 私は正直に申告する。

「5五桂ではなく、単に6一角ではございませんこと?」

 とポーンさん。

「……そうだな、5五桂がおかしいか」

 6一角、7六角、5五桂、4九飛成、5九銀。


挿絵(By みてみん)


「ここで1九龍と取るか?」

 松平は、香車を回収する。

「一目2四飛と出たいわね」

「それは5八角成で死ぬぞ?」

 あうあう。

「撤回」

「4八飛と逃げても、3六桂があるっスねぇ」

「4三角と打たれた瞬間に、6五歩って止めたらどうかなぁ?」

 葛城くんの指摘にしたがい、再び局面を戻す。


挿絵(By みてみん)


「さすがに取っても意味ないよな……4六銀ともできない……」

 4三に角がいるから、4六銀は5六銀で、飛車がメチャクチャ窮屈になる。

「6五歩で止まってるっぽいわね」

 私も確認する。

「じゃあ、4三角はダメだな」

 30秒将棋でやられたら、どうなったかは分かんないけどね。

 検討モードと実戦モードは、別物だから。

「はぁ……今年もやられたか……」

 しょげかえる松平。

 まったく、しょうがないわね。

 ごそごそ。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

「ほら」

 私は、ラッピングされた箱を差し出す。

 松平は、きょとん。察せ。

「……まさかッ!」

「勘違いしないでよ、義理チョコだからね」

「うぅ……報われた」

 松平は感涙して、両手で箱を受け取った。

「あ、裏見先輩がデレたっス」

「ツンツンツンツンツンツンツンツンツンデレくらいかなぁ?」

「アハハ、羨ましいですね」


 で、デレてないし//////

場所:部室

先手:裏見 香子

後手:松平 剣之介

戦型:角換わり


▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △8五歩 ▲7七角 △3四歩

▲8八銀 △3二金 ▲7八金 △7七角成 ▲同 銀 △4二銀

▲3八銀 △7二銀 ▲9六歩 △9四歩 ▲4六歩 △6四歩

▲4七銀 △6三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲6八玉 △4一玉

▲5八金 △5二金 ▲3六歩 △5四銀 ▲5六銀 △4四歩

▲6六歩 △7四歩 ▲7九玉 △3一玉 ▲3七桂 △7三桂

▲2五歩 △3三銀 ▲4五歩 △同 歩 ▲2四歩 △同 歩

▲1五歩 △同 歩 ▲7五歩 △同 歩 ▲3五歩 △8一飛

▲4五桂 △4四銀 ▲7四歩 △4五銀直 ▲同 銀 △4一飛

▲4四角 △5五角 ▲同 角 △同 銀 ▲7三歩成 △4五飛

▲4七桂 △7六歩 ▲同 銀 △7七歩 ▲同 桂 △3六桂

▲1八飛 △2七銀 ▲6一角 △4三角 ▲5五桂 △4九飛成

▲5九銀 △7六角 ▲5二角成 △1八銀不成▲2三歩 △6九銀

▲3四馬 △7八銀成 ▲同 玉 △3三金打 ▲2二金 △同 金

▲同歩成 △同 玉 ▲2三歩 △1三玉 ▲2二銀 △1四玉

▲3三銀不成△6七金 ▲同 金 △2八飛 ▲6八金打 △3三桂

▲2二歩成 △8九銀 ▲8八玉 △1六歩 ▲同 馬


まで101手で裏見の勝ち

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