表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

前編

「見よ、勇者よ。なかなか異世界で人として紛れ込むのも楽しい物だなぁ…」

と人忌み嫌われる魔王サタンは好奇心に顔を紅潮させて人間の町に紛れていた。それを。

「へいへいへい…。それはよかったなぁ」と渋い顔の勇者。

何で倒す相手であるお前と仲よく街を出歩かなければいけないのか?

遠い目をしながら勇者はとぼとぼ歩いていた。


・・・そもそもの始まりはいつものごとく、「魔王サタン!今日こそお前を倒してやる!」

と乗り込んだのがきっかけであった。ただいつもの玉座の間ではなく、色彩鮮やかな渦巻いた

足場の悪い空間であった。たまたま奴の気が一番感じるところへ乗り込んでいっただけなのだが…。

サタンは何やら時空をいじっているようで渦巻いていてぶよぶよとした壁に手を突っ込んでいた。、

「よくここまで来れたなぁ…、伊達に勇者ではないってわけか。感心感心。悪いが今日は帰ってくれ。

こっちは今お取り込み中だ」と首だけ勇者に向けて振ることで追っ払おうとする。

そもそもサタンは今時空に気を取られていて外部への警戒心がすこしばかり緩んでいて、

城のバリアが緩んでいたことも勇者が乗り込めた理由である。

だが、相変わらずのマイペースな自己勝手さにキレてしまい、勇者は前に踏み出した

「勿論、お前を倒してからいつでも帰ってやる!」

と一歩出た途端、サタンは「まずい!ちょっと…」と思わず顔をしかめて止めようとするが遅かった。

ぐにゃり…

なんと二人がいる空間がよじれ渦を巻き始めたのではないか?そして魔王と勇者は弧を描くように回り始め中心に向かっていた。

「何だ!これは…?」と目を回しつつ勇者は驚く。

「ここは次元の狭間だ。最近、時空の様子がおかしくてな…。それで私はどうしたものだが調べていたんだ。…ったくまさかへボ勇者がここまで来るとはな。ちょっと見くびっていたか」

対照的に落ち着き払って仇敵(彼にとって何のその、ただいじりがいのある知人でしかないだろうが)を褒める。「そんな悠長に構えている奴あるかたわけ!」「まぁ…何とかなるだろうから、落ち着いて身を任せろ。このまま無闇に暴れては却ってまずいことが起きるかもしれん!」

すっともんだしながら渦に吸い込まれていった。

 さて、どうなることやら?

二人は異世界のとある人間の町にいた。サタン曰く、異次元にのりこまれたとのこと。

時空が安定するまでひとまず帰れないとのことであった。

とは言ってもいつ落ち着くかわからない時空を待って悠長に待てない。

そこで2人は異世界訪問に乗り出した!

勇者は帰れる方法が奴しか分からないため張り付いていることしか出来ず嫌々向かうことになった。



今回はここまで

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ