表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
第31局 ばっちり秋の個人戦(女子の部・2014年9月7日日曜)
221/295

195手目 過去と対峙する少女

本年は『こちら、駒桜高校将棋部』をご愛読いただき、誠にありがとうございました。

新年は、1月4日(日)10:00からの再開となります。

いよいよ佳境に入ってきましたが、これからもよろしくお願い致します。

よいお年を。

 残り2分。歩美(あゆみ)先輩は、大きく息を吸った。

「3三桂成」


挿絵(By みてみん)


 桂馬を捨てた?

 同桂、1一龍。どうやら、香車を拾うことにしたらしい。

 2五飛……いや、その逃げをする必要はない。生飛車と龍なら……。

「2一歩」

 私は龍の横利きを遮断。交換しろと迫る。1三龍なら手順に4五桂だ。

 本局は、どうにも大駒の牽制が多い展開みたい。

 私も、だんだん焦れてきている。でも、暴発したら一気に負け。

 落ち着け、裏見(うらみ)香子(きょうこ)

「8六香」


挿絵(By みてみん)


 そっちか……1三龍から脱出を図るかと思ったけど……。

 放置して5九馬は、8三銀成、同銀、同香成、同金、2二龍、同歩、7四銀。ガジガジと食いつかれて、反撃に出る暇がない。

 ピッ。ついに1分将棋。

「7三歩」

 私は、7四銀の筋を防いだ。

 8三銀成、同銀、同香成、同金、2二龍、同歩、3二飛。

 これもキツい。7二銀。ひとまず受ける。

「7四銀を防がれたのは痛いか……5二銀」


挿絵(By みてみん)


 攻めが中断した……わけじゃないか。次に5三馬がある。6二歩、5三馬、5九馬、3三飛成、4八飛……これは勝ちか。私の5八歩成の方が速い。

 私はそう指しかけて、ふと別の筋に気付いた。5三馬じゃなくて、いきなり6一銀成、同金、8六香があるわね。8四歩、同香、7四金……は、同馬と喰い千切るのが詰めろか。この状態で先に詰めろを掛けられたら、負けだ。回避する手は……。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

「8二銀ッ!」

 私は、さらに受けた。

 正解かどうか分からないけど、さっきの順は詰めろの連続で負けのはず。

 歩美先輩は、前のめりになって読み耽る。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 3三飛成。

 一手空いた。私は5九馬と飛び込む。

「5三龍」


挿絵(By みてみん)


 あうあう、5八歩成とできない……。

 困ったときの飛車打ち? 4九飛……は、5七龍で困るか。

 この穴熊の形なら、どこかに急所があるはずなんだけど、どこだっけ?

 私は盤面を睨む。今までの穴熊戦のパターンを想起。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! 閃いたッ!

「6八馬ッ!」

「ッ!?」

 歩美先輩は、ハッとなる。

 同金に6七歩、同金、7八金。

 

挿絵(By みてみん)


 べったりと張りつく。

 細いけど、これに望みを託すわ。

「……6一銀成」

 歩美先輩は、銀香交換に踏み込んだ。

 これも悩ましい。取るか、それとも先に飛車を下ろすか。

 4八飛、6八香、6一銀、5七龍。これはダメ。

 8八金、同玉、4八飛も、似たような順で却下。

 6一銀、7九香、8八金、同玉、4八飛、7八金も面倒。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! 5八飛ッ!


挿絵(By みてみん)


 うまい応手禁止ッ!

「歩成りができない位置に飛車……?」

 歩美先輩は、無表情に盤面を見つめている。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 6八香。私は6一銀として、質駒を回収する。

「2五角」

 ぐッ、飛車当たり……かつ、いざというときの銀入手……。

 私は56秒まで読んで、5九飛成と入る。

 歩美先輩は、ノータイムで7九桂。

 手が……手が見えない……次に5七龍で終わる……。

 7九金、同銀、同龍、8八金は止まりそうだし、他に手も……。

 ここまでか。無情にチェスクロが動く。

 いや、諦めちゃダメ……この2年間の努力……おじいちゃんに教えてもらった将棋……松平(まつだいら)も応援してくれてる……。

 ピッ。56秒。

 私は、ふと9筋を見る。

「あれ……これって……」

 ピッ、ピッ、ピーッ!

 

 パシリ!


挿絵(By みてみん)


 公民館に響き渡るような音で、私は9五桂と打ち下ろした。

「端桂? ……うッ」

 歩美先輩の顔色が変わる。

「つ、詰めろ……」

 8七桂不成、同銀、8八銀、あるいは同桂、8九金まで。

 先輩は、持ち駒を確認する。歩が3枚。

 駒を打って受けることは不可能。

 受ける手は、ふたつ。8六馬か7七金。

 一目8六馬だけど、8四香という返しがあって微妙。

 そっちは私が勝てそう。

「……まだ死んでないわね」

 歩美先輩は、7七金を選択する。


挿絵(By みてみん)


 同金は確定だけど、そこで同銀と同桂がある。

 同銀、8七桂不成、同桂、7八銀、8八金、7九金で必至……じゃないか。6九桂で遮断されてしまう。先に7八金と打って、8八金、7九龍……ん? これって必至じゃない?

 ……あ、7八金、同龍、8八金か。だったら、ああしてこうして……。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! 同金ッ!

 以下、同銀、7八金、8八金。

「7九金ッ!」

 私は、単純に桂馬を取った。これでも詰めろだ。

「……8六馬」

 これは読み切りッ! 7八銀ッ!


挿絵(By みてみん)


 必至ッ!

「寄りがあったか……投了」

 うらっしゃぁあああああッ!

「ありがとうございました」

 私は一礼する。

 歩美先輩は、うーんと唸って、しばらく固まっていた。

「……6九から打った方が良かった?」

「……何をですか?」

「7九桂のところで6九桂」

 私たちは、すぐに感想戦を始めた。


挿絵(By みてみん)


「……まあ、同金ですよね」

「そこで同角、同龍、7九金と弾いて、5九龍に5七龍、同龍、同金だったかも」

「ああ……」

 それやられると、厳しかったかも……ん、待ってよ。

「6九同金じゃなくて、即座に9五桂と打ちます」

「……そっか、それで潰れね」

 7九に桂馬を打たなかったから、龍が利いていなくても詰めろ。以下、8六馬、8四香、9五馬、8七香成で、受けがない。私の勝ち。

「5八飛だけ寄ってるのかしら……他は寄らないと思ったから……」

 歩美先輩は、合点がいかないように首を捻った。

「6八香じゃなくて、7九角と受けたら、どう?」

「すみませんが、次あるんで、ちょっと感想戦は……」

 歩美先輩は、初めてそのことに気付いたような顔をした。

「あら、ごめんなさい。じゃあ、決勝頑張ってね」

 歩美先輩は、それだけ言って、席を立った。

 私も椅子を引く。まあ、戻る方向は一緒。

 控えテーブルでは、荷物番の来島(くるしま)さんが携帯ゲームをしていた。

「あ、裏見先輩、お疲れさまです」

 結果を訊いてこないわね。

 対戦相手がいるから、ちょっと訊きにくいか。

「裏見さん、こんにちは」

 おっと、ここで八千代(やちよ)先輩が登場。

「いらしてたんですか?」

「ええ、塾から直行して来ました。どうなってます?」

 どうやら八千代先輩は、トーナメント表すら見ていないらしい。

 鞄を手に持ってるし、本当に入り口をくぐったばかりのようだ。

「えーと……決勝に残りました」

「誰がですか?」

 私が自分を指差すと、八千代先輩はちょっと驚いたようだった。

「裏見さんが決勝に残ったのですか?」

 なんですか。ご不満ですか。

「それは、おめでとうございます」

「ありがとうございます」

「対戦相手は?」

甘田(かんだ)さんと……」

 私は、隅っこに座っている歩美先輩を指差す。

「ああ……なるほど……」

 八千代先輩は、小声で返した。

「しかし、そこで2連勝は凄いですね」

「まあ、どっちも運があったかな、と」

 冗談抜きで。

 1局目は、1八歩の指運に助けられた感じだし、2局目は、たまたま寄りがあった。感想戦で掘り下げなかったから分からないけど、5八飛以外は、全部危なかったんじゃないかしら。即負けはないとしても、200手の大台に乗る展開だったかもしれない。

「ところで、決勝の相手は誰なんですか?」

 あ……しまった……チェックしてない。

姫野(ひめの)さんか大場(おおば)さんの勝者です」

 そのとき、うしろでどよめきが起こった。

 振り返ると、女子の残りのテーブルからだった。

 決まった? ……この騒ぎだと、大場さんの勝ちという可能性もある。

 私が席を立とうとすると、人混みから松平が顔を出した。

 こちらへ一直線に向かってくる。

「姫野の勝ちだ」

 ふえぇ……。

「なんで騒いでたの?」

「最後が、かなり際どかったんだよ。大場勝ちまであった」

 ああ、そういう喚声か。

「女子の部の決勝は、30分後に開始します」

 サーヤの声。

 私たちは、時計を見た。既に3時を回ろうとしている。

「3時半からって、大丈夫なのかしら?」

「男子の方は、持将棋があってかなり押してるからな。どのみち解散は遅れるぞ」

 ふむ……30分休憩は、助かるわ。

「ところで、裏見はどうだったんだ?」

「勝ったわよ」

「マジかッ!?」

「しーッ」

 私は、唇に人差し指を当てる。

 けれど歩美先輩は、いつの間にか姿を消していた。

 燃え尽き症候群? 真っ白な灰になった?

「っていうか、なによ、その驚き方は?」

 私が怒ると、松平は申し訳なさそうに頭を掻いた。

「いや、やっぱり駒込(こまごめ)に勝つってのは、なかなかな……」

 まったく、完全にフロックだと思われてるわね。ぷんぷん。

 遠くを見ると、姫野さんも藤花(ふじはな)の控えテーブルに戻っていた。

 ヨッシーに耳打ちされて、ちらりとこちらを見る。おっと、目が合っちゃった。

「で、決勝は、どうするんだ?」

「どうするって言われてもね……当たって砕けるしかないんじゃない?」

「小手先じゃ勝てねえぞ?」

 んなことは、分かってますがな。

「姫野さんの得意戦法は、先手角換わりと、後手矢倉であってる?」

「あってる」

「避けた方が、いいわよね?」

 松平は、肯定も否定もしなかった。

「おまえ次第だろう」

「そりゃそうだけどさ……」

 私はお茶を飲んで、松平にジト目。

「そういう目で見るなよ……」

「姫野さんの先手角換わりを受けて、私が勝つ確率は? 正直に答えてね」

 松平は、とても言い難そうだった。

「……全然ないと思う」

「0%?」

「統計的には、な。姫野の先手角換わりに勝てた学生は、市内にいない」

 それは、聞いたことがある。

 誰から聞いたんだっけ? 八千代先輩? 冴島(さえじま)先輩?

「後手番の矢倉なら?」

 松平は、これまでの対局を思い出すように、腕組みをして顎を引いた。

「……7〜8割かな」

 高い。

「まあ、全体で、だけどな。四天王同士なら、5〜6割」

「後手で角換わりは、受けてくれないのかしら?」

「7六歩、8四歩で?」

「2六歩、8五歩とか」

 松平は、椅子をうしろに傾けた。

「そりゃ無理だな。3四歩で横歩になる」

 ダメか……。

「じゃあ、8四歩には矢倉で受けるしかない?」

 松平は、軽く頷いた。

「それより、後手引いたときの方が問題だろ?」

「後手を引いたら、四間穴熊にするわ」

 歩美先輩にも勝って、弾みがついてるもの。

 ……っと、誰かに聞かれてないでしょうね。

 私は周囲を確認する。

 駒北(こまきた)のテーブルでは、落ち込む大場さんを、津山(つやま)くんが慰めていた。あれだけがっかりしてるってことは、相当いい勝負だったんでしょうね。

 私は決勝2回目だけど、甘田さんみたいに、一度も出られない人もいるのよね。それを考えると、いろいろ感慨深いものがある。それに、来年度は、もう無理かもしれない。姫野さんと歩美先輩が卒業しても、また強い1年生が入ってくるからだ。受験勉強もある。

「最後のチャンスか……」

 私の呟きに、松平は顔をあげた。

「ああ、最後のチャンスだろうな」

 言い切りますね。それはそれで腹立つ。

「で、あんたは勝ってるの?」

「今のところ、順調だ。次勝てば2日目」

「ポカしないようにね」

「応援に行きたいが、お互いに頑張るくらいしかないな」

 松平はそう言って、大きく背伸びをした。

 リラックスしているように見えて、そうでもない。緊張が伝わってくる。

「じゃ、私はお茶を買い直して来るから」


  ○

   。

    .


「それでは、秋季個人戦、女子の部、決勝を始めます」

 サーヤが、テーブルの隣で号令をかける。

 向こう側では、くららんが男子の部3回戦の指示を出していた。

 目の前には、姫野さん。お嬢様然とした顔に、修羅の気配。

「振り駒をお願いします」

「姫野さん、どうぞ」

 私は、振り駒を譲る。

「では、失礼して……」

 しなやかな指が歩を5枚集めて、カシャカシャと掻き混ぜる。

 そして、華麗な放物線が描かれた。

「歩が1枚……わたくしの後手です」

 私の先手か……先手……。

 姫野さんは、チェスクロを自分の右側に引いた。

 テーブルの上に扇子を取り出し、ハンカチを膝の上に敷く。

 私はお茶を飲んで、気持ちを落ち着ける。

 心臓がドキドキしてきた。対局前が、一番緊張する。

「……では、3時半になりましたので、対局を開始してください」

「よろしくお願いします」

 お互いに一礼して、姫野さんはチェスクロを押す。

 私は深呼吸してから、7六歩と突いた。

 姫野さんは瞑想。そして、8四歩。扇子を拾い上げ、パチリと音を鳴らした。

 先手でも、振り穴はできる……だけど……。

 私は、銀に指を添える。


挿絵(By みてみん)


 おお、と、うしろで小さな声が上がる。

 それと同時に、バサリと扇子が広げられた。

 姫野さんは、それで口元を覆った。

「四間穴熊を予想していましたが……わたくしの矢倉を受けますか」

「……受けます」

 姫野さんは、面白そうに目を細めた。

「去年の春を思い出しますわね」

 ギャラリーの中には、首を傾げる者もいた。

 でも、私はそれがいつのことだか分かる。1年の春、喫茶店『八一』で姫野さんに初めて出会ったときのことだ。あのとき矢倉に完敗して、リベンジするため将棋部に入った。私を将棋部に誘ったのは歩美先輩だけど、最後のひと押しをしたのは、姫野さん、あなた。

 姫野さんは、3四歩と角道を開ける。

 6六歩、6二銀、4八銀、5四歩、5六歩

 姫野さん、私は勝つ、あなたに矢倉でッ!

場所:2014年度秋季個人戦 女子の部凖決勝

先手:駒込 歩美

後手:裏見 香子

戦型:先手居飛車穴熊vs後手四間穴熊


▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二飛

▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉 ▲5六歩 △3二銀

▲5八金右 △8二玉 ▲7七角 △4三銀 ▲2五歩 △3三角

▲5七銀 △9二香 ▲8八玉 △9一玉 ▲6八金寄 △5四銀

▲6六銀 △6四歩 ▲5五歩 △6三銀 ▲9八香 △8二銀

▲9九玉 △7一金 ▲8八銀 △5二金 ▲7九金 △7四歩

▲3六歩 △4五歩 ▲5七銀 △6五歩 ▲3七桂 △4一飛

▲2四歩 △同 歩 ▲2六飛 △7五歩 ▲3五歩 △同 歩

▲7八金寄 △6二金寄 ▲6八銀 △7二金寄 ▲5六飛 △2五歩

▲同 桂 △4四角 ▲2四歩 △4三飛 ▲4六歩 △5四歩

▲同 歩 △5二歩 ▲4四角 △同 飛 ▲5三歩成 △同 歩

▲同飛成 △2四飛 ▲2六歩 △4六歩 ▲4八歩 △6四角

▲5一龍 △5七歩 ▲同 龍 △4七歩成 ▲同 歩 △1九角成

▲4六歩 △4七歩 ▲同 龍 △2九馬 ▲3八歩 △1八馬

▲5二歩 △同 銀 ▲4五歩 △3六馬 ▲5六龍 △6三銀

▲4二角 △2三飛 ▲5一龍 △5七歩 ▲5四歩 △5八歩成

▲5三歩成 △6八と ▲同金寄 △5七歩 ▲6三と △同 飛

▲5九歩 △6六歩 ▲7四銀 △2三飛 ▲7五角成 △6一香

▲6六歩 △2六馬 ▲2二歩 △同 飛 ▲3三桂成 △同 桂

▲1一龍 △2一歩 ▲8六香 △7三歩 ▲8三銀成 △同 銀

▲同香成 △同 金 ▲2二龍 △同 歩 ▲3二飛 △7二銀

▲5二銀 △8二銀 ▲3三飛成 △5九馬 ▲5三龍 △6八馬

▲同 金 △6七歩 ▲同 金 △7八金 ▲6一銀成 △5八飛

▲6八香 △6一銀 ▲2五角 △5九飛成 ▲7九桂 △9五桂

▲7七金 △同 金 ▲同 銀 △7八金 ▲8八金 △7九金

▲8六馬 △7八銀


まで152手で裏見の勝ち

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=454038494&size=88
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ