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序章1
この話の舞台はネオン、そうネオンというカラフルで眩しくて何故か惹き付けられる世界の話。主人公の名前はペン。まだ生まれたばかり、でも、これから長い間愛され、世界を変える力を持つことを予感させる男の子。
「ペン、愛しのペン、、あなたは天使に愛されてるのよ、、だから、、」
─ ラムの月
太陽が昇り1日が始まる。ペンも今日1日を始めるための準備を始めていた。顔を洗って歯を磨き、いつも通りの1日の始まりだった。いつもと違うのはひとつ、母がいないことだった。昨日ペンの母は亡くなった。