一億年の浪人
作者は大学に2回通い、一つは中退、もう一つは二留してます
私の勉強の経験をベースに書きます。受験生なのであまり更新できないかもですがよろしくです。
ドキドキ、鼓動が早鐘を鳴らしている。番号番号……なかった。これで13回目の受験も失敗。新卒が無理な年齢になり、でも、国立医学部に行きたい。……あぁ。どうでもいいことだが、私は今日から魔法使いらしい。ははっ。30年間童貞でいるだけの楽な仕事だよ。
ここは一つ、魔法使いっぽい台詞を吐いてみるのもいいか?
「一億年浪人したらバカな私でもうかると思うのに。精霊たちよ! 私を一億年浪人させて!」
……シーン。やっぱり何も起こらないか。ははっ。私はこのまま浪人しさらなる時間をただ無駄に。時差津を考え始めた。
「…………うん? 目の前に光る球体が」
ぷよぷよと動いてる球体が突然眩い光を放った。
「その望み、叶えてやろう」
「えっ」
一瞬のうちに、知らない場所にワープした。目の前には机と、端末が置いてある。
「浪人を頑張る其方の未来に、光在らんことを」
……といい球体は消えた。
……まあ、これは夢だろうし、もし本当だったら嬉しいので早速勉強しようかな……と思ったのだが、机と端末だけ。とりあえず端末を操作してみよう。
……一通りスマホをいじってみた。このスマホでは参考書や食事の注文ができるらしい。他にも、今いる空間の説明が書いてある。その内容は、ここの部屋は時間の流れが止まっていて、一億年経過したら元の世界に戻ること、それまでは何があろうとこの部屋から出られないこと、勉強から20時間離れると死ぬこと、1日のうち勉強を継続できた時間が10時間以上で食事を召喚できるみたいだ。
「初めにやるのはやはり英単語、数学だよな。英語は鉄壁、数学はFG注文っと」
気分的に最初英単語から固めたい。鉄壁をやろう。目標は50周くらいかな。では、勉強に行ってきます!