依頼123『皆で楽しく』
ランスレットに入った魔王一行
皆が跪いている。
彼らは震えている。
魔王は嗤いながら
「アアハハハハハハ!! 愉快愉快! 何て嬉しい状態だ! ここまで素晴らしい光景が良い! なあ!」
それを聞いてロメイトは
「もうちょっと何かがあれば私は嬉しい」
と国民を見ていた。
ナリアとノリアは
「私は皆が見下してた時代よりから楽しいかな? 寧ろ愉快に思えるなア!」
「ああ! 私達の時代が来たって感じいい良いい!! 嬉しいねええ!」
イナミはボーっとしながら
「……殺しが来るまでは退屈、だけどハイネウスとロメイトに色々と服を見て貰って嬉しい」
と頬を染める。
辺りを見て
「……でも煙草完全に絶てた事はとても良い事……もう少し早くなっても良かったはず……!」
しかし、守らない者もいた。
「てめええええええええええええええええええええええ!」
「ひい! すみません! すみません! でもいきなりやめろって言っても!! 後! あと一本だけ!!」
と土下座をして煙草をやめようとしなかった。
それを聞いてイナミは
「くぞだれがああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
グシャあ!!
「ひいい!」
「うぐう! 酷い! たばこだkぶああああああああ!」
「煙草だけだとおおおお! 屑ガアアアアアアアアアアアアアア!」
とイナミはその男を殺した。
イナミは悲鳴を上げた女性を見て
「テメエも吸うのかあ? 煙草おおおおおお!」
「ひいいいい!! すみません! すみません!」
「吸ううんだなアあああ!」
「吸いません! 本当です! すいまbがあああああああああああああああああああああああ!!」
イナミはまた殺した。
「イナミ、行くよ」
「……うん」
「さすがお姉ちゃん!」
アメナガスの言葉にイナミは頷き戻った。
そんな姉を褒める妹アンネート
そして
「おぎゃああ! おぎゃああああ!」
と赤ん坊の泣き声が聞こえた。
先程のイナミの殺人を見て泣き出した。
お母さんは
「すみません! すみません! 今すぐ泣き止ませますのでええ!」
と言って何とかあやそうとするが
「大丈夫だ、居間から我が黙らせるからなアあ!」
とニタっとしたデマフォスは
手を握った。
瞬間
ブシャアアアアアアア!
赤ん坊は爆裂した。
「ああ! ……ああああああああああああ……アアギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
「おいおい! 母親がうるさくなってどうする!」
とデマフォスはツッコんだ。
スパン!
と音が鳴り
「この首私のおおおお!」
とロメイトは嬉しそうにお母さんの顔を大切そうにする。
ハイネウスは
「ならここに包んで帰ろうか!」
「うん!」
と二人は仲良くデマフォス達と一緒に城へと戻った。
デマフォスは
「この国はお前が管理しろ、アメナガス、ここは元々お前の国なのだからな」
「……いいの」
「お前の本来の心の欲望を叶えたまでだよ、貴様の真意であるそこの部分は消えていなかった、我は欲望の神だ、叶えて何が悪い」
アメナガスは涙くんで
「ありがとう」
頭を下げた。
そして、王座に座ると
「皆も一緒にこの国を好き勝手しようね」
「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」」」
と手を上げた。
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「アメナガス、暗殺の依頼、デマフォス様から」
「うむ、皆で行こう」
「数多いね」
「「楽しみ滾る!!」」
「溺れさせようねエ」
「首良い!」
そう言って暗殺者達の楽しいkillライフが始まるのであった。