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90.会話 殺人急行の話

本日もこんばんは。

いつもよりちょっとだけ長めのSSになります。名前は物騒ですが平和なので安心してお読みください。例のごとく、天目は全年齢の味方です。

ところどころ、知っていると「あれかな?」と思う部分があるかと思います。ふふっとなってくれたらうれしいです。

「こんなに便利なものがあったなんて……。どうして今まで使わなかったんですか」

「殺人事件が起こるからですよ」

「なんて?」

「知っていますか、勇者さん。列車というものは古くから事件の場として選ばれやすく、またそのほとんどが凄惨な事件ばかり……。ぼくはこわくてこわくて」

「魔王のくせに殺人事件がこわいとか」

「いつ勇者さんがターゲットにされるか」

「私の心配ですか。だいじょうぶですよ、殺される前に殺しますから」

「勇者にあるまじき発言ですが、心強いです」

「ていうか、列車の中で起こる事件ってなんですか。大人しく揺られていればいいものを。暇すぎて殺意が抑えられないんですかね?」

「列車というものは駅に停車するまでノンストップで進む箱庭です。このスピードでは飛び降りれば人間は死にますからね。つまり、クローズドというわけです」

「ふうん?」

「興味ないけど狭い客室では特にすることもないので一応聞いてやろうという顔ですね」

「その通りです。続きをどうぞ」

「殺人事件が起きても逃げ場はなく、乗客乗員は駅に着くまで殺人犯と一緒という緊迫した状況に陥ります。狙われているとわかってもどうすることもできない焦りと苛立ち、次々と殺されていく被害者たち。どうです? ハラハラするでしょう?」

「楽しそうにしゃべりますね。もしや、それを期待して乗ったんですか?」

「誤解ですよう。単純に行きたい方面に列車があったからと、昨日読んだ小説が大変面白かったのと、一昨日観た映画が大変面白かったからですよ」

「大変面白かったことしかわかりませんでしたが、よかったですね」

「ともあれ、実際に狙われたら洒落になりません。ですが、そんな状況は二次元だからこそ。安心して列車の旅をお楽しみくださいね」

「ありがとうございます。楽しげな魔王さんにひとつ、いいこと教えてあげますよ」

「なんでしょう?」

「この作品も二次元です」

「ハッ! つまり、つまりどういうことですか?」

「さきほど、ドアにこんなものを見つけました。手紙のようです」

「手紙のようです、じゃないですよ。これ、脅迫状って書いてありますよ。なんでほっといたんですか」

「だって読めないし」

「それならはやく教えてください! まったく一体誰がこんなものを……。いや、まだ勇者さん宛だと決まったわけではありません。間違えた可能性や、無差別の可能性もあります。どれどれ内容は……」

〈拝啓 勇者様

このたびはあなたをターゲットに選ばせていただき、誠にありがとうございます。え? そんなことしていない? そうでしょうね。こちらで勝手に選びました。てへぺろ。つきましては、列車が終着駅に着くまでの間にあなたを殺しに参ります。せいぜい美しい景色と余生を楽しんでお待ちください。今から二十時間後の終着駅で、あなたは死体となって発見されるでしょう。だって終着だから。なんつって〉

「くそみたいな内容ですね」

「お口が悪いですがぼくも賛成です。なんですか、これ? ふざけてます? ぼくの勇者さんを殺そうだなんて五千年はやいんですよ。いえ、未来永劫はやいですよ」

「魔王さんのセリフにツッコミを入れる前に、この手紙を書いた人はどうして私が勇者だと知っているのでしょうか? 列車のチケットは魔王さんが用意しましたし、乗車時もフードで顔を隠していました。会話の時に『勇者さん』と呼ばれましたが、周囲がざわざわと人も多かったので誰かに聞かれた可能性も低いかと。客室に来てからは、まだ一度も出ていませんから、私のことを勇者だと知る機会はほぼなかったはずです。にもかかわらず、手紙の主は私を勇者だと確信した口ぶり。そして、なぜか殺意を抱いておられる」

「脅迫状まで送ってくるくらいですからね。危険人物に違いありません」

「いたずらだとしても少々たちが悪いです。私にはぶん殴るくらいの権利はあるでしょう。それに、たとえここが二次元で、舞台が調えられたとしても大人しく殺される理由はありません。返り討ちにしてやろうじゃないですか」

「にしても、勇者さんに恨みがある人なんているんですかね?」

「一番恨んだ方がいいのは魔王さんなんですけどね。ともあれ、魔族魔物の皆様方は『勇者』という存在を恨むのも道理です。人間は思い当たる節が特にないので何とも言えません。逆恨みならいくらでもできますし。殺人に理由がほしいわけでもありませんから」

「勇者さんは、理由もなしに殺されてもいいということですか?」

「あいにく、どうでもいいのでね。とはいっても、私の優雅な列車の旅を邪魔しようとする輩には鉄槌を下しますよ。さあて、一体どこの子猫ちゃんでしょうか。おいでませ、殺人犯(予定)……。ふふふふふ……」

「命を狙われているというのに、なぜか楽しそうですね? 勇者さんが楽しいのならぼくも楽しいです。おーるおっけーです」

「景色を見ながら待つのもいいですが、列車に乗るのは初めてなので車内を見に行こうかと思います」

「観光中に狙われるかもしれません。ぼくもご一緒しますよ」

「一応、脅迫状も持っていきましょう。さてさて、いざ探検としゃれこみましょうか」

「このエリアはお土産物やらなんやらで賑わっていますね。こどもたちが多いので、殺人犯(予定)はいなさそうです」

「こどものいる大人だろうが、おもちゃで遊ぶこどもだろうが、人を殺すことはできますよ。人は見かけによらないんです」

「こわいことを言いますね……。たとえば、あのぬいぐるみを買い与えるお父さんとか」

「殺るでしょうね」

「赤ちゃんをあやすお母さんとか」

「もちろんです」

「三方向に伸びる巻笛を吹いているあの人も?」

「あれはバカっぽいので除外です」

「両手にペーパーヨーヨーを装備してまるで阿修羅観音ですよ」

「ほっとけほっとけ。次に行きましょう。ここは食堂のようですね。まだ時間ではないようです。ご飯が楽しみだなぁ」

「食事は客室番号によってあらかじめ席が決められているシステムです。ピンポイントで狙うには格好の空間ですね」

「毒でも入れてきたら私が殺してやります」

「だめですからね。あくまでも捕まえるんですよ」

「そしてここは、展望ラウンジですね。広々とした空間で景色を一望でき――人が多いな……。これでは景色が見えやしませんよ。息が詰まりそうです」

「この列車のナンバーワン人気スポットだそうですよ。展望ラウンジからの景色を見るために列車に乗る人も多いのだそうです。万が一、何かが飛来してもだいじょうぶなように、強度のあるガラス張りでできているみたいですね。ハッ! となると、入り口をふさがれたら逃げ場がありません」

「たしかに。入り口をふさいで毒ガスでもばらまけば、被害を拡大させることなくターゲットだけ殺せますね。わざわざ近接勝負をしなくても、閉じ込めてしまえば勝ち確の殺害方法です。きれいな景色を見ながらあの世往きってわけです」

「平然と言わないでくださいよう」

「とはいっても、これだけ人がいれば無差別殺人になりかねません。舞台はよくても、そう思い通りにはならないでしょう」

「二十四時間オープンしているらしく、いつでも人がいると聞きましたよ」

「ならば、ここでの殺人はほぼ不可能でしょう。運よくターゲット以外いない、なんて状況にでもならない限り」

「そ、そうですね」

「もし、運よくその状況になったとして、私は毒耐性のギフトはもらっていないので確実に死にますね。まあいいや。一通り見ましたし、帰りましょうか」

「よくないですぅ……。客室に鍵をかけて閉じこもっているのが一番安全ですよ。ご飯は客室に変更できるみたいですし、終着駅までお部屋にいましょうよ」

「いやですよ。わけのわからない殺人犯(予定)のために、どうして私の行動を制限しなければいけないのです。せっかく列車に乗っているのに、台無しですよ」

「ですが、殺されるかもしれないんですよ?」

「そう簡単に死にませんよ、私は」

「えうぅ~……。勇者さんがカッコよく見えますぅ……」

「失礼ですね。私はいつだってかっこいいです」

「それには若干の否定をさせていただきたく……おや? 部屋の付近が騒がしいですね」

「殺人事件でしょうか?」

「勇者さんは死んでいませんよ?」

「ですから、私以外の誰かさんですよ。……参りましたね。人間たちが通路にうじゃうじゃと。私たちの部屋はあの向こうだというのに」

「体を屈めてすり抜けるしかなさそうですね。失礼しまーす――え? 今の聞こえました?」

「『脅迫状が届いた』って言いましたね。しかも『勇者宛』の」

「おや……? おっとと、他の部屋からもぞくぞくと人が出てきて……あわわわ大変ですぅ~……。勇者さん、生きてますかー?」

「人間どもがわらわらと……。消え去れ滅べどっか行け……」

「呪詛を吐いてる……。勇者さん、彼らの手にも手紙がありますよ。チラッと見えた限り、同様に脅迫状と書かれているようです」

「まさか、あれも『勇者宛』? 一体どういうことです」

「勇者さんに宛てられた脅迫状が、他の乗客にも届けられた様子ですね」

「ははーん、なるほど。わかりましたよ、魔王さん」

「何がですか――って、わあっ! どこに行くんですか?」

「殺人犯(予定)のところですよ」

「誰かわかったんですか⁉」

「誰、というより、行ったところにいる人物が犯人です。つまり、行けばわかります」

「まだ殺人事件は起きていませんが、まるで探偵さんのようですよ、勇者さん!」

「探偵と呼ばれるまでの話ではありませんよ。さっきの脅迫状騒動で誰でもわかります」

「ど、どういうことですか?」

「魔王さんはいま、『勇者さんに宛てられた脅迫状が、他の乗客にも届けられた』と言いましたね」

「言いました」

「それは確かに正しいのでしょう。けれど、ちょっとだけ違います」

「というと?」

「おそらくは、『すべての乗客に〈勇者宛〉の脅迫状が届けられた』が正しいのですよ」

「はえ……?」

「勇者というものは世界でひとりだけ――つまり私です――が、そうそう同じ列車に乗っている存在ではないでしょう。誰かを殺す気のない犯人が脅迫状を書こうとした時に、ほぼすべての人に当てはまらないようにするために最も適したのが〈勇者〉というわけです」

「つまり犯人は、勇者さんに殺意を抱いているわけではないんですか?」

「おそらくは、そうだと思います」

「では、犯人はなぜ脅迫状なんかを出したんですか。それも、あんなにたくさん」

「それも簡単なことですよ。さっき魔王さんもおっしゃっていたじゃないですか。客室に鍵をかけて閉じこもっているのが一番安全だ。終着駅まで部屋にいようって」

「へ……? つまりどゆことですか?」

「命を狙われるかもしれないと思えば、誰だって部屋に閉じこもるでしょう。そうしたら、列車はまるでもぬけの殻。開店しているかは別として、お土産物はじっくり時間をかけて見定められるし、廊下も悠々自適に歩けます。いつも混んでいる場所も貸し切りでしょうね」

「混んでいる場所……。貸し切り……。えっ、まさか」

「もしかしたら、そのまさかかもしれませんよ。はい、到着。展望ラウンジです」

「ここに犯人が……あーーー! 勇者さん、あそこに誰かがい……るんですけど、警備員に取り押さえられていません?」

「取り押さえられていますね、どう見ても」

「えーっと、どういうことですか?」

「ここに来る途中、どさくさに紛れて通報しておいたんです。脅迫状をばらまいているやばいやつがいるのでとっ捕まえてくださいって」

「い、いつの間に……。というか、それだとあの人が犯人だという証拠がないように思うのですが」

「さっき展望ラウンジから帰ってくる時に、私の脅迫状を落としておいたんです」

「い、いつの間に……。ですが、一通だけでは『自分に宛てられた物だ』と言い訳できちゃいますよ」

「脅迫状が届けられたのに、通報もせずに優雅にラウンジに来るバカがいますか?」

「えと……あの……それはブーメランでは……」

「私は返り討ちにする自信がありますから。普通なら、ノーマルピーポーは部屋に閉じこもるはずです」

「わらわらと廊下に出てきていましたが」

「あれは一時的なものでしょう。どのみち騒ぎが大きくなれば、列車の運営から安全が確保できるまで部屋にいるよう指示が出たはずです。誰にも当てはまらない脅迫状だとしても、脅迫状であることは確かですからね」

「なるほど。ですが、騒ぎはまだ序盤です。今ここにいるなら、客室エリアの騒ぎを知らないからラウンジにいるんだと言い張れますよ」

「まあ、そこは賭けにでたと言いますか。犯人はきっと準備して今日を迎えたはずです。あの脅迫状、コピーじゃなくて手書きでしたし、目的がラウンジの独り占めならたいした犯罪でもありません。誰かを傷つけたわけではありませんからね。あの人間、悪いことをやり慣れていないんですよ」

「まるで勇者さんがやり慣れている口ぶりですが」

「普通に生活している人が、いざ犯罪を犯そうとして入念に準備したとしても、どこかでぼろが出るはずです。だから、持っているんじゃないかなぁと」

「何をです?」

「予備の脅迫状」

「あっ、警備員さんが犯人さんの鞄から手紙を……うわぁ、いっぱい出てきた! あれ、みなさんに宛てられた脅迫状と同じものですよ」

「賭けが当たりましたね。これで言い訳はできなくなりました」

「お、犯人さんも抵抗を諦めたようです。あ、こっちに来ます。隅に避けていましょう」

「……私を狙うだなんて、ずいぶん手応えのあるやつが来たと思ったんですけどね。意味のわからない事件に巻き込まれただけでしたよ」

「……ですが、ほんとうに勇者さんの命を狙っているのではなくて安心しました。他の人々にも脅迫状が届いただけのようですし、犯人さんも捕まって一件落着ですね」

「はー、お腹すいた。食事の時間まで展望ラウンジで景色を楽しむとしましょうか。犯人さんのおかげで貸し切りですし」

「それにしても、勇者さんの推理すごかったです。探偵さんになれますよ!」

「推理だなんて言えるものじゃありませんよ。本物の探偵に怒られます」

「ぼくは勇者さんのお話を聞くまでなんにもわかりませんでした」

「いいじゃないですか。ミステリ小説をぞんぶんに楽しめるタイプだってことですよ」

「えへへ~。ところで勇者さん、なにやら下の階が騒がしいですよ」

「脅迫状騒動が広がってきたんじゃないんですか? 放っておいていいですよ」

「そうですかねぇ……。あ、何か叫んでいますね。なになに――『殺人事件』?」

「おかしいですね。私はぴんぴんしているのですが」

「客室で十二箇所もの刺し傷がある死体が発見されたようです。えげつないですねぇ」

「でもまあ、犯人は私たち以外の誰かですよ。捜査とか推理とかはプロにお任せして、私たちはのんびりしましょう」

「平和が脅かされた状況ですが、勇者としては、こういう時どうするんですか?」

「勇者を便利なものだと思わないでくださいね。その道のプロに任せるのが一番です」

「さっきの探偵勇者さん、もう一度見たいなぁ……なんて」

「あれはただの憶測です。たまたま合っていただけですよ」

「探偵さんの衣装も着てほしかったり……」

「そういうのは今度にしてください。平和が脅かされた状況なんでしょう」

「名探偵勇者、登場! みたいな?」

「あの脅迫状の意味合いが変わってしまうのでやめてください。更なる混乱を招きます」

「残念です」

「それにしても、まさかほんとうに殺人事件が起きるとは。さすが二次元ですね。魔王さんがフラグを立てたからじゃないですか?」

「え、ぼく何かしましたっけ?」

「小説を読んだとかなんとかって。映画でしたっけ」

「両方です。ですが、同じ展開になっているわけではありませんよ? 小説でも殺人事件は起きますが、まず雪で立ち往生してから物語は動き出しますからね。映画はミステリでもなんでもなく、鬼が――わあっ⁉」

「うっ……。なんですか、急に」

「列車が急停止したようです。だいじょうぶですか? おケガは?」

「ありません。一体どうしたのでしょう。あ、社内アナウンスが……。立ち往生?」

「え、えええ~……。どうして急に……。原因は……車体トラブル?」

「直るまでしばらく時間がかかるみたいですね。やれやれ、ツイていませんね」

「ちょうど厳しい山岳地帯に入ったところですし、降りて進むのは危ないですもんね……。大人しく直るのを待つのがよいかと」

「……これ、クローズドですね。雪は降っていませんけど、山岳地帯で誰も降りられる状況ではありませんし、列車は立ち往生。応援を呼んでも来るまでかなり時間がかかるでしょうし――」

「あれ? ここ、電波ありませんね」

「……これだけお膳立てされたら、殺意を抱いた誰かさんは行動するしかありませんね。まあ、もうすでに殺っちゃったみたいですけど」

「まるでぼくが読んだ小説のようですよ」

「現実は小説より奇なり、と言いますよ。映画とも同じ展開になったりして」

「それはだいじょうぶかと。あちらは鬼が出てくるものでしたから」

「この世界、鬼いますよね」

「い、いますね……」

「列車はどうなったんですか?」

「だ、脱線してました……」

「フルボッコじゃないですか」

お読みいただきありがとうございました。

あれとかあれとかを盛り込んであります。

何を書いているのかわからなくなりましたが、楽しく書きました。


勇者「ちなみに、犯人は誰なんですか?」

魔王「ミステリ小説のネタバレなんて本気で言ってます?」

勇者「だって読めませんし」

魔王「立ち往生している間、文字の練習をしましょう。そして結末をご自分で楽しんでください!」

勇者「仮にも殺人事件が起きているのに、これでいいのでしょうかねぇ」

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