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第24話『逃走(悲鳴が多めです…)』

《 前回までのおはなし 》

 俺の名前は時命照也。恋愛アドベンチャーゲームの主人公になるはずだったのだが、気づけばバトル漫画風の世界に飛ばされていた。魔物となったレジスタの街へ侵入する寸前で仲間とはぐれた挙句、中へ入って早々にボスとエンカウントしてしまいました……。


 

 「君は誰ぇ?右足?左足?あああぁぁぁ」


 博士が練っていた作戦内容すら聞かされぬまま、俺は一人でキメラのツーさんと対峙している。以前、ワルダーの城へ攻め入った時は精霊様がいてくれたけど、今回は武器や魔法の一つもない真の丸腰である。もちろん、勝てる材料は一つもない。


 キメラのツーさんの姿は以前の面影もなく、肥大化した筋肉からは角でも生えたみたいに骨が突き出ている。体の至る場所に口があり、腹部には更に大きな歯茎がバクついていた。到底、この世ものとは思えない不気味な見た目だからして、俺は目をそらしたくて仕方がないが……よそ見をしたら一瞬で殺されそうで見向きも変えられない。


 「君も一部になって。全部になってよ。ねえ?さあ?あああああぁあぁ!」

 「待った!一つ聞かせてほしい」


 にじり寄ってくるツーさんの狂気を制止して、どうにか会話に持ち込もうと試みる。さっきから意味の解らないセリフを吐き出しているツーさんにも理性は残っているのか、相手は俺の声を聞きピタリと足を止めた。


 「あ……あなたは、何が目的ですか?」

 「……」


 緊張のあまり、英語の日本語訳っぽい言い回しになってしまった。つまるところ、俺の目的が何かというと『何か困ったことがあるのなら、力になりますよ?』という和平的交渉の意図である。


 「わ……わわ……わ」


 「……え?」


 「わああああぁぁぁ!この心臓がぁ。血がぁ。記憶がぁ!呼びかけてくるぅ!破壊を!世界はエサだ!君も!あああぁぁあぁぁあああぁ!死!死!死いいいいぃぃぃ!」


 「うわああぁ!」


 ツーさんが腹を突き出す姿勢で俺の方へ向くと、そこについている大きな口が杭でも打ち出すようにして飛び出してきた。相手の精神が不安定なせいか、その一撃は逃げ出した俺の背後を通過。そのまま壁へと突っ込んだ! 


 「あああぁあぁあぁ!いたひいいぃぃいぃぃ!いたいよおおぉぉぉ!」


 壁にまとわりついている肉らしきものは全てツーさんに繋がっているようで、そこに噛みついて自分で悲鳴を上げている。しかし、噴き出した血液をはいずりながら舐め回している様子から推察するところ、ダメージそのものは大きくないと見られる。


 とにかく、ポリシーのない相手に交渉は持ちかけられない。もはや倒し方すら想像もつかないが、今は逃げるが得策。でも、ハシゴにもツーさんの肉が付着していた為、あれを使って下へ向かうのは危険と思われる。


 「ふははははあ!そんな大振りが、俺様に当たるものかあああぁ!お返しいいぃぃ!」


 どこからともなく、ヤチャの叫び声が響く。その姿は見えないが、数秒後に街は地震に見舞われた。ミサイルがバリアへ穴を開けた拍子に、彼もバリア内へ侵入を果たしたのかもしれない。今まではバリアの外で応戦していたから、ここにきてヤチャが一矢報いた形と見える。


 「ああぁ!虫けらぁ!消えろ!溶けて消えろおおぉ!」


 その後も何度か街が揺れ、たじろぎつつツーさんも暴れている。ヤチャの攻撃が凄まじいようで、壁を覆っているツーさんの肉がボタボタと崩れており、ツーさんも壁に顔を突っ込んで別の場所を確認している様子。今がチャンスとばかり、俺は逃げ道を探し始めた。すると、壁に閉まりかけの開口部分があるのを発見した。


 「……よし!あれだ!」


 これは……エレベータの入り口だ!入り口の横に作動スイッチがあったはずだが、それはツーさんの肉で埋まっていて押し込めない。中に張ってあるワイヤーは動かないものの、これをつたって降りるしか逃げ道はない。そのままワイヤーを掴むと擦り切れるかもしれないから、俺は脱いだ上着を右手に当ててワイヤーへと指をかけた。


 「はあああああぁぁぁぁ……はっはっはあああぁぁ!」


 またしてもヤチャの笑い声だ。それと同時に街が大きく揺れる。博士とゼロさんは真実の泉がある場所を目指していると考えられるし、そこまでエレベータをつたって降りたかったが……俺の上着が耐えられそうにない。それに加えて、ヤチャの攻撃による振動で手をはなしてしまいそうになる訳で、俺は最初に見つけた出口でエレベータホールから脱出した。


 オレンジ色の薄明りしか目の頼りがなく、自分の居場所を特定するのは難しいが……ここは恐らく見たことのない場所だ。民家代わりらしきコンテナにドアが複数あるし、表札も貼り付けられているから、住宅エリアと考えられる。などと……敵をまいた安心感から立ち止まり、考えを巡らせてしまった。その油断が命取りになった。


 「見つけたねええぇ!」

 「お……うああぁ!」


 握りつぶされそうな力で、何かに右足を掴まれる!そのまま俺は乱暴に引っ張られ、地面へと叩きつけられた。うつぶせながらも振り向き、俺は何が起きているのかと背後を見る。さっき俺が脱出したエレベータの出口が、歯をむき出した大きな口に変貌して待ち構えていた!


 「ぐがががががあああああああぁ!」

 「うわああああぁ!」


 引き込まれまいと手に力を入れるも、掴むワラすら手元にない。俺の右足には長い腕が絡んでいて、蹴っても蹴っても離れない。必至な気持ちでペンダントを握りしめる。その時、頭の上をナイフが飛んでいった。ナイフは真っ直ぐに地面へと突き刺さり、俺の足にまとわりついた腕を切断する。


 「……ッ!ヴゃあああぁあぁぁ!」

 「勇者!無事か!」

 「ゼロさん!」


 大きなコンテナの上にゼロさんと博士の姿を見つけた。ゼロさんがツーさんの口の中へと火球を叩き込み、禍々しい口はエレベータホールの中へと落ちていく。しかし、辺りにへばりついている肉や臓器は全てツーさんの体だ。立ち止まっていてはマズいと判断し、俺は駆け出しつつも二人を誘導する。


 「ありがとう!こっちへ来てください!」

 「了解した!」


 住宅地を走り抜け、燃料タンクのある場所へ入る。そこで、ゼロさん達が俺に追いついた。足は全力で動かしながらも、俺は今に至るまで知り得た知識と状況を報告。


 「街のあちこちについている紫色の肉は、ツーさんの体の一部だと思います!どこからでも現れます!」


 「ああ。やはりか。では、走り続けよう!そして、目指すは真実の泉だ!」


 博士もツーさんを力尽くで倒す算段ではないらしく、けがれの元である真実の泉を目的地として定めた。ハシゴのある場所へ差し掛かると、博士は俺の腹部を後ろから抱き、背中のジェットパックから炎を噴射させつつ飛び降りた。ゼロさんは電線らしきものにチェーンをひっかけ、それをすべらせながら下の階層へと降りる。


 「ところで、テルヤ君!クリスタルを貸してくれないか?」

 「……えっ?」

 「……えっ?」


 耳元で博士が何か貸してくれと言った気がするが……それの用意が俺には無い。聞き返した俺に対して、博士は反射的に同じセリフを返している。


 「……ゼロさん!クリスタル持ってますか?」

 「……えっ?」


 下の階へと降り立ち、一同は迷路にでも迷い込んだように沈黙した。もしや……。


 「あの、博士……どんな作戦だったんですか?」


 「……あの後、考えたのだがね。洞窟で見つけたクリスタルが、よごれを吸収する、もしくは消滅させるアイテムなのだろうと推理した」


 「じゃあ、ゼロさんは泉と関係ないんでしょうか?」


 「洞窟の警報がゼロには作動しなかった。つまり、ゼロにはクリスタルの守り人の体が組み込まれていていたのだろう。その洞窟に祭られているクリスタルを壁画の通りに泉へ近づければ、汚れを取り除けると判断した。で、そのクリスタルは?」


 「俺は、お持ちでないですが……」


 前々から博士は、せっかちな人だとは思っていたが、クリスタルのことをすっかり忘れていた俺も人のことを言えたものではない。あまりのお粗末な会話に呆然とし、俺たちは思わず立ち止まって会議モードに入っている。したら、後ろでベチャッと水っぽいものを地面に叩きつけるような音がした。


 「あ……あうあ……あそぼうねぇ。あそぼう?どこで?あそんでよぉ。あそんでよおおおおぉぉぉ!」


 「来た!逃げましょう!」


 ヤバい!ツーさんに追いつかれた!振り返るのも怖すぎるから、今は頭を空にして逃げ出す!ああ、どうしよう!混乱気味な俺に向けて、博士が後ろから質問を投げる。


 「……ああ!ところで、クリスタルは誰が持っているのかな?」

 「……多分、精霊様でしょうか!」


 その答えに都合がついたのか、すかさず博士が質問を重ねる。


 「ルルルは、どこにいるかは解るかね?」

 「眠っていれば、大樹に開いている穴……」

 「ゼロ!このツボに魔法だ!」

 「……なるほど。解りました」


 近くにあったツボを博士が担ぎ上げ、それをゼロさんがはたく。なんだろう……ツボの口から白い光が漏れだした。何事が始まったのか判断しかねている俺に博士はツボを預け、階段が見えている方向とは別の道順を示す。


 「博士、これは……」

 「ああ、ルルルが気づくまで時間稼ぎだ!ゼロ!別の道へ分散しよう!」

 「はい!」


 やっと俺にも目的が伝わった。一つのドアが研究所と街を繋いでいたのと同様、ツボの口と大樹の小部屋を瞬間移動できるよう繋げる作戦なのだ。幸い、精霊様は魔法が使えるし、気づいてくれる可能性はある。俺たちが大樹を出発してから15分くらいだし、まだ樹に残っているはずだ。


 「テルヤ君!攻撃が来るぞ!」

 「……え?おおおっと!」


 ネバッとした液体が背後から飛散してくる。博士の助言で回避はできたが、足を滑らせてツボを割るところだった。そこで、別の道から火の球が飛び込み、それを受けたツーさんが俺たちのいる方とは別の道へと走り出す。


 「ゼロが引きつけてくれている!今のうち、ツボを叩いて応答を求めてほしい!」

 「ええ?それで通じるんですか?」

 「解らん!が、やらないよりは、ずっといい!」 

 「わ……わかりました。せ……せいれいさまー!せいれいさまー!」


 今、俺は化け物じみたツーさんから逃走を図りつつ、小鼓よろしくツボを叩きながら精霊様を呼んでいる。傍目に見たらギャグのような姿だろうが、これに俺は死ぬ気で及んでいる。


 『……入り口が変なのんよ。これ、なんよ?』

 「せいれいさまー!」

 『……あ、勇者の仕業じゃな!こら、勇者!うるさいんよ!』


 俺の願いが通じたのか、ツボの中から精霊様の声が響く。俺は走って叫ぶだけでいっぱいいっぱいなので、詳しいことは博士が話してくれる。


 「ルルルよ!クリスタルをお持ちかな?」

 『クリスタル?え~……ちょっと待ってって』

 『あの時のクリスタル、まだ精霊様が持ってたんすか?』


 精霊様の声に重なって、ミオさんの口調も聞き取れる。二人とも、まだ大樹の中にいるらしい。連絡が取れて一安心ではあるが、追跡しながらもツーさんが肉体を通路に飛び散らせている為、この階に留まっていると逃げ場がなくなる。


 『これ~?』

 「よし!しかと受け取ったぞ!」

 『どんぐりもいる~?』

 「いや、今はいい!」


 ツボの中から精霊様が手を差し出したようで、その手に握られていたクリスタルを博士が受け取る。どんぐりのお誘いはお断りしつつ、博士はクリスタルを俺に見せる。


 「あとはクリスタルを泉へ運ぶだけだ!ゼロ!下へ向かうぞ!」

 「そ……そそ……それは、体をぐるるるうるうううぅぅ!死ね死ね死ね死ねええぇぇ!」


 ツーさんはクリスタルに危機感を抱いているのか、それを見つけて奇声を発している。ゼロさんとは階段口にて合流。俺たちは急いで段差を降り始めたが、そこにツーさんはムチのようなものを振り下ろしてきた!その軌道に沿って、階段がゴッソリと斬り落とされた。


 「おおっと!ゼロ!パス!」

 「待ってええええぇ!待ってよおおおおぉ!」


 とっさにゼロさんは頭上に張られているコードへと掴まり、博士はゼロさんの方へとクリスタルを放る。ツーさんはクリスタルを追って壁へと貼り付き、足の長い虫が壁をはい回る動きでゼロさんを追っていく。一方、足場を崩された俺はツボを抱えたまま、ジェットパックを装備した博士に抱えられて宙を飛行している。


 このままツボを所持していると、ツーさんの肉体による浸食が街の外へと漏れ出す危険性と、逃走に際して重荷になる面で懸念がある。博士がワープホールにツボを選んだのも、すぐに破壊することを想定しての事だろう。ここで、精霊様とミオさんとはおさらばだ!


 「精霊様!穴を閉じますから、手を引っ込めてくださいねー!」

 『急に呼び出して、勝手な人たちなんよ……』

 「閉じますよー?」

 『一体、なんだったのん……』


 こうしている間にも、ツーさんの注意をひいたゼロさんが危険だ。ツーさんの肉体が貼り付いていない場所を見つけ、その壁にツボを投げつけてやる。うまく割れたぜ!ツボから漏れていた光が消えたのを確認すると、すぐに俺はゼロさんの姿を探した。


 「ゼロさんは……」

 「下のコンテナ、あそこだ!」


 博士の声に従い、階段の下を見る。ゼロさんは連なるコンテナの上を駆けながらも、ツーさんの吐き出す黒い液体を身軽にかわしている。それにしても……ゼロさんの腕が妙に光を放っており、とても目立って危険である。さっき見たクリスタルは自発的に光を放ってはいなかったし、あの光はなんだろう。


 「テルヤ君!これはチャンスやもしれない!」

 「といいますと?」

 「あそこが真実の泉だ」


 街の中央は吹き抜けのようになっており、そこを通して下へ目を凝らすと、テラテラと黒く輝く泉が遥か小さく伺えた。


 「私とゼロで、クリスタルを下まで運ぶ。テルヤ君は、泉へ先回りしてほしい」


 ゼロさんなら滑空くらいはお手の物だろうが、変幻自在のツーさんに追われていては飛んでショートカットも難しい。でも、博士なら空中を自由に移動できる。つまり、この二人なら素早く泉の近くへクリスタルを運べる。


 「……そうか!解りました!クリスタルは、お任せします!」


 博士の立てた作戦を理解すると、俺は近くの通路で博士と別れた。ツーさんは瞬間的に居場所を変えることはできるし、肉体を遠くから動かすことはできる。でも、さっき俺たちとゼロさんを同時には追ってこなかった。つまり、意識は一つしかないのだ。とすれば、今なら安全にエレベータを使える!


 「ゼロ!クリスタルを投げなさい!」

 「博士!」

 「それはああぁああぁぁ!それはそれそれそれをあああああああぁぁぁ!」

 「こちらだ!ツー!」


 エレベータの入り口にあるスイッチを押すと、上から下へ伸びているワイヤーは下方向へ運転を始めた。中に入ってしまうと視界は悪くなるが、脱出口を通り過ぎる際に見える景色から予測して、真実の泉がある階でエレベータから脱出する。よし!無事に到着した!


 今、クリスタルはゼロさんが持っているらしく、2階分くらい上あたりに輝きが確認できる。俺はクリスタルを要求すべく、声量を限界まで高めて叫ぶ。


 「こっちです!ゼロさーん!」

 「……ッ!」


 ゼロさんは俺の声に気づいてくれたようで、彼女のいる場所から小さなものが投げられ、それは街の吹き抜けをくぐって真っ直ぐに飛んできた。俺は破れた上着を手に巻き、グローブ代わりにしてキャッチを目指す。


 「……よしっ!ゲット!」


 我ながら驚くほどの正確さでクリスタルを掴み取り、すぐさま泉へとダッシュ。遠くから、ツーさんの雄たけびが聞こえる。これでタッチダウンにしてやる!俺はクリスタルを拳に入れ、よごれた真実の泉へと殴り込むように押し込んだ!


 「……」


 ……。


 「……あれ?」


 ……何も、起きない。ただただ、気持ち悪いグチュグチュとした感触が右手から伝わってくる。泉へクリスタルを入れる作戦ではあったが、その後の事までは考えていなかった為、俺は頭の中が真っ白になってしまった。


 「にぎいいいいいいいぃぃぃぃ!」

 「……わっ。おわっ!」


 泉の淵より長い腕が幾つも生え伸び、それが俺の体を高く放り投げられた。『やられた!』と思いつつ冷や汗を流すも、もがきながら宙を舞う事しかできない。その中で、なんとか体を反転させて下側を見る。巨大な口が下から接近し、俺を喰らいにくるのが見えた!


 「あ……わ……うああああああああぁぁぁ!」

 「……勇者!」


 恐怖のあまり、目をつむってしまった。すると、腕で弾き出すようにして、何かが俺の体をはらい飛ばした。それによって、俺は無関係な方向へと投げ出される。


 「……ッ!」


 空中に放り出されながら、俺は苦しくも目を開いた。ガクン、グクンという飲み込む音が聞こえる。俺は、ツーさんの内部へ取り込まれた、ゼロさんの姿を垣間見た。


 第25話へ続く 

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