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西遊記龍華伝  作者: 小桃
47/51

水上戦線 弍

屋敷地下ー


沙悟浄ー


ピタ…。


ピタ…、ピタ…。


地下は洞窟になっている為、冷んやりとした空気が肌を冷たくさせる。


「あ、頭!!お疲れ様です!!」


地下に降りると、見張り番の妖達が数名いた。


「様子はどうだ」


「はい。陽春姐さんから聞いた人物はまだ見つかっていません。」


「引き続き警戒は怠るなよ」


「「「分かりました!!!」」」


どこかに隠れてるんだろうな…。


コイツ等とは引き合わせたくねーな…。


俺を入れて人数は八人…か、数で勝てる相手じゃない。


俺でも勝てるかどうか分からない。


そんな相手を目にするのは初めてだ。


「頭、俺達こっちをー」


ボトッ。 


ビシャッ。


目の前で何が起こったのか分からなかった。


顔に何か飛んで来た?


ゴロッ。


足元に何かが当たる感触がした。


"見るな"


俺の頭にその言葉が過った。


だが、俺は恐る恐る足元に視線を向けた。


足元にはさっきまで生きていた奴の頭が転がっていた。


顔に付いていたのは噴き出した血だろう。


「うわぁあぁぁぁ!?」


「な、何でコイツの頭が転がってんだよ!?」


「誰だ!?誰だよ!?」


周りは、困惑と恐怖に染められてしまった。


訳も分からず武器を振り回している奴もいれば、どこかに逃げ出そうとする奴も現れる。


「うわぁあぁぁぁぁぁ!!」


「落ち着けお前等!!バラバラになったら、相手の思う壺だろうが!!」


「見つけた」


スッ。


謎の声と気配を察した俺は「伏せろ!!」と叫び、近くにいた奴の服を引っ張り伏せさせた。


シャシャシャシャシャシャッ!!!


「「「えっ??」」」


ボトボトボトボト…。


目の前で何人かバラバラに刻まれ、肉片が地面に落ちた。


「うっ、うぇぇぇぇっ!!!」


バラバラになった肉片を見て、吐き出す者も何人かいた。


「か、頭…っ」


「どうなってるんですか?!俺達、このままだと死んじまいますよ!?」


この状況は…、かなりヤバイ。


混乱した状態は判断が鈍りやすくなる。


「うわぁぁあぁあ!!」


「おいっ!?勝手に動くな!!」


俺の言葉を聞かずに、魚の頭をした妖が走り出した。


シュンッ!!


俺の頭の上を何かが通り、上を見上げてると、太刀が見えた。


「避けろ!!」


「えっ?」


グシャ!!


俺の言葉が届く前に、太刀が魚の頭を貫いた。


太刀の上に頭だけ乗っていた。


「あ、ぁぁぁ、か、頭」


口をパクパクさせながら、俺の名前を呼んでいた。


カツカツカツ…。


誰かが歩いて来る足音が聞こえて来た。


ゾクッ!!


背中に寒気が走り、冷や汗が額から流れ出る感触が、嫌って程に伝わって来る。


「誰かいたみたい」


「え、居たから斬ったんじゃないんですか?」


「気配を感じたから斬った。ほら、魚が乗ってる」


目の前に現れた鏡花水月で見た、フードを被った二人組だった。


女の方は怠そうに刀の上に、乗った魚の頭を地面に投げ捨てた。


ボトッ。


俺の仲間を殺しておいて、ゴミみたいに捨てやがって…。


俺は鏡花水月を構え、目を閉じた。



***


沙悟浄の周りに青いオーラが漂い始めた。


「か、頭…?」


「本気の頭にアイツ等が勝てるはずがねぇ!!」


「頭!!やっちゃってください!!」


沙悟浄を見た下っ端妖怪達は騒ぎ始めた。


「哪吒太子。アイツ、何かするみたいです」


「あぁ、お前は少し下がってろ」


「御意」


哪吒の言葉を聞いた石は、哪吒の二歩後ろに下がった。


ガチャンッ。


哪吒もまた、太刀を構え直した。


どちらが先に動くのか、周りは瞬きを忘れてしまう程に二人に見入っている。


スッ。


先に剣を動かしたのは、沙悟浄だった。


沙悟浄はゆっくりと剣を動かすと、沙悟浄の姿が消えた。


沙悟浄の剣、鏡花水月の能力の一つ。



*鏡花水月とは、鏡に映った美しい花と水に映った美しい月の意。

それらは、目に見えても見えるだけで、実際に手に取る事ができない事から言う。

水月鏡花スイゲツキョウカ」とも言い、「鏡花水月方」は、その物事をあからさまに説明しないで、しかもその物事の姿をありありと読者に思い浮かばせる表現方法 *


沙悟浄の姿が煙のようにユラユラと現れた。


哪吒は現れた沙悟浄を斬ったのだが、スルリと刀から擦り抜ける。


シュッ!!


「哪吒!!」


石は哪吒の頬を見て驚ろき、思わず声が出てしまっていた。


哪吒の頬から赤い血が流れた。


今の一瞬ので哪吒の頬が斬られたのだった。


だが、哪吒の頬の傷はすぐに治り始めた。


沙悟浄の姿が何人か現れ、哪吒に向かって剣を振り下ろした。


「目眩しの術か何かか、面倒だな」


ガンッ!!!


哪吒はそう言って、太刀で少し指を切り地面に突き刺し、指を素早く動かし始める。


パンッ!!!


両手を合わせた哪吒は口を開けた。


「ジャクウン、バンコク」


太刀から光が放たれ、その光は細くなって大きな蜘蛛の巣の形になり、至る所に張り付いた。


哪吒が使った技は、陰陽師が使う拘束術だった。


毘沙門天が作った太陽神聖は、哪吒を含め六人が陰陽術を使える。


沙悟浄はまだ、陰陽師の存在や、陰陽師との闘い方を知らずにいた。


哪吒の指に細い光の糸が絡まり、哪吒は何かを探すように指を動かしていた。


ガシッ。


大きく光の蜘蛛の巣が揺らいだ。


「捕まえた」


グイッ。


哪吒がそう言うと、光の蜘蛛の巣に引っ掛かった沙悟浄の姿が見える。


「「「頭!?」」」


だが、絡まったのは沙悟浄では、なく大きな岩だった。


「あれ?石だったか。本体は…」


そう言って、哪吒は指で銃の形を作った。


哪吒の頭上から現れた沙悟浄は、水を纏った鏡花水月を振り下ろそうとした。


哪吒は平然とした表情で、指で作った銃を沙悟浄に向ける。


「ソバニソバ、バサラ、ウンハッタ」


「っ!?」


哪吒がそう言うと、沙悟浄の体が吹き飛ばされた。


ドゴーンッ!!!


沙悟浄は近くにあった岩まで吹き飛ばされた。


「「「頭!?」」」


周りにいた妖達は騒ついた。


何故なら哪吒が使う技は誰も見た事がない術ばかりで、哪吒が今、使ったのは妖怪を吹き飛ばす術であ

った。


ビュンッ!!


沙悟浄は素早く立ち上がり哪吒に向かって、剣を振り下ろした時。


キィィィン!!!


「全く、哪吒。遊び過ぎです」


「横から割り込んで来んなよな」


沙悟浄の攻撃を止めたのは石だった。


石の手には真っ黒な刀が握られていて、その刀からも禍々しい雰囲気が出ていた。


沙悟浄の攻撃を止めながら石は口を開いた。


***


沙悟浄ー


コイツの刀、硬過ぎ!!


それよりも、あの女の攻撃は何なんだ?


女の奇妙な技で何度も俺の術を破られそうになった。


それに、女から全く隙を感じない。


女は真顔のまま、男の言葉に答えていた。


「遊んだつもりは全くないけど」


「コイツの相手は僕がします」


「え、相手したかったのか石」


「貴方の頬を傷付けた報いをして貰わないと」


キンッ!!


男はそう言って俺の剣を弾いた。


ザッ!!



俺はすぐに体勢を整え剣を構えた。


「頭!!俺達は女をやります!!」

 

「行くぞ、お前等!!」


「待て!!」


俺の言葉を聞かずに仲間達が女に向かって行った。


「妖刀"寧々霧丸ネネキリマル"」


男の刀から黒いオーラが浮き上がり、流れるように刀が振われた。


男は俺の仲間達の間をすり抜けて行った。


アイツが使った技…は。


俺の鏡花水月の技!?


ブシャッ、ブシャブシャ!!!


「うがぁぁあ!!」


「ぎゃぁぁぁぁ!!」


俺の前で血飛沫が飛び散った。


「何で、僕が貴方の術を使えるのかと、思ってる顔してますね」


「っ?!」


「それは、貴方の術を真似したからですよ」


「真似した…って、そんな事、出来るはずがないだろ?」


俺がそう言うと、男はフッと笑った。


「でも、弱いんですね貴方。お仲間がこんな風になってるのに…」


グサッ。


男はそう言って、近くに居た妖の背中に刀を突き刺す。


「ギャアアアアア!!!」


「やめろ!!」


俺は鏡花水月の技を使い、男の背後に移動し剣を振り下ろした。


「ジャクウン、バンコク」


ガシッ!!


俺の体が光の蜘蛛の巣に絡まった。


男が出した技は、さっき女が出した技だった。


ギュュゥ…。


光の蜘蛛の巣が俺の体に食い込んで、動けば動く程、蜘蛛の巣が絡み付いて解けない。


男は容赦なく俺の体を刻んだ。


グシャ!!


「ガハッ!!」


シュシュシュシュッ!!


ポタッ…。


ポタッ、ポタッ、ポタッ…。


地面には、俺の体から流れた血で、真っ赤に染まっていた。


「これだけやってもまだ、死なないか。早く死んで下さいよ」


「はっ、はぁ…。だ、誰がお前なんかに、殺されるか」


スッ。


男は刀を俺の口元に向けて来た。


「減らず口を叩くな。お前はもう死ぬ運命なんだよ。最後に何か言いたい事はありますか」


「ハハハハ!!」


「何を笑ってるんですか?笑う所なんか、一つもありませんけど」


確かに、こんな状況で笑ってる俺はおかしいかもしれねぇ。


今の俺は最高にカッコ悪い。


変な術の所為で手も足も出ねぇ。


身体中痛いし、傷は治らないし、どうしたら良いのかも分からねぇ。


だけど、俺の中にあるプライドだけが許してくれねーんだよ。


「俺がお前に負けたまま、死ぬなんて絶対ねーよ」


「そうですか、じゃあ。 」


男は刀を振り上げ「死んで下さい」と言って、刀を振り下ろして来た。


ビュンッ!!


カッコ悪りぃ…、死に方だな。


そう思った俺は、ゆっくりと瞼を閉じた。




パァァァァン!!


キンッ!!


「ボサッとしてんじゃねーぞ、捲簾!!!」


聞いた事のある声がした。


目を開けると俺の目の前にいたのは、ピンク色の髪をした男と茶髪の男が立っていた。


「「頭!!」」


陽春と緑来の声もした。


ズキンズキンッ!!


頭に激痛が走った。


「何なんですか貴方達は。」


「あ?俺はコイツの相棒だ。五百年も前からなっ!!」


ブチブチブチブチ!!


ピンク色の髪をした男が、光の蜘蛛の巣を手で破いた。


「素手で僕の術を解いた…だと?!」


さっきまで、余裕な顔をしていた男も、動揺を隠せないでいた。


体の自由を取り戻した俺は、無事に地面に着地が出来た。


頭痛が治らない頭を押さえていると陽春と緑来が近寄って来た。


「頭!!大丈夫か?!」


「お前等、何であの二人がここにいるんだよ。」


あの二人は、鏡花水月に映っていた二人だった。


赤茶色の髪をした男だけはいないようだが…。


「ご、ごめんなさい…。で、でも頭が危ない状態なのが影を通して分かったの。そ、そしたらこの男が…」

 

陽春はそう言って、ピンク髪の男を指差した。


ピンク髪の男は俺に近付いて来て、デコピンをしてた。


パチンッ!!


額に痛みが走った。


「痛ってぇ…な!?何すんだいきなり!!」


「コイツ等の事を責めんじゃねーぞ。俺等が勝手に

ここに連れて来て貰ったんだよ」


そう言って、ピンク髪はここに来るまでの事を話し出した。


***


少し前の事ー


 

猪八戒ー


大きな揺れに耐えた俺と黒風、敵の二人は屋上に残ったままだった。


悟空の姿だけは見当たらなく、もしかしたらこの城

の中に入ったのかもしれないと思った。


「何なのよ…、この揺れは」


女は苛々しながら、言葉を放った。


「おい、大丈夫か黒風」


「は、はい…。なんとか。それよりも悟空さんの姿がありません!!」


黒風は周りを見ながらあたふたし始めた。


「悟空は城の中に入ったと思う。だから、今の所は心配する必要はねーと思う」


「そ、それなら大丈夫そう…ですね?」


「嘘でしょっ!?」


「は?」


突然、女が大きな声を出すから、思わず反応してしまった。


「どうしたんだよ、陽春」


「か、頭が危ない!!」


「なっ?!か、頭が?」


黒い鏡を取り出した女が慌ていた。


コイツ等の頭が危ない状態なのか…。


俺等はさっさと、悟空と三蔵を回収しに行っても良さそうだな。


「ど、どうしよう…。このままじゃ…、仲間も頭も死んじゃうかも…」


「大丈夫だよ、陽春。俺達の頭が負けるはずはないだろ?」


「で、でも!!」


こんなに慌ててるなんてよっぽど、悪い状態なんだろうな。


「はぁ…」


「猪八戒さん?どうしたんですか…?」


「悪い黒風」


「へ?」


「首突っ込むわ」


俺はそう言って、あの二人に近寄った。


黒風は慌てて、俺の後を追い掛けて来た。


「な、何なのよ!!こっちに来ないでよね!?」


「ちょっとその鏡、見せて」


「はぁ!?」


「お前等がそんなに慌てるくらいの状態なのか、見たいと思って」


俺の言葉を聞いた二人は、ポカーンッとしていた。


その隙に女から鏡を回収し、鏡に映っている映像に目を通した。


「あ!!返しなさいよ!!」


「なっ!?」


俺は映像に映っている男に目を奪われた。


「な、何?」


俺の反応を見た女は不思議そうな顔をした。


「どうしたんですか?!猪八戒さん?」


「け…」


「け?」


「捲簾が映ってる…」


「え、えぇぇぇぇぇぇ!?猪八戒さんが探している人ですよね!?」


捲簾がコイツ等の頭?


「頭はそんな名前じゃないわよ?沙悟浄って名前だし…。あのガキも捲簾?って言ってたし」


「沙悟浄…?」


捲簾が沙悟浄?


別人だって事なのか…?


「別人じゃないのかな?君の探してる?人とは…」


「それは絶対にない」


俺は男の言葉に否定した。


「俺がアイツを見間違える筈はねーよ」


「な、何で?顔が一緒なだけでしょ?」


「俺は捲簾の背中を何十年も側で守ってたんだ。捲簾と数え切れない程の戦場に一緒に出てたんだ」


俺の言葉を聞いた二人は顔を合わせた。


「俺の名前は緑来だ、それでこっちが陽春。アンタに頼みがある」


そう言って、緑来は俺に向かって頭を下げて来た。


「敵の俺等が頼むなんておかしな事だって分かってる。頼む、頭を助けて欲しい」


「お願い!!あたし達には頭しかいないの!!頭の知り合いなんだよね…?あたし達の知らない頭を知ってる人なんでしょ?」


コイツ等が俺に頭を下げてたのは、かなりの覚悟があっての事だろう。


ましてや、敵対していた相手に頭を下げてるんだ。


二人はプライドを捨てまで捲簾を助けたいんだと伝わって来た。


「猪八戒さん」


「分かってるよ黒風。二人共、頭を上げてくれ。」


俺がそう言うと、緑来と陽春が頭を上げた。


「捲簾の所に案内してくれ。今すぐに」


「ありがとう、本当にありがとう!!緑来!!」


「分かった」


緑来は姿を煙に変え、俺達と城を包んだ。


煙の状態で俺達を抱き上げ屋上から飛び降りた。


煙の状態での移動は凄い速さで、あっという間に城門に辿り着いた。


緑来は元の姿に戻り城門を開け、急いで地下に繋が

る階段に向かった。


ダダダダダダダッ!!


俺達は急いで階段を降りると光の蜘蛛の巣に絡まっている血だらけの捲簾が見えた。


何やってんだよ捲簾の野郎!!


「ボサッとしてんじゃねーぞ、捲簾!!!」


そう叫んだ。


***


沙悟浄ー



「陽春、緑来。お前等がコイツを連れて来たのか」


「ご、ごめんなさい!!勝手な事して」


「しょうがねーな」


ピンク髪はそう言って.、俺の前に立った。


「お前の尻拭いはいつも、俺の担当だったよな捲簾。覚えてるか?俺がお前の尻拭いをした後は…」


カチャッ。


ズキンズキンッ!!


頭に激痛とある映像が流れた。



どこかの戦場?


沢山の妖達に囲まれていて、俺の後ろには…。


「ったく、どうしてお前といるとこうなるかなー」


「刺激があって良いだろ?」

 

「刺激があり過ぎる…」


「ハハハハ!!」


「はぁ…。美味い酒、奢れよな」


「了解」



俺とお前は、前にも会った事がある?


俺は…。


お前を、お前の事を忘れては駄目なんじゃないのか?


あのガキの事も。


俺は思い出さないといけない事がある。


「美味い酒、奢れよな!!」


そう言って、ピンク髪は弾き金を引いた。


パァァァァン!!


ズキンズキンッ!!


あの記憶の…。


あの言葉は…。


俺の後ろにいたのは…。


「天蓬…?」


俺は勝手に口からこの言葉が出てしまった。


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