表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
727/745

727.会話 深海の話

本日もこんばんは。

海系の映画は呼吸困難になります。

「深海には得体の知れないバケモノが住んでいる……という話をご存じですか?」

「バケモノランキングでほぼトップの魔王さんが言うんですか」

「勇者さんがこわがるかと思って言ってみただけですよ」

「実際はどうなんですか?」

「深海は未知の領域です。いてもおかしくありませんよ」

「魔王さんとどっちが強いですか」

「負けませんよ~。酸素ボンベをつけて戦いますとも」

「魔王さんって水中でも呼吸できるんですよね?」

「できます」

「なぜ酸素ボンベを装着するのですか」

「水中戦ですから、見た目も大事でしょう?」

「動きにくくないですか」

「問題ありません。酸素ボンベで敵を殴るので」

「あ、武器なんだ」

「任せてください。この世界のジェ〇ソン・ステ〇サムにぼくはなる」

「伏字の意味とは」

「サメでもタコでもイカでもシラスでもどんとこいです」

「最初の以外なら私でも勝てますよ」

「いつか、勇者さんと深海デートしたくて」

「深海ってどれくらいの深さなんですか?」

「二百メートルですよ」

「死んじゃうかも」

「光の届かない世界なんですよ。神秘的ですよね」

「人間って生きられるんですか?」

「普通に死にますよ」

「だめじゃないですか。深海デートとやらはひとりで行ってください」

「それだと、ただのぼっち深海散歩ですね」

「私でも知っていますよ。水圧がどうとか」

「勇者さんはぺちゃんこのぼきゃんですね!」

「深海にも魔なるものっているんですか?」

「なんで目を背けながら訊くんですか」

「魔王さんの謎の擬音がこわくて……」

「すみません。ロマンチックが溢れて飛び出す、の方がよかったですね」

「別のものを想像して嫌です」

「目を背けながらでいいので聞いてください。深海にも魔物はいますよ」

「強いですか?」

「強いです。深海で生き残れる力がありますから」

「生命としての強さを訊いたんじゃなくてですね」

「あ、魔物としてですか? それは、うーん、どうだか……、あ、はい、強いです」

「かなり迷いましたね」

「深海って、魔物以外の生き物も強いんですよ」

「深海世界の戦いがあるのですね」

「昔、どんなものだろうと遊びに行ったことがあるのですが、普通にやられて帰りましたよ」

「へえ、強い魔物がいるんですね」

「いえ、深海生物に」

「そこはがんばれ?」

「ジェイ〇ン・ス〇イサムが戦った大きなサメもいましたよ」

「さっきと伏字の位置が違う」

「まじでビビって急いで帰りましたけど」

「ビビるな。魔王でしょう」

「超大きくて! 牙もやばくて! あれと戦ったジェイソ〇・ステイ〇ムすごいですね!」

「魔王さんも魔王らしいところを見せてくださいよ」

「勇者さんが応援してくれるなら」

「地上と深海を繋ぐビデオを用意してくださいね」

「えー! 間近じゃないといやですよう」

「私が死んじゃうんですよね」

「勇者ぱぅわぁーでどうにか」

「なるんですか?」

「深海の方から来た勇者さんもいましたよ」

「それ、ほんとに人間ですか?」

「人間ですよ。勇者は人間しかなれませんからね」

「めちゃくちゃ身体が強いとか?」

「いえ、普通の人です」

「おかしいですよ。どういうことですか?」

「深海の方から来ただけで、深海から来たわけではありませんから」

「うわ、やられた」

お読みいただきありがとうございました。

〇ェイソン・ステイサ〇すごい。


魔王「いろんなものと戦い、悪の組織もぶっ壊したりしているので、実質勇者さんですね!」

勇者「私はあんなに強くありません」

魔王「養蜂家の勇者さんもすてきだと思いますよ」

勇者「続編が楽しみですね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ