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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

とある殺し屋の頭の中

作者: 死蘭

殺し屋になって早三年…僕の周りの環境は大きく変わった。

まず赤いものを見ることが多くなった。それは真っ赤なものだったり赤黒かったりで、それがあるとなかなか面白い光景になる。

例えば斧で頭を割るとき、例えばチェーンソーで四肢をゆっくりと切断するとき、例えば包丁で喉をざっくりと切り裂くとき……必ずといっていいほど、傷口から赤い液体が吹き出す。それで僕はそれを見ていつも興奮する。楽しくて仕方ない。

武器選びも僕にっては楽しみの一つだ。ハンドガンやショットガン、刀、ライフル、短剣、ナイフ、クロスボウ、ハンマー、ウォーサイズ、モーニングスター、斧、針……武器が多くあればあるほど殺し方も増える。撲殺や絞殺、銃殺、毒殺、刺殺、溺死、圧死、窒息死……武器と同じで殺し方をあげたらきりがない。だから考えるのは楽しい。アレンジするのは面白い。

つまり、

          殺すって興味深い


殺すことは創造を生み出す。そして人の感情を操る。

相手に思い込ませることによって殺す処刑法なんてものもあるように、人というのはいとも簡単に死んでしまう。

人ってなんて脆いんだろう、人ってどうして弱いんだろう?

人は不思議な生き物だ。そして最も恐ろしい生き物でもある。



「ぎゃあ゛あ゛あああああああああアアアアアアアァァァァ」

ある満月の夜、こんな悲鳴が広い倉庫に響き渡る。

「やめろ!放してくれッ!死にたくない!!」

サラリーマン風の男は泣きそうな声で叫んでいる。

折角新調したはずの服は元々グレーであったはずだったが、今は赤くて大きなシミが服のあちこちに付着している。

僕の両手にはいかにも切れ味の悪そうな鋸と包丁。包丁には赤黒いものがべったりとへばりついている。

「えー、悪いけどそれは出来ないなぁ。あんたを殺してほしいって、あんたの息子に依頼されたんだからさぁ」

「な!」

「もう依頼料も貰っちゃってるしさぁ、やらないと、ねぇ」

僕は満面の笑みでゆっくりと男に近づく。鋸を強く握り締めながら、ゆっくりと……男はそんな僕をみて「ひっ」と、小さな悲鳴をあげた。

人は最も恐ろしく、残酷な生き物だ。

そして、この世で一番殺しがいのある面白い生き物でもある。


「さぁ、僕と一緒に楽しく遊ぼう?」

みなさん、こんにちは。死蘭と申します。

久々に投稿したものの自分が思っていたほどグロくできなくて残念です(汗)…グロ好きの方、すみません。次はもっと残酷描写のある小説を書かせていただきます!楽しみにしていてください。


これの他にも「殺人病棟」という小説を連載していますので、よければ見てください。


それではみなさん、さようなら。

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