48.後始末
おはようございます。
本日は建国記念の日!、祝日です。
1週間に休みが3日もあるなんて幸せです(^-^)
昨日もPV1000を越えやる気になってきました。
次の目標は50人の方のブックマークです。
コツコツと頑張っていきます!
「リン、カミトごはんよ」
「「はーい」」
レベルの話からスキルの話をしている最中に母から声がかかった。
リビングに2人で移動するとそこには父がすでに座って待っていた。気が付かなかったがそこそこの時間が経っていたらしい。
「お父さんおかえり」
「ただいま」
「話し合いはどうだったの」
「それも含めて説明するよ。まずはご飯が冷めないうちにね」
早く話を聞きたかったのですぐにご飯に取り掛かった。今日は母も疲れていたのか簡単な食事だった。
「それで話だったな、サラ、リードからどこまで聞いているんだ」
「ギルドでは話せないと何も聞いてないわよ。あと伝言、情報の取り扱いについての話もしてって」
「サラからしても良かったんじゃないか」
「説明なら一緒にしてしまった方が良かったでしょ。それにリンもカミトも疲れていた様子だったから休ませたかったのよ」
思わぬ気遣いを母から受けていた。ただ休んではいなくずっと姉と話していたので少し申しわけなくなっていた。リラックスをしていたといえば間違いではないが、それなら説明を聞いていても変わらないので母が面倒だったというのも捨てきれない。
「まあいい、情報は大切なものだ。もしかしたらその情報ひとつで国を滅ぼすことも助けることもある。だからこそ無闇に話すのではなく考えてから話すんだ。」
「今回の件は大丈夫なの」
「それも踏まえて説明していく」
そこからギルドで話し合ったことをかいつまんで教えてくれた。
まだ付近の調査をしていないので詳しいことは言えないが今回は自然発生したとは考えにくとの見解でまとまったらしい。
自然発生したのであればその集団ごとで縄張り争いをするはずで仲良く攻撃してくる可能性は低い。ただどこが何のためにどのような方法でやったのかわからないため予想はいくつか上がったが調査を待ってからということになったそうだ。
この情報は特に大きな内容ではないが、他国や他の領地からの妨害として言ってしまうと最悪外交問題までになるからそういうことは言わないようにと注意を受けた。
そして基本的にそのような相談をする場合にはギルドの職員とするのが良いそうだ。
ギルドは、全世界に点在しており中立を保っているので相談するのは問題ないそうだが、相談するのであればそのギルドの上位人の方がいいらしい。普通の職員に相談するとそこから広がってしまう恐れがあるらしいが基本的には誰でも大丈夫なそうだ。
「でもこれがあるから中立でも全世界に存在していられるんだろうな」ボソ
小さな声で思ったことをいっていた。
どう考えてもその話を持って行ったらギルドの中で共有されていることが目に見えていた。
ただ相談する場としてはこれ以上ない場所というの間違いなさそうだった。
「この話は誰にもしちゃいけないの」
「この程度であればしても大丈夫だが、さっきも言ったように他国のせいでこうなったと広まってしまうと最悪戦争にまで発展する可能性があるから言わないほうがいいな」
「あとは間違っていた場合も大変なことになるから言わないほうがいいわよ」
姉の質問に、父と母が答えた。インターネットがあるわけではないので広がる速度はそんなに早くはないが、どこの世界の人間も娯楽に飢えているのである。話のネタになるのであれば、尾ひれ羽ひれがつくのは当たり前であり最終的にとんでもない話になっていることもざらにある。だからこそ言うことを考えなければいけないと言われている。まあ考えなしに言いまわってしまう人もいっているういるのであるが…
「これからライトくんやミトちゃんとかと一緒に考えることもあるでしょ、そんな時こそ気をつけなさい。自分たちのパーティーを助けることもあるから出す情報と出さない情報の共有は大切にね。」
「「はーい」」
「新しいことがわかったらまた伝えるさ。それまでは言わない方がいいがおそらくこの程度の話であれば噂で上がるだろうとも思っている。今日は疲れただろうゆっくり休みなさい」
「わかった」
横見ると姉はもう目がトロンとしていて眠たそうだった。
それぞれのベットに入り寝ることにした。気が付かなかったが自分も相当疲れていたようで、布団に入るなり記憶がなくなっていた。
次の日の朝、母に起こされた。
「カミトー、朝よ起きて」
「んんー。はい」
眠くてまぶたを擦りながらも布団から出て返事をする。
リビングの方へといくともうすでに朝食が準備されてみんなが自分を待っている状態だった。
「おはようございまう。お待たせ」
「カミトおはよう、さあご飯にしようか」
そう言うと全員で声を揃えて挨拶をするとご飯を食べ始めた。
父は朝早くにギルドに向かい進展があったか聞いてきたそうだ。そして父と母は調査のために森の奥の方へ原因となったものがないか見てきて欲しいとのことだそうだ。姉と自分は昨日と同じように討伐したゴブリンの処理の手伝いということになった。
「私もお父さんとお母さんと一緒に行きたいわ」
「何があるかわからないからまだだめだ」
姉は父達と一緒に行動したかったようだがまだ何が起こっているかわからない現状連れて行くことはできない様子だった。
「えー行きたいー」
「まあ今日明日で何もなかったらいいだろう」
「やったー」
父は姉のお願いに負けたのかある程度確認したら良いとの判断をした。
「僕も行きたいんだけど」
「カミトはゴブリンの焼却がある程度終わってたらいいぞ」
「えー俺も行きたいんだけど」
せっかくのこの機会を逃してなるものかと自分もお願いをしたが条件を言われてしまった。
ただゴブリンを焼却する目処が立てば同行してくれると言うことなので、なんとしても早く終わらせたいと思った。
「絶対早く終わらせる」
「そのいきだ。サラがいない分も頼まれる可能性があるが頑張ってくれ。もちろんリンも回収をサボってたりしたら連れて行かないからな」
「「はぁーい」」
どちらにせよやることをやらないと連れて行ってもらえないので、自分のやれることをやるしかないということで姉と一緒に準備を始めた。
「カミトなんとしても早く終わらせるわよ」
「もちろんだよ、頑張ろうね」
お互いにやる気十分なのかただ一緒に行きたいだけなのかわからない状況だが、今日の自分がやることはひたすら燃やし続けることどこまで気持ちが続くのだろうと考えた。
ギルドに行く前にライトの親子とばったりと出会った。
ライガさんは全体の指示を出すようでライトは、姉とおなじゴブリン運びとなったようだった。
「なあなあカミト。スタンピードの時にどこにいたんだよ。俺は支援をしてたんだけどお前やリンに合わなかったぞ」
「僕とお姉ちゃんは前線でパーティーを組んでもらって戦闘してたんだよ」
「は、なんだそれずるいじゃんか」
「僕たちはお父さんに言われたようにしていただけだよ」
ライトは自分が行ってみたかったところへ2人がいたことを知りずるいと大きな声で言い始めた。その姿はまるで先ほどまでの2人に近しいものがあった。
「お父さんなんで俺はだめだったんだよ」
「単純な実力と連携だな。お前はまだまだ1人で行きすぎるところがあるからな。上位種がゴロゴロいる戦場になんて言ってみろ少し目を離したらひき肉になっていたかもしれん。そんな場所にお前はおけんよ」
父からの指導で多少マシになったとはいえ、初めての状態で何をしでかすかわからないのがライトである。その心配もあってか前線にライガさんは出さないと判断したようだったが、当の本人は納得がいっていないよいうな表情で何回も噛みついていた。
「ライト、次は呼ばれるように頑張ろうよ」
「そうだけどよ。俺だってお前達に迷惑かけてから色々考えてやってるんだぜ。そこも見てほしいよ」
ライトは頑張っている姿を評価してもらいたそうに怒っていた表情から少し沈んだ表情になった。
「次は行けるようにレベル上げもしましょうよ。まだまだEランクになりたてなんだから焦ってはダメよ」
「リン姉ちゃんに言われてもな」
1歳だけしか違わない姉に言われたことで少し場の雰囲気がほぐれたのかライトの表情も少し戻っていた。
「とりあえず今日できることをやりなさい。ライトくんのことは俺はもちろんライガだって見ている、最近の鍛錬の頑張りもな。ただ今回は焦るべきではないと判断したんだ。あっせっても死んでしまっては意味がない地道にやっていきなさい」
「はい」
さっきとは打って変わって父の話に真剣に聞くライト。よほど見ていてくれていることが嬉しかったのだろう。かまってちゃんかと思ったライトだった。
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