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鈴花の拘束

めっちゃ久々の投稿です。

「敏麗さん、それ飲んじゃ駄目!!」

「鈴花?」

敏麗は何が分からずきょとんとしている。

「一体何の騒ぎだ?」

敏麗達の周りには人だかりができる。

「血??」

「違うわ。ワインよ。」

「お嬢さん、何の真似ですか?」

大島が鈴花に問いかける。

「これではまるで私が敏麗さんのワインに毒を入れたみたいじゃないですか?」

「だってそうじゃないですか。」

鈴花が大島を睨み付ける。

「貴方が私の村に来て両親を殺した!!村の皆も!!今度は敏麗さんも亡き者にしようとしている!!違うか?!」

鈴花が大島に掴みかかろうとした時

「そこまでだ!!お嬢さん。」

鈴花は憲兵に拘束されてしまう。

「離して!!この人殺し!!」

鈴花は連行されながらも叫んでいる。

「ちょっとお待ちになって。」

敏麗が止めに入ろうとしたとき。

「皇后様」

女官に声をかけられる。

「お召しかえを致しましょう。」

敏麗のドレスにワインが飛び散っていた。敏麗は女官達に連れられ退室する宴はそれでお開きとなった。








「田中中佐、鈴花はどうなるのでしょうか?」

ドレスからチャイナ服に着替えた敏麗は自室に田中を呼ぶ。

「死刑にはならないだろう。」

「良かったわ。」

敏麗はホッとする。

「だが喜ぶのはまだ早い。」

田中は険しい表情を見せる。

「これだ。」

田中が出したのはワインの毒物検査の結果報告書だ。検査の結果ワインからは毒は検出されなかった。つまり大島に敏麗殺害の容疑はなくなったのだ。

「おまけに自分が鈴花の家族を殺したなんて言われただろう。あいつは弁護士を雇って鈴花を起訴すると言ってきた。」

「何ですって?!」

敏麗は立ち上がって部屋を出ようとする。

「敏麗、どこへ行くんだ?!」

「鈴花のところよ。彼女はどこ?」

「今は城の牢の中だ。お前!!」

田中の脳裏には良からぬ事が過った。

「鈴花を逃がす気か?!気持ちは分かるがお前は皇后だ。私情は挟むな。」

「うふふ、違うわよ。」

敏麗は笑い出す。

「わたくしは鈴花から話を聞きたいのです。田中中佐だってあの娘を傍で見てきたでしょ?。彼女は人前で誰かを陥れるような嘘をついた事あって?」

田中は言葉を失う。

「さあ、参りましょう。」

敏麗は宮殿にある地下牢へと向かっていく。




 地下牢には見張りの門番が1人いた。

「皇后様」

「門を開けよ。」

敏麗は門番に命令する。

「皇后様、牢の中の者を出すことは決まりゆえできません。例え皇后様の命令であっても。」

敏麗はならば仕方ないと言うような顔をしている。

「これでどうじゃ?!」

敏麗は門番に袋を差し出す。門番が開けると中には大金が入っていた。

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