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つれづれなろう絵日記  作者: 天界音楽
ステップアップエッセイ
52/68

初心に戻ってやり直そう。

前の章にイラストを載せていましたが、どこまで載せたか忘れたので、一時中断させていただきます(爆)。

 春です。

 花の蕾がほころぶとともに、私の心にも変化が顕れました。

 結論から言えば、私はもっと絵を上達させるために、基礎からやり直そうと決めたのです。しかも、アナログから。





 二月、ある一枚のイラストを描いた私は大変満足しました。

 人物は可愛らしく、小物(アイテム)であるチョコレートの質感もとても上手く出せている気がしました。


 私はとても嬉しくて、色んな人に自慢したのです。

 そして、「もうお絵描きはやめようかな」と思ったのでした。


 「一周回って」という言い方を私はよくするのですが、そう、満足してしまったので、「私の下手なイラストなんて、もう要らないんじゃないかなぁ」と思ったのです。


 苦しむほど真摯ではありませんでしたが、これでもイラストには真面目に向き合っていたつもりです。デジタルアートに憧れて、昨年は機械音痴なりにデジタルでお絵描きできる環境作りから始めました。ですが、もうひとりの私は「小説書くよ!」と言ってイラスト描きの私を置き去りにしてしまったのです。


 色んな方にご助言いただき、コタさん(※1 あっきコタロウ さま)には実際に液晶ペンタブを触らせていただいたり、お絵かきツールクリスタを教えていただいたり。


 うっしーさん(※2 うっしー さま)には、現在お使いでないペンタブ(板タブ)をいただいたり、クリスタでのお絵かきを分かりやすく教えていただいたりしました。おかげさまで『マスク』や『乗算』など、少し分かった気がします(少しかよ!)。


 とはいえ、やはり絵はアナログで描いていた私です。

 なにぶん腰が重いものですから、新しいものを取り入れるのは若い子のようにスッとはいかないのです。


 そんなわけで、絵を描きながらも私は悩んでいました。

 「いったい、何が悪いのだろう」と。


 昨年は悩みの年でした。

 マッハさん(※3 マッハ! ニュージェネレーション さま)のおかげで、さらに言えば頭身のバランス、骨格のアタリなどデッサン面を教えてくださったコタさんのおかげで、キャラクターの全身絵はそこそこ描けるようになってきていたのです。


 しかし、そうなると気になってくるのが、背景や構図、塗り、パース、服や小物のデザインです。前々から気にはなっていたのですが、なぁなぁにしていたのですね。


 参考にしようと、絵柄が好きなイラストレーターさんを探してみたり、本を買い足したりと、頑張ろうという気持ちはあったのです。しかし、転職後に体調も崩してしまい、描けないまま、執筆も迷走しておりました。


 「私のイラストなんかもらっても、誰も嬉しくないんじゃないか」と卑屈になってみたりですね。目標は立てれど、一切描けない日々。描けても「何かが違う」と思うことも。思い切ってアドバイスをお願いしましたら、たくさんの方が一緒になって考えてくださいました。大変ありがたいことです。


 この場をお借りしてお礼申し上げます、本当にありがとうございました!



 まぁ、そんな中で、「やめよう!」と思ったらとても気が楽になったのです。


 お絵かきを頭の中から排除して、私は小説を書いていました。そちらも、ありがたいことに自分の中で整理がつきまして、「一周回って」好きなように書くことにしました。自己完結する人間なのです。


 さて、長くなりましたが本題ですね。

 「アナログは画材がなくなったらやめて、デジタルにする!」という私の決意は色々あってなくなりました。撤回です。早いです。デジタル頑張ったの時間に直したら数日です。


 今年に入って、画用紙がなくなったので買い足してしまいました! だって、とても素敵な画材屋さんを紹介いただいてしまったのです。続けるしかありません!


 そして買って帰ってから、まだちょっとだけあったことに気づくのです……。主人には内緒です。きっと呆れられます。いえ、すでに呆れられていることでしょう。わりと、いつものことです。


 と、まぁ、私はアナログ絵をもっと素敵にしたいという決意を懐いたわけです。開けてない絵の具もあることですし。(なんてこったい!)


 そんな折り、にけさん(※4 にける❤️にけら さま)から、「使っていないコピックチャオ(36色セットA)があるのだけど、アナログ派の天さん、使いませんか?」というお話しがあり、喜び勇んで飛びつきました(笑)。


 すぐさま郵送してくださいまして、私は手元のそれを眺めながらニヤニヤしている日々です。嬉しくて、嬉しくて、仕方がありません。色鉛筆もそうですが、色がたくさんあると心がうきうきしますね。今年に入って、「どこにやったっけ」と探していた色鉛筆セット(大学入学の際、母にもらったもの)も妹さまが実家から発掘してくださり、手元にあります。


 これはもう、2019年はアナログの年で間違いありませんね!

 (天は誰かしらのご厚意に支えられております。幸運以外の数値は底辺なのです。今思いましたが、勝手に絵をやめようとしていたこと、妹さまにバレたら笑顔でキレられるでしょう。やべぇ(’-’*)♪)


 グダグダ書きましたが、「アナログ技術を高めよう」という新たな決意の下、ちょこちょこエッセイを書いていきたいと思います。



挿絵(By みてみん)

巻末おまけ

コピックの種類


【コピックスケッチ】全358色(含カラーレスブレンダー)

☆これが基本。


【コピックチャオ】全180色(含カラーレスブレンダー)

☆初心者向け。コピックスケッチに比べ安価で、セット買いすることで全色揃う。


【コピッククラシック】全214色(含カラーレスブレンダー)

☆他のコピックと違い、細かい部分の塗りに適している。


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