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エッセイ2

儚い命

作者: 太陽
掲載日:2026/03/08

 卒業を迎えた人もこれから迎える人もいるだろう


恩師、友人との出会いを振り返る。親に感謝する気持ちも湧いてくるかもしれない。自分が来た道と、これからを思う季節である


先祖がいて親がいて、自分がいる。そんな当たり前のようなことが何十年 何千年と続いている

 

それは日本が戦争時代も同様だ


 米国とイスラエルによるイラン攻撃で命のつながりを改めて考えさせられた。


日本は戦争が終わって80年 ある女性が亡き祖父の戦中の足跡をたどった。赴いた戦地などが記された兵籍簿を取り寄せて調べたという。乗っていた輸送船が敵の潜水艦から魚雷攻撃を受けて沈没したが、祖父はその後インドネシアの島に上陸し、終戦を迎えた


日本は戦局の悪化から特攻隊へと進んでいく


特攻隊において「長男は参加させない」「長男は免除」という話は、戦時中の倫理観や家督相続の観点からしばしば語られた

理由の一つとして「長男」は家を次いで 次の子孫を残すためとされていたが1944年後半以降、戦況が悪化すると、「長男だから」という理由は優先されなくなった


日本は「生きて帰ってきてはいけない」という思いは強い中でも戦地から生きて帰ってきたことに感謝しなければならない


もし 祖父が生き残ることができなかったら、自分も子どももこの世にはいなかった。


今度も戦争の悲惨さや命の大切さを伝えていかなければと思う



連日のように報じられる虐待事件に言葉を失う。冷たいシャワーを浴びさせられたり。布団でぐるぐる巻きにする、幼子を1週間も自宅に置き去りにして衰弱死させた親もいる



今は戦争があったときよりも沢山の人が儚い命を自らの意思で奪っている時代


多くの奇跡があって生まれた命たちを私たちが守らなければ





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