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こちら、駒桜高校将棋部  作者: 稲葉孝太郎
第28局 ぴちぴちオープンキャンパス編(2014年8月2日土曜)
200/295

178手目 斬り捨てる少女

 7六歩、3四歩、2六歩、4四歩。

 む……嫌な予感がする。

 私の4八銀に、福留(ふくどめ)さんは飛車を摘んだ。

「3二飛」


挿絵(By みてみん)


 この女は……。

「戦法も甘田(かんだ)さんと一緒なのね」

「やっぱ師匠はリスペクトしなきゃダメですよ」

 福留さんは、イヒヒと笑った。

 笑い方まで真似しなくてよろしい。

 2五歩、3三角、6八玉、6二玉、7八玉、4二銀、7七角。


挿絵(By みてみん)


 穴熊一直線。

「うわ、これは穴熊やね、間違いない」

 さっさと指す。

 5二金左、8八玉、7二銀。

 5二金が先だから、相穴かと思ったけど、そうでもないのか。

 じゃ、遠慮なく9八香。

 7一玉、9九玉、6四歩、8八銀、7四歩、5六歩、5四歩。

 ずいぶん悠長ね。

 私は7九金と堅めて、9四歩、5九金、5三銀、6九金右、6三金。

 これはコーヤン流っぽいわね、動きが。

 6五歩と突かれそうだけど……さすがに放置かな。

 3六歩、7三桂、6八角。


挿絵(By みてみん)


 お互いに攻勢。

「んー、ちょい作戦負け」

 さあ、どうかしら。

 こっちも松尾流穴熊じゃない。

 福留さんは29秒まで考えて、4五歩と角道を開けた。

 3七桂、4二飛。

 四間に振り直したわね。

 2四歩、同歩と味付けして……3五歩ッ!


挿絵(By みてみん)


「それ、成立してます?」

「やってみれば分かるんじゃない?」

「……じゃ、同歩で」

「同角」

「え? それは3六歩……」

 福留さんは駒台の歩を摘んだところで、身動きを止めた。

「……3四歩の返しか」

 さすがに気付いたわね。

 でもでも、30秒将棋だから軌道修正できませんよ?

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 福留さんは、そのまま3六歩と置いた。

 私はすかさす3四歩。

「ヤバいヤバい、と金で取り合うとうちが不利」

 先手は3三歩成〜4二と、後手は3七歩成〜2八と。

 と金の位置は、圧倒的にこちらが良好。

 しかも3五に角がいるから、4二同銀とできない。王手放置だ。

「……2二角」

 2四飛。この突っ込みが狙い。

 3七歩成、同銀。

「端攻め、端攻め〜」

 福留さんは、8五桂と跳ねた。

 9五歩突いてないのに?

 ……ま、とりあえず桂損を回復しましょう。3三歩成。


挿絵(By みてみん)


 同角、2一飛成。はい、これで挽回。

 3四歩、2四角、同角、同龍、4四角。

 この角打ちは……よく分からない。端攻め続行ってことかな。

 2一龍と……ん、待ってよ。

 私は盤面を見る。……あ、2一龍に2二飛ってことか。

 危ない。飛車龍交換は、こっちが損だわ。

 うまく内部へすり抜けるには……。


挿絵(By みてみん)


 こう。

「え、それって、取って打ち直して……あ」

 気付きましたか?

 取って打ち直して3一龍ですよ。

「これはうっかりしましたのん」

 語尾変えても許しませんから。

 福留さんは渋々同角。

 以下、同龍、4四角、3一龍、9五歩と進んだ。

 端を詰められたから、3一龍もそこまで大差じゃないか。

 慎重に行く手順は……。

 

挿絵(By みてみん)


「角消しかぁ、裏見(うらみ)先輩、辛いですね」

 消さないと9七同銀と取れないでしょ。

 同角、同歩、2二角。

 はうわッ!?

「あれ、どうかしました?」

 福留さんは口元に手を当てて、イシシと笑った。

 こいつは……ムカムカ。でも、見落としていたのは事実。

 4二龍、同銀。

 まさか龍を消される展開になるとは、トホホ。

 後手は角を飛び出してくるでしょうから、2一飛はお手伝い。

 4一飛も冴えないし……角でも打っておきますか。4一角。


挿絵(By みてみん)


 福留さんはノータイムで6六角。

 え? 6六角?

「先輩の番ですよ?」

 チェスクロのボタンを押しながら、福留さんは怪訝そうな顔をした。

 いや……これは……悪手だと思う。

 2一飛に6六角は分かるけど、4一角に6六角は成立しないはず。

 それとも、私の見落とし?

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 

挿絵(By みてみん)


「ファッ!? 角切りッ!?」

 福留さんは、すっとんきょうな声を上げた。

 私は、もう一度読み直す。

 ……寄ってるでしょ、これ。

 同銀に7三金。


挿絵(By みてみん)


「あ……金駒がない……」

 7二に打つ駒がありませんね、はい。

「7二銀ッ!」

「6三桂」

 私は、ムリヤリ銀を上がらせる。

 8一玉なら8二飛の一手詰みだ。

 6三同銀、同金、4四角打。

 ここで攻防一体の手ですか。

 うまく寄せないと、駒を渡してるから逆転されちゃう。

 私はひとまず、7三銀と詰めろをかけた。

 8八角成、同金、同角成、同玉、3八飛、6八歩。


挿絵(By みてみん)


 3七飛成の暇なし。

「ちょーっと踏み込み過ぎましたね」

「さあ、どうする? まだ指す?」

 8一金なんて打っても、8二角、同金、同銀成、同玉、7三金以下、詰みだ。

 8一銀も8二角、同銀、7二飛、同金、同金まで。

「……投了」

 ふぅ、完勝。

 高校生を舐めてもらっちゃ困るわよ。

 指し方が荒過ぎ。

「6三角成見落としてた時点で、負けてました」

「あれで寄ってるわよね?」

 30秒将棋だから、さすがに全部読んでないんだけど。

「4四角打に代えて9七桂成とかですか?」

 私は10秒ほど読んで、7三銀と打ち込む。


挿絵(By みてみん)


「同じ詰めろ……」

 福留さんは、無言で8八成桂。

 同金、同角成、同玉。

「まだこっちだったかぁ」

 福留さんは、変な抑揚をつけて唸った。

「これでも、こっち勝ちじゃない?」

 有効な連続王手がないわよ。

「そうですか? 4四角だと?」

「5五桂」

「んー、そっか……6六角も7七桂打で止まっちゃうし……」

「そっちは受けがないの?」

 私たちは、後手玉に目を転じた。

 9七桂成、7三銀の局面まで戻す。

「6二飛?」

 福留さんは、金の頭に飛車を打った。

 私は腕組みをして、敵玉を睨む。

「……それはダメね」

「そうですか?」

「同金、同金、8一飛で詰んでるわ」


挿絵(By みてみん)


「あぁ……そういう……」

 福留さんは少し局面を戻して、4四角と置き直した。


挿絵(By みてみん)


「それは5五桂ってさっき……あ、5五桂に6二飛?」

「以下、同金、同角じゃダメですかね?」

「何かありそうだけど……」

 とりま8二角と打って……うん、やっぱダメだわ。

「8二角、8一玉、9一角成、同玉、9二歩」


挿絵(By みてみん)


「取っても取らなくても、8二飛以下詰みね」

「ありゃま」

 福留さんは大げさに仰け反った。

 さっきからリアクションが大きい。

 こいつは来年度、要監視対象ね。

「裏見先輩、強いですねぇ」

「そうでもないわよ」

「師匠、これに何で2勝できるかなぁ?」

 これって何ですか、これって?

「じゃけん、真打ち出しましょうねぇ」

 福留さんは、隣で観戦していた馬下(こまさげ)さんを引っ張り出す。

「私が指すのですか?」

「リベンジしないとね」

 リベンジ? ……ああ、町内会の話か。

 あのときは、私の入玉勝ちだったわね。

 馬下さんは何も言わずに、席を交代した。

「我らがリーダー、よもぎちゃんの出陣だぁ」

 福留さんは、後ろの方でニヤニヤしながら、椅子の背もたれにしがみついた。

 リーダーということは、少なくとも福留さんより上か。

 1回しか指してないし、実力のほどは、まだ未知数。

 私たちは駒を並べ直して、振り駒。

「……歩が1枚。私が後手ね」

 チェスクロの位置を直して、お互いに一礼する。

「よろしくお願いします」

 馬下さんは、7六歩。

 さて、ここでいきなり小考。

 前回の対局で、馬下さんが居飛車党なのは確定。

 だから、私が居飛車にすれば相居飛車、振り飛車にすれば対抗型も確定。

 どっちを取るかだけど……。

「2手目で考えるようなところ?」

 歩美(あゆみ)先輩はシャラーップ!

 っていうか、他は他で指してくださいな。見せ物じゃないんですから。

 ピッ。8四歩。

 私は相居飛車を選択した。

 前回角換わりの後手番で勝ってるし、変える必要ないわよね。

 馬下さんも少し悩んでから、6八銀。

 矢倉か……受けて立とうじゃない。

 3四歩、6六歩、6二銀、5六歩、6四歩、7八金。

 後手番だし、積極的に行くわよ。

 6三銀、4八銀、3二銀、5七銀右、4二玉、5八金右。


挿絵(By みてみん)


「右四間……?」

 チッチッチ、さすがにそこまで単純じゃないわよ。

 3一玉、6九玉、5二金右、2六歩、7四歩、2五歩、3三角。

「普通に組まれちゃってるね」

 と福留さん。

「短時間だと、うまく対処できません」

 馬下さんは29秒まで考えて、4六銀。

 4四歩、3六歩、4三金。

「このままだと先手番の利がなくなりそうですし、積極的に行きますか」

 馬下さんはそう言って、3八飛と寄った。


挿絵(By みてみん)


 ひえー、これは乱戦ですね、間違いない。

 私は手筋の4五歩。

 馬下さんは同銀と強く取る順を選択した。

 一歩あれば殺せるけど、ないのよねえ……8五歩。

 7七角、8六歩。

「いきなり突き捨てるのですか?」

 突き捨てます。

 同歩に7五歩。2度目の突き捨て。

「歩がないのに連続で……これは……」

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 同歩。ま、これは当然。

 私は7二飛と回った。


挿絵(By みてみん)


「なるほど、金銀の立ち後れで、7六に応援を出せないわけですね」

 冷静な分析。

 さーらーにー、7五飛が銀当たりだから、7六歩はほぼ確実に打てる。

 これは一本取ったんじゃない?

「よもぎちゃん、攻め合うしかないよん?」

 こら、外野は口出ししない。

 そこのホウキで叩き斬るわよ。

「分かっています……3五歩」

 これは予想済み。同歩。

 次に4四歩で銀が死ぬ。

 さあ、馬下さん、どう繋げる?

「……2四歩です」


挿絵(By みてみん)


 んん? 何これ?

 4四歩で銀が死ぬわよ?

 3四歩、2二角……2三歩成?

 同銀で何とも……あるッ!

 2四歩、同銀、2三歩で角が死ぬじゃないッ!

 私は2四歩と取った。

「さすがにこれは引っかかりませんか……」

 2二歩、同角、3五飛、7六歩、8八角。

 銀を殺せなかったわね。

 ここは謝るしかないわ。3三歩。

「裏見先輩、ちょっと厳しそう……」

 飛瀬(とびせ)さんも、黙らっしゃい。

 3八飛に7五飛。

 この反撃があるから、まだ戦えるはず。

「追撃です」

 6五歩、同歩、5五角。


挿絵(By みてみん)


 くぅ、いい手知ってるじゃない。

 私は7三桂と受けた。っていうか、これしかない。

「2三歩」

 ぐぅ厳しい。

 同銀、2五歩、同歩、4四銀。

 この交換は、さすがに許容できないわ。4二金引。

 馬下さんは、最後の一歩で2四歩と叩いた。

 同銀は5三銀成、同金、2三歩か……1二銀。

 相当苦しい辛抱。

「2八飛と寄りますか」

 んー、なんだか町内会のときと同じ流れね。

 馬下さんが攻めまくって、私が受けまくる展開。

 3二金上、2五飛、4三歩。

 ネバネバ。

「さすがに攻め潰せませんか……3五銀」

「5四歩」

「8八角と撤退します」

「6六歩」


挿絵(By みてみん)


「うッ……」

 微妙にいい手でしょ?

「同角なら6五飛と寄り、8四角に3四歩で飛車交換に持ち込む狙いですね」

 あらら、見破られちゃった。

「それでも踏み込む価値があります。5五歩」

 ん? 踏み込むとか言いながら、取ってないじゃない。

 ブラフ? ……5五同飛。

 すると馬下さんは、本当に6六角と取った。

 突き捨てても手順は変わらないわよ。

 6五飛、8四角、3四歩。

 

挿絵(By みてみん)


 7三角成、3五歩だと思うけど……。

「6六歩と打ちます」

 馬下さんは、桂馬を取らなかった。

 それは5五飛で……あ、7三角成が飛車当たりか……。

 4五飛? ……3四銀、2五飛、同銀のあと、角を成れないわね。

 もしかして、これで受かってる?

 私は混乱してきた。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 6六角。取っちゃった。

 馬下さんは、すかさず同角。

 以下、同飛、8八角、3六飛、1一角成、3九飛成、5九歩、3三桂と進んだ。


挿絵(By みてみん)


「わお、大立ち回り」

 福留さんは、口をOの字に拡げた。

 これが飛車当たりだから、悪くはないはず。

 2六飛に3五龍でしょ、多分。

「飛車は捨てます」

 ふわッ!?

 馬下さんは、1二馬と下がった。

 2五桂に2三歩成。

「矢倉っぽい攻めね」

 歩美先輩、感心してる場合じゃないです。

 私は3五龍と、銀を回収した。

 3二と、同玉。

 

挿絵(By みてみん)


 脱出、脱出ぅ!

「2三金、4一玉は、重いですね……3九香」

 ん? 同龍で? ……あ、2四金が詰めろか。

 2一香で逃れてる気もするけど……うーん……微妙……。

 むしろ4五龍、3四香、3三歩、2三金……入玉は無理っぽいわ。

 私は7五龍として、反対側の防御に備えた。

 3四香、3三歩、2三金、4一玉、3三香成。

 キツいなあ。少しでも相手の陣に迫らないと。

 6五桂、4二成香、同玉、2二馬。

 

挿絵(By みてみん)


 うわ、ピンポイント過ぎる。

 攻防に利いた手だ。

 しかも3一馬、5一玉、7五馬の龍抜き。

 私は7一龍と引いた。

「さすがは裏見さん、簡単には勝たせてくれませんね」

 当たり前でしょ。これ以上、中学生に負けてられますか。

「一旦、7二歩です」

 馬下さんは、龍の頭に歩を打った。

 銀で取れば、7筋からの攻めが緩和される。

 龍で取れば3一馬だ。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 私は同龍と取った。攻め味を消されたら終わりだ。

 3一馬、5一玉、7五歩。

 そ、そういう止め方があるんだ。

 しかーし、香子ちゃん起死回生の3八飛ッ!


挿絵(By みてみん)


 5三馬の逃げに、私は5五香と打った。

「き、厳しい……!」

「ありゃ、逆転したっぽい?」

 福留さんの言う通り、なはず。

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

「7四銀ッ!」

 詰めろでも何でもないわッ! 5八香成ッ!

 同歩に5七銀ッ!

 

挿絵(By みてみん)

 

「これは詰めろ……?」

 自分で考えてくださいな。

 ぶっちゃけ私もよく分かっていない。

 同歩なら5八金か5八角、同銀なら同桂成としまして……。

「どのみち詰めろを掛けなければ勝機なし……6三銀成です」

 腹をくくられてしまった。

 けどぉ……これ詰んでるのよね。

 馬下さんの持ち時間を使ってたら気付いたわ。

 5八銀成、と。

 以下、7九玉、6八成銀、同金、8八金と、送りの手筋。

「詰んでしまいました……投了です」

「ありがとうございました」

 私は背筋を伸ばし、大きく息を吐いた。

 リベンジさせず。疲れた。

「よもぎちゃん、途中まで勝ってたと思うけどねぇ」

「寄せを間違えました……3九香がヌルかったですか?」

「香車打ちは、普通に厳しい感じがしたけど?」

「しかし、7五龍と回られて、7筋の攻めが見えるようでは、おかしいと思います」

 いや、どうなんだろ。

 7筋からのゴリ押しが成功してたのか、イマイチ自信がない。

 どこかで7七香あるいは7七銀と放り込んでどうか、よね。

「確かに、7五龍は守備にも使えて味がいいから、3九香は悪手かもね」

 歩夢(あゆむ)くんが口を挟んだ。

「本譜は、3二とに同金を読んでいました。同玉が予想外だったので」

「同金だと、どうするつもり?」

 私の質問に対して、馬下さんは銀を打ち付けた。


挿絵(By みてみん)


「銀? 金じゃなくて?」

 私は首を捻った。

「金だと、王様が4四に逃げられてしまいます」

「ちなみに、次の3三香が猛烈に厳しいわよ。同金は4二金で詰み」

 歩美先輩も口を出した。

「裏見さんに連敗してしまいましたね。まだまだ腕を磨かねば」

 ま、気を落とさずに。

 これでも個人戦凖優勝だからね。

 簡単には勝たせてあげません。

「ちょっと休憩しない?」

 歩美先輩も、お疲れの模様。

 そうね。こんなこともあろうかと。

「飛瀬さん、お茶出してあげて」

「了解……」

場所:オープンキャンパスの部室

先手:裏見 香子

後手:福留 梓

戦型:先手居飛車穴熊vs後手三間飛車


▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4四歩 ▲4八銀 △3二飛

▲2五歩 △3三角 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △4二銀

▲7七角 △5二金左 ▲8八玉 △7二銀 ▲9八香 △7一玉

▲9九玉 △6四歩 ▲8八銀 △7四歩 ▲5六歩 △5四歩

▲7九金 △9四歩 ▲5九金 △5三銀 ▲6九金右 △6三金

▲3六歩 △7三桂 ▲6八角 △4五歩 ▲3七桂 △4二飛

▲2四歩 △同 歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 角 △3六歩

▲3四歩 △2二角 ▲2四飛 △3七歩成 ▲同 銀 △8五桂

▲3三歩成 △同 角 ▲2一飛成 △3四歩 ▲2四角 △同 角

▲同 龍 △4四角 ▲3三角 △同 角 ▲同 龍 △4四角

▲3一龍 △9五歩 ▲6六角 △同 角 ▲同 歩 △2二角

▲4二龍 △同 銀 ▲4一角 △6六角 ▲6三角成 △同 銀

▲7三金 △7二銀 ▲6三桂 △同 銀 ▲同 金 △4四角打

▲7三銀 △8八角成 ▲同 金 △同角成 ▲同 玉 △3八飛

▲6八歩


まで85手で裏見の勝ち



場所:オープンキャンパスの部室

先手:馬下 よもぎ

後手:裏見 香子

戦型:矢倉


▲7六歩 △8四歩 ▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀

▲5六歩 △6四歩 ▲7八金 △6三銀 ▲4八銀 △3二銀

▲5七銀右 △4二玉 ▲5八金 △3一玉 ▲6九玉 △5二金右

▲2六歩 △7四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲4六銀 △4四歩

▲3六歩 △4三金 ▲3八飛 △4五歩 ▲同 銀 △8五歩

▲7七角 △8六歩 ▲同 歩 △7五歩 ▲同 歩 △7二飛

▲3五歩 △同 歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲2二歩 △同 角

▲3五飛 △7六歩 ▲8八角 △3三歩 ▲3八飛 △7五飛

▲6五歩 △同 歩 ▲5五角 △7三桂 ▲2三歩 △同 銀

▲2五歩 △同 歩 ▲4四銀 △4二金引 ▲2四歩 △1二銀

▲2八飛 △3二金上 ▲2五飛 △4三歩 ▲3五銀 △5四歩

▲8八角 △6六歩 ▲5五歩 △同 飛 ▲6六角 △6五飛

▲8四角 △3四歩 ▲6六歩 △同 角 ▲同 角 △同 飛

▲8八角 △3六飛 ▲1一角成 △3九飛成 ▲5九歩 △3三桂

▲1二馬 △2五桂 ▲2三歩成 △3五龍 ▲3二と △同 玉

▲3九香 △7五龍 ▲3四香 △3三歩 ▲2三金 △4一玉

▲3三香成 △6五桂 ▲4二成香 △同 玉 ▲2二馬 △7一龍

▲7二歩 △同 龍 ▲3一馬 △5一玉 ▲7五歩 △3八飛

▲5三馬 △5五香 ▲7四銀 △5八香成 ▲同 歩 △5七銀

▲6三銀成 △5八銀成 ▲7九玉 △6八成銀 ▲同 金 △8八金


まで120手で裏見の勝ち

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