いきなりの、回想
いきなり、回想すみません。
僕、柳沢凜斗は私立の高校に通う高校二年生だ。
僕は高校に入るのと同時に隠キャになった。理由はまーまーコミュ障で女子とはまともに会話出来ないからだ。
女子と会話できなくなったのは7年前の小学校四年生の時だ。この時好きな女の子の名前を呼ぶ時、誰々”さん”となぜか”さん”付けになっていて。それに気づいたクラスメイトは「なんで、”さん”付けなの〜?」とか「好きなんじゃね?」とか小学校でよくあるイジリをされた。結果的に、メンタルの弱い僕は女子の名前を呼ぶことが出来なくなってしまい、それによって女子と話す機会までなくなってしまった。
そして、中学に上がり、中二の年何故か生徒会に入り副会長を任された。
この時の生徒会のメンバーは男3人 女4人だった。
生徒会に入ったのを機会に生徒会の女子達とは少しだけ話すようになった。
少し月日が経ち
僕ともう一人の副会長エレーナ[女]の二人は暗くなるまで仕事をしていたから、安全のため家まで送ってた。エレーナはロシアとのハーフで控えめに言って美人だ!金髪で小顔、ブルーアイ、そして色々中学生離れしてる!
話が逸れたけど、僕はそんな美人を一人で帰らせるわけにも行かなく、下心もなくただただ安全の為に家まで送っていた。
ま〜、こうして、毎日よく話しながら帰っていると最低でも一回は問題が起きるんだよね〜
御察しの通り、こんなハーフの美人と帰ってると、変な人に絡まれるんですよ。
絡んできたのは、大学生のヤンキー3人だった。
ヤンキーa「おい、そこの金髪女止まれ!!」
エレーナ「ヒッ...」
ヤンキーの一人がエレーナの顔をじっくり見て
ヤンキーb「今、学校帰り?お兄さん達が家より楽しいとこに連れて言ってあげる〜」
ヤンキーc「一緒に楽しもうねー?」
そう言って、ヤンキーb、cはエレーナに触ろうとした。
”バタン” ”ドサ”
が触れる前にヤンキーb、cがいきなり倒れた
続く..
これから、凜斗のトラウマが出てきます。