三話、つむぎさんの学校
私は藤咲 つむぎ、自分で言うのも何だがかなり将来有望な陰陽師だよ。
結界術と御札作成は常に学年1位!学業は常に四位以内!
自他ともに認める優等生、それが私!
私はつい最近烏天狗の式神を捕まえたんだ!
烏天狗はとても珍しい妖怪で、年に目撃情報が数件あるだけ。
式神にしたっていう報告は歴史的に見てもほぼ無い!
烏天狗はプライドが高いから断られるらしい。
うちの烏天狗は会った時の体勢は涙目土下座だったからプライドなんてなさそうだけど。
………………あとチョロいし。
でもそこがかわいい!
………………話が逸れた。
きらうを学校に入学させる!
藤咲家の養子として中等部一年に入学させて常識を学んでもらう!
◇ ◆ ◇
煌羽視点
「きらう!学校についてきて!」
「つむぎさーん幽体離脱を利用してカンニングなんて!よくないですよ!」
そもそも高校の入学一ヶ月で死んだから勉強なんてわからない。
「そんな姑息な手、使わなくても学年トップクラスなんだよ?ふふん♪」
「なん……だと………!!!」
見るからにどこか抜けてそうなつむぎさんが!実は頭が良かったのかよ!
「君を中等部一年に転入させるよ!」
「えー、マジすか?」
「お祝いに好きな物を好きなだけあげるから、………ね?」
「了解致しました!つむぎさまの為なら粉骨砕身頑張らせていただきます!」
「うーん、ただただ通ってもらっても面白く無……………ゲフンゲフン、君は人間社会に紛れる為に正体を隠して通ってもらうよ。
コレも立派な訓練さ。
学校も妖怪が通うのはあんまり良くないから協力してくれるって。
………………ちなみに、バレたら3日ご飯抜きだよ!」
「わ、分かりました!羽根消しときます。」
◇ ◆ ◇
つむぎ視点
今から私ときらうが向かうのは国立御影学園。
表向きは普通の私立学園だけど、実際は日本公認の陰陽師育成機関なんだよ。
「中等部の校舎あっちだからあそこの門から入って行ってね!」
「了解です!」
◇ ◆ ◇
きらう視点
バレたら駄目なのかー。一応教員は知っているみたいだけど。
「君が煌羽君かな?」
「あ、はい貴方は?。」
「私は水無瀬 真白。国、数の担当教師で貴方の担任ですよ。」
水無瀬先生、優しそうな人だ。
「サプライズみたいな事をしたいからこっちに来てください。」
「分かりました。」
どうやら保健室で待機するらしい
「チャイムが鳴ったら教室の前に来てくださいね。」
そう言って教室へ行ってしまった
………………………キーンコーンカーンコーン
鳴ったな、速くいかなきゃ。
「なんと!大事なお話があります!」
いいタイミングだ!
「それではどうぞ!」
______ガラッ
「初めまして、転入生の望月煌羽です。あ、間違えた…………藤咲煌羽です。これからよろしくお願いします。」
無難な自己紹介だけど、これが一番安全だろう。
「藤咲だってよ!」「まさかあの藤咲家?」「ガチの名家じゃん………」「え?でも中等部に藤咲家の人は居ない筈だけど?」
ん?何かざわついてる?
まあいい、ティーチャー続きをたのむ。
「煌羽に何か質問ある人は?」
「はい!」
「雲分、どうぞ。」
「藤咲ってあの藤咲ですか?」
「ごめん、どの藤咲だい?」
「えっと………高等部にお姉さん居ますか?」
「姉?ああそうか。居ますよ、つむぎさんの事ですよね?」
「やっぱり!」
ティーチャー終わりにしよう。
「他にあるかな?…………ないようだね。以上だ。」
終りと同時に生徒たちが群がってきた。
「術は何が得意なの!?」「式神は持ってる?」「攻撃?守り?支援?」「お姉さんに会わせて!」
はぁ、平穏な学校生活は難しそうだな。
書き分けるの難しいよぉーーー!!!!誰か助けて!ついでにお星さま下さい。
ちょっと次の投稿遅れるかもしれません。




