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40. 森の奥へ

遅くなりました。

今週も月曜日になってしまいました。

週末は雪が降らずホッとしましたが、仕事が始まると思うと少し憂鬱ですね。


頑張るぞと気合を入れるとともに出勤します。

頑張りましょう!

次の日の朝、全員で出発の準備をしていた。


「今日は全員で調査をするの?」


カミトは今日の調査の仕方について聞いた。


「いやこの様子だと、ゴブリン討伐が主になるだろうから、3つに別れようと思う。」


「3つ?2つじゃなくて」


3つに分かれるとの返答を聞き、父、カミトと母、姉の2つに分かれると思っていたカミトは聞き返した。こ2つに分かれるのは単純に前衛と後衛でセットにした時にこうなるのだ。


「ああ、俺、サラ、そしてリンとカミトの3つだな」


「お父さんたちと一緒じゃなくていいの?」


話に姉が入ってきた。自分と同じように2つに分けれると思っていたのだろう。それが自分たちで行動して良いと言われ疑問に思いながらもどこか嬉しそうであった。


「ああだいぶ強くなったし大丈夫だろう。でもまずはギルドによって状況を確認してからだな。それ次第によっては2つや全員でということもあり得る」


「「わかった」」


「あなたたち準備は終わったの。早く準備しちゃいなさい」


「「「はーい」」」


そして全員の準備が終わりギルドに向けて出発したのだった。

村の雰囲気はどこかざわついているような様子だった。


「リードおはよう」


「ああアイクかおはよう。今日はよろしく頼む」


「任せとけ」


そう言って父とリードさんは今の状況について話し始めた。

依頼ボードを見てみるといつも通りの内容だったが、ゴブリン退治がさらに追加されていた。父たちの方を見ると笑いながらまだ話していた。

3人で話しながら父を待っていると、しばらくしてこちらに歩いてきた。


「お待たせ。俺たちより先に入った冒険者はDランクが2組、そして自警団の連中も入ったそうだ。だから浅いところでのゴブリンは任せていい、俺たちは奥の方に行くぞ」


「奥の方ってどの程度」


「前にリンたちが報告してくれた1時間30分から2時間程度のあたりを見て回ろうと思う」


前回自分たちが見て回った時にゴブリンとの戦闘が少なくなったあたりまで潜るらしい。

前後からゴブリンの数を減らしていく様子だった。


「持ち場は進みながら話そうか」


「「はーい」」


そういって全員でギルドから出て森に向かって歩いて行った。


「森に入ったら1時間30分程度のところまで全員でいく。そこから俺は北を、サラは南を、その間をリンとカミトに分かれて活動する。いいな」


「「「はい(わかったわ)」」」


自分たちを中心に父と母が配置することで何かあった時にすぐに対応できるようにしているのだろう。

分かれてからの集合時間も確認しあった。


「もしも緊急事態が起こったらどうする」


「その時は、わかりやすい魔法を、そうだなフェムバーストを打ってくれ。あれなら連続して爆発音がなるからすぐにわかるだろう」


「わかった」


緊急時の目印はフェムバーストになった。あれは簡単に高威力が出せるため使い勝手が良かったのだが、上位種のいないゴブリン退治ということで基本的に使うことはないだろうとにことで了承したのだった。

そう話しているうちに森に到着した。それでも全員戦い慣れているため周囲の警戒をしつつ足早に進んでいった。目的の場所に行くまでに1組の冒険者にあって情報交換をした。やはりゴブリンの数は昨日と変わらないそうだった。戦闘も2回ほどあった。


「じゃあここから別れようか」


「そうね、リン、カミト何かあったらすぐに知らせるのよ。」


「わかったわよお母さん、お母さんも気をつけてね」


父と母は予定通り北と南に別れ進んでいった。


「どうする。感知魔法使う?」


「そうねどのくらいの距離をできる」


「範囲は200mといったところかな」


魔力の消費と言う観点ではまだまだ広くできるのだが、処理能力が追いつかず吐き気を催す場合があるのだ。慣れてくれば問題ないと思うが今ここで挑戦する勇気はなかった。


「じゃあその距離でお願い」


「はーい


感知魔法を使ったところ付近にはゴブリンがいる様子はなかった。

姉にそのことを伝えると場所を移動することになった。行く方向はもちろん東側である、なぜなら全員で西側から入ってきて父と母が南北に進んでいった。3方向がある程度見れているのでより奥に進むしかないのである。


「どの辺まで進む」


「そうねここから30分程度進んで再度感知魔法をつかってもらうわよ」


「うん」


目的の場所まで行くのに戦闘は2回だけだった、200mの範囲は森の中であれば視界が悪いため使えるが、移動を交えてしまうと数分の距離になるためそこまで有効にならなかった。やはり継続して使える感知魔法を使えるようにならないとと思うカミトであった。


「ここら辺で使って」


「わかった。『風よ 広がり 動くものを知らせよ ウィンドサーチ』」


感知魔法を使うと頭の中に30ほどの赤い目印が浮かび上がってきた。

その赤い点も5箇所くらいに別れて集中している。


「ゴブリンの集団、5箇所あるよ」


「1番多い場所はどこ」


「それなら南東の方角に8体あとは3〜5体くらい」


「それってどっちよ」


「あっち」


方向で言ったのだが姉にはわからなかったらしく指で示せと言われてしまった。

ゴブリンの進んでいるであろう方向を伝えその横を突くように移動していった。

ゴブリンが確認できるところまで近づいてきた。感知の通り8体のゴブリンが周囲を警戒しながら進んでいた。


「ゴブリンが見えたわね」


「どうする」


「私が後ろに回り込むからカミトはこのままいて、私が攻撃を仕掛けたらそのまま後ろから攻撃して」


「わかった」


そういうと姉は音を立てないように後ろへと回り込んでいった。しばらくすると後ろから現れた姉がゴブリンを一太刀のもと切り捨てた。突然現れた部外者にゴブリンたちは戦闘体制をとった。


「よし僕も動くか」


そういうとカミトも静かに移動を開始し、ゴブリンの後ろから切り掛かった。姉の方に集中していたゴブリンはあっけなく倒れた。再度現れた敵にどちらを狙えば良いかわからず狼狽えているところに2人で倒して行った。さほど時間がかからず倒すことができた。この調子で感知に引っかかったゴブリンの集団を2回倒した。

難点としては一回感知を使うと数秒表示されるのだが、それを過ぎると再度感知を発動しなければいけない。毎回繰り返していると魔力の消費がバカにならなくなってくる。とういことで姉に提案をしてみた。


「お姉ちゃん感知魔法を継続して使えるようにしたいんだけど時間もらってもいい」


「なら休憩にしましょうか、休憩とってなかったしね。警戒は任せなさい」


「ありがとう」


早速魔法の改良に取り掛かった。まずは思いつく魔法を使ってみた。


「よし『風よ 広がり 動くものを継続して知らせよ ウィンドサーチ』あれ」


発動するかと思ったが反応はなかった。理由として考えられるのは、スキルレベルが足りなかった、イメージが足りなかったのどちらかだろう。レベルの関してはどうしようもないがイメージに関しては詠唱を長くすることで対処できないか考え始めた。

それから何度か試してみた。通常の感知が発動することもあったが発動しないこともあった。


「これなら『風よ広がり 広が 侵入者を 知らせよ ウィンドサーチ』できないな、もう少しでうまくいきそうなんだけどな。」


「カミトまだな、の」


姉が襲ってきたゴブリンを切り捨てながら言ってきた。2度ほどゴブリンが襲ってきたがどちらも3体だったため姉のみで対処してもらったのである。


「もうちょっとだけいい」


「いいわよ。あと5分くらいなら」


姉に許可をもらいもう少し考えることにした。魔力に関しては、発動しなかったものもあるので十分にある・


「こっちは『風よ 広がり 範囲内で 動くもの 侵入者を 知らせよ ウィンドサーチ』お」


詠唱をするととりあえず感知が発動した。問題はここからである、魔力は消費され続けているようだが、新たに入ってきたゴブリンに反応するかである。そう考えているところに新たな反応があった。3体のゴブリンであるが新たに範囲外から入ってきたそして発動時間も普通の感知より続いている。


「やった。お姉ちゃん成功だ!」


「やったわね。それで消費魔力とかはどうなの」


「支持するために多少使っているようだけど繰り返し使うよりは少ないよ」


「じゃあ続けてゴブリン討伐いくわよ。どっちに行けばいい」


「えっとね。待って!北東いやあっちの方角を警戒しておそらく上位種がたくさんくる」


北東の方向から大量の敵が流れ込んできた。次々と増えてくる赤い点にすぐさま姉に警戒するように声をかける。

上位種との見分けがつかないと思ったが普通のゴブリンっよりも赤い点が大きい、警戒して損はないだろう。


警戒していた方角から飛び出してきたゴブリンを姉が切り捨てた。だが数が多く続々とゴブリンが現れたおおよそ50体、そのうちの20体ほどが上位種であった。

お読みいただきありがとうございました。

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