表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/53

15.圧勝男の覗き見

 あー、なんてことだ。雪が積もっているじゃないか。足跡が残んないといいんだけど。


 そんなことより、あと二日で新年か。今年は初めて戦争のなくなった年だから、過ごし方が分からなかった。もう少し模索してみるか。

 さて、アイツの家の近くまで来たが、……いたいた。やはり外は寒いからな、家に籠っていたか。


 ……。


 あいつ、何、手をプルプルさせているんだ? まさか!? 襲うつもりか!? どうする、助けに行くか? いや、あの()何か持っているな。何だ。本? ちょっと古そうな本だな。


 ……。


 あ、胡坐したアイツの上に座った。僕もしてほしいなぁ、羨ましいなぁ、くそ。本を読み耽ってないで、構ってやれよ。ほら、ちょっかい出されてる。

 あ、読むの止めた。そうだよ、それでいいんだよ。構ってやればいいんだよ。


 あ、放り投げ……た……!?

 危ない。出ていくところだった。

 お、雪合戦を始めた。


 …………そろそろ帰るか。


「もう、一年が終わるな」


 トラウンスの呟きは再び降り始めた雪と混ざり融けていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ