表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
第30局 うやむや名人戦編(2014年8月10日日曜)
211/295

186手目 違いを感じる少女

 8月10日、日曜日。

 今日は駒桜市民会館にやって来ました。

 理由は、もちろん……。

「それでは、駒桜名人戦1回戦の抽選に入ります」

 駒桜市最大規模の大会。

 市立の将棋部からは、私と歩美(あゆみ)先輩が出場。

 あと、松平(まつだいら)も。

「今年はベスト16くらいに入りたいよな」

 松平はパイプ椅子に寄りかかって、ぼんやりとそう呟いた。

「ベスト16はデキ過ぎよ。そんなに甘くないわ」

 歩美先輩は人差し指を立てて、松平を威嚇する。

「ベスト16は、2012年の千駄(せんだ)さん以来ですね。女子だと、同じ年に姫野(ひめの)さんがベスト32に入ったのが最高記録だと思います」

 八千代(やちよ)先輩は、あいかわらずのデータベースぶりだ。

辻姉(つじねえ)久世(くぜ)さんも参加してるみたいね」

 歩美先輩は、会場の隅っこを見やった。

 確かに、辻姉と久世さんがいる。

「高校生は、あんまり出場してないんですね」

 私も、周囲を確認しながら言った。

「駒桜名人戦に出るのは、基本的に個人戦決勝クラスだけです」

 そうなんだ。

 私は一応、参加してもいいレベルかな。今年凖優勝だし。

「千駄さんは来てないんだな」

「模試だそうです」

 どこからそういう情報を入手してるんですかね?

「姫ちゃんは来てて……他の3年生はいないっぽいかしら」

 まあ、歩美先輩が例外かと。

 あと八千代先輩も。

 ふたりとも受験は大丈夫なんでしょうか。

「抽選が終わりましたので、ホワイトボードを確認してください」

 私たちは、組み合わせを確認する。

 私の番号は18。対戦相手は……32か。テーブルは7番。

 結構前の方だ。

「時間が押していますので、すぐに着席してください」

「それじゃ裏見(うらみ)、頑張れよ」

「松平こそ、去年みたいに頓死しないようにね」

「ぐッ、覚えてたか」

 覚えてますとも。

 7番テーブル、7番テーブル……。

 あった。私は着席する。相手はまだ来ていない。

 不戦勝になったりしないかしらん?

「いやぁ、すみません」

 スーツ姿の男性が、目の前の椅子を引いた。

 ん、この声は……。

天野(あまの)先生」

「ん、君は……」

 天野先生は、ちょっと寝癖のある髪の毛に手を当てた。

「えーと、名前、何だっけ?」

 さ、さすがに覚えてもらってないか。

「市立の裏見です」

「ああ、裏見さんね。升風の天野です。よろしく」

 なんだか気の抜けた話し方だ。

 どこか飄々としている。

「じゃ、エントリーシート交換ね」

 私たちは参加票を交換して、お互いに名前を書いて戻した。

「それでは、振り駒をお願いします」

 私は天野先生に譲って、歩が1枚。私の先手だ。

「チェスクロは僕の右で」

「はい」

 私は、チェスクロを自分の左に置く。

「対局準備の整っていないところはありますか?」

 特になし。

「対局を始めてください」

「よろしくお願いします」

 天野先生はチェスクロを押す。

 30分60秒の長丁場だ。

 私は深呼吸して、7六歩。以下、8四歩(居飛車党か)、6六歩、3四歩、6八飛、5四歩、7八銀、6二銀、4八玉、4二玉と進んだ。


挿絵(By みてみん)


 振り飛車にしてみました。

 もちろん遊んでるわけじゃない。穴熊で持久戦にするわよ。

 3八玉、3二玉、2八玉、8五歩、7七角、5三銀。天野先生も、さすがに穴熊っぽいわね。だいた予想通りかな。1八香。

「ま、そうなるよね」

 天野先生は3三角と上がって、6七銀、2二玉、1九玉に1二香。相穴確定。

 ここは広瀬流で行きましょう。5六銀。


挿絵(By みてみん)


 4四歩、4六歩、1一玉。

 お互いにかなり早指しね。ほとんど時間を使ってない。

 2八銀、2二銀、4八飛、5一金右。4筋を守らないのか……4五歩、同歩、同銀、4二金右、3四銀、2四角、5八金左、4四歩……突っ込んでも戦果は上がらなさそう。穏便に3九金としますか。

 3一金、5九金、4一金右、4九金左、3二金上、3六歩、7四歩。


挿絵(By みてみん)


 3八金上としたいけど、5筋の守りがスカスカ……4五歩に2四角の覗きが残る。先手の形としては、もうこの段階がベストかな。

 私は手待ちで9六歩と突いた。振り飛車によくある筋だ。

「こっちも動きにくいんだよねえ」

 天野先生は、ちょっと困ったような顔をした。

 全体的に闘志が感じられない。けど、冴島(さえじま)先輩を倒してるのよね。フロックでない限り、私が倒されても不思議じゃない実力のはず。用心しましょう。

「こうかな?」

 天野先生は1四歩。手待ちか……1六歩。

 手待ち返し。

「9四歩もあるけど……」

 天野先生は、7筋に手を伸ばした。


挿絵(By みてみん)


 開戦。

 同歩、6四銀or7二飛。後者が有力かしら。

 7二飛……6五歩、7五飛、4五歩、同歩……なわけないか。4五歩、2四角、5八金左と受け……るのは冴えない。もうちょっと踏み込んで、5八金左と上がらずに、4四歩、5七角成、4三歩成、4八馬、3二と。この剥がし合いは、先手有利。もちろんそうは指さないだろうから、4四歩、4二歩の受け。ここで5八金左と戻した方が得だ。

 問題は、そこで後手が何を指すかだけど……7三桂かな?


挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)

 

 この対応が難しいかも。

 私はペットボトルのお茶を飲んでリフレッシュ。

 続きを考える。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 4五飛かな?

 6五桂を封印すれば、後手は動きにくいはず。7七飛成、同桂、8八角、5一飛。これは先手がいい。まさか3三金~4四銀なんてしないでしょうし。

 ただ、こっちからも動きにくいか……若干手詰まり模様……。

 千日手が心配になってきた。

 私は時間を使わないように、早めに7五同歩とする。

 7二飛、6五歩、7五飛、4五歩、2四角、4四歩、4二歩、5八金左。

 読み落としはなかったようだ。ここで天野先生は小考。

 7三桂しかないんじゃないかしら。8六歩は同角、7九飛成、5三角成。

 3分後、予想通りの7三桂が飛んでくる。

 私は4五飛と浮いた。

「んー、そうなんだよねえ」

 天野先生はさらに30秒ほど考えて、飛車に指を添えた。


挿絵(By みてみん)


 これは……手待ち?

 7四飛、4八飛、7五飛、4五飛の繰り返しを狙ってる?

 私はチェスクロを確認した。私が24分。天野先生が21分。

 差があるから、少しは考えてもいいかしら。じーッ。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 あ、5五歩か。

 4八飛、5五歩、同銀、6五桂は、こっちが潰れ。4七飛と引いても、5五歩、同銀、6五桂、9五角、7八飛成が金取りの先手で、4八金寄、8九龍、5一角成、9九龍。これは駒損が酷い。

 となると、飛車は引けない。この状態で動かせる駒は……4八金寄くらいか。以下、5五歩、同飛、5四銀、2五飛。ギリギリ助かっている。7七飛成、同桂、8八角、5一飛、7七角成、5四飛成。次に4五銀と出て、何とかなりそう。

 私はもう一度確認してから、4八金寄とした。

 5五歩、同飛、5四銀、2五飛。

 天野先生は1分読んで4六角。


挿絵(By みてみん)


 形崩し? 指す手がないから、4七金に2四角と戻るつもりかしら?

 でもそれなら、4八金引と戻ればいいだけの話だ。手渡しになってない。

 そこまでうっかりしてるはずないわよね。

 4七金……ん、4七金、2四歩、2六飛、2八角成、同金、2五銀とか?


挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)

 

 同飛、同歩……4三歩成、同歩、7五歩、同飛、6六角打、7七飛成、同角、5五歩、6七銀、6五桂……これは私の方が悪い……いや、そうでもないか。6六角、6九飛、7八銀打とガッチリ受ければ、一応駒は取られない。ただ、飛び込みたい順でもない。こちらが一方的に受ける展開になってしまう。

 4三歩成に同銀も考えられるのよね。4三歩成、同銀、7五歩、同飛、6六角打、7七飛成、同角、7九飛、7一飛、8九飛成、7三飛成、2六歩……急所か。同歩、2七歩、同金は、3八角、2八玉(2八金は2七桂で即詰み)、2九龍、3七玉、2七龍、4六玉、4四金と打たれて、同角、同銀が5四桂の詰みと4七角成、同銀、3七角からの王手龍取りを見せて終了。ありえない。

 となると……7三飛成がヌルいから……即座に2三銀? 同金、3一飛成、3三銀打……ダメだわ、これは寄らない。

 私は、もう一度お茶を飲んだ。これは先手悪いかな……既に……。

 この局面から飛車を逃がす手を考えたけど、見当たらない。4七金と上がらずに、有効に動かせる駒もない。残り15分。私は4七金と上がった。

 天野先生は即座に2八角成と切って、同金に2四銀と打った。


挿絵(By みてみん)


 え? 2四歩じゃない?

 読みを外されてしまった。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 

 ヴィー、ヴィー

 

 ん、この音は。

「ちょっと失礼」

 天野先生は胸ポケットを触ってから、席を立った。

 どうやら携帯電話が鳴ったらしい。奥さん? 同僚?

 ……ま、いっか。とにかく考えましょう。

 2四銀なら飛車が死なないんだけど……これは……2六飛に6五桂?


挿絵(By みてみん)


 (※図は香子ちゃんの脳内イメージです。)

 

 狙いがあるとすれば、これしかない。

 ただ、これはさっきの殴り合いよりもいい気がする。4三歩成、同歩(今度は6五銀があるから同銀と取れない)、7五歩、同飛、6六角打、7七飛成、同桂、同桂成、同角。このとき、後手は飛車を持ってないから、攻撃が続かない。先に5一飛と打ち下ろして、4二歩の垂らしから、同金寄、2二角成、同金、3一銀を狙えばOK。最悪、2四飛と切って、一気に潰す順までありそう。

 私は2六飛と引いて、天野先生の着座を待った。

 1分後、ようやく戻って来る。

「ごめん、ごめん」

 天野先生は盤を眺めて、うんと頷いてから6五桂と跳ねた。

 4三歩成、同歩、7五歩、7二飛。


挿絵(By みてみん)


 む、引いた。どうも読みが噛み合わない。

 私は1分ほど考え直して、方針変更で6六角と上がった。

 天野先生は5五歩と追撃してくる。取るか取らないか……6七銀と引いても、いきなり潰されることはないだろう。8六歩、同歩、8二飛、7三角、8六飛、8八歩。まさか6六飛と切ってくるとは思えない、多分。

 私はもう一度読み直す。6七銀、5二飛には、7三角で大丈夫。気になるのは、7六歩かな。7六歩……6一角、7一飛、5二角成とプレッシャーを掛けて、7七歩成、同桂、同桂成、同角。別に怖くはない。後手には継続手がないから。

 私は自信を持って6七銀と引いた。

「さてと、ここだな……」

 天野先生は両手を合わせると、それを口元に当てて考え込む。

 意外と困ってるんじゃないですかね?

 私は7六歩以下を掘り下げた。

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

「ふむ」

 天野先生は溜め息を吐いた。

「ゆっくりいこうか」


挿絵(By みてみん)


 4四歩? 4五銀と出る準備……なわけないか。5五角がある。

 私は見落としがないか確認して、6一角と打った。

 4二飛(?)、3四角成。

「もう一段、と」


挿絵(By みてみん)


 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 あれ? あれあれあれ?

 4六歩……4六歩が受からない?

 4六歩、2四馬、同歩、同飛、4七歩成、5四飛……は、と金が強過ぎる。3七金上……は3八歩で受けになっていない。どのみち、と金を作られちゃう。

 この時点で、私の持ち時間は10分を切った。

 歩の伸ばしが、ここまでキツいとは……4四歩と止める? 4四歩、3三銀引、3五馬、4四銀、3四馬、3三銀引……千日手になりそう?

 千日手なら御の字だ。私は4四歩と止めた。

 天野先生は、3三金と上がった。


挿絵(By みてみん)


 圧殺……圧殺される……。

 6一馬、4四飛は、もう無理。馬を切るしかない。

 ただ切り方が問題なわけで……2四馬、同歩、4三銀、同銀成、同飛、5五角、4六角は潰れ。5五角に代えて3五銀と打っても、4六銀の打ち込みで死ぬ。

 3三馬と金の方を取って、3七金打と粘る?

 3七金打、4四銀……ああ、何もできない……。

 私は散々考えた挙げ句、2四馬と切った。

 同歩に5三銀と捻る。

 4一飛、3五歩。小康状態?

「思ったより粘られるかな」

 天野先生は1分使って、6九角。これも厳しい。

 私は3六金と逃げて、4六歩。

 同金、2五歩、3六飛、同角成、同金、6九飛。


挿絵(By みてみん)


 うへぇ……銀の逃げ場所が……。

 私はなけなしの7八角。

 4九飛成(金に当てなかった?)、7六銀、4七歩。

 手堅いなあ。ここで私は1分将棋に。天野先生は、まだ8分残している。

 3四歩、3二金引、3七金引、4八歩成。

 指す手がないです。

 ピッ。私は時間に追われて、6七角と上がった。

 5九龍、6五銀、同銀、5五角、5七龍、9一角成、5三龍。

 駒損の受け。

 4五桂、5七龍、8五角、4七と、3六金、3九銀。


挿絵(By みてみん)


 ……終わりそう。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 私は2四香と打った。

 2八銀成、同馬、3八金の詰めろ。

「……負けました」

「ありがとうございました」

 ……………………

 ……………………

 …………………

 ………………

 完敗。

「ちょっと酷かったですね」

「んー、6七銀は意外だったかな」

 私たちは感想戦を始める。

「5五歩に同銀と取った方が良かったですか?」


挿絵(By みてみん)


「同銀、同角、5二飛?」

「6六角って打ちますね」

「5八銀、4八金、6七銀成は悠長過ぎるかな」

 ありそう。

「2五銀打と飛車を殺すのは?」

 天野先生は、より過激な順を選んだ。

「同飛、同銀ですよね」


挿絵(By みてみん)


 ここで手があるかどうか……。

「4二歩と垂らします」

 この歩が本譜でも打てればなあ。

 かなり味良しなんだけど。

「同金寄には、2二角成、同金、3一銀狙いか……4九飛と下ろすよ」

「4一銀で」

 私は露骨に打ち込む。

 4七飛成、5二銀成は、5五角がいるから何とかなりそう。

「飛車を切ると?」

「同角じゃないですか?」

「4二金寄で銀が死なないかな?」

 あ、そっか。

「3二銀成、同金に5五角とします」

「こっちは金を拾って……と」


挿絵(By みてみん)


 ……どっちがいいの、これ?

「枚数が多い分、こっちが有利かな?」

 天野先生は、自分の陣地を指差した。

 そう言われるとそうだけど……こっちもそこそこ粘れるような……。

「あと、ひとつ質問があるんですけど」

「ん、何だい?」

「4六角、4七金のところで、2四歩はダメなんですか?」

「えーと、それって……」


挿絵(By みてみん)


「こういうこと?」

「はい」

 天野先生は、腕組みをして椅子にもたれかかった。

「……4六金、2五歩だと?」

「2六飛と引かないんですか?」

「それは2八角成、同金で穴熊が薄くなるから、ダメなんじゃないかな」

 んー、そういうことか。一枚穴熊よりも二枚穴熊。

「飛車角を取り合って、4三歩成、同銀、7五歩、同飛、6六角打とかですか?」

「本譜と違って、この形で6六角打は効果が薄いように見えるね」

「でも、それ以外に攻め筋がないような……」

 私たちは、ふたりで読みを入れた。

「ちょっと難しいね。角をどこかに打って、馬を作る展開か」

 確かに、それっぽい。

「まあ、こっちは5九飛があるから、これでも良かったかもしれない」

 結局、天野先生持ちか。

「全体的に冴えなかったですね」

「裏見さんは若いから、まだまだ強くなるよ」

 ふむ……だけど、既に高校2年生。

 松平にビーチで言われたことが、今さらながらに思い起こされた。

「周りを見ても、2年生がピークって言う人が多いと思います」

「それは高校生だからだよ。大学将棋、社会人将棋と経験して行けば、また違う感想を持つようになるさ。僕なんかは、大学生のときが一番強かったけどね」

 天野先生はそう言って、ハハハと笑った。

 これで弱体化してるのか。現役のときは、どれくらい強かったのかしら。

「そんなに違いますか?」

「高校1年の春は、受験開けのリハビリ、3年は受験。実質的に1年半しかない。大学は2年半。この違いは大きいよ。実際、高校でちょっと名前が通ってたくらいじゃ、大学将棋は全然勝てないからね」

 ふぅむ……よく分からない。

 

 ヴィー、ヴィー

 

「っと、また電話だ。これで失礼していいかな?」

「はい、ありがとうございました」

場所:駒桜名人戦1回戦

先手:裏見 香子

後手:天野 賢一

戦型:先手四間穴熊vs後手居飛車穴熊


▲7六歩 △8四歩 ▲6六歩 △3四歩 ▲6八飛 △5四歩

▲7八銀 △6二銀 ▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉

▲2八玉 △8五歩 ▲7七角 △5三銀 ▲1八香 △3三角

▲6七銀 △2二玉 ▲1九玉 △1二香 ▲5六銀 △4四歩

▲4六歩 △1一玉 ▲2八銀 △2二銀 ▲4八飛 △5一金右

▲3九金 △3一金 ▲5九金 △4一金右 ▲4九金左 △3二金右

▲3六歩 △7四歩 ▲9六歩 △1四歩 ▲1六歩 △7五歩

▲同 歩 △7二飛 ▲6五歩 △7五飛 ▲4五歩 △2四角

▲4四歩 △4二歩 ▲5八金 △7三桂 ▲4五飛 △7四飛

▲4八金寄 △5五歩 ▲同 飛 △5四銀 ▲2五飛 △4六角

▲4七金 △2八角成 ▲同 金 △2四銀 ▲2六飛 △6五桂

▲4三歩成 △同 歩 ▲7五歩 △7二飛 ▲6六角 △5五歩

▲6七銀 △4四歩 ▲6一角 △4二飛 ▲3四角成 △4五歩

▲4四歩 △3三金 ▲2四馬 △同 歩 ▲5三銀 △4一飛

▲3五歩 △6九角 ▲3六金 △4六歩 ▲同 金 △2五歩

▲3六飛 △同角成 ▲同 金 △6九飛 ▲7八角 △4九飛成

▲7六銀 △4七歩 ▲3四歩 △3二金引 ▲3七金引 △4八歩成

▲6七角 △5九龍 ▲6五銀 △同 銀 ▲5五角 △5七龍

▲9一角成 △5三龍 ▲4五桂 △5七龍 ▲8五角 △4七と

▲3六金 △3九銀 ▲2四香 △2八銀成 ▲同 馬 △3八金


まで120手で天野の勝ち

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=454038494&size=88
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ